笠ヶ岳 ー笠新道をテント泊ピストンー
- GPS
- 27:49
- 距離
- 24.8km
- 登り
- 2,653m
- 下り
- 2,652m
コースタイム
- 山行
- 9:27
- 休憩
- 1:03
- 合計
- 10:30
- 山行
- 3:55
- 休憩
- 0:28
- 合計
- 4:23
天候 | 一日目:晴れから曇り 二日目:高曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2016年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
第三駐車場が満車だったため、第二には行かず、鍋平園地駐車場に停めました。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
鍋平園地駐車場から新穂高登山センター 下りは良いけど、登りは疲れた足には響きます。 笠新道から杓子平 早月尾根ほどの急登ではありませんが、長いです。 暑いとしんどいです。水は登山口以降ありません。 登山口の水場はジャブジャブ流れていました。美味しいです。 杓子平から笠新道分岐 下りで道標を確認せずに沢を下ってしまい、結果的にショートカットしてしまいました。 |
その他周辺情報 | 混浴露天風呂の新穂高の湯に入りました。 もちろん混浴と言いつつ男しかいない。 |
写真
感想
9月以降の土日はこの週末以外全て家族での予定が入っているので、山に泊まりで行くにはこの週末しかありませんでした。
計画では常念岳から蝶ヶ岳も検討していましたが、三俣は自宅から遠いことと知り合いが最近このルートを登っているため、違うルートである笠新道を選択しました。
天気が心配でしたが、土曜日は心配なし。日曜日が降るかどうか。
多少の雨なら嫌いじゃないので前日に天気を確認し決行を決めました。
いつもは家で寝てから出発しますが、遠いことと睡眠不足が心配だったの駐車場に前泊することにしました。
仕事を終えて自宅へ。風呂と食事を済ませ、子どもたちが寝るのを見送ってから出発。
23時半に新穂高に到着しましたが、第三駐車場は満車。第二には目もくれず鍋平に向かいます。暗くてよくわかりませんでしたが、鍋平園地駐車場に駐車することが出来たようです。新穂高から入山するのは初めてで、勝手がわからず。それでも難なく駐車出来て良かったです。
四時間ほど仮眠し、起きたときには駐車場はほぼ満車状態。
天気予報が良いから駐車場を彷徨う車が数台いました。
コンビニのパンを食べてから駐車場を出発。まずは新穂高登山センターに向かいます。起きたときにかなり冷えていたので防寒着を着て出ますが、歩いているうちに体は暖まり登山センターで脱ぐことに。
空はすぐに明るくなり笠新道登山口までは難なく到着することが出来ました。
水場からは水がジャブジャブ出ていましたが、水は既に汲んでいたため通り過ぎます。
笠新道は急登と聞いていたので身構えて登りますが、思っていたほど急登ではなく整備された道で歩きやすく感じました。
杓子平との中間地点までは涼しくて快適に進み、時折焼岳や乗鞍岳が綺麗に見えてテンションが上がります。
中間地点を過ぎて見晴らしの良い場所に出ると槍ヶ岳が!槍ヶ岳から焼岳まで遮るものがなく素晴らしい景色が見られました。ここまでで二時間ほど。休憩します。
この辺りから天気が良すぎて日差しが直接当たるようになります。
寝不足もあり、暑くなるにつれ休憩が多くなります。それは他の登山者も同じようてした。お互い休憩しながら抜きつ抜かれつ進みます。ここはかなり辛くて、あまりの暑さに人目を盗んでスパッツを脱いで長いパンツ一枚になりました。
やったの思いで杓子平に到着すると、突然目の前の展望が開けて笠ヶ岳の稜線が出迎えてくれます。さらに杓子平では涼しい風が吹いていて体を癒してくれました。
ここを過ぎたところで体が慣れてきたのか、この先からは快調に進むことが出来ました。
稜線まではカールの中を進みますが、カールの景色は良く楽しく歩くことができます。夏であれば高山植物が綺麗かもしれません。この時は既に秋でした。
稜線に出るまでは槍穂高の稜線が見えていましたが、稜線に出る頃には雲がかかり始めていました。
