記録ID: 922209
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ハイキング
尾瀬・奥利根
至仏山
2016年07月12日(火) [日帰り]
- GPS
- --:--
- 距離
- 10.2km
- 登り
- 831m
- 下り
- 829m
コースタイム
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2016年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
危険箇所特になし。しかし、山の鼻からのコースだと途中から木道が外れている。 |
その他周辺情報 | 登山後は、町営の湯『やしおの湯』。日帰り入浴510円。 |
写真
撮影機器:
感想
4月から、どんな小さな山でもいいから2座ずつ登り続けている。
今回はお金の関係上、なかなか行けなかった至仏山へ。
「尾瀬=お金がかかる」と、躊躇してしまうことが多い。自分が勤めていた上高地なら許せるのに…
行ってみたら、下山後も暫く心に留まるほどの花の宝庫だった至仏山。
「すばらしい」。これに尽きる。
天気が良かったことも相まって
濃い緑と青空のコントラストが どこまでも続くような尾根道。
一人で車ふっとばして来た苦労も、登ってきた苦労も、下界の嫌なことも
すべてを一掃してしまうほどの極上感。
この恩恵は、その日その時に登山した者でしか味わえないもの。
高山植物に興味を持ち始めたのも、
淡く儚いギンリョウソウがきっかけだったが
やっぱり山頂付近の、環境が厳しいとこでも
誰が目を向けていなくても、
ひっそりと美しく咲くチングルマなんかを見ていると
「自分は誰に認めてもらいたいのか」と、そんなことを思った。
花の開花を促す物質があるらしいが、それが今現在もわからないという。
つまり、条件を整えて花を咲かせることはできても、
「花よ!咲け!」と言って瞬時に花を咲かせることが、この地球を最ものさばっている人間にもできないのだ。
その物質がどんな花にもあり、どんな高所でも花を咲かせることができる植物は
ある意味、人間よりも素晴らしい命のバトンリレーをしている気がする。
花がたくさんのこの時期の至仏山。
また訪れたい。
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