加賀白山(エコーライン往復)
- GPS
- 28:59
- 距離
- 11.0km
- 登り
- 1,215m
- 下り
- 1,211m
コースタイム
- 山行
- 5:10
- 休憩
- 0:20
- 合計
- 5:30
- 山行
- 4:15
- 休憩
- 0:07
- 合計
- 4:22
天候 | 1日目:霧のち晴/2日目:雨 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2016年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
普通に歩けば特に問題ないと思います。 |
その他周辺情報 | 白山展望の湯によって帰りました。登山者が大半だったような。 |
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
Tシャツ
ズボン
靴下
防寒着
雨具
日よけ帽子
靴
ザック
サブザック
昼ご飯
行動食
非常食
飲料
地図(地形図)
コンパス
笛
ヘッドランプ
予備電池
GPS
筆記用具
ファーストエイドキット
常備薬
保険証
携帯
時計
タオル
ツェルト
ストック
カメラ
|
---|
感想
7月30日に単独で登る際に山小屋情報を調べていると14日の雷鳥荘に空きがあるこ
とがわかり家内とほーちゃん(11歳♂)を誘ったら行きたいとのこと。さっそく電話
で予約を行った。前日は大野市内の弥生旅館を楽天トラベルで予約をした。
12日夜に職場で慰労会があり飲酒したのでその日は職場で泊まって福山市内で13
日朝に駅で家族と合流するはずが芸陽バスが予定の5分前に行ってしまって次は1時間
後だという。やむなくいったん東広島の自宅へ戻ることにした・・がその間に上りの
山陽道で事故があり大渋滞に。
10時半に自宅の東広島を出発して地道を走り本郷インターから山陽道へ。案の定、
滋賀・大阪で大渋滞が発生しており姫路でも事故渋滞となったため避けるために姫路
西で下りて中国自動車道スマートインター夢前からのって舞鶴若狭自動車道へ。交通
量は多いものの渋滞にあうこともなく北陸道へ。
小さな渋滞はあったものの福井インターでおりて大野市の旅館へ。とても清潔でき
れいな旅館で大野城が近く夕方に散策をし花火見物もすることができた。ただ夕食を
とるところがなくうろうろして結局弥生旅館の前の洋食のレストランマシェリで食べ
た(うまかった)。
8月14日朝5時に旅館を出て市ノ瀬へ。途中のファミマで食料品を購入した。前の
車も市ノ瀬へ向かっているのかな?と思ったら予想通りだった。6時15分頃に市ノ瀬
へ到着してガードマンの誘導で車をとめる。
かなりの台数だけどまだまだ余裕はありそう。天気は快晴。6時20分シャトルバス
に乗って別当出合へ。前回に比べると格段ハイカーが少ない。やっぱり花の季節が過
ぎたからだろう。登山届を出して6時50分に出発した。エコーラインで室堂を目指
す。
吊り橋を渡り10分で一方通行分岐へ。7時半に中飯場へ到着した。多くのハイカー
が休んでいる。このすぐ上に水が湧きだしていてとても冷たい。
左にカーブするところで右に不動滝がよく見える。下部には巨大堰堤が作ってあ
る。土石流防止のためだろう。白色のセンジュガンピがあちこち咲いているけど少し
しおれているのが多いかな。道端には紫の小さな花をたくさんつけたハクサンカメバ
ヒキオコシという(後でわかった)花が咲いている。鮮やかな赤い実が鈴なりのガマ
ズミの木、うまか棒のようなサラシナショウマの群落も見られる。前回7月30日に来
た時と花がほぼ総入れ替えになっている。
8時45分に甚之助避難小屋まで0.9kmの道標のところに到着した。ここから石畳
となり左に池がある。オタマジャクシがたくさん泳いでいる。ぬかるんだところには
木道が設置してある。右にベンチがでてきて誘惑に負けてしまってちょっと休憩。9
時5分に別当覗に到着した。ただ草木が茂っていてロープも張っているため展望はあ
まりよくない。
9時20分に甚之助避難小屋へ到着した。ここにもトイレや水場がある。少し休憩し
て砂防新道とエコーラインの分岐を目指す。朝は快晴だったけど山がガスに覆われて
しまった。おかげで涼しいが。
10時前に分岐へ到着した。ここまでは人が多いがたいていの人は黒ボコ岩へ砂防新
道を登っていく。ここから黒ボコ岩までもお花畑が続くがエコーライン・南竜方面も
