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Yamareco

記録ID: 989797
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
日光・那須・筑波

寒沢宿跡から太郎山

2016年10月22日(土) [日帰り]
 - 拍手
体力度
3
日帰りが可能
GPS
10:18
距離
14.9km
登り
1,037m
下り
1,030m
歩くペース
標準
1.11.2
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
8:16
休憩
2:02
合計
10:18
7:32
7:32
16
7:48
7:48
85
新薙コース登山口
9:13
9:37
150
寒沢宿跡
12:07
13:19
23
13:42
13:57
138
16:15
16:26
13
新薙コース登山口
16:39
16:39
35
天候 晴れ
過去天気図(気象庁) 2016年10月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
梵字飯場跡の駐車場利用
コース状況/
危険箇所等
■寒沢宿分岐から寒沢宿跡
分岐から暫くは踏み跡明瞭。ログを見ると地理院地図の破線に近い所を歩いてるんで、旧道だったのかも知れない。その後その旧道らしきを外れると、徐々に分かり難くなってくる。沢状の窪地を何度か越えるのだが、そう言った所で踏み跡を見失いがち。二つ目のコケ広場から寒沢宿跡は割と分かり易い。

■寒沢宿跡から太郎山
藪漕ぎ。久々に枝葉へ体をこすり付けて登るストレスを味わった。獣道だと思うが、踏み跡は一本ではなく何筋かあった。倒木や密藪に塞がれるたびに、それらを行き来して出来るだけ疎らなルートを選ぶ。標高2270m辺りで薙(寒沢薙)に移ったが、もっと早い段階でそうするべきだった。等高線の広い部分は薙を登った方がよっぽど速い。

