北鎌尾根〜槍ヶ岳

2016年07月28日(木) 〜 2016年07月30日(土)

• GPS: 51:41
• 距離: 45.3km
• 登り: 2,852m
• 下り: 2,845m

コースタイム

1日目

• 山行: 6:00
• 休憩: 0:44
• 合計: 6:44

7:52 上高地バスターミナル
7:56 7:57 河童橋
8:02 8:02 小梨平(森のリゾート小梨/上高地野営場)
8:26 8:26 明神館
8:57 8:57 徳澤園
9:06 9:06 新村橋(パノラマ分岐)
9:35 9:35 横尾 (横尾山荘)
9:59 9:59 槍見河原
10:06 10:06 一ノ俣
10:10 10:11 二ノ俣
10:29 10:54 槍沢ロッヂ
11:10 11:10 赤沢岩小屋（ババ平）
11:41 11:42 槍沢大曲り
12:49 13:05 水俣乗越
14:36 北鎌沢出合

2日目

• 山行: 10:10
• 休憩: 2:00
• 合計: 12:10

2:49 北鎌沢出合
5:14 5:21 北鎌のコル
8:14 9:14 北鎌独標
13:38 14:31 槍ヶ岳
14:59 槍ヶ岳山荘

3日目

• 山行: 4:54
• 休憩: 0:56
• 合計: 5:50

5:28 槍ヶ岳山荘
5:52 5:52 坊主岩屋下
6:15 6:15 槍沢・天狗原分岐
6:35 6:36 槍沢大曲り
6:58 6:58 赤沢岩小屋（ババ平）
7:11 7:55 槍沢ロッヂ
8:14 8:14 二ノ俣
8:19 8:19 一ノ俣
8:25 8:26 槍見河原
9:03 9:08 横尾 (横尾山荘)
9:39 9:39 新村橋(パノラマ分岐)
9:48 9:53 徳澤園
10:26 10:26 徳本口(徳本峠分岐)
11:13 11:13 河童橋
11:18 上高地バスターミナル

天候

晴天〜曇り〜雨

アクセス

利用交通機関：

自家用車

沢渡大橋駐車場

写真

7/28 12:56

槍沢大曲から1時間、東鎌尾根に直登します。
東鎌尾根の鞍部。
間違えて、重いアリナミンの瓶まで荷上げ。

7/28 13:01

花も撮影

7/28 13:10

水俣乗越、北鎌沢出合いに直下します。
かなり急。
途中に遭難した人の遺留品を探してほしいとの張り紙も。

7/28 13:11

ここ天上沢は、以前登山道でしたが現在は廃道だそう。
沢を降りることもできますが、草の茂みに、かすかな足跡も。

7/28 13:30

途中から雪渓。融けかかった雪。踏み抜き注意ですね。

7/28 14:26

透明度抜群。

7/28 14:36

振り返るとゴロゴロとした岩場。
北鎌沢に到着。ケルンやテントスペースがあるのでわかりやすい。静かな場所でぐっすり寝れました。

7/28 15:40

テント場から撮影。
沢幅40mくらいありそうです。
北鎌沢は水が豊富で体を洗いました。
明るいうちに北鎌コルへのルート、右俣と左俣の分岐ポイントと
重い水の荷上げを極力避けるため、水汲みポイントを空身で登って確認。

