阿寺の岩場 登り放題
天候 | 終日薄曇りのまま。 |
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過去天気図(気象庁) | 2016年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
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コース状況/ 危険箇所等 |
前日の天気は雨ではなかったようでしたが、全体的に岩が湿っていました(特に下部)。以前は乾いていた箇所に苔が生えていたりも。季節的な問題なのかしら。 |
写真
感想
2ヶ月ぶりの阿寺の岩場。前回は会の岩登り講習会ってことで、岩場でのリードや支点づくり、フォローのビレイをたたき込まれたのでした。
そこから2ヶ月間、一の倉沢での本ちゃんや三つ峠のマルチなど様々な経験の機会を経て、舞い戻ってきましたYO!
今回は、「教わる」感じでなくリードから何から一連を自分事として実行でき、この2ヶ月でずいぶん成長したなあ、とうれしい実感を感じました(ただし登りのスキルは大して向上してません・・・orz。あ、こないだダメダメだった湾曲うちわ舞はとうとう核心部クリアできたけど!それはうれちい)。
ちなみに今回、阿寺の岩場は、それほど難しいルートがないのでガチなフリークライマーはあまり来なく、近さの割に日和田などと異なり意外と空いているということで選びましたがそれが大正解。朝一は我々のみ。その後4人組の1パーティがいらしたものの、存分に楽しむことができました。
今日は練習なので、リードするときはダブルで上がり、フォローのビレイもし、トップロープを取り付けて、何本かトップロープ登りをやる、というのを繰り返しました。
また、かなり時間を費やしてスラブ壁でレスキューの引き上げの練習も。「3分の1引き上げ」はなんとか身についたのですが、「5分の1」がムツカシイ。形はなんとか覚えても理屈がわからず、「さ、自分でやってみなさい」と言われても頭真っ白。3回繰り返させてもらい、やっと一人でなんとか設置できるようになりました。ちなみに、実践に向けて『フォローをビレイしていたが引き上げに変更することになった』『3分の1で引き上げてたけど上がらないので途中で5分の1に変更する』という設定で取り組んだため、重しに使った丸太椅子も人間に見えてくるなど、非常に練習になりました。
上記の他、本日のトピックとしては、『蜂に刺された、しかも3箇所同時!』が最大でしょうか。「湾曲うちわ舞」ルートの核心の乗っ越しをようやく乗り越えられたところで「やったー!」と騒いだら、なんと目の前に、作りかけらしい直径6〜7cm程度の蜂の巣が。え?と思った瞬間に4〜5匹の蜂が襲撃してきました。やばいやばいと思った瞬間、刺されたのがわかる痛みが複数箇所に走りました。急いで「降ろしてください!」と叫び。下では何が起きたのかわからないようでしたが「蜂!蜂!」と大騒ぎして、降ろしてもらいました。我々はポイズンリムーバーを持ってきてなかったのですが、別パーティの方がお持ちでいらして、念のため貸してくださりました。誠に感謝です。
ポイズンリムーバーは、その貸してくださった方も今回初使用ということで、皆で説明書を見ながら使いました。曰く「吸ったらそのまま60〜90秒そのままにする」と。キュポキュポ、スポンと吸うのではなく、じんわり吸うことが必要なのですね。刺されたのは、右腕の裏側1箇所と、右脇腹2箇所の3箇所です。このうち、腫れの小さかった1箇所はリムーバーを使わずにすませたのですが、結果、その使わなかったところが後々まで最も痛みが残りました。ポイズンリムーバー、すご!効果実感です。私も買わないと。小さく軽いので、万が一に備えて持っておこうと思いました。
■上ったルート(自分用メモです):
「飲酒登攀5.8」(ダブルでリード。ピッチを切ってつるべの練習)
「がんばれコツオくん5.9」(私も師匠も敗退。5.9じゃないよ、これ・・・)
「俺にもできる5.9」(普通にトップロープで、初阿寺のときに登れなかったが成長)
「湾曲うちわ舞5.9+」(私は午前は敗退。ランチ後再度トライして核心部を乗っ越せたものの、蜂に襲われた・・・)
「俺にもできる2回目」(ダブルでリード。湾曲うちわのトップロープ解除のため)
「トンコちゃんスラブ」(引き上げ訓練のためフリーで適当にボルト使いながら)
「脇役コーナー5.7」(ダブルでリード)
「北山カンテ5.9」(トップロープ)
※「そっと立つんだフェース直上5.9+」(師匠、フェイス直上ルートで突破)
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