発売開始とほぼ同時期（2020年6月8日に使用開始）に購入し、約2ヶ月使用しての感想です。

主に登山に使う事を主眼にこの機種を選択しました。普段使いもします。
選択にあたって以下のように考えました。

・脈波計測は正確に行える事（欠測は極力無いこと）
・電池の持ちが良い事。多機能より電池の持ちが優先
・音楽とかは聞けなくて良い（むしろ無い方がいい）
・GPSは別にハンディー機を持っているので無くて良い。（誤差が大きい物ならかえって不要）
・地図表示は不要（あっても良いけど電池の持ちが悪くなるなら不要）
・ディスプレーの綺麗さは求めない

GARMINのfenix 6X等も考えましたが、不要な機能が多く（その為に高い？）どうせ電池の消耗で３〜４年程度の寿命と考えGrit X購入に至りました。
Grit X購入前はEPSONのPULSENSE PS-600Cを使用。
PS-600Cと比べ、随分と良くなりました。（PS-600Cにもそれ程不満はありませんでしたが）
電池の持ちは良く、肝心の脈拍計測に於いてはまず不測には陥りません。
（PS-600Cはたまに外し、復帰にやや時間が掛かる傾向がありました）
この辺りは実際に使わないと判らないので安堵したというのが正直なところです。

意外だったのがGPSの正確さです。
ハンディGPSとしてGARMINのeTrex30xJを登山時に使っています。
これと比べ、稜線上での測位精度は甲乙付け難く、条件の悪い谷の中でもそれ程酷い誤差は出ませんでした。
測定条件が不利である事を考えると（eTrex30xJはザックの雨蓋に取り付けてあり、手首に比べ条件は良い）これは凄いかと。
データの測定頻度はGrit Xは1秒毎、eTrex30xJは5秒毎でGrit Xに軍配は上がります。
Grit Xの測定頻度は、1秒毎、1分毎、2分毎の選択です。2秒毎とかあったら良いんですけどね。
トレーニング時の表示は編集可能です。私は「脈拍数・標高・時計・トレーニングスタートからの時間」というのを自分で作って使っています。ただし設定画面(PC上)は英語表記のみ。ここが少し残念。