栗と猿に囲まれた:惣岳山・御前山
- GPS
- 07:46
- 距離
- 14.4km
- 登り
- 878m
- 下り
- 1,528m
コースタイム
- 山行
- 6:45
- 休憩
- 1:03
- 合計
- 7:48
今回は「縦走」といってもいいコースでガッツリ歩けたよ。
ピークは次の通り。()は気が付かなかったり、巻道でスルーしたところ
・(砥山1302m)
・(戸沢峯1249m)
・風張峠1160m
・月夜見山1147m
・(天神山1045m)
・(水窪山1040m)
・小河内峠1050m
・(ソーヤノ丸デッコ(1260m))
・惣岳山(1341m)
・御前山(1405m)
・若緑山(1191m)
・(湯久保山(1044m))
登りは比較的少なくて楽ちん、むしろ最後のくだりが疲れもたまっていてつらかった。
天候 | 快晴のち薄曇り |
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過去天気図(気象庁) | 2016年10月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
ハイキングシーズン混雑予想と車酔い心配でバスに座りたくていつものホリデーあきかわではなく各駅を乗り継いで武蔵五日市駅へ。7:30頃到着 8:10:急行都民の森行 西東京バスのGJ対応のおかげで無事着席。 くわしくはこちら http://www.yamareco.com/modules/diary/163187-detail-129984 <帰り> 小沢バス停→十里木(瀬音の湯)→武蔵五日市 バスはICカード利用可。充電用コンセントもある。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
小河内峠以外はほぼすべて樹林の中。全体的には特に危険な道はないです。 月夜見第二駐車場からの出だしが急な下り坂、道幅が広く荒れてもいなかったこともあってか滑ってころんじゃいました。(粘土系で多少滑りやすい感じ) ちょっとしたことでも捻挫とか骨折あり得るので油断してはいけないですね。 相方も終盤の別の場所で1コケ。 あとは御前山山頂近辺が石が多少浮いている急な坂でした。 慣れている人ならなんてこともないでしょう。 |
その他周辺情報 | 瀬音の湯へ立ち寄りました。セオンじゃなくてセオトね。 http://www.seotonoyu.jp/ 前回はお客さんがいっぱいであまり印象がなかったのですが、今回は夜だったので程よくすいていてゆったりできました。お湯はつるつるする系。 露天風呂の縁の大理石板が腰かけるのにちょうどいい角度になっていて いいね!って感じでした。 夜晴れていれば星空がいい感じに見えそう。今回は満月(十三夜)でした。 食事もここでいただきました。店員さんの対応も気持ちよく、リーズナブル。 鮎の塩焼き(写真)美味しかったです。 猿に遭遇した興奮が冷めた反動で爆食い。2人で 豚ロース味噌漬けと温泉玉子膳 鮎の煮浸しと自然薯とろろ膳 野菜天麩羅 大根柚子味噌掛け 鮎の塩焼きx2 瓶ビール って食べすぎじゃね? 支払いにカード使えるようにしてくれたら嬉しい。 宿泊もできるようで余裕があったらしてみたいものです。 |
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
Tシャツ
ソフトシェル
靴下
グローブ
雨具
日よけ帽子
靴
ザック
昼ご飯
行動食
非常食
飲料
地図(地形図)
ヘッドランプ
GPS
筆記用具
ファーストエイドキット
保険証
携帯
時計
サングラス
タオル
ストック
カメラ<br />バーナー
コッヘル
単眼鏡
双眼鏡
温度計
スパッツ
ウインドブレーカー
水(1.5ℓ)
水筒
|
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感想
夏以降台風などで天気が悪かったのと、最近はお気楽山行しかしてなかったので「がっつり歩く」をテーマにしました。
ルート選定は同行のMさん。奥多摩がお好きなようで出発地点は都民の森。
6月に行った月夜見山、陣馬尾根コースと少し被りますが、奥多摩三山の御前山を
ターゲットにしました。
日暮れが早まっているのに6月の時より長距離なので少し心配。
もちろんヘッドライトは持参で。
6月の時の記録はこちら。
http://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-897411.html
もう一つのテーマは、山メシ。 今回は「うどん」!です。
と、テーマ設定しましたが、想像を超える出会い(出来事)があって
やっぱ山は楽しいーー!という山行でした。
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7時30分ごろ武蔵五日市駅に到着。
女子トイレは長蛇の列。やはり早目に駅に到着していたほうがよさそう。
お茶を飲みながらバス停で待つ。早目に来て並べたのでバスには座れたが、そこには西東京バスさんの細やかな配慮があって感激。
増便は3台。おかげさまで車には酔わず。
都民の森駐車場、女子トイレは混んでおり、ようやく9時30分歩き始め。
快晴の中森林館横を経て10時3分 立岩、10時23分砥山
11時22分月夜見山 ここまでは、2度目のルートのため順調順調!、
前回のプチ道迷いもなんのその。ペースもいい感じ。
このあたりから栗がわさわさ落ちていて秋だなーと。
ほとんどが実がなく、食べられている。食べるのは猿、熊、リス、あとは何かな?
