奥秩父と八ヶ岳を繋ぐ旅 横尾山・飯盛山

2016年10月20日(木) 〜 2016年10月21日(金)

• GPS: 32:00
• 距離: 20.6km
• 登り: 1,061m
• 下り: 1,311m

コースタイム

1日目

• 山行: 1:00
• 休憩: 0:00
• 合計: 1:00

15:00 瑞牆山荘
16:00 黒森

2日目

• 山行: 6:31
• 休憩: 0:11
• 合計: 6:42

6:00 黒森
6:42 6:42 信州峠(横尾山登山口)
7:28 7:28 カヤトの原
8:00 8:03 横尾山
8:35 8:43 豆腐岩
9:27 9:27 槍
10:27 10:27 三ツ沢ノ頭
10:44 10:44 十文字峠
11:33 11:33 飯盛山
12:42 清里駅

天候

10/20 木　晴れ
10/21 金　晴れのち高曇り　朝のうち風つよし

アクセス

利用交通機関：

電車 バス

往路：韮崎駅からみずがき山荘行　13:30発
復路：清里駅　13:59発小淵沢行

コース状況／危険箇所等

みずがき山荘ー黒森：舗装道路で問題なし。
黒森ー信州峠：舗装道路で問題なし。
信州峠ー横尾山：整備されてテープも多くて問題なし。

横尾山ー豆腐岩：一部笹原でのトレースが薄くなるがテープが多くて問題なし。尾根と稜線の一番上を進むことを意識する。

豆腐岩ー槍：展望の開ける塩ビの柱の両矢印の標識まではテープが多くて問題なし。この先からテープはほとんどなくなる。笹原のトレースが薄くなるところが多くなるが稜線の一番上を意識して、赤い境界標識と足もとの石標を意識すれば問題なし。

槍ー柵手前目印：槍から降りるとすすきの原で視界が取りにくい所も出るが足元のトレースをよく見て進む。槍の次のピークの手前から頂上を過ぎて柵手前の目印までは笹原が深くてトレースも一番薄くなる。稜線の一番上を意識して進むのと、トレースを外れた時の足裏の感覚（トレース上のしっかりした感覚が、外れるとフワッとしたりモコモコとした不整地の感覚になる）を大切にしてトレースを確認して進む。
柵手前の目印とは急に展望が開けた立ち木に赤いテープが巻いてあるところである。

柵手前目印ー柵越え：左の柵に沿ってトレースを進む。テープが出てくるので確認して進める。柵沿いにかなり進むので柵越えのポイントを過ぎてしまったのかとも思うが、そのまま急坂を上って右に稜線を行くと柵が直角に曲がるところに柵越えのポイントがある。急坂近辺でも柵が曲がっていくので勘違いしないように。

柵越えー飯盛山：右にバラ線を見ながら進むとバラ線の向こうに広いトレースが現れる。バラ線が広くなったところで潜るか、下り坂の一番下まで笹薮を漕いで行くと十文字峠の標識が右に見えてそこのバラ線は切れているので広いトレースに出ることが出来る。早めに出たほうが歩きやすいと思う。そのあとはトレースをたどれば飯盛山に至る。

飯盛山ー清里駅：飯盛山を降りきるまでは整備された階段状のトレース。後は舗装道だが千ヶ滝周辺の登りは何気につらい。笑

・この行程は稜線の上を忠実にたどり、ピークも直登直降りでかなり脚に来ます。
・ただでさえトレースが薄いので草の勢いがある時期は避けたほうが無難。
・晴れていてもスパッツとツルッとした素材のジャケット着用をお勧めします。足もとはかなり濡れる。上半身も草木漕ぎでひっかかります。

