また山に行きたくなる。山の記録を楽しく共有できる。

Yamareco

記録ID: 98099
全員に公開
雪山ハイキング
甲信越

信州・佐久の茂来山(もらいさん、1718m)。静かな展望の山

2011年02月05日(土) [日帰り]
 - 拍手
GPS
03:35
距離
6.8km
登り
765m
下り
757m

コースタイム

登山口(林道車止め)10時50分発→
登山道取りつき   11時07分 →
こぶ太郎(トチの大木)11時25分 →
枝沢を離れる(最終取水場所) →
昼食        11時35分〜11時50分→
尾根(槙沢分岐)  12時25分 →
茂来山山頂     12時38分〜13時05分 →
槙沢分岐      13時10分 →
こぶ太郎      13時35分 →
登山道取りつき   14時03分 →
登山口(林道車止め) 14時15分

 行きが、関越道渋滞のため登山口着が遅くなりました。
 帰りはスイスイ。


天候 快晴。
過去天気図(気象庁) 2011年02月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
上信越道・佐久インターから、国道141、国道299、林道経由登山口まで40分。
林道で車止め(事実上の登山口)まで行く区間がわかりにくい。途中で右斜めに登る細い林道に入ったら、雪が多く、途中で位置確認して、引き返した。
車止め(登山口)の地図に、注意あり。行かれる方は、アップした写真の案内図(看板)を見てください。
コース状況/
危険箇所等
積雪は、今年は少なめのよう。林道では5〜10センチ。登山道は下部が10〜20センチ。北側斜面を登る吹き溜まりでも30センチまで。
数日前に数人のパーティーが入り、トレースがあった。
国道299号を十石峠へむけて走ると、右手に茂来山の登山口の標識が出て来ます。右折して林道へ。(これは帰りに撮影)
ここから右へ進むと、途中で3箇所、分岐があります。
雪が少なめの今回でも、10センチほどは正規の林道ルートに積雪がありました。車の足固めは万全に。
2011年02月05日 20:28撮影
3
2/5 20:28
国道299号を十石峠へむけて走ると、右手に茂来山の登山口の標識が出て来ます。右折して林道へ。(これは帰りに撮影)
ここから右へ進むと、途中で3箇所、分岐があります。
雪が少なめの今回でも、10センチほどは正規の林道ルートに積雪がありました。車の足固めは万全に。
林道車止めの広場。15台ほど駐車できます。
ここが事実上の登山口になります。
2011年02月05日 10:40撮影 by  DMC-FX07, Panasonic
1
2/5 10:40
林道車止めの広場。15台ほど駐車できます。
ここが事実上の登山口になります。
この看板は、茂来山に入る方は、林道に入る前に見ておくと迷いません。私は林道の迷いポイントで20分ロスしました。この看板の「注意 迷いやすい」というその分岐の場所でした。
2011年02月05日 14:16撮影 by  DMC-FX07, Panasonic
2
2/5 14:16
この看板は、茂来山に入る方は、林道に入る前に見ておくと迷いません。私は林道の迷いポイントで20分ロスしました。この看板の「注意 迷いやすい」というその分岐の場所でした。
車止めを越えて、林道をしばらく進みます。
2011年02月05日 14:12撮影 by  DMC-FX07, Panasonic
2/5 14:12
車止めを越えて、林道をしばらく進みます。
日蔭は10センチほどの雪。
2011年02月05日 10:49撮影 by  DMC-FX07, Panasonic
2/5 10:49
日蔭は10センチほどの雪。
林道が大きくUターンする場所に、登山道の標識。
2011年02月05日 10:58撮影 by  DMC-FX07, Panasonic
2/5 10:58
林道が大きくUターンする場所に、登山道の標識。
作業道のような登り。枝沢沿いを進みます。
2011年02月05日 11:12撮影 by  DMC-FX07, Panasonic
2/5 11:12
作業道のような登り。枝沢沿いを進みます。
トチの大木、「こぶ太郎」です。
2011年02月05日 11:24撮影 by  DMC-FX07, Panasonic
2
2/5 11:24
トチの大木、「こぶ太郎」です。
同。
2011年02月05日 13:36撮影 by  DMC-FX07, Panasonic
2/5 13:36
同。
同。
2011年02月05日 13:36撮影 by  DMC-FX07, Panasonic
2/5 13:36
同。
