西上州白髪岩へ原三角測點を見に行く おまけに白髪山
- GPS
- --:--
- 距離
- 3.6km
- 上り
- 194m
- 下り
- 206m
コースタイム
天候 | 曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2016年10月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
笹原の薄い踏み跡が続く 道標は少ないがテープ類は多い |
写真
感想
日本に3か所しか現存していない「原三角測點」を見に行ってきた。
原三角測點は明治のはじめ、当時の内務省地理局が測量のために設置したものだが、現在の三角点標柱に置き換えられたので今では3か所しか残っていないという大変貴重なものだ。
その3か所は、雲取山、新潟米山それに西上州白髪岩で、白髪岩は超マイナーな山だがこの世界では有名かつ行程も楽である。
ここを訪ねるのは10年ぶり。
御荷鉾林道の登山口に車を置き出発。
踏み跡は薄く、笹が覆いかぶさって分かりづらい場所もあるがほぼ稜線沿いに付いている。
何度かアップダウンを繰り返すと突然笹が終わり岩場となった。
といっても大した岩場ではなく、急な場所も濡れてスリップするのを気を付けさえすれば初心者向けだろう。
岩場の上は紅葉が始まっていて綺麗だった。
そこを抜けると再び雑木林となり、山頂に着いた。
原三角測點は10年前と変わらずそこにあった。
明治15年設置とあるので、すでに130年以上ここに鎮座している。
当時のままの姿で残っているのはここだけらしい。
パワースポット的存在だなぁ。
しばらく眺めてから下山。
ピークのひとつは巻いて下り、11時前に車に戻ってきてしまった。
時間があるのでそのまま反対側の、その名も「白髪山」に向かう。
白髪ペアの山を登ってみようという訳だ。
山と高原地図では、白髪岩登山口から反対側に破線の道が描かれているが、取付き点が見当たらず、仕方なく斜面を適当に登って稜線に出た。
こちらの稜線上も一面の笹ヤブで踏み跡すらないが、そのまま進むと左手から立派な登山道が上がって来ていた。
その登山道を進むとすぐに白髪山の山頂に着いた。
単なるピークで手製のプレートが取り付けられているだけだったが、ここは、神流マウンテンラン大会のコースとなっているのでその案内板が登山案内よりはるかに多く取り付けられていた。
展望も何もないので5分ほどいて下山。
登山道をそのまま下るとあっけなく御荷鉾林道に出た。取り付いた場所から東に数百メートルの場所だったのですぐ車に戻れた。
(自宅に帰って調べたら、この正規コースでのレコ多数あり。下調べが足りず反省・・。まあ、ヤブ漕ぎ好きだからいいけど、とは自分に言い訳。)
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