針ノ木…小屋？？ 北アデビューも天候悪くピークハントは見送り

2016年10月01日(土) 〜 2016年10月02日(日)

• GPS: 64:00
• 距離: 9.9km
• 登り: 1,167m
• 下り: 1,152m

コースタイム

1日目

• 山行: 7:16
• 休憩: 0:14
• 合計: 7:30

6:00 扇沢駅
7:56 8:10 大沢小屋
13:30 針ノ木小屋

2日目

• 山行: 4:55
• 休憩: 0:15
• 合計: 5:10

6:50 針ノ木小屋
10:05 10:20 大沢小屋
12:00 扇沢駅

天候

雨基調。下山後に晴れ…(T_T)

アクセス

利用交通機関：

電車 バス

扇沢バスターミナル発着

コース状況／危険箇所等

★ルートは手書きです。
★距離は短いが急傾斜の岩場・鎖場あり

その他周辺情報

★大町温泉郷（扇沢〜信濃大町のほぼ中間）

写真

前泊組と夜行バス組、扇沢に集合です。

雨か〜 (´-｀。)

針ノ木峠まで1000m以上の登りです。

エノキタケ？？

美味しそうなんですが…

しばらくはゴーロや林道を横切りながら進みます。

マユミだ。

これはこれで幻想的。

リンドウ。すでに晩秋ですね。

涸れ沢も、水が流れる沢もあります。

大沢小屋に到着。休業中のようです。

百瀬慎太郎のレリーフ。針ノ木小屋を開設した方らしい。

対岸に結構な落差の滝が見えます。

滑りやすい岩のトラバース。危なっかしい場所にはロープ・鎖完備でした。

針ノ木小屋まで2:30というのは健脚者対象のタイムだと思います。

花は少ない。アザミもほぼ最後の一輪でした。

さーーっとガスが取れたかと思ったら、またすぐに巻かれる。

きれいな水ですよ (^-^)

振り返るとダイナミックに流れる雲と霧。

こいのぼりが目印に。

またガスに巻かれる。

ここから高巻き。

真教寺尾根を思い出す岩場。でもすぐに終わります。

メンバーさん、がんばってます^^

高巻き中。紅葉が進んでました。

後ろとかなり距離が開いたので少し待つ。
その間に…アメリカ物はやはり重い (^^;)

お疲れさまです^^ ゆっくり山登りを楽しみましょう！

霧が水滴に。

クモマナズナだ。

中腹にはきれいなモザイク構造の石がたくさんあった。

跡形も無かったです。

イワツメクサ。

谷なので登るにつれて急斜面になります。なかなかタフな道です。

また雲が上がってきそうだ…

周囲はきれいな紅葉なんですが、映えません…

さっきとはまた少し違ったモザイクな石。

磨いてみたら意外ときれいかも^^

雲がダイナミック！

紅葉がきれい。

右奥の端正なトンガリは爺ヶ岳かな？

この上が針ノ木岳の山頂みたいです。

ナナカマド。

ミヤマキンポウゲです。

レンゲ沢の水場で。

ここで飲まずに…どこで飲むのだ？

青空が増えてきた。でも雲が迫ってくる…

ほんとにダイナミック！

最後は九十九折れ。稜線上に十字架（道標）が見える！

下から雲が迫って来て…

また引いていく。前の写真からたった6分しか経っていない。

チャレンジし甲斐のある稜線です！

アオノツガザクラ。まさに最後の一輪でした。

着いた〜！

早速峠の反対側を眺めます。

今夜のお宿です。お世話になります！

おなか減ったよ〜

行動食しか食べてないので、後続を待つ間にとにかく何か食べて少し落ち着こう！

先行した方々は針ノ木岳にピークハントに行ったもよう。後姿が見えました。

到着を待って小屋入りです。山頂はガスの中で、本日のピークハントは無しにしました。

少し雲が取れてきたので表へ。遠くの雲海はどこ？馴染みが無いのでさっぱりです。。

蓮華岳の方。山頂の雲は取れてるけど、ちょっと時間的に厳しい。

こちらは針ノ木岳の方。やっぱ雲の中です。

小屋の周りのヤマハハコ。

PH組が帰ってきました。ほとんどガスの中だったらしいです。当グループで1つお部屋を頂けました。

夕食後にも団欒。カミュはあっという間になくなっちゃいました^^

明けて朝ごはんです。

ご来光を狙って4:30に起きたのですが、小屋の屋根を叩く激しい雨音…あきらめました。

モーニングコーヒー\300です。

ガスガス…

相談の結果、即下山する事に。今回ピークハントは出来ませんでしたが、いつの日かまた！(^-^)

