平ヶ岳〜苦行（ヤセ尾根、暑さ、アブ）の先の楽園〜

2016年08月06日(土) [日帰り]

• GPS: 08:39
• 距離: 22.2km
• 登り: 1,802m
• 下り: 1,793m

コースタイム

日帰り

• 山行: 8:27
• 休憩: 0:08
• 合計: 8:35

6:46 鷹ノ巣登山口
8:21 8:21 下台倉山
8:59 8:59 台倉山
9:42 9:42 白沢清水
10:38 10:39 池ノ岳
11:29 11:33 平ヶ岳キャンプ指定地
11:47 11:49 玉子石
12:11 12:12 池ノ岳
12:42 12:42 白沢清水
13:22 13:22 台倉山
13:53 13:53 下台倉山
15:20 15:20 鷹ノ巣登山口
15:21 ゴール地点

天候

猛暑。全国各所で最高気温でした。

アクセス

利用交通機関：

自家用車

2:30 横浜
6:30 平ヶ岳登山口

コース状況／危険箇所等

危険：最初はヤセ尾根で、ロープの連続。慎重に通れば問題ありません。
水場：3か所あり。台倉清水、白沢清水、山頂。

その他周辺情報

温泉：銀山平近くの「かもしかの湯」500円。キャンプ場の施設なので、非常にシンプル。

写真

8/6 6:48

長い奥只見の道路を1時間入って、やっと平ヶ岳駐車場につきました。

8/6 6:49

駐車場はこんな感じ、30台ほど駐車されていた。私は最後の5台目くらいでした。

8/6 6:49

全体図。出来れば、平ヶ岳までのコースタイムが欲しい。

8/6 7:04

暫く歩くと、本格的な登山道。

8/6 7:16

調査中。白くて小さい花です。ツツジっぽいのですが。

8/6 7:17

ヤセ尾根が登場です。結構長い続きます。ロープ場も10ヶ所以上あります。

8/6 7:19

ヤセ尾根から。あの稜線近くまで、ヤセ尾根、急坂が続きます。

8/6 7:46

どうしたら、こうなるのでしょう。根っこが上にあるような。。。。

8/6 8:07

長い急坂ももう少しで終わりです。ここまでずーと虻に付きまとわれました。

8/6 8:24

やっとの事で、下台倉山着。ここからは稜線歩きです。ここで休憩するのは暑すぎる。帰りはここで、虻に刺されました。

8/6 8:37

日影で休憩。日影はとても涼しい(^^)/

8/6 9:00

燧ヶ岳。緑深い山並みが続きます。

8/6 9:00

稜線歩き。暑いって(*‘∀‘)