こぶ太郎のあたりは、次第に登山道らしくなってきます。積雪15センチ。
2011年02月05日 13:38撮影 by  DMC-FX07, Panasonic
2/5 13:38
こぶ太郎のあたりは、次第に登山道らしくなってきます。積雪15センチ。
枝沢を離れ、斜面を尾根へ一気に登る、その始まりの地点で、昼食。今日もおやつは、リンゴの観風干し。アイゼンを付けました。
2011年02月05日 11:37撮影 by  DMC-FX07, Panasonic
2/5 11:37
枝沢を離れ、斜面を尾根へ一気に登る、その始まりの地点で、昼食。今日もおやつは、リンゴの観風干し。アイゼンを付けました。
これもトチの大木。
2011年02月05日 13:28撮影 by  DMC-FX07, Panasonic
2/5 13:28
これもトチの大木。
ミズナラの老木。
2011年02月05日 11:53撮影 by  DMC-FX07, Panasonic
2/5 11:53
ミズナラの老木。
だんだん雪が深く、斜面は急に。
2011年02月05日 13:13撮影 by  DMC-FX07, Panasonic
2/5 13:13
だんだん雪が深く、斜面は急に。
ブナも上部には見られます。
2011年02月05日 13:11撮影 by  DMC-FX07, Panasonic
2/5 13:11
ブナも上部には見られます。
2011年02月05日 12:23撮影 by  DMC-FX07, Panasonic
2/5 12:23
尾根に上がると、槙沢コースの分岐があります。
日向は雪が少ない。
2011年02月05日 13:10撮影 by  DMC-FX07, Panasonic
2/5 13:10
尾根に上がると、槙沢コースの分岐があります。
日向は雪が少ない。
茂来山の山頂。縁結びの神様かな。「嫁・婿もらい」の願掛けをするのだそうです。
2011年02月05日 12:38撮影 by  DMC-FX07, Panasonic
1
2/5 12:38
茂来山の山頂。縁結びの神様かな。「嫁・婿もらい」の願掛けをするのだそうです。
山頂の北半分。
2011年02月05日 12:51撮影 by  Canon EOS 20D, Canon
2/5 12:51
山頂の北半分。
浅間山はもや。八つも、北アももやでした。
2011年02月05日 12:51撮影 by  Canon EOS 20D, Canon
1
2/5 12:51
浅間山はもや。八つも、北アももやでした。
下降は一気に分岐へ。
2011年02月05日 12:28撮影 by  DMC-FX07, Panasonic
2/5 12:28
下降は一気に分岐へ。
ここからまた、やや雪が多い急な下降です。
2011年02月05日 13:10撮影 by  DMC-FX07, Panasonic
2/5 13:10
ここからまた、やや雪が多い急な下降です。
荒船山や妙義山の方面。
2011年02月05日 13:15撮影 by  DMC-FX07, Panasonic
2/5 13:15
荒船山や妙義山の方面。
枝沢まで下りると、階層状の霜柱が。水面から水分が上がり、凍ると、その上部を押し上げているようです。
2011年02月05日 13:44撮影 by  DMC-FX07, Panasonic
2/5 13:44
枝沢まで下りると、階層状の霜柱が。水面から水分が上がり、凍ると、その上部を押し上げているようです。
穴から出入りする、ハタネズミやヒメネズミでしょう。1センチもないような足跡がかわいい。
2011年02月05日 13:51撮影 by  DMC-FX07, Panasonic
1
2/5 13:51
穴から出入りする、ハタネズミやヒメネズミでしょう。1センチもないような足跡がかわいい。
同。
2011年02月05日 13:51撮影 by  DMC-FX07, Panasonic
2/5 13:51
同。
車止めの広場まで下りて来ました。
まったく人に合わない山行でした。
2011年02月05日 14:15撮影 by  DMC-FX07, Panasonic
2/5 14:15
車止めの広場まで下りて来ました。
まったく人に合わない山行でした。

感想

 晩秋から冬の時期に登りたいと、長いこと願っていた茂来山に、出かけました。
 雪が少なく、スノーシューは車に置き、気温は高めのためジャケットなしで登りました。

 前半は、カラマツの林を進みます。開花や黄葉の時期には、美しい場所でしょう。
 人工林が終わると、沢沿いの自然林となります。
 トチの巨木の「こぶ太郎」、さらに上がると、ミズナラの株立ちの見事な姿が続きます。株立ちは9本という大物もありました。

