アブに粘着され続けた幌尻岳
- GPS
- 17:18
- 距離
- 36.1km
- 登り
- 3,026m
- 下り
- 3,114m
コースタイム
天候 | 晴れ |
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過去天気図(気象庁) | 2016年08月の天気図 |
アクセス | とよぬか山荘にマイカー駐車。そこからシャトルバス。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
林道〜沢に入る手前までは兎に角アブが物凄いです。 水も引いており沢は大したことはありませんでした。 と言ってもひざ上くらいまでは普通に何度も水に浸かるので、最初からパンツを濡らしてしまえばもう何も怖くない。 苔の受けを歩くこともあるのでフェルトタイプの靴で正解でした。 ただ、稀に苔も生えていない岩なのに、どうやってもグリップしないツルツルした岩があり難儀しました。 |
写真
装備
個人装備 |
モンベルサワーシューズ(フェルトタイプ)
|
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備考 | 海パンがあれば最強だった |
感想
とよぬか山荘で7時のバスを待っていましたが、どうやら団体が直前にキャンセルしたらしく、バスにはたった1人で乗りました。
小一時間でバス停に到着しましたが、バス停から林道歩きがアブが多すぎwwwwwwwww
もう笑うしかありませんでした。
虫除けスプレー、ハッカスプレー、蚊取り線香のいずれも何の効果もありません。
持っていくだけ無駄でした。
基本に忠実に長袖長ズボンがベストですが、スポーツタイツ的なぴっちりタイプだと余裕で貫通して噛まれるので、ダボダボの長袖長ズボンが良いと思います。
上がスポーツシャツ+半袖、下が、スポーツタイツ+長ズボン(裾がパージ可能)で行きましたが、半袖が祟って腕だけで18箇所やられました。
下は、5箇所ほどで済んだのですが、これは沢時に裾をパージした時なので、必要経費?と思います。
林道脇に滝があって風が通っている所だと熱が逃げてアブのタゲが切れますので、そこで休憩するといい感じでした。
一番の難所と思っていた沢ですが、まず沢靴に履き替えと同時にパンツを濡らしました。不安要素をあえて潰すことで体が軽くなり、気持ちでは沢の渡渉はもう何も怖くなかったです。
目印はあくまで目安でしかなく、コース取りは自由にやったほうが気が楽でした。
山荘スタッフさんの話によると、濡れるのを嫌がる→つま先立ち→流れに足を取られてバッシャーン→流されて怪我というパターンらしいです。
最初にパンツを濡らしましたが、山荘に着く頃には乾いてました(もちろん速乾性のパンツです)
山荘で1泊しました。30人近く泊まってましたが、ほとんどがもう下山するだけの人達で、明朝登るのはたったの6人でした。
明朝はそれぞれの組が5〜10分程度開いての出発。自分は最後の出発でした。
暗かったですが、特筆するようなことも無く稜線に出ることができ、ここからはご褒美タイムでした。
名前はわからないけど色々花が咲いてて見事なお花畑でした。自分の今まで見てきたお花畑の中ではナンバーワンです。
稜線も穏やかで危険箇所もなく山頂に立てました。
コーラがマジで旨かったです。
肩まで往復し7つ沼カールを見てきましたが、沼が砂漠化しててちょっと見た目がアレでした。
帰りの沢も林道も特別何もなかったのですが、デジタル派が陥る罠として現地と地図が一致していないとトラブルになるというパターンにあってしまいました。
画像付けましたが、第2ゲートがバス停じゃないです。
地図上の第2ゲート地点からバス停まで30分以上あります。
スマホ見てもうすぐゴールと思わず最後まで気を抜かないようにしたいです;;
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