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Yamareco

記録ID: 979183
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無雪期ピークハント/縦走
甲斐駒・北岳

白峰(白根)三山(広河原〜北岳〜間ノ岳〜農鳥岳〜大門小屋〜奈良田)

2016年10月09日(日) 〜 2016年10月10日(月)
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コースタイム

1日目
広河原6:50-8:45御池小屋9:00-11:35肩ノ小屋12:15-12:50北岳山頂13:15-14:15北岳山荘(泊)

2日目
北岳山荘6:40-7:05中白根-8:00間ノ岳8:15-9:05農鳥小屋9:55-11:25農鳥岳12:35-12:05大門沢下降点12:10-13:40大門沢小屋14:25-15:45取水口吊り橋-16:05新吊り橋-16:05登山口標識-16:30林道ゲート-16:35車道出合い-17:05奈良田バス停
天候 9日 雨のち時々晴れ
10日 晴れのち曇り
過去天気図(気象庁) 2016年10月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
コース状況/
危険箇所等
特に危険個所はありません

強いてなら、大門沢小屋を下った後の沢沿いのコースのツルツル岩の足の置き場こそが最も注意が必要だと感じました
その他周辺情報 奈良田の里温泉
前夜(8日)の奈良田バス停
前夜(8日)の奈良田バス停
明け方前から降り出した雨はやむことなく、雨中のスタート

ここで入山届提出
明け方前から降り出した雨はやむことなく、雨中のスタート

ここで入山届提出
白根御池小屋

かなり久しぶりに本格的な雨の中での登行となってしまい、折角の林間の趣を感じられず残念
白根御池小屋

かなり久しぶりに本格的な雨の中での登行となってしまい、折角の林間の趣を感じられず残念
背後に鳳凰三山

草すべりを登るうち雨は小降りになり、やがて空が明るくなるとともに雨は上がった
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背後に鳳凰三山

草すべりを登るうち雨は小降りになり、やがて空が明るくなるとともに雨は上がった
尾根の向こうに富士山が頭を出す
尾根の向こうに富士山が頭を出す
小太郎尾根より
これまでガスがかかって見えていなかった仙丈ヶ岳も姿をあらわせる
これまでガスがかかって見えていなかった仙丈ヶ岳も姿をあらわせる
強風にあおられながら、ほどなく肩ノ小屋着
強風にあおられながら、ほどなく肩ノ小屋着
北岳山頂間近
あっけなく北岳山頂に到達

さすが本邦第二の高峰だけあって甲斐駒ヶ岳も低い
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あっけなく北岳山頂に到達

さすが本邦第二の高峰だけあって甲斐駒ヶ岳も低い
ナナカマドの実と富士山
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ナナカマドの実と富士山
甲府盆地方面
山頂南より南望
八本歯のコルからのルートとの合流点
八本歯のコルからのルートとの合流点
北岳山荘に向けて進む
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北岳山荘に向けて進む
富士山の姿は南・南プスからのそれよりも秀逸とみた
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富士山の姿は南・南プスからのそれよりも秀逸とみた
自炊室で小林千穂さん、木元康晴さんのパーティーに遭遇

実物像は方々のメディアで拝見する以上に可愛い方でした

さすが、撮られ慣れてらっしゃる
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自炊室で小林千穂さん、木元康晴さんのパーティーに遭遇

実物像は方々のメディアで拝見する以上に可愛い方でした

さすが、撮られ慣れてらっしゃる
夜のテント場

一見穏やかそうに見えて実は風が強い
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夜のテント場

一見穏やかそうに見えて実は風が強い
小屋の東面に一張だけテントの明かりがあったので撮ってみた
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小屋の東面に一張だけテントの明かりがあったので撮ってみた
北岳山頂方面とカシオペア座、北極星
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北岳山頂方面とカシオペア座、北極星
翌朝、日の出前の雲海と富士山
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翌朝、日の出前の雲海と富士山
日の出を待つ間ノ岳〜中白根稜線

この時間帯にこの風景を見ることも今回の山行の大きな目的のひとつ
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日の出を待つ間ノ岳〜中白根稜線