その他周辺情報

黒森宿泊：五郎舎

写真

10/20 15:14

ちょうど一年前のこの時期に奥秩父縦走を終えてここまで降りたのでした。八ヶ岳まで繋ぐ旅の開始。今日は黒森まで歩くだけですけどね。

10/20 15:15

今年は紅葉の調子があまりよくないですがこんな真っ赤な木もありました。

10/20 15:15

山荘前に瑞牆山登山口とポストがあります。

10/20 15:16

今日は晴れて気持ちいいです。
黄葉も綺麗です。

10/20 15:17

黒森までテクテク。

10/20 15:30

みずがき山自然公園の分岐。

10/20 15:30

こんな感じ。

10/20 15:30

瑞牆の森は恩賜森なのを初めて知りました。

10/20 15:56

不動滝からの林道分岐。

10/20 15:58

こんな感じ。

10/20 16:06

すすきの穂が光っています。秋ですねー。

10/20 16:15

今日はこの五郎舎さんにお世話になります。

10/20 16:18

10/20 16:18

瑞牆山がバックに綺麗に見えます。

10/20 16:20

雰囲気のあるお宿でした。

10/21 6:13

翌朝、瑞牆山の向こうから陽が登るようです。

10/21 6:14

反対に黒森の集落と遠くに南アルプス。

10/21 6:14

瑞牆からの道が突き当ったら信州峠は右です。

10/21 6:15

五郎舎さん、お世話になりました！

10/21 6:15

こういう感じですね。

10/21 6:18

瑞牆山のやすり岩もよく見えます。

10/21 6:43

峠まで登っているうちにかなり明るくなってきました。

10/21 6:51

途中、テクテク歩きながらの黄葉。

10/21 6:55

さあ信州峠に着きました。横尾山の登山口はこの階段から。

10/21 6:55

道の反対側にも標識。

10/21 6:56

峠の頂点はほんの少し先です。

10/21 6:59

最初、気持ちのいい道。

10/21 7:01

落ち葉のパッチワークが綺麗ですね。

10/21 7:01

ずーっとこんな道だったら最高なのにな。

10/21 7:43

カヤトの原の標識手前で富士山。

10/21 7:43

瑞牆山と金峰山の五丈石が見えました。

10/21 7:44

カヤトの原はすすきの原。風が冷たいです。

10/21 7:44

10/21 7:45

南アルプス。

10/21 7:45

赤岳に陽が当たります。

10/21 7:50

もう一度富士山、なんだか高曇りになってきてしまいました。

10/21 7:56

これから進む後半の稜線。
左の突起が槍、奥に飯盛山がみえます。
横尾山と豆腐岩は右奥に隠れてます。

10/21 8:05

横尾山まではよく整備された道です。

10/21 8:05

10/21 8:09

今年は紅葉が今一ですがこの辺りはよくまとまって綺麗でした。

10/21 8:11

10/21 8:13

横尾山に到着。
花の山でも有名ですので今度は初夏までに来てみたいです。

10/21 8:14

八つがぎりぎり見えます。

10/21 8:27

少し下って振り返って横尾山と右肩のカヤトの原。

10/21 8:31

ここからは笹原が深くなってきます。最初の標識。

10/21 8:32

まあ、トレースとテープがあるので問題ありません。
稜線の一番上を進むことを意識して。

10/21 8:34

10/21 8:42

まだテープがあるので安心安心。

10/21 8:43

比較的最近のテープで次が必ず見えるのでありがたいです。

10/21 8:50

豆腐岩。
岩の手前を左に曲がります。

10/21 8:51

曲がったところから振り返り。

10/21 8:51

そこにこの標識。

10/21 9:02

この標識まではテープがあり問題なし。

10/21 9:02

展望が開けて向こうに進んで写真を撮るも、先に道なし。

10/21 9:03

振り返ると、’こっちだって言ってんだろ’と右に下る道を指してくれていました。前の写真では左に下ることになります。

10/21 9:04

これが有名な巣箱ですね。

10/21 9:04

槍までの稜線が紅葉で美しいですね。
槍の右のピークを越えるあたりが一番の難路。

10/21 9:08

槍までは道もはっきりしていて楽しいトレイルです。

10/21 9:09

黄葉はちょっと茶色混じり。

10/21 9:10

10/21 9:13

この境界見出標も目印になります。

10/21 9:15

はい、ありがとうございます。

10/21 9:15

す、すいません、スキー場は下ですか？
いや、背中の後ろ側だとのことです。

10/21 9:15

黄葉の中を進みます。

10/21 9:22

10/21 9:24

ちょっと赤いのがあるだけで撮ってしまいますね。

10/21 9:25

10/21 9:28

急坂でずるっと滑ってたまたま見つけたキノコ。
真ん中の穴からプフーって胞子を出すのでしょうかね。

10/21 9:33

木の間から横尾山と右肩にカヤトの原が見えました。

10/21 9:43

たまにこんな真っ赤なところもあります。

10/21 9:43

槍に到着です。

10/21 9:43