■新薙コース
等高線が広がり始める2000m辺りまで、とんでもない激下りが続く。悪天候時には絶対歩きたくない。トラロープが何箇所か設置されていたが、ここは気を付けて下りないと危険。転落したら小さな怪我では済まなそう。
登山口まで小一時間林道を歩く。まあ普段なら願い下げだが、奥武蔵とは全く違う景色なので苦にならなかった。
2016年10月22日 07:00撮影 by  Canon PowerShot SX530 HS, Canon
8
10/22 7:00
登山口まで小一時間林道を歩く。まあ普段なら願い下げだが、奥武蔵とは全く違う景色なので苦にならなかった。
大真名子山だったかな。
2016年10月22日 07:29撮影 by  Canon PowerShot SX530 HS, Canon
9
10/22 7:29
大真名子山だったかな。
タロさんが正面に見えて来た。
2016年10月22日 07:38撮影 by  Canon PowerShot SX530 HS, Canon
4
10/22 7:38
タロさんが正面に見えて来た。
少し前まではここに車を止めて登れたらしい。今は梵字飯場跡から通行止め。
2016年10月22日 07:48撮影 by  Canon PowerShot SX530 HS, Canon
1
10/22 7:48
少し前まではここに車を止めて登れたらしい。今は梵字飯場跡から通行止め。
新薙コース登山口。ここからやっと登山道。
2016年10月22日 07:48撮影 by  Canon PowerShot SX530 HS, Canon
2
10/22 7:48
新薙コース登山口。ここからやっと登山道。
良い色のカエデ。
2016年10月22日 07:53撮影 by  Canon PowerShot SX530 HS, Canon
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10/22 7:53
良い色のカエデ。
おっとここだ。寒沢宿分岐。二本の白杭が目印。
2016年10月22日 08:19撮影 by  Canon PowerShot SX530 HS, Canon
5
10/22 8:19
おっとここだ。寒沢宿分岐。二本の白杭が目印。
はっきりした踏み跡が続いている。白杭もポツポツ在る。
2016年10月22日 08:19撮影 by  Canon PowerShot SX530 HS, Canon
2
10/22 8:19
はっきりした踏み跡が続いている。白杭もポツポツ在る。
草地ってかモフモフの苔かな。不思議空間に出る。営林小屋でも在ったんだろか。
2016年10月22日 08:27撮影 by  Canon PowerShot SX530 HS, Canon
8
10/22 8:27
草地ってかモフモフの苔かな。不思議空間に出る。営林小屋でも在ったんだろか。
涸沢も幾つか越える。踏み跡がはっきりしなくなってきた。
2016年10月22日 08:29撮影 by  Canon PowerShot SX530 HS, Canon
3
10/22 8:29
涸沢も幾つか越える。踏み跡がはっきりしなくなってきた。
ペイントと境界見出標を目印に進む。
2016年10月22日 08:51撮影 by  Canon PowerShot SX530 HS, Canon
3
10/22 8:51
ペイントと境界見出標を目印に進む。
また涸沢越えか。今度のは一際深い。
2016年10月22日 08:53撮影 by  Canon PowerShot SX530 HS, Canon
2
10/22 8:53
また涸沢越えか。今度のは一際深い。
二つ目のモフ地。ホントいったい何だろね、この空間。
2016年10月22日 09:06撮影 by  Canon PowerShot SX530 HS, Canon
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10/22 9:06
二つ目のモフ地。ホントいったい何だろね、この空間。
まだ沢越えあるのか。
2016年10月22日 09:09撮影 by  Canon PowerShot SX530 HS, Canon
2
10/22 9:09
まだ沢越えあるのか。
おっ!? ここは道跡がはっきり感じ取れる。こりゃ近いな。
2016年10月22日 09:10撮影 by  Canon PowerShot SX530 HS, Canon
5
10/22 9:10
おっ!? ここは道跡がはっきり感じ取れる。こりゃ近いな。
来た━(゜∀゜)━!! ここだ。リサーチ先の写真で見た覚えがある!
2016年10月22日 09:13撮影 by  Canon PowerShot SX530 HS, Canon
10
10/22 9:13
来た━(゜∀゜)━!! ここだ。リサーチ先の写真で見た覚えがある!
護摩壇跡だね!
2016年10月22日 09:13撮影 by  Canon PowerShot SX530 HS, Canon
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10/22 9:13
護摩壇跡だね!
これ見に来た不動明王像。はるばるやって来た甲斐があるってもんです。
2016年10月22日 09:15撮影 by  Canon PowerShot SX530 HS, Canon
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10/22 9:15
これ見に来た不動明王像。はるばるやって来た甲斐があるってもんです。
享保十四年と彫られている。暴れん坊将軍こと徳川吉宗の時代ですな。
2016年10月22日 09:16撮影 by  Canon PowerShot SX530 HS, Canon
16
10/22 9:16
享保十四年と彫られている。暴れん坊将軍こと徳川吉宗の時代ですな。
名残り惜しいが太郎山に向かう。
2016年10月22日 09:37撮影 by  Canon PowerShot SX530 HS, Canon
4
10/22 9:37
名残り惜しいが太郎山に向かう。
山中で時々ワイヤーを見掛けた。この辺も林業が盛んな頃があったんだな。
2016年10月22日 09:47撮影 by  Canon PowerShot SX530 HS, Canon
1
10/22 9:47
山中で時々ワイヤーを見掛けた。この辺も林業が盛んな頃があったんだな。
これも熊の仕業かね。でもやや低い位置に思える。立っても140〜150cm位かな。これなら勝てる・・・気がする。
2016年10月22日 10:06撮影 by  Canon PowerShot SX530 HS, Canon
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10/22 10:06
これも熊の仕業かね。でもやや低い位置に思える。立っても140〜150cm位かな。これなら勝てる・・・気がする。
薙が近かったんで下りてみた。なんだー、こっちの方が断然歩き易いじゃないの。
2016年10月22日 11:37撮影 by  Canon PowerShot SX530 HS, Canon
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10/22 11:37
薙が近かったんで下りてみた。なんだー、こっちの方が断然歩き易いじゃないの。
薙終わり近くから振り返る。もっと早くからここ登れば良かった。
2016年10月22日 11:45撮影 by  Canon PowerShot SX530 HS, Canon
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10/22 11:45
薙終わり近くから振り返る。もっと早くからここ登れば良かった。
