奥穂高岳 (上高地〜涸沢経由 夜行1泊2日の旅)
- GPS
- 43:06
- 距離
- 37.6km
- 登り
- 2,050m
- 下り
- 2,030m
コースタイム
- 山行
- 9:15
- 休憩
- 1:15
- 合計
- 10:30
過去天気図(気象庁) | 2016年08月の天気図 |
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アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
帰り:上高地バスターミナル 15:40発(さわやか信州号\7400)→川越 21:00着 |
写真
感想
普通は2泊3日の行程が一般的のルートですが、休みが2日しか無い為、夜行1泊2日で奥穂高岳へ行って来ました。
直前まで天気予報とにらめっこして、史上初ルートでUターンして来た台風10号は直撃しないと判断。
仕事を終えて、上高地直行の夜行バスに飛び乗りいざ上高地バスターミナルへ。
朝5:20に到着した時は晴れでした。
1日目は10時間を超えるコースタイムの為、平地で時間を稼ぐ作戦で、横尾までは平坦な道を超早歩きで行きます。
最近はテント泊の重装備が多かったのですが、今回は長丁場なのと、2日目に雨が降ると分かっていた為、穂高岳山荘に泊まる事を決めていました。
その為ザックが軽いのでスイスイ🎵横尾を過ぎると屏風岩と北穂高岳の絶景が見えルンルン気分で約5時間で涸沢へ到着。
普通はここで一泊というパターンが多いですが、今日はここからが本番!
奥穂高岳へ向けてザイテングラートと呼ばれる岩だらけの登りが延々と続きます。
1時間ほど登ると次第に雲行きが怪しくなって来てついにガスの中へ突入…(*_*)
今日だけは夕方まで晴れるんじゃなかったのかいヤマテンさん⁉️と心の中で叫びつつ、やっとの事で穂高岳山荘へ到着。
部屋に不要な荷物を置いてから、奥穂の山頂を目指します。この時はもう辺りは真っ白、おまけにものすごい風がビュンビュン吹いて少し怖かったです。
(そういえば、さっきすれ違った方は風が強くて山頂に行くのは諦めたって言ってたな…。ドキドキ。)
飛ばされるほどの風ではないし、ここまで来たからには山頂を極めたい一心でなんとかたどり着き、ガスガスで小雨が降る中、晴れている時に見えるであろう槍ヶ岳やジャンダルムの姿を想像しながら、絶対またリベンジしてやる〜っと心の中で叫び、そそくさと山頂を後にしました。
穂高岳山荘は空いていて、6人部屋を1人で利用出来て快適でした。
が…夜からはずっと強風と雨の音に明日帰れるんだろうか…と心配でなかなか眠れませんでした。
そして、朝起きてもその状態はひどくなる一方。「これも経験」と観念して風雨が弱くなった時を見計らって、一目散に涸沢へと下り、ノンストップで歩き続ける事6時間半で上高地バスターミナルまで無事帰って来ました。
今回は修行の山旅となりましたが、奥穂高岳に無理なく登れてちょっぴり自信がつきました。
次は2泊3日で表銀座縦走だー❗️
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