赤牛岳
コースタイム
二日目:4:45出発 5:20渡船場 7:15奥黒部ヒュッテ 9:20八分の二道標 11:30八分の四道標 14:15赤牛岳
三日目:5:40出発 9:40水晶岳 10:30水晶小屋 14:15野口五郎岳 17:20烏帽子小屋
四日目:5:45出発 8:20登山口 10:10七倉駐車場
天候 | 晴れ |
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過去天気図(気象庁) | 2016年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
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写真
感想
お盆休みは急遽まとまった休みが取れたので念願だった赤牛岳に行くことにする。25時名古屋発〜5時半頃に七倉に到着。駐車場はすでに満車状態。かろうじて車道脇へ停めれた。準備を済ませて登り始める。水場が期待できないので予め6Lの水分を搭載しているのでずっしりと肩に食い込む。じわじわと高度を上げて船窪小屋へ11時頃に到着すると直ぐに小屋の方からお茶の歓迎を受ける。温かいお出迎えで疲れが癒えた。ここからは下りが始まる。せっかく登ったのに仕方がない。船窪乗越からは道が荒れていて疲れもいっそう増してくる。やっとの思いで針ノ木谷へと下りることができると水が気持ちよかった。ここからは何度も渡渉を繰返しながら突き進む。途中でかなりの高巻がありかなり体力を消耗した。再び川へ下り立った時の冷たい川の水がうまかった。。たぶん南沢出会い付近だと思われる場所に最適なビバークがあり一日目はここで行動終了とした。川の近くということもあって虫に悩まされながらの就寝となったが、水の心配はなく中々快適なビバーク地だった。二日目は3時起床。この日はいよいよ赤牛岳に登る日。気合いを入れて出発する。避難小屋、渡船場を過ぎると梯子が連続する歩きにくい道が続いて時間がかかる。奥黒部ヒュッテには7時頃に到着。ここで水を補給させていただく。ここからはしばらく水場が無いため二日分の5Lをザックに詰め込んだ。振り出しに戻る感じの重さにテンションが少し下降した。再び気合いを入れ直していよいよ登り開始。7時間をかけて14時ごろにようやく念願の赤牛岳山頂に辿り着くことができた。しばらく達成感に浸る。予定ではもう少し先の温泉沢ノ頭の辺りでビバーク地を探すつもりだったが赤岳直下を見ると最高な場所を発見。すぐに本日の行動を終了して早めの晩飯&就寝とした。この日は標高も高く虫の心配もなく爆睡することができた。三日目は寝過ぎたせいか2時に起床。空を見上げると星が最高にきれいだった。のんびりと支度をしながら夜明けを待つ。この日は天気が良くてすごい日の出を見ることができた。ここからは快適な稜線歩きが始まる。ご褒美とも思える最高の天気の中、最高の稜線を満喫することができた。。再び水問題が勃発。水晶小屋で補給のつもりが水不足で500mlしか補充できず厳しい状況となった。次の野口五郎小屋でも500mlの制限があり終始喉が渇いての歩きとなった。最終目的となる宿泊地の烏帽子小屋に着いたのは5時半頃でほぼ12時間の行動になってしまい疲れ果ててしまった。ここのテン場にも虫が多くて悩まされた。速攻でテントを設営して潜り込んで飯&睡眠。暑かったり、寒かったりで熟睡できず。また途中で雨も降っていた。翌朝はブナ立尾根を下山するのみ。こうして4日間の長い山歩きが終了した。念願だった赤牛岳に登ることができて大満足な山行だった。しかし、今度また読売新道を歩くときは右回りで行こうと思った。。。
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