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Yamareco

記録ID: 951299
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ハイキング
九州・沖縄

暑さにバテバテ市房山(熊本側林道終点から山頂往復)

2016年08月28日(日) [日帰り]
 - 拍手
GPS
05:54
距離
5.3km
登り
960m
下り
952m

コースタイム

日帰り
山行
5:21
休憩
0:33
合計
5:54
7:51
19
スタート地点
8:10
8:15
172
11:07
11:33
110
13:23
13:25
20
13:45
ゴール地点
登りは昭文社の地図でコースタイム2時間15分ほどのところ、3時間以上かかってしまった。きつい登りである。
天候 曇り
過去天気図(気象庁) 2016年08月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
鹿児島空港からレンタカー
コース状況/
危険箇所等
市房神社から六合目の少し上まで急坂が続く。基本的に土壌が砂質であるため、コースを手入れした階段が崩れかけている場所も複数個所あり、コース取りが難しい。神社から六合目までの登りは難儀であったし、時間もかかった。
その他周辺情報 この日は山頂で宮崎側からの登山者3名と、下山時に熊本側から一人の登山者に出合ったのみ。天候が悪かったせいもあるが、比較的静かな山みたいである。
初日は人吉に宿泊。夜は豪華な食事でした。
2016年08月27日 17:14撮影 by  Canon PowerShot SX150 IS, Canon
1
8/27 17:14
初日は人吉に宿泊。夜は豪華な食事でした。
朝6時前に宿を出て、登山口へ。
2016年08月28日 07:48撮影 by  Canon PowerShot SX150 IS, Canon
8/28 7:48
朝6時前に宿を出て、登山口へ。
林道終点に停めました。普通の登山口に見えますが、1台も停まっていないのは違和感あり。
2016年08月28日 07:48撮影 by  Canon PowerShot SX150 IS, Canon
8/28 7:48
林道終点に停めました。普通の登山口に見えますが、1台も停まっていないのは違和感あり。
沢を何本か渡ると、キャンプ場からの道を併せます。
2016年08月28日 07:53撮影 by  NIKON D600, NIKON CORPORATION
8/28 7:53
沢を何本か渡ると、キャンプ場からの道を併せます。
ヤマジノホトトギス(多分)が咲いている。
2016年08月28日 07:59撮影 by  NIKON D600, NIKON CORPORATION
8/28 7:59
ヤマジノホトトギス(多分)が咲いている。
マツカゼソウ
2016年08月28日 08:00撮影 by  NIKON D600, NIKON CORPORATION
8/28 8:00
マツカゼソウ
市房神社への登りが始まる。岩を組み上げた階段で登り易そうだが、一段一段の段差が結構高くて、何段か一息に登ると息が切れる。
2016年08月28日 08:02撮影 by  NIKON D600, NIKON CORPORATION
8/28 8:02
市房神社への登りが始まる。岩を組み上げた階段で登り易そうだが、一段一段の段差が結構高くて、何段か一息に登ると息が切れる。
大きな杉の木が沢山あり、鬱蒼としている。さすがこれならあのチョウがいるはずだ。
2016年08月28日 08:05撮影 by  NIKON D600, NIKON CORPORATION
8/28 8:05
大きな杉の木が沢山あり、鬱蒼としている。さすがこれならあのチョウがいるはずだ。
神社に到着。ここは無人だが、大きな社殿である。ここは4合目となっている。
2016年08月28日 08:11撮影 by  NIKON D600, NIKON CORPORATION
8/28 8:11
神社に到着。ここは無人だが、大きな社殿である。ここは4合目となっている。
神社の説明
2016年08月28日 08:17撮影 by  NIKON D600, NIKON CORPORATION
8/28 8:17
神社の説明
大きなサルノコシカケ。直径が30cm以上ありそうだ。(帰りに撮影)
2016年08月28日 12:36撮影 by  Canon PowerShot SX150 IS, Canon
8/28 12:36
大きなサルノコシカケ。直径が30cm以上ありそうだ。(帰りに撮影)
五合目にある表示。この辺りは1合1合で休まないときついところである。
2016年08月28日 08:47撮影 by  NIKON D600, NIKON CORPORATION
8/28 8:47
五合目にある表示。この辺りは1合1合で休まないときついところである。
ようやく六合目に到着。
2016年08月28日 09:15撮影 by  NIKON D600, NIKON CORPORATION
8/28 9:15
ようやく六合目に到着。
六合目付近の登山道。砂地が雨で流されて、登り辛い。(帰りに撮影)
2016年08月28日 12:28撮影 by  Canon PowerShot SX150 IS, Canon
8/28 12:28
六合目付近の登山道。砂地が雨で流されて、登り辛い。(帰りに撮影)
大きくえぐられた砂地の登山道(帰りに撮影)
2016年08月28日 12:26撮影 by  Canon PowerShot SX150 IS, Canon
2
8/28 12:26
大きくえぐられた砂地の登山道(帰りに撮影)
階段も崩れそうなものもある(帰りに撮影)
2016年08月28日 12:25撮影 by  Canon PowerShot SX150 IS, Canon
1
8/28 12:25
階段も崩れそうなものもある(帰りに撮影)
この辺りでもまだ鬱蒼としている