この時間帯にこの風景を見ることも今回の山行の大きな目的のひとつ
日の出直後、それなりに焼けた
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日の出直後、それなりに焼けた
青空に点々と白い雲
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青空に点々と白い雲
日の出と雲海に浮かぶ富士山
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日の出と雲海に浮かぶ富士山
歩いて行けそうなほどの雲海が広がる
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歩いて行けそうなほどの雲海が広がる
朝の景色を楽しんだら小屋をあとに奈良田へは、北岳に見送られながら先ずは中白根へ
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朝の景色を楽しんだら小屋をあとに奈良田へは、北岳に見送られながら先ずは中白根へ
振り返ると眺望絶好

北岳の左に仙丈ヶ岳と遠景に乗鞍、穂高連峰〜槍ヶ岳
振り返ると眺望絶好

北岳の左に仙丈ヶ岳と遠景に乗鞍、穂高連峰〜槍ヶ岳
間ノ岳から仙丈ヶ岳

風は強いながら北部の視界は良好で中央アルプスから御嶽、乗鞍、北アルプスもよく見える
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間ノ岳から仙丈ヶ岳

風は強いながら北部の視界は良好で中央アルプスから御嶽、乗鞍、北アルプスもよく見える
間ノ岳より南望

塩見岳が近く、背後に南プスの主役たちが勢ぞろいするも聖岳は見えない
間ノ岳より南望

塩見岳が近く、背後に南プスの主役たちが勢ぞろいするも聖岳は見えない
間ノ岳より富士山

何か降臨してますか?
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間ノ岳より富士山

何か降臨してますか?
農鳥小屋と西農鳥岳
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農鳥小屋と西農鳥岳
ここで鳳凰三山や富士山を見ながら遅い朝食のような、早い昼食のような食事を摂る

おやじさんの目線がやけに気になったのは自身だけか・・・
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ここで鳳凰三山や富士山を見ながら遅い朝食のような、早い昼食のような食事を摂る

おやじさんの目線がやけに気になったのは自身だけか・・・
当たり前ですが農鳥おやじはちゃんといます

「写真撮っていいですか?」
「こうやってるから勝手に撮りな」
はずかしがり屋なんだね、きっと・・・

昨日、BSでやってた映像は三年ほど前に放送したモノだって

どうりで一気に年をとったな〜、って思ったんだ
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当たり前ですが農鳥おやじはちゃんといます

「写真撮っていいですか?」
「こうやってるから勝手に撮りな」
はずかしがり屋なんだね、きっと・・・

昨日、BSでやってた映像は三年ほど前に放送したモノだって

どうりで一気に年をとったな〜、って思ったんだ
白峰南嶺に向かわれる右のお二人と談笑する、おやじさん

そうそう、外国人とみれば
「Next hut 5 hours.Good luck.」
とか言ってた
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白峰南嶺に向かわれる右のお二人と談笑する、おやじさん

そうそう、外国人とみれば
「Next hut 5 hours.Good luck.」
とか言ってた
農鳥岳への登路からみる間ノ岳と農鳥小屋

間ノ岳は南から見ると堂々として大きな山との印象が強い
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農鳥岳への登路からみる間ノ岳と農鳥小屋

間ノ岳は南から見ると堂々として大きな山との印象が強い
西望すれば中央アルプスと仙塩尾根に熊ノ平小屋
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西望すれば中央アルプスと仙塩尾根に熊ノ平小屋
西農鳥岳付近まで高度を上げると間ノ岳の右に再び北岳が姿を見せる
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西農鳥岳付近まで高度を上げると間ノ岳の右に再び北岳が姿を見せる
農鳥岳頂稜部の彼方に頭をのぞかせる富士山
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農鳥岳頂稜部の彼方に頭をのぞかせる富士山
この付近から眺める塩見岳は中々の男前

左は荒川岳と鞍部の奥に赤石岳、手前に蝙蝠尾根、蝙蝠岳
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この付近から眺める塩見岳は中々の男前

左は荒川岳と鞍部の奥に赤石岳、手前に蝙蝠尾根、蝙蝠岳
左、間ノ岳と右、北岳

このあたりから見る北岳の山頂部はかなりピラミダル
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左、間ノ岳と右、北岳

このあたりから見る北岳の山頂部はかなりピラミダル
男前の塩見岳も大門沢下降点近くから望むと東峰が寝ぐせ頭のようで、愛嬌者に見えなくもない

右奥に三伏山、峠小屋
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男前の塩見岳も大門沢下降点近くから望むと東峰が寝ぐせ頭のようで、愛嬌者に見えなくもない

