水晶へお買い物。野口五郎さんに会いに行こう。

2016年07月28日(木) 〜 2016年07月30日(土)

• GPS: 56:00
• 距離: 30.1km
• 登り: 2,776m
• 下り: 2,771m

コースタイム

1日目

• 山行: 5:57
• 休憩: 1:09
• 合計: 7:06

5:50 高瀬ダム濁沢登山口
6:00 6:00 高瀬ダム 天場
6:30 6:30 ブナ立尾根取付
8:42 8:48 三角点
9:56 10:55 烏帽子小屋
11:43 11:47 烏帽子岳
12:56 烏帽子小屋

2日目

• 山行: 8:58
• 休憩: 1:08
• 合計: 10:06

4:11 烏帽子小屋
6:18 6:28 野口五郎小屋
6:41 6:43 野口五郎岳
7:09 7:09 真砂岳分岐
8:05 8:10 東沢乗越
8:44 8:58 水晶小屋
9:26 9:34 水晶岳
10:02 10:15 水晶小屋
10:42 10:42 東沢乗越
12:25 12:41 野口五郎小屋
14:17 烏帽子小屋

3日目

• 山行: 2:28
• 休憩: 0:00
• 合計: 2:28

6:57 烏帽子小屋
9:04 9:04 ブナ立尾根取付
9:25 高瀬ダム濁沢登山口

天候

28日　晴れとガス　29日晴れとガス　夜雨　30日朝まで雨のち晴れ

アクセス

利用交通機関：

自家用車

七倉山荘へ駐車　七倉山荘から高瀬ダムまで乗り合いタクシー2100円
行きは3人　帰りは2人で乗った。

コース状況／危険箇所等

28日の入山時、濁沢の丸木橋は流されており、膝下程度の渡渉が必要だった。
30日下山時には丸木橋復旧しており問題なし。
湯俣温泉方面は吊り橋が流され通行止めと。

写真

7/28 5:28

七倉山荘からタクシーで
マニーの力を使う。

7/28 5:40

高ーい　高瀬ダム

7/28 5:48

高瀬ダム到着

7/28 5:57

吊り橋わたり
この旅が始まるよ

7/28 6:08

濁沢の丸木橋が流されている
膝下位の水位を徒渉
みんな上手です。

7/28 6:16

100円スリッパに履き替え。
笊が岳で田中陽気さんも
色違い使ってました！

7/28 6:30

完全に遅れをとりつつ
ブナ立て尾根に突入

7/28 6:30

カウントダウン式ですな

7/28 6:34

茶臼の登山道みたいな

7/28 7:10

いい香りがした

7/28 7:30

蒸し暑いけど

7/28 8:00

やっぱ山はいいなぁ

7/28 8:01

半分きたよ

7/28 8:11

グンナイフウロだと思うけど
色が見慣れないピンク

7/28 8:11

猫じゃらし。

7/28 8:12

これはヤマハハコかな

7/28 8:13

ホタルブクロ

7/28 8:16

テングさん

7/28 8:42

三角点です

7/28 8:51

タヌキ岩

7/28 8:55

不動、船窪方面の展望が見えた！
崩落がスゴイ

7/28 9:04

ゴゼンタチバナ

7/28 9:20

カステラがおいしぃぃぃ
今度からもっと
たーくさん持っていく

7/28 9:41

ゴールは0ってことだ！

7/28 9:52

扇風機

7/28 9:53

ミヤマリンドウかな？

7/28 9:57

烏帽子小屋到着

7/28 10:51

クルマユリ

7/28 10:53

イワキキョウかな
ものすごーい数

7/28 10:57

ウサギギク

7/28 10:59

烏帽子岳へ行ってみよう

7/28 11:02

コマクサはもう終わりに近い

7/28 11:06

シャクナゲ

7/28 11:09

晴れてきた！

7/28 11:12

ニセ烏帽子岳

7/28 11:15

烏帽子岳
オベリスクと似ている

7/28 11:20

コゴメグサ

7/28 11:22

白ーい砂場

7/28 11:27

水着忘れたぁ！

7/28 11:36

クサリ場

7/28 11:43

岩場上等
夜露紫苦

7/28 11:46

烏帽子岳山頂
もっと行けるようだけど
怖いので。

7/28 12:03

チシマギキョウ
このあたりの花
青が濃くてとーっても綺麗

7/28 12:32

ニセ烏帽子でごろ寝
気持ちいい

7/28 12:57

3日後のワタシの髪の毛

7/28 13:07

ひょうたん池

7/28 16:22

前向きスタイルですよ
万が一開けられちゃっても
笑顔で対応しましょう
