また山に行きたくなる。山の記録を楽しく共有できる。

Yamareco

記録ID: 2392570
全員に公開
トレイルラン
飯豊山

大日岳(飯豊連峰)手前で撤退&雪渓を滑落

2020年06月13日(土) [日帰り]
 - 拍手
体力度
6
1〜2泊以上が適当
GPS
09:04
距離
30.5km
登り
2,227m
下り
2,223m
歩くペース
とても速い
0.50.6
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
7:45
休憩
1:19
合計
9:04
8:36
63
9:39
9:44
38
10:22
10:32
50
11:22
11:41
29
12:10
12:11
42
12:53
12:53
21
13:14
13:34
54
14:28
14:35
42
15:17
15:34
126
天候
過去天気図(気象庁) 2020年06月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
本日の相棒。1日10時間ほどの山行だと、このダイナフィットのザックは重宝。
3
本日の相棒。1日10時間ほどの山行だと、このダイナフィットのザックは重宝。
靴はアディダスのトレランシューズの中で軽いやつ。TJARの石田選手がはいていた。
2
靴はアディダスのトレランシューズの中で軽いやつ。TJARの石田選手がはいていた。
ゲート手前の駐車スペース。当然誰もいません。
1
ゲート手前の駐車スペース。当然誰もいません。
9kmほどこんな道が続きます。
9kmほどこんな道が続きます。
ミラーは近くで見ると大きい
1
ミラーは近くで見ると大きい
こんなに大きくなったよー!
5
こんなに大きくなったよー!
トンネル。入り口にはいわきナンバーのクルマが。帰りはなかった。
トンネル。入り口にはいわきナンバーのクルマが。帰りはなかった。
真ん中にU字溝
ライト消すと、ほんとに何も見えず。ライト必須。
ライト消すと、ほんとに何も見えず。ライト必須。
トンネル内はフラットかと思ったら、傾斜。
トンネル内はフラットかと思ったら、傾斜。
出口には蕗祭り。
出口には蕗祭り。
特に看板もなく、登山道へ。
特に看板もなく、登山道へ。
最初の渡渉
下部の石を渡りますが、最後の1歩がぬれてしまった。
3
下部の石を渡りますが、最後の1歩がぬれてしまった。
写真じゃ伝わらないが水が透き通っています。
写真じゃ伝わらないが水が透き通っています。
雨でガスっいますが、草履塚。
雨でガスっいますが、草履塚。
ここの雪渓ははじを歩きます。
1
ここの雪渓ははじを歩きます。
早川のつきあげ
軽アイゼン装着
写真にはないが、眼下には500mぐらいの谷底。
雪渓の尾根まで上りたかったが、だんだんと傾斜がきつく、恐怖心が高まり、横にトラバース。
4
写真にはないが、眼下には500mぐらいの谷底。
雪渓の尾根まで上りたかったが、だんだんと傾斜がきつく、恐怖心が高まり、横にトラバース。
登頂断念し、昼食。
4
登頂断念し、昼食。
早川のつきあげ(復路)
2
早川のつきあげ(復路)
帰りは慎重に、なるべく急勾配を避け、トラバースしようとするも。。。
2
帰りは慎重に、なるべく急勾配を避け、トラバースしようとするも。。。
ピッケルの変わりに、短めの木の棒で3点で進むつもりが、木の棒を突いたことで、足の重心が変わり滑ってしまった(と思う)
4
ピッケルの変わりに、短めの木の棒で3点で進むつもりが、木の棒を突いたことで、足の重心が変わり滑ってしまった(と思う)
滑落直後。まず足がちゃんと動くかを確認。痛みはあるが何とかいけることを確認し、気持ちは落ち着く。
1
滑落直後。まず足がちゃんと動くかを確認。痛みはあるが何とかいけることを確認し、気持ちは落ち着く。
写真じゃわかりにくいが、2回目着用のトレントフライヤージャケット、ランパンがぼろぼろに。
1
写真じゃわかりにくいが、2回目着用のトレントフライヤージャケット、ランパンがぼろぼろに。
幸い、携帯、時計、ザックは無事。キャップを取りにいこうとしたが、目視できなかったのであきらめた。500mlのペットボトルも2本ともどっかへ。まあ、それだけの損失だったのも幸運。
2
幸い、携帯、時計、ザックは無事。キャップを取りにいこうとしたが、目視できなかったのであきらめた。500mlのペットボトルも2本ともどっかへ。まあ、それだけの損失だったのも幸運。
帰りのトンネル。光っているのはこうもりの目。帰りはこうもりがわんさか。
2
帰りのトンネル。光っているのはこうもりの目。帰りはこうもりがわんさか。
鍵の付いている自転車(パンクして放置しているっぽいけど)
乗りたい衝動に駆られるも。ここからの林道もきつかった。
1
鍵の付いている自転車(パンクして放置しているっぽいけど)
乗りたい衝動に駆られるも。ここからの林道もきつかった。
帰りは、蕗を取りながら。
7
帰りは、蕗を取りながら。

