甲武信ヶ岳（日本百名山）［毛木平から定番の周回コース＆木賊山］

2016年07月30日(土) [日帰り]

• GPS: 07:47
• 距離: 17.7km
• 登り: 1,545m
• 下り: 1,536m

コースタイム

日帰り

• 山行: 6:20
• 休憩: 1:16
• 合計: 7:36

6:27 毛木平
6:48 6:48 大山衹神社
7:45 7:45 なめ滝
8:32 8:32 千曲川・信濃川水源地標
8:43 8:43 2353m地点
8:57 9:03 甲武信ヶ岳
9:15 9:15 甲武信小屋
9:29 9:44 木賊山
9:52 9:52 甲武信小屋
10:05 10:24 甲武信ヶ岳
10:44 11:15 三宝岩
11:18 11:18 三宝山
11:46 11:46 尻岩
12:29 12:34 大山
12:56 12:56 十文字小屋
12:59 12:59 十文字峠
13:48 13:48 水場(五里観音)
14:03 毛木平

毛木平6:27⇒千曲川源流8:32⇒甲武信ヶ岳8:57
［標準CT　3:55（64％）］

甲武信ヶ岳9:03⇒木賊山9:29
［標準CT　0:40（65％）］

木賊山9:44⇒甲武信ヶ岳10:05
［標準CT　0:40（53％）］

甲武信ヶ岳10:24⇒三宝石10:44‐11:15⇒十文字峠12:59⇒毛木平14:03
［標準CT　5:00（63％）］※三宝石での昼食時間除く。


※本日のペース：標準CTの65％程度です。

天候

曇り時々晴れ

アクセス

利用交通機関：

自家用車

長野県側の毛木平登山口
駐車場は、60台は駐車可能で整備され、きれいなトイレもありました。
駐車場まで未舗装の区間が一部ありますが、普通車でも全く支障ないレベルです。

コース状況／危険箇所等

★登山道整備度：3〜4（良5・4・3・2・1悪）階段や木道、鎖等の整備度
★体力難易度　：4（難5・4・3・2・1易）歩行距離、累積標高差、急登等
　　　　　　　　※今回のルートの場合
★技術難易度　：2（難5・4・3・2・1易）鎖場、ヘツリ等の頻度や時間等
★登山道の眺望：2（良5・4・3・2・1悪）
★山頂の眺望　：4（良5・4・3・2・1悪）


【すれ違った登山者の数：20人程度】

◆千曲川源流遊歩道コース
・千曲川の源流に沿って登ります。登山道も歩きやすく、勾配も緩いので歩きやすく、十文字峠コースより難易度は低く、コースタイムも早いです。
・ルートには、鎖場等もなく、危険性のある箇所はないので、子供でも歩けるコースでしょう（歩行距離は長いですが）。
・ルートは樹林帯を進むので、眺望は山頂近くまで登らないとありませんが、千曲川源流の透き通った川のせせらぎを聞きながら、涼しく登ることができます。

◆十文字峠・三宝山コース
・特に危険性のある箇所はありませんが、鎖場が3〜4箇所ありますので、足場を確認しながら補助に鎖を使って進みましょう。
・十文字峠から山頂までは、標高差は小さいもののアップダウンが多いので、下山時に使ったほうが良いかも。
・千曲川源流コースに比べ、登山者は少なく、苔の生えた樹林帯を静かに歩くことができます。
・こちらのコースも樹林帯を進みますが、三宝石と大山では、眺望があります。特に三宝石は、岩によじ登ると、甲武信ヶ岳の山頂より良い絶景が見渡せます。三宝石は、コースからちょっとだけ離れた場所にあるので、入口を見落とさないようにしましょう。