「おつり」注意

7/28 16:27

水は天水。味は天水そのもの
ミネラルのタブレットを
入れて飲んだよ

7/28 16:30

テント場
ブヨ・蚊が多い！
超戦闘派で攻撃的です

7/28 16:31

お山のエンドウ？

7/28 16:32

なんだかんだ
ダブルウォール自立が
間違いないでしょ

7/28 16:56

毎年恒例のウナギ
常温保存可能なものを持参
高コストな夕食

7/28 17:19

ガスが切れれば明日行く
ルートが見える。
おやすみなさい

7/29 4:11

おはようございます
ガスーの中出発

7/29 4:26

おっガスを抜けた！

7/29 4:42

いいじゃーん！

7/29 5:01

もうすぐ日の出

7/29 5:02

ふんわりと綺麗な空

7/29 5:02

おはようございます

7/29 5:03

振り返ると烏帽子岳が
天空の城

7/29 5:05

ガスが滝のように
流れていく

7/29 5:11

遠くに槍ヶ岳

7/29 5:13

これだけ景色が見えるうちに
迷わず展望コース

7/29 5:15

嬉しい青空

7/29 5:27

赤牛岳

7/29 5:27

水晶岳
遠すぎ！

7/29 5:27

白山かなぁ

7/29 5:28

野口五郎さん

7/29 6:16

最高に気持ちいい縦走路

7/29 6:16

薬師も見えてるね

7/29 6:18

野口五郎小屋で休憩

7/29 6:38

五郎のふところ

7/29 6:39

もうすぐ山頂

7/29 6:43

野口五郎さんに会えた！

7/29 6:54

まだまだ遠いな

7/29 6:59

過去の男
野口五郎を振り返る

7/29 7:08

気持ちいい！

7/29 7:10

水晶が黒々している

7/29 7:16

チングルマ

7/29 7:16

ハクサンイチゲ

7/29 7:18

ガスに巻かれそう

7/29 7:32

ストックをしまって岩登り

7/29 7:44

ガスが。。。

7/29 8:25

真っ白になり
やる気スイッチOFF

7/29 8:30

岩岩で
疲れてきたよー

7/29 8:36

案外気を使う足元

7/29 8:44

水晶小屋到着

7/29 8:46

TシャツGET
桃ジュースはやっぱりおいしい

7/29 9:09

持病の「めんどくさい病」
発症してますが
水晶岳に向かっている

7/29 9:28

水晶岳で記念撮影
景色最高だよぉと
男性が写真を撮ってくれた！

7/29 10:01

無事に帰ります

7/29 10:39

東沢乗越までが気を使う

7/29 11:57

アヤシイ雲行き

7/29 12:18

五郎のふところ

7/29 12:31

野口五郎小屋でラーメン
周囲にたかる蠅を吸い込む勢い
ですする（汗）

7/29 12:57

帰ろぅ

7/29 13:19

ガスったり切れたりの
繰り返し

7/29 13:19

帰りはお花畑コース

7/29 13:24

お花畑

7/29 13:28

はな

7/29 13:30

はな

7/29 13:30

はな

7/29 13:30

雷鳥が遠くで遊んでいたよ

7/29 13:59

ががーっとくだって

7/29 14:09

ジュース買おう！

7/29 14:11

ひょうたん池

7/29 14:13

マイホーム

7/29 14:27

CCレモンGET

7/29 14:28

あとはゆっくり過ごす

7/30 6:34

翌朝　おはようございます
夜から雨です！

7/30 6:57

雨があがったすきに
テントを撤収
下山しよ

7/30 7:25

あちらも歩いてみたい

7/30 8:08

スリップコンディション
ブナ立て尾根
慎重に下って

7/30 9:08

濁沢。
すでに丸木橋復旧
北アルプスってすごい

7/30 9:15

今回の靴と相性が良かった
まったく痛いところがない

7/30 9:16

もうすぐ旅も終わる

7/30 9:26

高瀬ダムに下山
ひとりだったら七倉まで歩くつもりだったが
相乗りを希望した女性が
いたのでタクシーに乗っちゃう

7/30 9:48

七倉山荘

7/30 10:57

女性を駅まで送ることにしたら
アイスコーヒー
ご馳走になっちゃった。

撮影機器：

CX3 リコー

装備

備考

ブヨ刺咬症→アレグラを。　カステラを増やす。　

感想

com