7/29 5:17

2日目　暗いうちに準備を整え、北鎌コルへ直登します。


最初の分岐を最短直登の右俣に取り、その後の分岐も最後を除き右俣を取るとの事前情報ありましたが、最初の分岐以外はよくわかりませんでした。足跡はあります。

コルに着く前にご来光。虫の量が半端ないです。

尾根の鞍部は、はっきり見えるのに、いつになっても到達しない感覚です。

7/29 5:28

コルへ到着。相変わらず虫だらけ。
今まで体験したことのない大量の虫のせいで
時間も多少ロス。

7/29 6:24

独標が見えてきました。北鎌尾根の核心部分です。

7/29 6:27

2年くらい前に登った燕、大天井、常念が見えます。

7/29 6:30

北鎌尾根は踏み跡が多く、ハイマツなどの樹木の中道は、見慣れた登山道のようにも。

7/29 6:31

独標に向かいます。
360°北アルプスの山や沢は絶景で、憧れる理由は
ここにあると思いました。

7/29 8:50

トラバースルートから途中直登に切り替え。
天候もよかったが
独標の上に立つと難所をクリアできたことに少し満足。

7/29 8:51

千丈沢は雲の中。

7/29 8:51

空の上を行く、やせた尾根。

7/29 10:25

張り詰めた緊張感の連続です。

7/29 10:50

ホールドしようとすると、かすかに響く岩、
重心を掛けようとするとヒビが入り落下する岩、
下を見ると何もない空間。
このような岩場の連続でメンタルもやられてきますが
なんとか行けてしまうのは不思議でした。
自信を持ってルートを選択する同行者の勇気は尊敬。

7/29 11:38

ここでホワイトアウト、左のピークをトラバースルートで1周巻いた錯覚をおこし、方向感覚がわからなくなる。いったん戻りルートを慎重に確認。そのうち大槍が現れ、ルート復帰。

7/29 12:43

ひたすら体をずり上げることの連続です。
北斜面の大槍は迫力が違いました。
小槍もはっきり見えますね。

7/29 12:57

ゆっくり北鎌を堪能しながら歩を進めてきましたが、いよいよ大槍に取付ます。寂しいような、うれしいような。
ここからは今までと違うゴロンとした岩々で
崩れる心配はなさそうで、どこからでも行けそうな雰囲気。

7/29 12:58

大槍目前でほっとします。
ハーケンもそこら中に打ってあり、
いろいろなルートが取れそうです。
慰霊碑も何個も確認できました。

祠の後ろが最後。
登り切ったら、
どっから来たの？普通の人は行けないよね？
と話しかけてもらえました^^

7/29 14:21

下り

7/30 8:11

帰り

撮影機器：

iPhone 6 Plus Apple

PENTAX K-7 ペンタックス

装備

個人装備

Tシャツ タイツ ズボン 靴下 グローブ 防寒着 雨具 日よけ帽子 着替え ザック ザックカバー 昼ご飯 行動食 非常食 調理用食材 飲料 ガスカートリッジ コンロ ライター 地図（地形図） コンパス ヘッドランプ GPS 常備薬 携帯 時計 タオル ツェルト ストック カメラ テント シェラフ ヘルメット

感想

makishima_t

会社の仲間と挑戦。
きっかけは8年くらい前に読んだ小説　孤高の人。
槍ヶ岳は2回目、その他いろいろな山を登ってきましたが
他のアルプス山々とは比にならないくらい難易度は高かったです。

天候に恵まれたことが一番です。
クライミング技術はないので
気持ちが折れそうな場面も瞬間的にありましたが
風景は本当にすばらしく、気持ちにゆとりを持って
また挑みたい山でした。

コメント

amis0213

同日、北鎌尾根にいた夫婦です
お疲れ様でした。
ガスっていて周りの景色には恵まれませんでしたが、登頂した満足感は格別ですね‼

makishima_t

Re: 同日、北鎌尾根にいた夫婦です
マジですか！山荘で見かけませんでしたが
下山されたのですか？
スリングが見えたので、どのような装備で来られたか、とても興味がありました。
しかし、奥様、なにかのアスリートですか？

amis0213

Re[2]: 同日、北鎌尾根にいた夫婦です
南岳まで進みました。西穂高まで計画してましたが、あんな天気だったので素直に上高地に下りました。
とりあえず歩く歩く歩くだけでアスリートではないです...。
いざという時に引っ張り上げてもらう為の、スリングで...
また、お会いしましたらよろしくデス！

makishima_t

Re[3]: 同日、北鎌尾根にいた夫婦です
そうでしたか。てっきりそのまま下山したかと思いました。
いやー感服です。こちらこそよろしくです。