右奥に三伏山、峠小屋
白根南嶺と荒川三山の間に赤石岳
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白根南嶺と荒川三山の間に赤石岳
広河内岳と荒川岳、手前、蝙蝠岳、同尾根
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広河内岳と荒川岳、手前、蝙蝠岳、同尾根
下降点のケルンと農鳥岳を見上げる
下降点のケルンと農鳥岳を見上げる
急坂を下るほどに植生がどんどん変わるのがよくわかる
急坂を下るほどに植生がどんどん変わるのがよくわかる
定期的に標高を示した小さな標識あり
定期的に標高を示した小さな標識あり
ダケカンバに挟まった頭大ほどの岩
ダケカンバに挟まった頭大ほどの岩
やがて大門沢が左手に現れる
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やがて大門沢が左手に現れる
立派なキノコ

こんなに大きいのが鈴なりは初めて見た
立派なキノコ

こんなに大きいのが鈴なりは初めて見た
大門沢小屋

タオルを買おうと思ったがすでに売り切れでオリジナル物はバッジしかないとのことで何も買わず
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大門沢小屋

タオルを買おうと思ったがすでに売り切れでオリジナル物はバッジしかないとのことで何も買わず
大小いくつかの橋が現れるなかで1,515標高点のある尾根を挟んだ標高1,500メートル〜1,350メートル付近の広葉樹帯は南プスらしからぬ素晴らしい林が広っている

ここまでは橋自体が壊れていてもフィックスロープがあれば何とかそこに足をのせて渡ってきたが、この橋はロープがなかったので下流側を歩いた

このあとの渡渉地点は橋がなかったので、わずかに上流部を渡ることで足を濡らさずに済んだ
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大小いくつかの橋が現れるなかで1,515標高点のある尾根を挟んだ標高1,500メートル〜1,350メートル付近の広葉樹帯は南プスらしからぬ素晴らしい林が広っている

ここまでは橋自体が壊れていてもフィックスロープがあれば何とかそこに足をのせて渡ってきたが、この橋はロープがなかったので下流側を歩いた

このあとの渡渉地点は橋がなかったので、わずかに上流部を渡ることで足を濡らさずに済んだ
取水口の吊り橋

この吊り橋、揺れ方が大きいし、右岸側(画像でいうと右側)の渡り始めがやや左に傾いていて、これまでで最も肝を冷やす橋だった

もちろん畑薙大吊橋や奥祖谷のかずら橋よりも怖かった
取水口の吊り橋

この吊り橋、揺れ方が大きいし、右岸側(画像でいうと右側)の渡り始めがやや左に傾いていて、これまでで最も肝を冷やす橋だった

もちろん畑薙大吊橋や奥祖谷のかずら橋よりも怖かった
それに比べ安全な吊り橋

左岸へと渡り、間もなくで登山口標識のある舗装路出合い
それに比べ安全な吊り橋

左岸へと渡り、間もなくで登山口標識のある舗装路出合い
入山時にこれを目の当たりすると勘違いしそうなほど簡単すぎる案内板

入山届箱あり
入山時にこれを目の当たりすると勘違いしそうなほど簡単すぎる案内板

入山届箱あり
アスファルトの林道をしばらく歩いて、ようやくゲート
アスファルトの林道をしばらく歩いて、ようやくゲート
さらに車道を歩いて南アルプス街道出合い
さらに車道を歩いて南アルプス街道出合い
車道歩きは退屈ながら行き交う車がないので音楽を聴きながらのんびり歩き奈良田バス停着
車道歩きは退屈ながら行き交う車がないので音楽を聴きながらのんびり歩き奈良田バス停着
温泉につかってアイスを食べて、もうひとっ走り

0時を待って高速下車、帰宅
温泉につかってアイスを食べて、もうひとっ走り

0時を待って高速下車、帰宅

感想

広河原までのバスでのアクセスにやや難があることを除けば、北岳への登行はアプローチの短さは槍穂などと比較にならず、短時間で山頂に立てることはアルプス入門の山として打ってつけです

感覚的には広河原のセンターが槍穂でいう所の横尾か、涸沢からの穂高に特化すれば本谷橋付近から歩きだせる感じです

登山路に特に危険個所は見当たりませんので天候に恵まれれば至近に位置する富士山が素晴らしい景観で招いてくれるでしょう
(もちろん3000メートル峰登山としての注意力は必要です)

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