また山に行きたくなる。山の記録を楽しく共有できる。

Yamareco

記録ID: 985759
全員に公開
ハイキング
近畿

鯖の道・小入谷〜第5回栃の木祭〜

2016年10月17日(月) [日帰り]
 - 拍手
体力度
2
日帰りが可能
GPS
03:34
距離
15.2km
登り
664m
下り
655m
歩くペース
速い
0.70.8
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
2:56
休憩
0:35
合計
3:31
8:27
3
8:30
8:30
7
8:37
8:37
6
8:43
8:43
1
8:44
8:46
86
10:12
10:36
35
11:11
11:13
26
11:48
11:49
4
11:53
11:57
1
11:58
ゴール地点
天候 はれ
過去天気図(気象庁) 2016年10月の天気図
アクセス
利用交通機関:
バス
山帰来より、チャーターされているマイクロバスで、おにゅう峠から福井県側へ少し下ったところまで送っていただきました。
コース状況/
危険箇所等
よく踏まれた古道でした。
渡渉ポイントが2か所あります。
水量が少なく、そのまま、飛び石を使って渡ることができました。
その他周辺情報 山帰来
http://welcome-to-harihata.jimdo.com/
巨木と水源の郷をまもる会
http://kyobokutosuigennosato.jimdo.com/
おにゅう峠より。
1
おにゅう峠より。
雲海も有名ですが、今日は天気に恵まれ、眺めも最高です。
3
雲海も有名ですが、今日は天気に恵まれ、眺めも最高です。
送っていただいたマイクロバスが帰ります。栃の木の観察コースが、2コース設定されているのでそちらへ向かいました。鯖の道は、第一便でした。
1
送っていただいたマイクロバスが帰ります。栃の木の観察コースが、2コース設定されているのでそちらへ向かいました。鯖の道は、第一便でした。
鯖の道へ上がります。
2
鯖の道へ上がります。
池の地蔵 宝暦10年(1760)の銘あり。
1
池の地蔵 宝暦10年(1760)の銘あり。
標高700mの尾根筋にあります。その昔、旅人が難儀しているので、弘法大師が杖をついて、この辺りを掘りなさいと言われたら、よい水が出て枯れることはないそうです。
2
標高700mの尾根筋にあります。その昔、旅人が難儀しているので、弘法大師が杖をついて、この辺りを掘りなさいと言われたら、よい水が出て枯れることはないそうです。
ちゃんと汲めました。浄水器でろ過して、煮沸したら、十分だと思います。
2
ちゃんと汲めました。浄水器でろ過して、煮沸したら、十分だと思います。
よい道が残っています。福井県側の方が、雰囲気は良いとのこと。
1
よい道が残っています。福井県側の方が、雰囲気は良いとのこと。
今日は、「針畑越え」。
1
今日は、「針畑越え」。
目的地をさしてこのように言うそうです。針畑からは根来へ向かう時は、「根来越え」というそうです。
1
目的地をさしてこのように言うそうです。針畑からは根来へ向かう時は、「根来越え」というそうです。
百里ヶ岳
鯖を背負って京都まで。「今日は遠ても十八里」針畑の方は朽木市場に出るより小浜の方が近かったそうです。畳2枚を背負って帰ってきたこともあったそうです。
1
鯖を背負って京都まで。「今日は遠ても十八里」針畑の方は朽木市場に出るより小浜の方が近かったそうです。畳2枚を背負って帰ってきたこともあったそうです。
先が明るくなっています。
先が明るくなっています。
峠まであと少しです。
峠まであと少しです。
根来峠 一石一字塔の石碑 寛政9年(1797)
4
根来峠 一石一字塔の石碑 寛政9年(1797)
根来坂峠でのお話。
1
根来坂峠でのお話。
三角末端面(さんかくまったんめん)をCLさんより解説していただく。地形図から読み取ると楽しいだろうなぁ。
三角末端面(さんかくまったんめん)をCLさんより解説していただく。地形図から読み取ると楽しいだろうなぁ。
舗装された林道に出ます。
舗装された林道に出ます。
蛇谷ヶ峰から蓬莱山あたりまで、比良の山並みが一望できます。
1
蛇谷ヶ峰から蓬莱山あたりまで、比良の山並みが一望できます。
焼尾地蔵 御詠歌 「ありがたや 焼尾の坂の 地蔵尊 登り降りの 人をすくわん」 傲慢を戒めてくださっています。
焼尾地蔵 御詠歌 「ありがたや 焼尾の坂の 地蔵尊 登り降りの 人をすくわん」 傲慢を戒めてくださっています。
リンドウ
また鯖の道に入ります。
また鯖の道に入ります。
小入地区まであと少し。
小入地区まであと少し。
小入谷の登り口です。
小入谷の登り口です。
百里ヶ岳登山口
能家のお米。ふれあいの里でお世話になった方が栽培されています。
http://kurasuhito.jimdo.com/
能家のお米。ふれあいの里でお世話になった方が栽培されています。
http://kurasuhito.jimdo.com/
栗おこわ とれたての新米
5
栗おこわ とれたての新米
栃餅 あんこも美味しかった。すべて地元の食材。地産地消です。
5
栃餅 あんこも美味しかった。すべて地元の食材。地産地消です。
朽木西小学校の子どもたちの太鼓の演奏。とても上手でした。
3
朽木西小学校の子どもたちの太鼓の演奏。とても上手でした。
鉛筆立て 材はもちろん、栃の木です。木目の他に、独特の光沢が出ていて、とても美しい。そのあたり、営業トークを入れまして、たくさん買っていただきました。「100均でプラスチックのものを買っても¥108です。天然のトチノキで¥100は、お安いと思いますよ〜〜。この光沢を見て下さい。どれでも、お好きなものを選んでくださ〜い。」
2
鉛筆立て 材はもちろん、栃の木です。木目の他に、独特の光沢が出ていて、とても美しい。そのあたり、営業トークを入れまして、たくさん買っていただきました。「100均でプラスチックのものを買っても¥108です。天然のトチノキで¥100は、お安いと思いますよ〜〜。この光沢を見て下さい。どれでも、お好きなものを選んでくださ〜い。」
翌日の朝日新聞滋賀版で、紹介されました。
3
翌日の朝日新聞滋賀版で、紹介されました。