最後にまたちょっと藪漕ぎで山頂着。
2016年10月22日 12:07撮影 by  Canon PowerShot SX530 HS, Canon
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10/22 12:07
最後にまたちょっと藪漕ぎで山頂着。
2016年10月22日 12:09撮影 by  Canon PowerShot SX530 HS, Canon
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10/22 12:09
前回紹介の横山厚夫さんのページで、50年前の山頂と比較できるよ。
2016年10月22日 12:10撮影 by  Canon PowerShot SX530 HS, Canon
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10/22 12:10
前回紹介の横山厚夫さんのページで、50年前の山頂と比較できるよ。
小太郎山にも人が居る。
2016年10月22日 12:14撮影 by  Canon PowerShot SX530 HS, Canon
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10/22 12:14
小太郎山にも人が居る。
中禅寺湖南の山から雲がこぼれる。
2016年10月22日 12:43撮影 by  Canon PowerShot SX530 HS, Canon
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10/22 12:43
中禅寺湖南の山から雲がこぼれる。
男体山を・・・
2016年10月22日 13:15撮影 by  Canon PowerShot SX530 HS, Canon
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10/22 13:15
男体山を・・・
超望遠で撮ったら人が確認できた。
2016年10月22日 13:16撮影 by  Canon PowerShot SX530 HS, Canon
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10/22 13:16
超望遠で撮ったら人が確認できた。
誰も居なくなったから、そろそろ俺も下るか。
2016年10月22日 13:19撮影 by  Canon PowerShot SX530 HS, Canon
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10/22 13:19
誰も居なくなったから、そろそろ俺も下るか。
その前に小太郎山へちょっと立寄り。花畑越しの大真名子山・小真名子山と帝釈山・女峰山の重なり。
2016年10月22日 13:27撮影 by  Canon PowerShot SX530 HS, Canon
7
10/22 13:27
その前に小太郎山へちょっと立寄り。花畑越しの大真名子山・小真名子山と帝釈山・女峰山の重なり。
思ったよりアップダウンが多くて大変だった。
2016年10月22日 13:56撮影 by  Canon PowerShot SX530 HS, Canon
6
10/22 13:56
思ったよりアップダウンが多くて大変だった。
でも眺めが良いから許す。
2016年10月22日 13:57撮影 by  Canon PowerShot SX530 HS, Canon
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10/22 13:57
でも眺めが良いから許す。
往きは気が付かなかった。剣ヶ峰と彫られてる。
2016年10月22日 14:01撮影 by  Canon PowerShot SX530 HS, Canon
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10/22 14:01
往きは気が付かなかった。剣ヶ峰と彫られてる。
花畑に下る。
2016年10月22日 14:19撮影 by  Canon PowerShot SX530 HS, Canon
3
10/22 14:19
花畑に下る。
横山厚夫さんトコの写真はこの辺りから撮ったものだな。
2016年10月22日 14:29撮影 by  Canon PowerShot SX530 HS, Canon
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10/22 14:29
横山厚夫さんトコの写真はこの辺りから撮ったものだな。
大岩の下に阿弥陀さまがおられる。
2016年10月22日 14:35撮影 by  Canon PowerShot SX530 HS, Canon
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10/22 14:35
大岩の下に阿弥陀さまがおられる。
寛永通宝がちらほら。
2016年10月22日 14:35撮影 by  Canon PowerShot SX530 HS, Canon
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10/22 14:35
寛永通宝がちらほら。
昔は季節により花が咲いた時期もあったらしいね。
2016年10月22日 14:36撮影 by  Canon PowerShot SX530 HS, Canon
8
10/22 14:36
昔は季節により花が咲いた時期もあったらしいね。
薙を渡る。こっちのは急で恐ろしい。
2016年10月22日 14:43撮影 by  Canon PowerShot SX530 HS, Canon
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10/22 14:43
薙を渡る。こっちのは急で恐ろしい。
2016年10月22日 16:07撮影 by  Canon PowerShot SX530 HS, Canon
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10/22 16:07
登山口着。
2016年10月22日 16:15撮影 by  Canon PowerShot SX530 HS, Canon
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10/22 16:15
登山口着。
撮影機器:

感想

まだ残暑厳しい9月のとある日、かねてより歩きたいと思っていた周回ルートをヤマレコで地図検索してみた。志津乗越から大真名子山へ登り、女峰山から馬立へ下って元に戻るというものだ。だが検索されたレコを見るとどうも様子がおかしい。どれも志津乗越より遥か手前から歩き始めている。それでようやく裏男体林道が通行止めになっていると知った。実行に移すのが遅すぎたか。

林道とは言え10キロも距離が伸びるのは厳しい。諦めて他の山にしようかと思った時、小真名子山と太郎山の間の赤線に気が付いた。こんな所に道が在るのか? 気になってそのレコを見た。shige-ponさんのレコである。そして初めて寒沢宿なる場所を知った。行きたい行きたい。もう寒沢宿で頭がいっぱいになった。

だが用事があったり悪天候だったりで、なかなかその機会が無かった。だってわざわざ遠征したってのに、曇りや雨じゃ嫌でしょ。先週は絶好の日和だったが、家族旅行の予定が早くから入っていて無理だった。そしてこの日、遂に寒沢宿へ足を踏み入れたのだった。紅葉の時期も重なり、もう大満足。太郎山も良かった。

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