2016年08月28日 09:28撮影 by  NIKON D600, NIKON CORPORATION
8/28 9:28
この辺りでもまだ鬱蒼としている
ようやく急坂が終わり、なだらかになった。バイケイソウが咲き終わって実になっているようだ。
2016年08月28日 10:20撮影 by  NIKON D600, NIKON CORPORATION
8/28 10:20
ようやく急坂が終わり、なだらかになった。バイケイソウが咲き終わって実になっているようだ。
この辺りになると倒木が多くなる。昨年の台風だろうか?
2016年08月28日 12:13撮影 by  Canon PowerShot SX150 IS, Canon
8/28 12:13
この辺りになると倒木が多くなる。昨年の台風だろうか?
八合目。ここからはダラダラした登りが続く。
2016年08月28日 10:28撮影 by  Canon PowerShot SX150 IS, Canon
8/28 10:28
八合目。ここからはダラダラした登りが続く。
樹木の高さも低くなってきた
2016年08月28日 10:39撮影 by  NIKON D600, NIKON CORPORATION
8/28 10:39
樹木の高さも低くなってきた
ママコナの群落
2016年08月28日 10:42撮影 by  NIKON D600, NIKON CORPORATION
8/28 10:42
ママコナの群落
朝露に濡れた登山道わきの草。ズボンが冷たい。
2016年08月28日 10:47撮影 by  NIKON D600, NIKON CORPORATION
8/28 10:47
朝露に濡れた登山道わきの草。ズボンが冷たい。
やはり雲海であった。しかし、その上にも厚そうな雲があるので、降らなければ良いが。
2016年08月28日 10:52撮影 by  NIKON D600, NIKON CORPORATION
8/28 10:52
やはり雲海であった。しかし、その上にも厚そうな雲があるので、降らなければ良いが。
山頂が近い
2016年08月28日 10:53撮影 by  NIKON D600, NIKON CORPORATION
8/28 10:53
山頂が近い
もう一息
2016年08月28日 10:59撮影 by  NIKON D600, NIKON CORPORATION
8/28 10:59
もう一息
ようやく山頂
2016年08月28日 11:23撮影 by  NIKON D600, NIKON CORPORATION
8/28 11:23
ようやく山頂
山頂には宮崎側から登ったらしい3人組がいた。
2016年08月28日 11:09撮影 by  Canon PowerShot SX150 IS, Canon
8/28 11:09
山頂には宮崎側から登ったらしい3人組がいた。
ちょっと失礼して・・・
2016年08月28日 11:10撮影 by  Canon PowerShot SX150 IS, Canon
8/28 11:10
ちょっと失礼して・・・
と飲んでいると、どこからともなく1匹のお犬様。
2016年08月28日 11:17撮影 by  Canon PowerShot SX150 IS, Canon
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8/28 11:17
と飲んでいると、どこからともなく1匹のお犬様。
30分ほど山頂にいて降りはじめたら、今度は鹿が現れた
2016年08月28日 11:55撮影 by  Canon PowerShot SX150 IS, Canon
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8/28 11:55
30分ほど山頂にいて降りはじめたら、今度は鹿が現れた
アザミが咲いていた。フジアザミほど大きくはないが、結構大きな花である。調べると、メラモリアザミと思われる。
2016年08月28日 11:59撮影 by  Canon PowerShot SX150 IS, Canon
8/28 11:59
アザミが咲いていた。フジアザミほど大きくはないが、結構大きな花である。調べると、メラモリアザミと思われる。
ハンミョウがいた。
2016年08月28日 12:01撮影 by  Canon PowerShot SX150 IS, Canon
8/28 12:01
ハンミョウがいた。
下山。登山口にあるゴイシツバメシジミの説明看板。
2016年08月28日 14:02撮影 by  Canon PowerShot SX150 IS, Canon
8/28 14:02
下山。登山口にあるゴイシツバメシジミの説明看板。

装備

個人装備
長袖シャツ ズボン 靴下 防寒着 雨具 日よけ帽子 ザック 昼ご飯 行動食 飲料 コンパス ヘッドランプ 予備電池 GPS 筆記用具 ガイド地図(ブック) 保険証 携帯 時計 サングラス タオル カメラ

感想

先々週の北アに続いて、鹿児島まで久しぶりの遠征である。この山はゴイシツバメシジミという小さな蝶の発見された場所として有名なのであるが、その生活史と私の九州の山に対する印象とのギャップが昔からあり、一度訪れてみたかった山であった。そして、その結果十分に納得がいったのである。
私の九州の山に対する印象は、ツキノワグマの絶滅に象徴されるように、人間の深山への進出が進んでしまって、いわゆる深山幽谷が無くなっているというものである。そして、この蝶の食草であるシシンランという花そのものが、深山幽谷でないと存立しえない生育環境にしか適応できないと容易に想像できるのである。
今回その環境を目の当たりにして、あの小さな蝶であり、シシンランであるからこのような狭い範囲での生育環境で存在を続けることができたことを理解できた。縄文弥生の時代から加持祈祷の地が相良氏へと受け継がれた故に生き延びることができたのではないかと想像されたのである。

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