8/6 9:05

台倉山の三角点。日影が無いので、スルーします。

8/6 9:14

少し歩くと台倉清水。水場はここを下るようですが、木が多くて断念しました。

8/6 9:42

次は、白沢清水。

8/6 9:43

どうやら、この水たまりがそのようです。美味しいです。最初飲むには勇気がいりますが、チャレンジしてください。

8/6 9:44

このあたりは木道なので、歩きやすいです。

8/6 10:02

イワオトギリだと思うが何かが違う。

8/6 10:17

まだまだ登ります。暑いッス。

8/6 10:18

アキノニリンソウ。

8/6 10:23

やっと、平ヶ岳の山頂が見えてきました。もう少しです。

8/6 10:27

調査中。今までマルバタケフキだと思っていたけど、なんか違う。

8/6 10:27

シオガマの仲間。

8/6 10:27

調査中。

8/6 10:35

深い谷が続きます。花の季節には遅かったようです。

8/6 10:40

平ヶ岳の全貌。難関の平ヶ岳ももう少しです。

8/6 10:42

姫池に着。木道が整理されていて歩きやすいです。

8/6 10:42

池塘が迎えてくれます。

8/6 10:44

イワショウブ

8/6 10:44

タテヤマリンドウ

8/6 11:04

ワタスゲ

8/6 11:04

長い道のりも後少し

8/6 11:04

山頂着。問いっても頂きはなく湿原が続いていません。

8/6 11:08

山頂は少し涼しいので、しばし今までの余韻を味わいます。

8/6 11:08

分け入るように立つ三角点。

8/6 11:09

此れです。

8/6 11:14

カミキリムシ

8/6 11:20

山頂のいいデッキです。のんびり休憩。

8/6 11:21

トンボを撮ったのですが、ピンボケ。

8/6 11:36

ハクサンフウロ。水場近くに群生していました。

8/6 11:37

山頂の水場。今日のような暑い日は、ありがたい。

8/6 11:38

綺麗に使いましょう。

8/6 11:38

オニアザミ

8/6 11:39

たまご岩へ向かいます。このあたりはお花畑ですが、時期は少し過ぎたようです。

8/6 11:41

向こうに平ヶ岳。

8/6 11:41

手前のたまご岩へ向かいます。

8/6 11:44

池塘が沢山(^^)/

8/6 11:49

来ました。たまご岩。

8/6 11:53

微妙なバランスですね。

8/6 11:59

オヤマリンドウ

8/6 12:04

木道の杭。幾度もこの杭の上ですれ違いをしました。

8/6 12:05

本当になだらかです。

8/6 12:06

もう一度池塘。

8/6 12:10

アキノニリンソウ。山頂の方が、色が濃い気がします。

8/6 12:10

オニアザミ

8/6 12:10

まだまだ池塘が続きます。

8/6 12:13

気持ちーー。あー、下りたく無い。

8/6 12:15

まだまだ池塘が続きます。

8/6 12:15

まだここに居たい。平ヶ岳に別れを告げて、下ります。

8/6 12:19

ハクサンオミナエシ

8/6 13:22

ど忘れ。何だっけな。

8/6 13:28

良く咲いてました。

8/6 14:08

調査中

8/6 14:40

さて、ヤセ尾根を下ります。まだ、暑い！

8/6 14:44

いい感じです。

8/6 15:14

ヨツバヒヨドリ

8/6 15:18

沢まで降りてきました。ここまで来れば、登山口までは後少しです。

8/6 16:21

奥只見湖。水量はたっぷりあると思います。新潟・福島の百名山は制覇したので、人生でもう一度来る事があるだろうか？

撮影機器：

Xperia Z3 SO-01G SONY

装備

個人装備

Tシャツ タイツ 靴下 雨具 ゲイター 日よけ帽子 靴 ザック ザックカバー 昼ご飯 行動食 飲料 地図（地形図） 日焼け止め 携帯 時計 サングラス カメラ

感想

takasun

途中に山荘・避難小屋なし、テン場なしということで、日帰り登山の最難関と言われている平ヶ岳。長丁場の22km行ってきました。

◆悪いところ
・長い！　延べ22kmは兎に角長い。累積標高差1600mあるので、長くて高い。
・暑い！ この日は全国随所で最高気温を記録。登山開始が840mなので、登るには8月では遅すぎました。汗タラタラです。
・ヤセ尾根！ 最初からヤセ尾根の連続です。高温で朦朧としていると危ないところです。数か所は、両端が切り立っている処もあり。
・アブ！ 池ノ岳に着くまでは、ずーと虻に付きまとわれた。今回は1個所刺された。
・花なし！　登りは花の見どころは殆どなし。登るには時期が遅れました。

◆良いところ
・山頂は楽園♪　名前の通り平たくて、整備されていて歩きやすい。
・花♪ 時期は遅かったですが、花畑あります。今回事前調査不足で、キンコウカ、モウセンゴケは撮影できず残念でした。
・360度の絶景♪ 越後、奥只見の山々を360見る事ができます。

◆感想
登っている最中は、暑くて、ヤセ尾根、アブで悩まさせたので「なぜ登っているのか？」と自問しっぱなしでしたが、山頂はさすが100名山、広い湿原と花畑、池塘が迎えてくれます。さすが、深田久弥が最初から平ヶ岳を100名山に選んだ事はあります。
今回は8月なので時期が悪かったですが、6月の下旬であれば最高だと思う。日帰りの最難関と言われますが、トレランをやっている人にとっては、そうでも無かったかな。ただ、危険なので走る山ではありません。