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ヤマレコ

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椹島〜赤石岳〜悪沢岳 (42/88)


悪沢岳


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※写真の著作権は撮影者に帰属します。利用の際は撮影者の方へご確認下さい。
撮影者 ebi0813
公開範囲 全員に公開
カメラメーカー OLYMPUS IMAGING CORP.
カメラモデル TG-850
日付 2017年10月9日 08:05
ISO感度 125
シャッタースピード 1/800 秒
絞り f/6.0
焦点距離 3.7mm

写真リスト



【2017/10/7(土):1日目】
連休初日の朝5時頃到着時は10台ほど、その後かなり増えたそうです。毎日あるぺん号の到着6時頃をきっかけに送迎バス待ち行列が発生しました。
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入山バス第一便は時刻表では7:30発ですが、この日は7時前にバスが来ました。降雨にもかかわらずパッと見100名ほどの行列で、東海フォレスト所有のマイクロバス4台では運びきれず、1号車が椹島到着後にピストンで畑薙に戻って第一便の積み残しの乗客を運んだそうです。画像は今シーズンから投入された新車「赤石号」。ショックのへたりや底付き感がなく、快適です。
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以前GWに椹島で酒盛りさせていただいた運ちゃんは自分を覚えていてくださっていて、椹島まで楽しくおしゃべりさせてもらいました。
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雨の降る中、カッパ装備で椹島から出発。赤石号の乗客は7割方は千枚経由の反時計回りのようです。

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赤石岳登山口
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斜度ある大倉尾根は登り方向には敬遠されがちで、この理由で千枚経由の反時計周りを選ぶ人が多いようです。きつい登りですが、整備されよく踏まれた一般登山道のありがたさを感じます。重荷に喘ぎながら、どんどん抜いてもらいました。
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赤石小屋の夕食。ごはんと味噌汁はおかわり自由でした。豚肉のソテーは水溶き片栗粉をくぐらせて味付けをしているようで丁寧な美味しさ、味噌汁は具だくさん。
赤石小屋ではアルコール・ソフトドリンク共に閉店半額セール中でした。
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【2017/10/8(日):2日目】
夕べは小屋2/3ほどの埋まり具合だったようです。テン場は3張。夜半から雨は上がったようで、夜中に目を覚ましたときは月明かりがテント地に木立の影を写していました。
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了解

紀伊出身の前小屋番さんご一家はお元気でしょうか。
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富士見平から。
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左から荒川中岳、悪沢岳。間に荒川岳南面カール。
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左から赤石P〜小赤石Pと、赤石岳カール。
赤石岳にみられるカールは、荒川岳カールのような、成長した氷が重力の働きで下部へ移動するさいに地面を削っていく氷河の浸食作用「氷食」によるものとは異なり、雪が氷河のように作用してできる「雪食カール」だそうです。氷河そのものによってつくられた地形、および、氷河周辺の特に寒い地域においてみられる地形を「周氷河地形」と呼びます。
また、南アルプスは氷河地形が残っている日本の南限になります。ここまで[1]より抜粋要約
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トラバース道を辿りながら、赤石岳カールに近付いていきます。
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奥西河内に至る上砂沢を振り返る
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カールの中を横切りながら登る。
登山道は赤石岳と小赤石岳を結ぶ南北の稜線の東面に形成される2つのカールの間の小尾根を辿って稜線に至るようにつけてあります。一方、ラクダの背と呼ばれる冬季ルートは、大倉尾根から直接小赤石岳に至る尾根、即ち2つのカール北側右端の尾根を辿ります。
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赤石岳北尾根から西側を覗き込む、小渋川上流域。大聖寺平まで降りるとここは多分見えません、
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昔から「大聖寺平から小渋川に白いもの(川の流れ)が見えた時は下ってはならない」と言うのが地元の言い伝えだそうです[2]。
この見た目は増水気味ということでOK?基本的に確かな判断ができないのであれば、沢でも尾根でも降るなということですね。
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赤石岳山頂。今回もガス。
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百間平から大沢岳方面
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奥西河内本谷源頭
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大聖寺平
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ホシガラス
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大聖寺平から荒川小屋へ至る登山道から本谷方面を望む。画像よりもずっとずっと鮮やかな彩りでした。今年の紅葉は黄色だけでなく赤色も綺麗だそう(荒川小屋の小屋番さん)
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荒川小屋
静岡市葵区田代字奥西河内1300-1
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赤石小屋を出発して千枚小屋へ向かう登山者へのタイムスケジュール表。裏面は逆方向の情報です。
荒川小屋でもおかわり自由カレーとおかずの小屋晩御飯をいただきましたが、写真撮り忘れ。辛さの効いたカレーも、生野菜とグラタンのおかずも、とっても美味しかったです。3日間の連休なので、荒川小屋へ泊まる人は少ないのかと予想していましたが、雨の初日は止めて残り2日間で周回する人は荒川小屋を利用するらしく、100名山の人がとても多かったです。
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荒川小屋の蔵書[3]
静岡市岳連の編集出版のようです。山のデータの他、文化の紹介など南ア南部の多岐にわたる情報満載。

「消滅した小屋等」万ノ助=満之助小屋は、大正14年築で昭和11年時点で相当荒廃しており、昭和40年頃に消滅、ということのようです。
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【2017/10/9(月祝):3日目】
富士山と金星
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朝陽に浮かぶ荒川小屋と奥西河内源流域
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2017年10月9日(我が父親の誕生日)の日の出
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荒川中岳

