劔を展望の稜線。白馬岳・清水岳・祖母谷温泉
- GPS
- 56:00
- 距離
- 26.4km
- 登り
- 1,514m
- 下り
- 2,736m
コースタイム
- 山行
- 6:17
- 休憩
- 0:45
- 合計
- 7:02
天候 | 8/31:下界は晴れ、栂池ロープウエイ周辺から曇り、山頂付近晴れ間のぞく 9/1:曇りのち晴れ 9/2:晴れ |
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過去天気図(気象庁) | 2016年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
ケーブルカー(ロープウェイ/リフト)
新宿発高速夜行バス-5:55栂池高原着 栂池ゴンドラリフト 8:00-途中RWに乗り換え-8:40自然園着 帰り: 黒部峡谷鉄道 欅平9:16発-10:37宇奈月 宇奈月温泉10:51-黒部宇奈月温泉 |
コース状況/ 危険箇所等 |
猿倉からの大雪渓は9/1から当分の間通行止め。雪渓崩壊のため。 実際は8/31に山小屋の方も栂池経由で下山されていました。 栂池ゴンドラリフト乗り場の近くに登山ポストあり。 栂池-白馬岳:道は整備されているので問題なし。乗鞍岳周辺の大きめの岩の上を行くときはスリップ転倒に注意。 白馬岳-清水岳: 稜線上の雪田あとやお花畑を行き、劔岳・立山、槍ヶ岳までの北アルプスの山並みが見える気持ちのいいトレイル。 清水岳-不帰岳避難小屋: 樹林帯に降りるまでは池塘や草原のスロープなどの気持のいい道。 樹林帯に入ると蒸し暑い。木の根や転石での転倒注意。 不帰岳避難小屋-祖母谷温泉: とにかく長い道。急降下と長いトラバースを延々と繰り返す。 地形図で事前把握しておけば気持ちと休憩のリズムを取れる。 途中の道標の言葉が印象的: 名にしおう祖母谷への道、労多いが楽しみも多し、ガンバレ |
その他周辺情報 | 祖母谷温泉は源泉近くの一軒宿。 地獄の横の流れ込みでお尻をつかるなどワイルドな温泉体験ができます。笑 山小屋的な素朴なのんびりした宿でリラックス。 |
写真
感想
いつかは行きたかった清水岳と祖母谷温泉への道。
白馬岳や唐松岳まではいいのですが、その後祖母谷に降りてわざわざ欅平から富山経由で帰ってくるのももったいない気がしてなかなか踏み込めませんでした。
しかし!今回行ってみて旭岳から避難小屋までずーっと目の前に劔・立山を望み、高所のお花畑、途中の池塘や草原の美しい景色の中を歩いて何故もっと早く歩かなかったんだろうと後悔していました。
白馬山荘から祖母谷温泉まで2000mを越える下降と急坂の降下、トラバースの連続で体力的に厳しくはあるのですが、行ってみて幸せでした。
山行前日、まずは祖母谷温泉に予約電話をしたら、白馬岳の大雪渓が9/1から通行止め。直前の台風の雨でもしかしたらその前からダメかもとの情報で、急きょ栂池からに変更でした。
栂池に夜行バスで到着も平日のためゴンドラリフトの始発8:00まで約2時間ブラブラ。自然園を9時前に出発でやや焦りながら登りましたが15時ころ白馬山山頂でしたのでちょうどよかったです。
小蓮華山を過ぎるまでガスで景色は見えなかったですが、その代わりまるまる太ったライチョウ4羽(雌3羽、雄1羽)も見れましたし、途中クロマメノ木の実が熟していてすっぱ甘くておいしかったです。
翌日、祖母谷温泉まで長ーい下降でしたが、写真のように素晴らしい景観と池塘、草原、お花畑で感動しまくりでした。この素晴らしい道を下りは多分私一人、上りは避難小屋泊まり一人、通し二人だけで独占でした。もったいない。
祖母谷温泉は源泉の地獄の横の流れ込み窪みでお尻を漬けてワイルドな温泉経験もできましたし、宿の露天風呂にも昼、夕方、夜、明け方前、食事前5回も入って堪能しました。宿の方も穏やかで親切でとてもよかったです。もっと早く来ればよかった。
翌日は阿曽原温泉に行こうかとも思いましたが、温泉が被ると印象も薄くなりそうでしたので、松本の知り合いのお店で山祝いして帰京しました。
秋の気配が強くなってきた北アルプス、冬までにはもう一度どこかに行きたいものです。雲の平、読売新道、船窪、池の平、下の廊下、、、行きたいところ満載です。
あ、唐松岳から祖母谷温泉の道も行かねば。笑
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