感想

今週の土日は雨の天気予報だったため、あきらめていたが、日月にスライドしたため、また飯豊にでも行こうかと思っていたが、大日岳のレポがあったので、初めての大日岳へ。

登山道までの林道8kmを進み、その後のトレイルはなかなかの急勾配で自分好み。
天気は雨だったがそれほど強くなく気にはならなかった。

2箇所の雪渓。1箇所目の早川のつきあげも、高度感あり、軽アイゼンでは不安定も何とかよじ登ってクリア。2箇所目は頂上直下。こちらは軽アイゼンではどうにもならず。直下の急な藪こぎもと考えたが、難儀そうだったので、後ろ髪引かれながら、直下で撤退。

帰りは、緊張を強いられる早川のつきあげ。往路では選択ルートを間違えたので、果復路は慎重に慎重に。ピッケルの変わりになるかと、80cmほどの木の棒で3点で進もうとするも、それがあだになり、踏みこんだ足元が崩れ、滑落。

岩にぶつかるも、勢いとまらず。一瞬気を失いかけ、取り戻すも、止まらない状況に、死がよぎった。偶然だったか、意識してか忘れたが、もう一箇所の雪渓の隙間に挟まり、ストップ。35mぐらい。標高差25m。

意識はあったが、一番は体のこと。足が痛むが何とか動きそうと確認し、少し安堵。
しかし、今現実に起きたことを整理するため、心を落ちつかせ、深呼吸。
そして、ザックやウエアなどを確認。ジャケットやランパンはボロボロ。
キャップとペットボトルはなくなる。ザックの携帯や腕時計もどうやら無事。

そうやって、少しずつ状況を確認し落ち着いていった。
右足はどうやら骨は大丈夫。強い打撲っぽいが、ひざは上がらない。右手を右臀部に沿え補助しながら、下り13kmぐらい。幸い下りは足を上げずに進めるので、痛みありつつも、早く下山しなければ、の気持が強く、すごい集中していたきがする。

林道まで降りてきて、やっと自力下山の見通しが付き、安堵。リンドウは、蕗を取りながら。

残雪でも、急な勾配は軽アイゼンでは無理。山をなめすぎた。
今後は、雪渓の時期は行かないか途中撤退。
まあ、今回の件があるから、絶対に雪渓に対して恐怖心は払拭できないだろうな、一生。

1日たって、バファリンと貼るロキソニンで何とか歩ける状態。
しばらくは登山もランもできないな・・・。


お気に入りした人
拍手で応援
拍手した人
拍手
訪問者数:2361人

コメント

ご無事で何より!
ホント、ご無事で何よりです!

今回は山の神様に助けてもらった、もしくは、お灸を据えられたと考えましょう。
恐らく次は只では済まないかも!