せっかくなので抜戸岳に寄り道。たくさんいた登山者も抜戸岳に来たのは一名だけ。皆さん笠ヶ岳に真っ直ぐ進んだようです。
残るは笠ヶ岳までの稜線歩きです。ここは遮るものがないため
日差しが強烈ですが、風があったおかげで快適でした。
少しずつ近づく笠ヶ岳に心躍らせながら一歩一歩進みます。
無事にテント場に到着。テントを張ってから小屋に向かいました。
テント場から小屋まで五分ほどだったかと思います。
暑い中歩いてきたのでビールが飲みたかったのですが、日が傾くにつれ寒くなりビールはお預け。ペットボトルのコーラを購入し、山頂に向かいます。
雲がかなり出ていたので想像はしていましたが、山頂からの展望はほとんどありませんでした。残念ですが小屋まで下山。水を汲んでからテントまで戻ります。
この日はこの後も雲は抜けず、たまに笠の頂上が見える程度でした。
夜中0時に目が覚めて外に出てみると雲は薄く出ているものの沢山の星が出ていました。
前回の山行では星空をいっさい眺めることが出来なかったのでとても嬉しかったです。それでもあまりの寒さに長居は出来ずに退散。
朝起床時にも星空と槍穂高の稜線が見えました。
天気は保ちそうですが、稜線上を歩きながら日の出を見たいので早朝に出発します。
出発してから数10分で徐々に明るくなり、中岳の辺りから上がる太陽を見ることが出来ました。
笠新道の分岐に着くまで写真を何度も撮ってしまい足が進みません。遠くは立山剱や南アルプスも見えたように思います。
笠新道分岐に着いたら後は降りるだけ。カールで道を間違え登山道ではない沢沿いに降りてしまいましたが、難なく登山道に合流し杓子平に到着。
ここで一度笠ヶ岳とサヨナラし、下山します。
こかからは槍穂高を眺めながら一目散に降りていきます。
かなり降りてきて、そろそろかなと思っていたら突然林道が見えて登山口にゴール。
ここで初めて水場の水を飲みましたが、とても美味しかったです。最初に汲んでいけば良かった。プラティパスに1リットル入れて持ち帰りました。
ここからは林道を進み、新穂高を通り、鍋平まで登ります。
すれ違う登山者は少なく、新穂高を過ぎてからは1人もいませんでした。
片付けをしてから車に乗り込み、アルプス大橋に向かい笠ヶ岳と再開。
そこから見た笠ヶ岳は雄大で、登ってから見ることでより雄大に見えたと思います。
この後は新穂高の湯で入浴、道の駅上宝で食事をしてから帰路に就きました。
次は子どもと低山を散歩する予定です。
こんにちは。
レコ拝見しました。
あの場所で、立ち話した方ですね。
笠新道の急登を、テン泊装備で良く登れましたね。
登ってくる方は皆さん辛そうでした。
ssm330さんもその1人でした。
笠ヶ岳の稜線は、綺麗ですよね。
私もあの日は、稜線を満喫できました。
暑い中、お疲れ様でした。
yorimasaさんコメントありがとうございます。
なかなかの登りでしたね。でもまた登りたくなります。
帰りはすいすいと降りてしまい、昨日の登りはなんだったのかと思うほどでした。
こんにちは。
笠ヶ岳は非常に気になっている山です。
かなり苦労するので、せっかくなら1泊2日ではなくて2泊3日で双六岳方面に進み、鏡平経由で下山したいと考えています。
こんなことを考えているから、実施が延び延びになってしまうのですが…。
私は燕岳方面からそちらを眺めていました。
ssm330さんはこちらを眺めましたでしょうか?
お子さまとの低山歩きが、可能な範囲でアップされることを期待しています。
それと、カープ優勝おめでとうございます!
Kenboさんコメントありがとうございます。
笠ヶ岳良かったですよ。北アルプスは登山道が幾重にもあるので、ルートを考えるとあっちこっちと行きたくなりますよね。1泊2日でも1日目は笠新道経由して、2日目は鏡平経由で下山すると違うコースが歩けて楽しめると思います。
燕岳に行かれてたんですか?笠ヶ岳見えました?こちらからは槍穂高の存在感に圧倒されて燕岳はわかりませんでした汗
燕岳、蝶ヶ岳方面はまだ行ったことがないので興味ありです。
子どもとの山歩き。無事に登れたらアップしたいと思います。
GPSログ取らなきゃ。
カープありがとうございます!
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