熊いないよね、などと呑気にしゃべりながら歩く。
もちろん熊鈴は鳴らしてます。
12時12分小河内峠 相方のお腹が要求し始める。ベンチが2つあり、そのうちの1個に座って山ごはん。 風の通り道なのか、背後の植林松林から前方の空間に風が吹き抜け、寒かった。
うどんがをすくうとき、うどんが風で飛ばされそうだった。
満腹になり、心身満たされた!ごはんを食べてコーヒーを飲んだだけだが、1時間が経過していた。
でも今回のテーマは1つクリア。
子連れ家族とすれ違う。ゴミ拾いしながらとのことで感心する。
我々も4つくらい拾いました。
ここまでは前回と同じコース、前回の陣馬尾根分岐を右に見てそのまままっすぐ、巻道があるところはもちろんマキマキw
14時11分惣岳山 この間、急な上り坂あり。また、バイク?のタイヤ痕あり。
先週のハセツネ大会関係?とも思いつつ、登山道でバイクってどうなの?とも思いつつ・・・少しずつ山深くなっていく。
惣岳山手前の上り坂で、右50mくらいのところに猿が鹿よけの柵の上にいるのを発見。2人で驚いてウッキー!としているとさらに左側にも1頭!
ここまでは余裕があって、お尻をパチリと撮影。
一帯は栗林で、どうやら栗を拾って食べていた様子。人間を気にする様子はなく、栗?を 口に入れながら移動してくる。
喜んで歩きながら見ていたら、あちらこちら四方に数頭いるではないか、
気づいたら大きいの小さいのあちこちに10〜20頭くらいに包囲されている。
群れが右方向から奥多摩方面へ移動しているのと、まっすぐ行くわたしたちと丁度クロスするかたちで遭遇してしまった模様。
刺激しないよう淡々と猿と全てすれ違い、ひと安心。
と思ったら、
他の猿より体長が大きく、風格のある雄猿が、わたしたちの目の前を横切り、そのままこっちをじろっと睨んでいる❗️
尾根の木を挟んで2mくらいの距離。ひえーー!
無意識に左手で顔をカバーし、猿と目を合わさないように進む。 猿は、そのまま群れの方へ。 あー怖かった。
群れの最後にいるボス猿だった模様。
写真撮る余裕はなかったけどちょっと残念。
猿はあまり想定していなかった。 猿の群れと遭遇した時の対処法は、勉強の必要あり。
そのすぐ後に出会った1人登山者は、 このあたりは栗がたくさんだから熊も猿もここにいる、と言っていた。あの山野井さんも奥多摩で熊に襲われていると。
熊鈴と、大声アピールで人間の存在をアピールすべし… ?
でも、おしゃべりに夢中になると転倒も心配w
思いがけないドキドキ体験をして御前山へ到着。眺望ないけどたどり着いた感十分。
お茶でも飲みたいところだったけど次は時間が心配に。
奥多摩側へ抜けるか?、当初予定の湯久保尾根か?
バスの時間は平気そうなので、いざ湯久保尾根へ!
ここまでで追い抜かれ・すれ違いは10人いない。マイナールートなの?
下山開始! 時間的にもここからは登ってくる人もいないのでひたすら山を独占して長い下りをてくてくと。長かったー
17時18分小沢バス停。その後速やかに暗闇到着。
18時12分バスに乗って、十里木で降りて 秋川温泉!
焼き鮎と鮎の煮浸しと豚ロースと大根の柚子味噌かけと秋野菜の天ぷらで大満足。
綺麗な十三夜を眺めつつ帰りのバス程に向かう橋の欄干でイタチに遭遇。
わたしたちの前にちょろっと姿を見せたかと思うと、さっと欄干から木の枝へと姿を消した。
あれは何かの使いだろうw
今回は人が少なく、またマイナーなルート?でしたが、野生動物とその謎の痕跡 うんこの山 を見たりと、予想以上に結構面白く、スリリングだった。o(^_^)o
山メシも旨く行ったし。
山キャスト:
・蛇 1mクラス、縞はなく色は赤系。見た瞬間に我々はフリーズ
・猿 多数
・猫
・イタチ
・夜鹿の声多数
これから秋本番、怪我・事故なしで山を楽しみましょう。
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