今年の夏休みは縦走スタイルで行こうと鼻息荒く張り切っていたけれど、
変な天気で予定変更。結局今年は2泊3日のベースキャンプスタイル。
去年は黒部五郎、鷲羽岳、水晶岳、雲の平と黒部を徘徊した。
その時に行ってみたいなぁと思ったのが野口五郎岳。
小銭しかなく買えなかったかっこいい？水晶小屋のTシャツも欲しい！
というわけで高瀬ダムから烏帽子岳ー野口五郎岳ー水晶岳行ってきた。
1日目
七倉山荘横の登山センターで登山届を出す。
濁沢の丸木橋は昨日流されて今はないから、川を上手に渡ってね！と。
七倉山荘から高瀬ダムへタクシーに乗った。
タクシーの運転手さんが高瀬ダムはロックフィル式で日本一だよ。
石は8万個でできていると教えてくれた。
ダムでタクシーを降り、のそのそ出発。
濁沢に着くと確かに橋がなく、みんな上手に濁流を渡っていった。
ワタシはテント装備。こけて装備を濡らしたらその時点で終了。
昔、こけて水浸しになり泣きながら帰った消したい過去がある（笑）
素直に靴脱いで、テントのサンダルに交換し渡渉した。
ここで突っ込んでいかなくなったあたり。ワタシも大人になったわねぇ
ブナ立て尾根に突入。
北アルプス3大急登というネームバリューに、完全にヤル気スイッチを押されてしまう。
風の抜けない蒸し暑い尾根をひたすら登る。
あぁどこかに似ている。南ア地蔵岳のドンドコ沢とか燕の合戦尾根っぽいな。
テント装備が重たく感じないミラクルマジックにかかり、
ルンルンと烏帽子小屋に到着した。（約15キロの軽量装備。）
烏帽子小屋の周りは高山植物が咲き乱れ、とても綺麗だった。
前日が雨だったので、水が流れた跡がない場所を選びテントを立てた。
まだゆっくりするには早すぎるんだけど、まいっか。烏帽子岳へお散歩。
烏帽子岳は花崗岩の岩山で、やはり地蔵岳やら燕岳に似た様子。
最後のクサリ場はちょっとスリルがあって面白かった。
もう少し先まで散歩しようかなぁとおもったが、この先はまだまだ
温めておこうという言い訳を思いつき、ニセ烏帽子の山頂でごろ寝をした。
夕方は、毎年恒例の7月の山でウナギを食べておやすみなさい。

2日目
この日は水晶小屋まで往復予定。
コースタイムが長く、もともと風が強い場所であること、
天候悪化時は逃げ場が少ないことが今回の懸念事項。
予報では風は強くない、夕方近くなると雷の可能性が考えられた。
辺り一面が濃いガスに覆われる中、烏帽子小屋を出発。
まだ涼しく、気持ちよく登って行ける。ガスを抜けた！
目の前には素晴らしいアルプスの縦走路。　うーんたまりません！
あきらめかけた素敵な日の出！　桃色に染まる空・山。
遠くにそびえる槍ヶ岳や白山　お向かいの赤牛岳・水晶岳とっても綺麗。
にしても、水晶は遠いな。野口五郎さんはでっかいなぁ。
何とか晴れて機嫌がよさそうな野口五郎さんに到着。
が、その先はすっかりガスに覆われ、気を使う岩場のアップダウン、
サイドが切れ落ちたところに落ちるイメージが払しょくできない。
兎に角、のそのそとグダグダと進み、何とか水晶小屋に無事辿りついた。
目的のTシャツを無事GETし、恒例の桃ジュースを飲んだ。
水晶の山頂？
去年快晴の山頂に行ってるからもういいんじゃない？めんどくさいし。
いいや。Tシャツ買ったなら記念撮影しなきゃでしょ！？
ワタシの中の白と黒がせめぎ合い。
何とかめんどくさい病を押して水晶山頂まで行き、記念撮影をしたのであります。
帰りはまた同じコースを戻る。野口五郎までは気を使いながらゆっくり。
野口五郎小屋で休憩し、一気に烏帽子小屋までもどった。
貸し切りの稜線が嬉しくもあり、少しさびしさも感じた。
19時ころからテントにポツポツ雨粒。夜じゅう雨が降っていた。
とても疲れているのに、岩を飛ぶ夢を見る→踏み外す→ビクッとなって起きる
の繰り返し。　

3日目
3時頃から周りのテントに動きがある。
雨は変わらず降っている。
ニセ烏帽子あたりから素敵な山の朝を迎えちゃおうと思ってたんだけど
無理だねー。まぁいい。ワタシは今日は高瀬ダムに降りるだけ。
確信犯的に寝坊をきめこむ。
6時頃、雨が上がった。ゆっくりテント撤収し下山開始。
雨でぬれたスリッピーな登山道を慎重におりた。
今日は土曜日　たくさんの登山者が登ってくる。
きっと明日からいい天気なんだろうなぁ！
ダムまであっという間。今回は足との相性がいい靴で歩いた。
まったくのノーダメージで本当に楽だった。
タクシーの相乗りを希望する方と会い、タクシーで七倉まで。
今回の山旅が終わった。
1日目3日目の行程が少なく、ややもったいない感じがしたが今の私の体力では
このくらいでちょうどよかったな。
さて、しばらくは日帰りで。