火星を歩いているようです。

これはこれで荘厳です。

朝方は結構降っていたのですが、そんなに増水していません。

紅葉いい塩梅でした。

針ノ木小屋は次週で営業終了だそうです。以降は日帰りですね。

雲の上に浮かぶ爺ヶ岳です。

青空ならば相当きれいなんでしょうね。。

下山時も雨基調でした。残念…

これはカラマツソウの類みたい。

この橋は今朝の雨で水没するかと思いましたが、意外と平気でした。

ドーム状の巣を作るクモ。見た事無かったです。

下におりてくると暑い！レインウェア脱ぎたいです〜

ムシカリの実がたくさん生ってました。

モザイク状に紅葉したムシカリの葉。

大沢小屋で暫く休憩です。

下山すると青空…マーフィーの法則ですねぇ

下の紅葉はもう少し先ですね。

緑が綺麗でした。

何の実？

途中の涸れ沢（多分伏流してる）で日向ぼっこです^^

菌糸だらけのキノコ。

シオン。

ノコンギク。

カイフウロ？

ナギナタコウジュ。

ツルリンドウの実かな。

朽木から満月！

マユミの若い実がたくさん。

扇沢に戻って来ました。

初めての北ア・山小屋楽しかったです〜。
お疲れやまでした！　(^∇^)ノシ

装備

個人装備

長袖アンダー Tシャツ タイツ ズボン 靴下 グローブ 防寒着 雨具 ゲイター 日よけ帽子 着替え 靴 予備靴ひも ザック ザックカバー サブザック 昼ご飯 行動食 非常食 飲料 コンロ 調理器具 ライター 地図（地形図） コンパス 笛 計画書 ヘッドランプ 予備電池 GPS ファーストエイドキット 針金 携帯 時計 タオル ストック ナイフ カメラ ポール

感想

tokumura

北アルプスデビューは残念ながら天候に恵まれませんでした。

天気は残念であったものの、ダイナミックに変わる雲と霧、その垣間に見えた山々から北アルプスの雰囲気を感じられたような…気がします。日帰りと違い、存分に時間を使って山を楽しむ事が出来ました。レンゲ沢の水場で口にしたカミュの味は忘れられない思い出になるでしょう。一足早い紅葉も綺麗でした。

私はピークハントにはあまりこだわらないので、登頂出来なかった事にさして未練はありませんが、雲の切れ間に見えたスバリ岳〜赤沢岳の稜線はチャレンジし甲斐がありそうでしたね。

爺ヶ岳を含めて二泊三日のリベンジ、すでに構想中…北アルプスの門を開いてくれた山行になりました。

山小屋泊もデビューでしたが、こちらは余裕のある部屋割りとなり楽しく過ごす事ができました^^

教訓：今日できる事は今日やっておけ(針ノ木岳の登頂機会を逃して)

コメント

conroy

お疲れ様でした！
tokumuraさん

こんばんは。
天気予報を見ながら、
無事行けたかなあ〜と気になっていました。
あの天気の中で稜線まで行けたなら、
万々歳ですよ^ ^

あの沢の水、我が家もグビグビ飲んでました！
ウィスキー割にするとは贅沢(笑)

是非次回は青空の下で縦走してみてください(^^)/

con

tokumura

Re: お疲れ様でした！
conroyさん
こんばんは^^

ＰＨは出来ませんでしたが、うちのパーティの最高齢は80歳ですので…
それでも、学ぶところは多いんですよ^^

スバリ岳〜赤沢岳〜その先の稜線、チビ君と共に歩いたんですよね！
なかなか歩き応えがありそうだ！と見上げてました。
あらためて、スゴイと思います！

数日かけて縦走して、もう少し北アの何かが見えてくるのかなと思いましたね。
いつかリベンジはやりたいです！その時は好天だと嬉しい^^

p.s. カミュはブランデーです〜