写真

7/30 6:29

毛木平の駐車場。
整備されきれいなトイレもあります。

7/30 6:30

一般車両は駐車場まで。
では、出発しましょう！

7/30 6:33

序盤は林道歩き。

7/30 6:36

源流コースと十文字峠コースの分岐。
本日は、上りは源流コースを歩くので、右手に進みます。

7/30 6:39

静かなカラマツ林に朝日が差し込み幻想的ですね！

7/30 6:41

暗いカラマツ林の林床にマルバダケブキの黄色が映えますね〜

7/30 6:48

大山衹神社

7/30 6:48

では、まずは千曲川の源流を目指します。

7/30 7:04

登山道は歩きやすいですね。

7/30 7:15

少し壊れかけた木製の階段があったり。

7/30 7:26

透き通る千曲川の水が、ほんときれい。

7/30 7:33

林床は、びっしり苔だらけ。

7/30 7:37

こんなヘツリっぽい区間もありました。
写真ほど危険性はありません。

7/30 7:45

ナメ滝。

7/30 8:03

転石が多くなってきたので、滑らないように慎重に。

7/30 8:07

おっ、木橋が。
ま、どう見ても右ですよね。

7/30 8:14

さあ、千曲川の水量も少なくなってきました。
川に沿って進みましょう。

7/30 8:22

苔の林。
なんかジオラマの林みたい。

7/30 8:28

そろそろ源流部かな？

7/30 8:32

千曲川の源流部に到着。
立派な標柱がありました。

7/30 8:35

源流部から主稜線までは、少し急登になります。

7/30 8:43

主稜線の分岐。
甲武信ヶ岳は左折します。

7/30 8:48

稜線に上がっても樹林帯で、今のところ眺望はゼロ。

7/30 8:53

お〜、山頂が見えてきましたよ！

7/30 8:53

ようやく南側の眺望が開けました。

7/30 9:00

最後は、ガレ気味な岩場の急登を登ると山頂へ。

7/30 9:05

甲武信ヶ岳の山頂に到着！

9/29 16:58

雲は多いけど、西側の稜線が見渡せました。

7/30 9:03

山頂から三宝山を望む。
実は、甲武信ヶ岳より三宝山の方が標高は高いんですよね〜

7/30 9:02

おっ、あの岩の突起はなんじゃ〜
あれが三宝石みたい。
下山時に登ってみましょう！

7/30 9:06

時間も余裕があるので、木賊山へ寄り道です。

7/30 9:08

木賊山が見えてきました。
それなりの登り返しがありそう。

7/30 9:09

7/30 9:17

甲武信小屋。
割と大きいですね〜

7/30 9:20

さて、標高差は約100m、登り返しましょう。

7/30 9:25

7/30 9:32

木賊山に到着。

7/30 9:36

三角点にタッチ！

7/30 9:44

木賊山の山頂は樹林帯の中。
でも、上空の青空はいい感じでした。

7/30 9:27

さて、正面に見える甲武信ヶ岳に戻りましょう。

7/30 10:02

再び甲武信小屋を過ぎ、標高差100mを登り返します。

7/30 10:24

甲武信ヶ岳の山頂に戻ったら、人が大勢です。
では、次は三宝石へ。

7/30 10:25

山頂直下はガレ気味な急登を下ります。

7/30 10:42

三宝山までの登り返し。

7/30 10:50

登山道からの入り口は分かり難いですが、踏み跡を辿ると三宝石に到着。

7/30 11:15

この岩をよじ登ってみましょう。
手がかりと小さな足場はあります。

7/30 10:59

三宝石のてっぺんで記念撮影。
指差すは、ガスに覆われた甲武信ヶ岳の山頂。
誰もいない、三宝石で、ゆったり昼食に。

7/30 10:52

三宝石から三宝山を望む。

7/30 11:06

三宝石から西側の眺望。
三宝石からの眺望は、甲武信ヶ岳の山頂より良いと思いました。

7/30 11:13

7/30 11:16

ミヤマダイモンジソウ

7/30 11:17

7/30 11:18

コゴメグサ

7/30 10:48

三宝山。
甲武信ヶ岳の山頂より標高は高いですが、ここも樹林帯に覆われ眺望はありません。

7/30 10:48

お〜、一等三角点なり。

7/30 11:23

苔の中からキノコ

7/30 11:29

さあ、十文字峠に向かいましょう。

7/30 11:46

お〜、スゴイ巨岩の「尻石」に。
確かに形はお尻かな〜？

7/30 11:46

尻石の上に木が生えています。
スゴイ生命力ですね！

7/30 12:00

十文字峠のコースは、樹林帯の中に小さな岩山沢山あります。

7/30 12:03

お〜、甲武信白岩山が見えてきました。

7/30 12:04

鎖場。

7/30 12:07

甲武信白岩山は、頂上に標柱らしきものがあったので登れるのかと思いましたが、ロープが張って進入禁止のようです。

7/30 12:16

東側の眺望。
ここだけ東側が開けていました。

7/30 12:28

いや〜、下山なのに小さな登り返しが多い。

7/30 12:31

大山から三宝山を振り返ります。

7/30 12:31

大山から西側の眺望。

7/30 12:35

大山山頂の標識。

7/30 12:35

では、大山から十文字峠まで下りましょう。

7/30 12:39

大山の北側は、鎖場が2〜3箇所あります。
特に補助的なものですが、慎重に進みましょう。

7/30 12:51

木の根が多い登山道でした。

7/30 12:57

十文字小屋の到着。

7/30 13:01

十文字峠の分岐。
毛木平に戻るので、この分岐を左折します。

7/30 13:22

十文字峠からは一気に九十九折りしながら下ります。

7/30 13:48

水場あり。
美味しかったです。

7/30 13:57

立派な木橋を渡ります。

7/30 13:59

源流コースの分岐に戻ってきました。

7/30 14:05

毛木平の駐車場です。
お疲れさまでした！

撮影機器：

PowerShot G7 X Mark II CANON

感想

Joker

当初は、北アルプスの燕⇒槍⇒穂の縦走を計画していましたが、土曜日の天候が微妙であったため、北アルプスは止む無く断念。
変更PLANとして、久しぶりに八ヶ岳の完全縦走でもしようかと主要な山小屋に連絡するも、何処も賑わって混んでいる様子。
「1枚の布団に2人以上で寝るのはちょっとな〜」と思い、天気が良さそうな地域に日帰り登山することにしました。

というわけで、天候が良さそうな地域で未登頂の山を探して、急きょ、百名山の甲武信ヶ岳に登ることにしました。
突然に決めたので、下調べが不十分でしたが、長野県側の毛木平から周回で登れるルートを確認して出発です。

甲武信ヶ岳登頂後、百名山という割に、正直、物足りなさを感じる山容に思えたので、お隣の木賊山と最高標高点の三宝山にも立ち寄ってみました。
三宝山の三宝石は、なかなか良いところ。
巨岩の上によじ登る必要はありますが、甲武信ヶ岳の山頂より、絶景が見れる思いますので、是非、立ち寄ってみることをお勧めしますね〜


翌日の八ヶ岳に続く。