鯖の道・小入谷〜第5回栃の木祭〜
- GPS
- 03:34
- 距離
- 15.2km
- 登り
- 664m
- 下り
- 655m
コースタイム
天候 | はれ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2016年10月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
バス
|
コース状況/ 危険箇所等 |
よく踏まれた古道でした。 渡渉ポイントが2か所あります。 水量が少なく、そのまま、飛び石を使って渡ることができました。 |
その他周辺情報 | 山帰来 http://welcome-to-harihata.jimdo.com/ 巨木と水源の郷をまもる会 http://kyobokutosuigennosato.jimdo.com/ |
写真
感想
第5回栃の木祭に、スタッフとして参加しました。
前日から山帰来に集まって、会場の準備をしました。
夜はスタッフで鍋をつついて、親交を深めました。
当日は、いにしえの街道”鯖の道”を歩く〜根来坂(近江側)〜のサブリーダーとトチノキ・クラフトのお店番をしました。
鯖の道ツアーでは、地元針畑の方が、福井側のスタート地点から根来坂峠まで歩いてくださいまいした。その方のお父さんから聞いた話や子供のころ一緒に歩いたときの話をしてくださったり、
地元に伝わる話をいろいろ聞きとられ、村に残っている古文書から分かったことなどお話したりしてくださいました。
今回は、山帰来の会場でお店を出されるので、根来坂峠でお別れしましたが、まだまだ、お話がたくさんあるようなので、聞かせていただきたいです。来年も楽しみですが、それまでに、チャンスが来ないかなぁ。
12:30からは、山帰来のメイン会場で、セレモニーでした。
朽木西小学校の児童のみなさんの太鼓演奏が素晴らしかったです。
太鼓の音色もよかったですが、児童のみなさんの目が輝いていました。
普段は少人数で学習されていますが、こういったお祭りで、たくさんの客さんを前にして、いきいきと活躍できる子どもたちは素晴らしいとおもいます。地域の宝物だと思います。
そのあと栃餅の餅つきをして、ふるまわれました。
余呉の高時川の方たちもお店を出して、参加してくださっています。自分ところの栃餅と、味や風味の違い、灰合わせの加減の違いなど、栃餅談義に花が咲いていました。
村のおばあちゃん方が、わら細工を手ほどきしてくださいます。
今回は、ほうきづくり。
「見本忘れたわ」ということでしたので、前日掃除をした資料室にあったのを思い出し、それを出してくると、
「これは、○○さんのほうきやな。わたしのは、ここの始末の仕方がちがうねんは」
と、おっしゃいます。それぞれのお家で作り方の違いがあるようです。それぞれのやり方が、きちんと伝わってきていて、その違いを互いに認め合っておられます。
お一人お一人が、豊かな手作り文化の伝承者です。
なんでも100均で安く大量に手に入ることが素晴らしいとされてきましたが、違う意味での価値を教えられたようにおもいます。
「栃の木伐採問題」をきっかけに、琵琶湖源流の森を地域の宝物として保全し生かそうとする中から始まったお祭り。
琵琶湖源流の豊かな自然と、それと共に築かれてきた生活文化を未来に引き継ぎたいという一心の想いが、5回目の開催となりました。
(パンフレットより一部抜粋)
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