きっと、このレコをアップするか否かを迷われたと思いますが、カレーライス師匠でも滑落するんだという教訓として、閲覧者も肝に銘ずるはずですから、記録をアップされた勇気に感謝します。

とにかくご無事で何より!
早いとこ痛みがとれて山を走れるようになることをお祈りします。
自戒を込めて、、、今後は安全に楽しみましょう (´▽`)ノ
2020/6/14 17:39
Re: ご無事で何より!
コメントありがとうございます。

今回は本当に、本当にラッキーでした。
打ちどころが悪ければ、死もしくは動けず衰弱死なんかも想像しました。

体が復活する頃には雪渓はなくなってしまっているかもですが、アイゼンやピッケルを使った登り方の習得をし、同じところでリベンジしないとなと思っています。

しばらくは大人しく座学で山の勉強をし直します。
2020/6/15 5:19
大変でしたね…
curryrice2さん、初めまして。
今回の山行、大変でしたね…

おそらく事前に私のレコをご覧になられたのだろうと思います。
「早川の突き上げ」「牛が首から先の急斜面」の危険箇所を、もっと詳しく説明しておけばよかった…、そしてもっと強く注意喚起をしておけばよかった…と反省しております。

とにかく、遭難には至らず、ご無事に下山できたとのことでよかったです。

curryrice2さんのレコをしっかり記憶にとどめ、私自身も十分に注意しながら今後の登山を続けていきたいと思いますm(_ _)m
2020/6/15 17:44
Re: 大変でしたね…
Forest21さん、はじめまして。

おっしゃる通り、事前にレコ拝見したのは事実です。しかしながら、今回滑落したのは、2万%自分の責任です。
 
むしろ、このようなコメントをいただくこと自体大変申し訳ないと感じてます。

幸い、火曜朝時点では、打撲のみで済みそうで、医者も不要っぽい状態です。

この療養期間に、もっと勉強し、安全な登山ができるようにしていきます。

(大日岳にはまた行きたいと思います。自分的にとても登りがいのある好きな山で、今回で思い入れは増しました。)
2020/6/16 5:07
プロフィール画像
ニッ にっこり シュン エッ!? ん? フフッ げらげら むぅ べー はー しくしく カーッ ふんふん ウィンク これだっ! 車 カメラ 鉛筆 消しゴム ビール 若葉マーク 音符 ハートマーク 電球/アイデア 星 パソコン メール 電話 晴れ 曇り時々晴れ 曇り 雨 雪 温泉 木 花 山 おにぎり 汗 電車 お酒 急ぐ 富士山 ピース/チョキ パンチ happy01 angry despair sad wobbly think confident coldsweats01 coldsweats02 pout gawk lovely bleah wink happy02 bearing catface crying weep delicious smile shock up down shine flair annoy sleepy sign01 sweat01 sweat02 dash note notes spa kissmark heart01 heart02 heart03 heart04 bomb punch good rock scissors paper ear eye sun cloud rain snow thunder typhoon sprinkle wave night dog cat chick penguin fish horse pig aries taurus gemini cancer leo virgo libra scorpius sagittarius capricornus aquarius pisces heart spade diamond club pc mobilephone mail phoneto mailto faxto telephone loveletter memo xmas clover tulip apple bud maple cherryblossom id key sharp one two three four five six seven eight nine zero copyright tm r-mark dollar yen free search new ok secret danger upwardright downwardleft downwardright upwardleft signaler toilet restaurant wheelchair house building postoffice hospital bank atm hotel school fuji 24hours gasstation parking empty full smoking nosmoking run baseball golf tennis soccer ski basketball motorsports cafe bar beer fastfood boutique hairsalon karaoke movie music art drama ticket camera bag book ribbon present birthday cake wine bread riceball japanesetea bottle noodle tv cd foot shoe t-shirt rouge ring crown bell slate clock newmoon moon1 moon2 moon3 train subway bullettrain car rvcar bus ship airplane bicycle yacht

コメントを書く

ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。
ヤマレコにユーザ登録する

この記録に関連する登山ルート

この場所を通る登山ルートは、まだ登録されていません。

ルートを登録する

この記録で登った山/行った場所

関連する山の用語

この記録は登山者向けのシステム ヤマレコ の記録です。
どなたでも、記録を簡単に残して整理できます。ぜひご利用ください!
詳しくはこちら