とても花が多い。特にシモツケの群落がありカラフルだ。見下ろすと甚之助避難小屋
の赤い屋根が見えている。
10分ほど休憩して右へ進む。ピンクのシモツケソウの群落やサラシナショウマの
群落がみられる。ヤマハハコもたくさん咲いている。あとミヤマコウゾリナ、咲き遅
れのハクサンフウロも少ないものの咲いている。ちょっとした岩場を通過して笹原の
山腹道を進む。
枯れ木の枝にホシガラスがいてガーガーと鳴いている。越百山でけたたましく鳴く
鳥がいたので調べた名を知った鳥だ。
10時半にエコーライン分岐へ到着した。このあたりにはたくさん真っ赤なカライト
ソウの群落がある。紫のつぼみを付けたオヤマリンドウも。エコーラインもお花畑に
囲まれている。ガスが流れて南竜方面が見えてきた。テント場や小屋も見える。天気
が良ければ絵のような光景を見ることができるのだけれども残念。足元にはシナノオ
トギリが咲いている。オンダテ、深山アキノキリンソウ、小さな白い花をたくさんつ
けたイワショウブ・・まだまだいろんな花々を楽しめる。チングルマはみんな綿毛化
している。諦めていたニッコウキスゲはまだ数輪咲いている。
11時10分に草原台地まで登ってきた。ママはだいぶん先へ行っている。花びらが
反り返ったミヤマホツヅジや秋の花であるダイモンジソウも見られる。ガスがとれて
白山御前峰2702mが、その麓には室堂の小屋の屋根が見える。弥陀が原につけられ
た木道を歩いていく。オコジョがいそうな雰囲気なので探すものの見つからない。
11時50分に五葉坂取り付きに合流した。ここでは数組のハイカーが休んでいる。
僕らも10分ほど休憩した。さてここから室堂へ最後の登りだ。短いけれども急なので
堪える。急な道が更に斜度を増してしばらくすると平坦に。そしたら前にひょっこり
と室堂センターが現れる。
ママはちょっと小屋の前で休もうというもほーちゃんはすぐに雷鳥荘へ行きたい様
子。13時から受付なのでそれまでセンター前で昼食をとり休憩して生ビールを頂く。
13時に受付をするが前回よりもずいぶん人が少ない。すでに担当の方が雷鳥荘へ行
っているようで雷鳥荘へ入り手続きを済ませて二階の部屋、ホシガラスへ。まだ新し
い建物なので木の香りがする。窓からは弥陀が原方面が見える。
食事は16時40分から。まだ時間があるので16時からセンター周辺を散策する。前
回センター周辺で満開だったハクサンフウロはみんな落ちてしまっていて主役はイブ
キトラノオに。よく探すとハクサンフウロの先遅れ、イワギキョウの群落、ミヤマア
キノキリンソウ、ダイモンジソウ、オヤマリンドウ、ミヤマキンポウゲなどが咲いて
いる。
夕食は比較的すいていてゆったり落ち着いて食べることができた。このころには
青空が広がってきた。いったん雷鳥荘へ戻ってヘッドライトと防寒具をサブザックに
詰めて17時35分から山頂を目指す。入道雲など沸き立つ雲があちこちみられる。山
で見る雲はクッキリ輪郭が明瞭だ。
18時40分に山頂へ到着した。一人のハイカーが日の入りを眺めている。その下の
岩場でオレンジ色に染まった雲や山並み、流れる雲を見物する。山頂まで来て日の入
りを見たのは正解だった。大満足。
下山は半月があり真っ暗ではないものの足元が見えずへっでんを付けて下りる。だ
いぶん下りたところでほーちゃんがスリッパでやってきていてびっくり。一緒に下り
て雷鳥荘へ。20時頃に就寝した。
8月15日朝起きるとすでにぽつぽつ雨が降り出していた。6時に朝食を食べて帰ろ
うとしたら本降りに。予想はしていたものの・・雨は嫌だなあ。雨対策をしてザック
カバーを付けてレインコートを着て7時半に下山を始める。下山もエコーラインを使
う。五葉坂は人が多いもののエコーラインへ入ると誰もおらず。
8時40分に砂防新道と合流して下っていく。時々雨脚が強くなる。9時20分に甚之
助避難小屋に到着した。10時50分に中飯場へ。この先で土砂降りとなる。11時半過
ぎに吊り橋を渡り別当出合へ。多くのハイカーが休んでいるがみなずぶぬれ。
12時のシャトルバスで市ノ瀬へ下りた。雷鳥荘は予想通りとても快適な小屋だっ
た。7月下旬に比べるとぐんと少なくなるもまだまだ花は咲いている。それに山頂で
素晴らしい夕日を見れたのは何よりもラッキーだった。白山展望の湯で汗を流して福
井北インターから北陸道、舞鶴若狭道を経由して播但道を経由して帰った。
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