 枝沢を離れて少しで、夏道が電光形に進む斜面に出ます。
 ここもミズナラや、上部はブナの林。
 滑るのでアイゼンを装着しました。

 しばらくで、右手から明るい尾根が上がってくる地形になり、雪が一段と深くなった斜面を登り切って、その尾根へ。
 槙沢登山口からの道を合わせて、山頂にすすみました。

 日当たりが良い尾根は、積雪は5〜15センチほどで、地面もところどころ露出しています。

 山頂は、周囲に視界をさえぎる山がなく、360度の眺め。
 気温のせいでもやがあったものの、浅間山、八ヶ岳が間近に望めました。

お気に入りした人
拍手で応援
拍手した人
拍手
訪問者数:9117人

コメント

もらい山
tanigawaさん、こんにちわ。

この山は登ったことがありませんでしたが
大木が結構ありますね。

山の名前から「もらい」⇒縁結びとは、
面白いです。
これを見たら登山者が増えるかもしれません。
2011/2/6 8:05
もらい山は、地味な山でした
 「もらいさん」は、帰りに給油したGSの女性も、よく知ってて、積雪やこぶ太郎など、話題になりました。「願掛け」で売ったら、もっとみなさんが行くのかもしれません。確かに、何かお願いしようと、山の神様はいないかと、この一帯でぐるちと見まわすと、茂来山が一番、高いです。

 人にはずっと会わず、とことん静かな、地味な山でした。

 展望の山としてはよく知られているところです。近所でより高い山は、視界を邪魔しないくらいにずっと離れているのも好条件。
 条件が悪い中でも、浅間山、両神山、荒船山、八ヶ岳、御座山方面は望めました。
 蓼科山から北西へ延びる稜線越しに、霞の中に真っ白な山脈が望めました。北アの北部だと思います。

 佐久から海の口の方へ続く高原地帯を、ぐるっと眺めることができました。

 茂来山には、横山厚夫さんが登った紀行を書いています。霧が晴れて、劇的な好展望を満喫したそうです。(「ある日の山 ある日の峠」) 
2011/2/6 14:54
プロフィール画像
ニッ にっこり シュン エッ!? ん? フフッ げらげら むぅ べー はー しくしく カーッ ふんふん ウィンク これだっ! 車 カメラ 鉛筆 消しゴム ビール 若葉マーク 音符 ハートマーク 電球/アイデア 星 パソコン メール 電話 晴れ 曇り時々晴れ 曇り 雨 雪 温泉 木 花 山 おにぎり 汗 電車 お酒 急ぐ 富士山 ピース/チョキ パンチ happy01 angry despair sad wobbly think confident coldsweats01 coldsweats02 pout gawk lovely bleah wink happy02 bearing catface crying weep delicious smile shock up down shine flair annoy sleepy sign01 sweat01 sweat02 dash note notes spa kissmark heart01 heart02 heart03 heart04 bomb punch good rock scissors paper ear eye sun cloud rain snow thunder typhoon sprinkle wave night dog cat chick penguin fish horse pig aries taurus gemini cancer leo virgo libra scorpius sagittarius capricornus aquarius pisces heart spade diamond club pc mobilephone mail phoneto mailto faxto telephone loveletter memo xmas clover tulip apple bud maple cherryblossom id key sharp one two three four five six seven eight nine zero copyright tm r-mark dollar yen free search new ok secret danger upwardright downwardleft downwardright upwardleft signaler toilet restaurant wheelchair house building postoffice hospital bank atm hotel school fuji 24hours gasstation parking empty full smoking nosmoking run baseball golf tennis soccer ski basketball motorsports cafe bar beer fastfood boutique hairsalon karaoke movie music art drama ticket camera bag book ribbon present birthday cake wine bread riceball japanesetea bottle noodle tv cd foot shoe t-shirt rouge ring crown bell slate clock newmoon moon1 moon2 moon3 train subway bullettrain car rvcar bus ship airplane bicycle yacht

コメントを書く

ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。
ヤマレコにユーザ登録する

この記録に関連する登山ルート

この場所を通る登山ルートは、まだ登録されていません。

ルートを登録する

この記録で登った山/行った場所

関連する山の用語

この記録は登山者向けのシステム ヤマレコ の記録です。
どなたでも、記録を簡単に残して整理できます。ぜひご利用ください!
詳しくはこちら