富士山 (御殿場ルート)
- GPS
- 07:28
- 距離
- 12.4km
- 登り
- 2,386m
- 下り
- 342m
コースタイム
- 山行
- 8:35
- 休憩
- 1:21
- 合計
- 9:56
天候 | はれ (下部は曇) |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2016年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
予約できる山小屋 |
|
写真
感想
海の日は天気が良さそうな予報だったので、どこか登ろうと候補を考えてたらふと富士山に行きたくなった。一度は行きたいが積極的に候補にはしなかった(富士山って普通の登山とは別カテゴリーのように扱われてる感じ)が、ソロで自分のペースで行けば日帰り登山として丁度良いかなと。しかし祝日なので静かさを求めて御殿場ルートを選択。
4:30頃に第2駐車場着、7割ぐらいの駐車状況。1時間ほど仮眠をしてから準備をして6:00出発。家にある登山書籍には富士山のコースガイド等が載ったものが全くなく、ネットで見た知識だけで来たので細かいことはよく知らなかった。なので登りは大砂走りとは違う土質の所を登るのだとばかり思ってたら、大砂走りと同じ砂利の登り道。3歩進んで1歩ずり落ちるような感じ。先がずっと見える分だけ、この状態で1500m以上は登るのかと思うと気が遠くなりそうだった。2000m地点が7:09、3000m地点が9:21と、黙々と歩を進める。
山頂に雲は無いようだったが後ろには常に雲があり、太陽が照ったり隠れたり。隠れてることのが多かったが8:40頃には雲を抜けて雲海が見え出した。そこからは暑かった。小屋の並ぶあたりから大きな石が増えて歩きやすくなったがまだ遠い。あと標高150mくらいというところでシャリバテ警戒して食事休憩、そのあと一気に登って11:35に御殿場口頂上。長かった。
お鉢巡りはせず剣ヶ峰のみを目指す。その直前の坂道が難所で皆苦労してた。なんとか登頂。日本にはこれ以上は無いと思うと感慨深い。記念撮影は順番待ちをするほどでもなく気楽に撮れた。ご来光登山で無ければそれほど混まないのか。周辺の眺望は雲海ばかりで他の山は全然見えなかった。
下りでは早めに雲の中へ。砂走館でゲイターを装着して大砂走りへ。砂走のコツは以前知り合いに聞いてたので一気に進む。なるほどこれは楽しい。あんなに苦労して登ったこのルートがあっという間だ。しかしガスが多く、道迷いしないようロープ付近を常にキープして進んだ。
次郎坊辺りから緩やかになり、砂利も浅くそれまでのように軽快に進めなくなった。足に豆が出来そうな感覚がしたので、一気に下ってしまおうか迷ったものの処置を選択、横にそれて靴脱いでテーピング処置をしてた。その間に若者3人組が通過したが一人の歩き方が変で、他の人に荷物を持ってもらってた。自分の処置を終えて追いかけると他の組と合流して騎馬を組んで担ぎ上げてた。なかなかすごい光景だ。追いついてテーピングテープ等あることを告げたら、靴が合っておらずに両足全体が豆だらけだったようだ。地元だそうで、気楽な装備で来れてしまうのも善し悪しだ。テープで保護して、まだ不安ではあったが僕自身もあまり時間をかけて遅くなると翌日困るので別れを告げて先へ進んだ。備えあれば役に立つことがあるもんだな。計画より30分遅れたが無事ゴール。
帰路では一度も富士山の姿は見れず。梅雨が明けたようなのでこれからまた人が増えるのでしょうね。お疲れ様でした。
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