三角点は補助三角点。

10/21 9:43

横尾山方面。

10/21 9:43

瑞牆山、金峰山方面。

10/21 9:46

槍の下もすすきの原であるのが見えます。

10/21 9:47

合間に八つ。

10/21 9:49

この中に入ると視界が効きません。足もとのトレースを確認して進みます。

10/21 9:53

すぐ笹原に突入。これが突入最後のテープ。

10/21 9:57

笹原に目印！とおもったらウツボグサの赤い実でした。

10/21 10:02

左右が落ちている真ん中あたりを行きます。

10/21 10:20

この辺は正直トレースはありませんでした。
稜線の真ん中だよねって進みます。笑

10/21 10:21

急に展望が開けて立ち木にテープが巻いてあります。
これが柵の手前の目印です。ここまで来れば一息つきます。

10/21 10:21

飯盛山が目の前に見えますが、まだあと1/3ほどの行程があります。

10/21 10:24

左に柵が出てきます。

10/21 10:27

赤い実にハッとします。

10/21 10:27

柵の向こうに南アルプス。

10/21 10:39

ずーっと柵沿いとテープに従って進むと、とうとう柵が直角に曲がるところに柵越えのポイントがあります。

10/21 10:40

10/21 10:40

まじかで見るとこんな感じ。
どこを出るんだろうと思いますが、、、

10/21 10:41

この赤テープの所を開けます。

10/21 10:41

この針金で止めてあるだけ。

10/21 10:41

手前に開きます。

10/21 10:41

閉めたらこうやって針金で止めます。

10/21 10:42

よく見たら上にガムテープで印もありました。

10/21 10:42

10/21 10:42

少しだけ飯盛山が近づいたかな。

10/21 10:43

十文字峠に降りていきます。

10/21 10:47

右にバラ線。

10/21 10:52

目印？と思ったら赤い葉っぱでした。

10/21 10:54

バラ線の向こうに広いトレースが出て来たら、バラ線の広い所で潜ります。

10/21 10:56

潜った後で振り返り。

10/21 10:57

こちらのほうが歩きやすいです。

10/21 10:58

鞍部が十文字峠。

10/21 10:58

10/21 11:00

ここはバラ線が切れていて出やすいです。が、ここまで向こう側を降りるのは結構ザワザワ。早めに出たほうが歩きやすいです。

10/21 11:12

振り返ると今日歩いた、横尾山から豆腐岩のピーク（一番左）、槍と一番のやぶのピーク（一番右）が見渡せました。大きくS字に回ってきたんですね。

10/21 11:19

飯盛山が近づきました。

10/21 11:27

急な階段を乗り越えて最後の一山。

10/21 11:40

10/21 11:40

獅子岩方面

10/21 11:40

本当に円錐形ですね。

10/21 11:43

清里への分岐。

10/21 11:44

歩いてきた道を振り返る。

10/21 11:47

飯盛山到着です。バックに富士山。

10/21 11:47

横尾山からの稜線。

10/21 11:47

南アルプス。

10/21 11:47

八ヶ岳。
展望の良い所ですね。思い返せば高校生以来の登頂でした。

10/21 12:29

後はテクテク下って。

10/21 12:57

清里駅に到着です。これで先週の八ヶ岳とつながりました。

撮影機器：

LUMIX DMC-GF2 パナソニック

感想

55akira

奥秩父と八ヶ岳を繋ぐ、横尾山から飯盛山までは破線扱いでトレースも薄いとのことで、草の勢いも衰えたこの時期に行ってみました。
ヤマレコのほかの方の記録も参考にさせていただき、晴天で視界もよい日であれば稜線伝いに行けば何とかなるだろうと、秋の晴天予報狙いでした。

結果、一部トレースがほとんどない所もありましたが、よく見て行けば概ねトレースもあり迷うことはありませんでした。

でも、このコースは忠実に稜線を一直線にたどるので、ピーク前の急坂も直登、下りも直降りで後半は脚に来ました。思いがけずしんどかったです。
途中、木賊のタルでグオッという鳴き声と黒い影が逃げていきましたが、1匹でしたので多分牡鹿かと思いますが、、犬のような感じもあり、もしや、、、
横尾山から飯盛山手前まで誰にも会いませんでしたので、いろいろケガも含めて用心は必要かと思いました。

無事下山に感謝です。

コメント

himazin

みずがき山荘から来られたんですね〜
こんばんは、横尾山でお会いしたひまじんです…
黒森鉱泉辺りから登って来られたと思っていたら、みずがき山荘から歩いてこられたんですね。
掲載された写真を見ると、縦走路の紅葉もまぁまぁの感じですし、気持ち良いトレールだったように思いました。
またどこかでお会いしましたらよろしくお願いします。

55akira

Re: みずがき山荘から来られたんですね〜
こんばんは、
コメントありがとうございました。
レコを拝見させていただきましたが、紅葉の写真が美しいですね。
himazinさんのほうが断然美しいです。
同じ場所で同じ時刻に撮ったはずなのに腕の違いですね。
またどこかでお会いしましたらこちらこそよろしくお願いします。