エイド練習@烏帽子
- GPS
- --:--
- 距離
- 206m
- 登り
- 21m
- 下り
- 21m
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2016年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
写真
感想
今回は、烏帽子でうK口さん、K多さんコンビがエイド練習をするというので、ご一緒させてもらう。
7月末の芦廼瀬川でI村さんがアブミを駆使して核心を突破しているのを見てから、手数として知っておいて損は無いと思っていたので渡りに船だ。
いつもの中国道の渋滞につかまりながら道場へ。そこそこ車が止まっていて賑わいを感じる。
今日は思いの外、暑さも感じずクライミング日和だ。
すでに到着していたK多さんと待つこと数分でK口さんも到着。
練習場所へ行くとすでにアブミの練習をしている人たちがいた。
我々もさっそく練習開始。
アブミはシュリンゲでハーネスのビレイループの辺りに接続し、ぶら下げながら登る。
こうすることで、アブミを落とす心配はない。
多少、干渉はするので登りながら振り分けたりと丁寧に整理するのが大切。
K口さんが垂壁を登っていく。
中間支点を掛けながら、バランスよくアブミに乗って登っていく。
人工登攀なので、かけたヌンチャクを掴むのもありだ。
K口さんに続き、K多さん、samoaの順で練習する。
ほとんど慣れないなかいきなりのリードで不安もあったが、やってみるとアブミにのるバランスさえきちん取れていれば、スタンスがしっかりしている分案外登りやすい。
習うより慣れろとはこのことか。
垂壁での練習を済ませ、次はすぐとなりにあるハングのルートへ移動。
こちらもK口さんがリードし、ヌンチャクをかけてくれる。
垂壁よりも消耗激しいので、レストしながら登るの肝要だ。膝を入れて、アブミに立ち込むことでレストが出来る。
また、垂壁以上にリズムよくアブミを登って行くのも大事だ。4段目、5段目までしかっかり乗れると続く支点にかけるのが楽になる。
こちらもK口さんが危なげなく登り、続いてsamoaが登る。
やはり見ている以上に消耗し汗だくになりながら登る。リズムよく登るのもなかなか難しい。
存分に休みながらなんとか、終了点まで登る。ヌンチャクを掛けながらなんてとてもじゃないがまだ出来なさそうだ。
K多さんが続いて登るが、アブミに足をかけて立ち込んでからの立ち上がりがとてもスムーズで美しい。体幹が強いのかスイスイ、アブミを登っていく。
さすがです。
2人とも登って、今度はハングで宙ぶらりんになった状態から登り返す自己脱出練習。
ハングの傾斜がゆるくなるところまで登り、宙ぶらりんになって練習する。
メインロープにプルージックでシュリンゲを2つかけて、上のシュリンゲをヌンチャクでハーネスに接続する。
上のシュリンゲを手が伸ばせるまで高く上げて、下のシュリンゲに足をかけて体を引き上げる。
上のプルージックのおかげで上げた分は落ちることはないという仕組み。
懸垂下降のバックアップのテンション解除での脱出練習はしたことがあるが、登り返しは初めてだったが、きちんと登り返すことができた。
システムも単純なので練習しておいて損はない。アルパインで宙ぶらりんになったときはもちろん、沢登りで見通しずらいところで懸垂し、ロープが足りない、降りたてないといったときにも必要な技術だ。
プルージックでの練習のあと、K口さんがアルテリアのHPで紹介されていたルベルソを使った自己脱出を練習してみることに。
参考→http://www.alteria.co.jp/sport/technique/Rock-Climbing-Self-Rescue-Overhang/
システムの構築は出来たが、ルベルソを手繰るのが難しく、なかなか登り返すことができない。
終いにはK口さんは消耗しきってしまい、なんか悲しい感じになってしまった・・・
自分は特に消耗もしてないのに、日和ってK多さんに回収を任せてしまった・・・
ごめんなさい。
さて、おしまいに1本だけフリーでゴールドフィンガーを登ることに。
あわよくばリードと思ってトップロープで練習してみたが、ちょっと不安が残る感じ。
リードは次回に持ち越し。K口さん、K多さんの華麗なクライミングを鑑賞し、今回はおしまい。
アブミの練習は、とてもいい経験になった以上に楽しめてとても充実した1日だった。
K口さん、K多さんありがとうおざいました!
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