感想

第5回栃の木祭に、スタッフとして参加しました。

前日から山帰来に集まって、会場の準備をしました。
夜はスタッフで鍋をつついて、親交を深めました。

当日は、いにしえの街道”鯖の道”を歩く〜根来坂(近江側)〜のサブリーダーとトチノキ・クラフトのお店番をしました。

鯖の道ツアーでは、地元針畑の方が、福井側のスタート地点から根来坂峠まで歩いてくださいまいした。その方のお父さんから聞いた話や子供のころ一緒に歩いたときの話をしてくださったり、
地元に伝わる話をいろいろ聞きとられ、村に残っている古文書から分かったことなどお話したりしてくださいました。
今回は、山帰来の会場でお店を出されるので、根来坂峠でお別れしましたが、まだまだ、お話がたくさんあるようなので、聞かせていただきたいです。来年も楽しみですが、それまでに、チャンスが来ないかなぁ。

12:30からは、山帰来のメイン会場で、セレモニーでした。
朽木西小学校の児童のみなさんの太鼓演奏が素晴らしかったです。
太鼓の音色もよかったですが、児童のみなさんの目が輝いていました。
普段は少人数で学習されていますが、こういったお祭りで、たくさんの客さんを前にして、いきいきと活躍できる子どもたちは素晴らしいとおもいます。地域の宝物だと思います。
そのあと栃餅の餅つきをして、ふるまわれました。
余呉の高時川の方たちもお店を出して、参加してくださっています。自分ところの栃餅と、味や風味の違い、灰合わせの加減の違いなど、栃餅談義に花が咲いていました。

村のおばあちゃん方が、わら細工を手ほどきしてくださいます。
今回は、ほうきづくり。
「見本忘れたわ」ということでしたので、前日掃除をした資料室にあったのを思い出し、それを出してくると、
「これは、○○さんのほうきやな。わたしのは、ここの始末の仕方がちがうねんは」
と、おっしゃいます。それぞれのお家で作り方の違いがあるようです。それぞれのやり方が、きちんと伝わってきていて、その違いを互いに認め合っておられます。
お一人お一人が、豊かな手作り文化の伝承者です。
なんでも100均で安く大量に手に入ることが素晴らしいとされてきましたが、違う意味での価値を教えられたようにおもいます。

「栃の木伐採問題」をきっかけに、琵琶湖源流の森を地域の宝物として保全し生かそうとする中から始まったお祭り。
琵琶湖源流の豊かな自然と、それと共に築かれてきた生活文化を未来に引き継ぎたいという一心の想いが、5回目の開催となりました。
(パンフレットより一部抜粋)




お気に入りした人
拍手で応援
拍手した人
拍手
訪問者数:741人

コメント

まだコメントはありません
プロフィール画像
ニッ にっこり シュン エッ!? ん? フフッ げらげら むぅ べー はー しくしく カーッ ふんふん ウィンク これだっ! 車 カメラ 鉛筆 消しゴム ビール 若葉マーク 音符 ハートマーク 電球/アイデア 星 パソコン メール 電話 晴れ 曇り時々晴れ 曇り 雨 雪 温泉 木 花 山 おにぎり 汗 電車 お酒 急ぐ 富士山 ピース/チョキ パンチ happy01 angry despair sad wobbly think confident coldsweats01 coldsweats02 pout gawk lovely bleah wink happy02 bearing catface crying weep delicious smile shock up down shine flair annoy sleepy sign01 sweat01 sweat02 dash note notes spa kissmark heart01 heart02 heart03 heart04 bomb punch good rock scissors paper ear eye sun cloud rain snow thunder typhoon sprinkle wave night dog cat chick penguin fish horse pig aries taurus gemini cancer leo virgo libra scorpius sagittarius capricornus aquarius pisces heart spade diamond club pc mobilephone mail phoneto mailto faxto telephone loveletter memo xmas clover tulip apple bud maple cherryblossom id key sharp one two three four five six seven eight nine zero copyright tm r-mark dollar yen free search new ok secret danger upwardright downwardleft downwardright upwardleft signaler toilet restaurant wheelchair house building postoffice hospital bank atm hotel school fuji 24hours gasstation parking empty full smoking nosmoking run baseball golf tennis soccer ski basketball motorsports cafe bar beer fastfood boutique hairsalon karaoke movie music art drama ticket camera bag book ribbon present birthday cake wine bread riceball japanesetea bottle noodle tv cd foot shoe t-shirt rouge ring crown bell slate clock newmoon moon1 moon2 moon3 train subway bullettrain car rvcar bus ship airplane bicycle yacht

コメントを書く

ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。
ヤマレコにユーザ登録する

この記録に関連する登山ルート

この場所を通る登山ルートは、まだ登録されていません。

ルートを登録する

この記録で登った山/行った場所

関連する山の用語

この記録は登山者向けのシステム ヤマレコ の記録です。
どなたでも、記録を簡単に残して整理できます。ぜひご利用ください!
詳しくはこちら