荒川中岳避難小屋
休憩に利用させていただいた。野獣系小屋番さんがおられないと少し寂しく感じます。出入り口の引き戸はストッパーがないので、出るときは左右に隙間がないかどうか要確認。(冬季に隙間から雪が吹き込むと悲惨なことに)
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荒川小屋弁当。水気を多く炊いてあるのか、持ち歩いてもパサパサごはんにならず美味しい。上2個は小屋番さんご出身の北海道ではメジャーな甘いお赤飯で、食後の別腹も満足です。
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魚無沢源頭

ここに関する学術情報は後述
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奥西河内本谷左俣から2758を経て3030Pへ至る尾根
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悪沢岳
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悪沢岳から3033、2897を経て△2827.9(西小石、三等)へ延びる、通称西小石尾根。対岸に立ち上がるのは蝙蝠尾根から塩見岳。
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万ノ助園谷へ侵入

荒川三山の稜線と西小石尾根、園谷あたりは国立公園に指定されています。
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黒っぽいのは水たまりか
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水たまりに近付きます
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水が湧き出して水流となっていました
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雷井戸と呼ばれる水場の源頭で、蛇抜沢に至ります。今回は水が多く(季節的?2〜3日前の降雨?)水たまりもありましたが、伏流していることが多いようなので[4][5]、水を取る目的ならば沢筋を辿る必要があると思います。
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今回のルート。青線は勝手に書き込んだ雷井戸の沢筋。番号は写真撮影位置を示す。
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ここを降りようと思っていたのですが。。。
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ビビリが入ってしまって、悪沢尾根を降るのは止めた。[5]によれば、ハイマツ泳ぎの距離が結構長いらしく、途中で嫌になっても登り返すのは不可能。未知の尾根は、いきなり降るのでなく、キツくてもまず登ってみなければダメだなあ。。。。
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荒川小屋弁当に舌鼓を打ちながら大休止。
結局、満之助小屋跡は見つけられなかった。
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丸山基部(4枚前の地形図参照)あたりからの万ノ助圏谷。
Microsoft ICEでstitching。広角側に振ってあるカメラのため歪曲収差を補正。元サイズ表示でかなり大きくなります。
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丸山に戻ってきた。
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北沢源頭〜奥西河内
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おぉーこれが新設された梯子ですね。
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アルミ梯子なので、よくある鉄梯子と比べてなんとなく(根拠なく)恐い感じがします。しかし梯子から何本も伸びる支えは岩にしっかりとねじ込まれたうえ接着剤で固定してありました。
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はじめて千枚小屋に宿泊(テント)
営業最終日でしたが、明日以降は写真ツアー客などを受け入れるそうです。テン場が物凄く遠くて驚いた。
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【2017/10/10(火):4日目】
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椹島へ降りて、二軒小屋へバスで送ってもらいました。

1日目に右足、2日目に左足のソールが剥がれてしまいました。2009年8月の南ア縦走で中盛丸山付近でソール剥がれして下山後に購入した、LOWAのMELINA GTX WXL W's UK5.5。9シーズン、いちばんよく履いた相棒です。ありがとう、お疲れ様。
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椹島の売店にある「レストハウス椹」ホットサンドとビールで休憩。
ホットサンドは、ハムチーズ、ツナ、あんバターの3種類で、これはハムチーズ。ハムもスライスチーズも2枚も挟んであって、満足度が高い。おススメのあんバターもバターの塩気が効いていて美味しかったです。
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二軒小屋へ移動して、いつものベランダビール。

今シーズンの小屋アルバイトさんは若い女性ばかりですが、力仕事も安心して任せられる頼もしいスタッフ揃いだそうです。このときはシェフに指導されながら手斧で薪割りをしていました。パカーンという薪割りの音とキャッキャと楽しそうな若い女の子たちの声がとおくに響き、心地よい時を過ごしました。
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二軒小屋の新メニュー、山ぶどうジュース100%

疲労して酸素をうまく運べなくなった血液に力を注入してくれそうな、野趣溢れる力強い美味しさ。
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暖炉に火

前菜の井川在来野菜
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きのこのピザ
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イワナの燻製
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鹿肉のシチュー
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シラスとねぎのリゾット、コンソメスープ
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シャーベット

二軒小屋蔵書[6]

魚無沢は、最下流部で北西流する部分が谷底幅の狭い峡谷状の地形をなすが、それより上流側は谷底幅の広いU字形の横断面形を呈する谷となっている。荒川三山を取り巻く谷の谷頭部には、複数の園谷が分布しているが、魚無沢流域にだけは園谷が分布しない。[6]1-3悪沢岳北西面、魚無沢の氷河地形発達史 より引用

地形図を眺めると、魚無沢の上流域は不思議な等高線分布をしています。専門家による詳細な調査と報告がまとめられています。
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悪沢岳北東(蛇抜沢)カールの岩石氷河[6]

2006年8月に行われた、荒川岳周辺の岩石氷河の分布や形態に関する調査の報告。

【2017/10/11(水):移動日】

二軒小屋朝食
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昨年11月に工事を行っていた田代湖に来てみた
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護岸設置され、橋までできている

きれいなんですが。。。以前を知っていると、ちょっとさびしい気も
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ダム寄りは護岸がなく以前のままなので、チンダル色も深い
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湖面に映る黄葉

高い空と雲
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二軒小屋、また来ますね!

東俣林道沿いの燕沢は、リニアのトンネル残土置き場となるために整地されてしまいました。

場所はこのあたり

広々とした椹島のテン場も、敷地半分ほどにリニア関係の建屋ができてしまうそうです。
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帰りも赤石号
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