記録ID: 925991
全員に公開
ハイキング
大雪山
旭岳/姿見から裾合平
2016年07月25日(月) [日帰り]
体力度
2
日帰りが可能
- GPS
- 05:52
- 距離
- 8.6km
- 登り
- 332m
- 下り
- 333m
コースタイム
天候 | 朝方は快晴。10時過ぎ頃から雲が出る。 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2016年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
バス
ケーブルカー(ロープウェイ/リフト)
旭岳温泉からロープウエイで姿見へ。 帰りは逆順。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
裾合平中間のベンチから中岳分岐までの間に5,6カ所の雪渓渡りがあるが、アイゼン、ピッケルの必要はなし。 |
写真
感想
「日本有数のチングルマの大群落」を見たいと思い立ったが、実は懐旧登山でもあった。父が亡くなった年、新盆で札幌に帰省し、墓参りを済ませた後、なぜか大雪山に登りたくなった。「天上にいる亡き父に少しでも近い場所へ」というのは格好良すぎるが、そういう気持ちがなかったわけではない。天上に最も近い所、北海道の最高峰の旭岳登頂を果たした理由である。翌日には層雲峡から黒岳にも登っている。
父の死という事実を自分なりに胸に収める一種の儀式であったかもしれない。今から19年前のことで、当時流通していたフィルム付きカメラ(「写ルンです」といったネーミングであったか…)で撮った写真がアルバムに残されている。だが、わたし自身の記憶はほとんど薄れかけており、当時の旅の大半は思い出せない。
さて、此度の旅。
最初から天気を睨んでのプランニングであったから、気象条件はベストであった。早立ちという山の鉄則を守りさえすれば、最高の山旅を愉しめる。お目当てのチングルマの大群落は、裾合平から中岳温泉までのルートが当たり。帰りの旭川へのバスの時間が気になって、中岳温泉まで行けなかったことが唯一つの心残り。山は逃げないが、人生には限りがある。
どの辺で折り合いをつけるか、一つ一つの山行で常に頭の中にある存念ではあるが、それもまた、この年ならではの味わいであろうか。
お気に入りした人
人
拍手で応援
拍手した人
拍手
訪問者数:534人
コメント
この記録に関連する登山ルート
この場所を通る登山ルートは、まだ登録されていません。
ルートを登録する
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する