牧馬沢/道志川水系/丹沢
- GPS
- --:--
- 距離
- 7.4km
- 登り
- 304m
- 下り
- 292m
コースタイム
天候 | 晴れのち曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2016年10月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
写真
感想
左側の手足の靭帯を痛めてから、久々の沢登りであった。
遡行を開始し、すばらしい大滝を見ていると、徐々に、「勘」らしきものが蘇って来るような気もするが、それは「錯覚」にすぎないような気もする。
大滝のエリアは回廊のように垂壁に囲まれているので、左右ともに登攀は難しい。F1(さらさら滝)の上部に戻り、右岸と左岸を見回す。地形図を見れば、右岸側は等高線が込み入って岩壁もあるようだし、左岸側を行くなら大滝の右側にある垂壁を大きくかわす必要がある。どちらにしても、大高巻となるが、地形図からは、より安全性の高いと思われる左岸から県道に出て地形図上の破線ルートから沢に復帰を目指す選択をした。
F1上部の北西に切れ込む支沢を少し遡上し一服入れる。一服後、左岸の尾根を攀じることとするが、木も適度に生え、見た目はなんともない感じの尾根に見える。けれど、悪い予感がするので、ロープを引いていく。案の定、ザレのステップは信頼が置けず、岩はボロボロ、20メートルほど上がったところからのトラバースもホールドとなる岩に信頼が置けず、緊張を強いられる。久しぶりの沢登りの身には、やや厳しめの登攀になった。
県道310メートル付近から南南西に伸びる破線ルートは工事中で荒れており、その先の325メートル付近の実践ルートから沢に降りようと思ったが、害獣駆除のハンター数人が、それぞれの尾根筋で、沢に向かってライフルや散弾銃を構えており、邪魔になるだろうし、誤射されてはかなわないため、285m二俣付近で、UEさんの温かい雲呑を頂き、遡行終了とした。
沢登りとしては、実質的に大滝+高巻だけで消化不良ではあったが、ハンターのおじさんとの会話と、靭帯損傷の回復に目途が立った実感を得たことが今回の収穫。
徐々に、沢の「勘」を取り戻していこうと思う
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