[山行計画書] 北岳バットレス 第4尾根主稜
(山行種別:アルパインクライミング, エリア:甲斐駒・北岳)
2023年07月30日 〜 2023年08月01日

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山行目的アルパインクライミング
集合場所・時間7月29日千里中央集合→夜叉神ヒュッテ16時着前泊
行動予定
(自由記述)
■1日目
夜叉神ヒュッテ5時半発→移動→広河原インフォメーションセンター 〜白根御池分岐 〜第一ベンチ(1880m) 〜第二ベンチ(2059m) 白根御池小屋〜テント用意
〜D沢出会(下見)〜白根御池小屋 テント泊
■2日目
白根御池小屋〜D沢出会〜Dガリー大滝〜第四尾根主稜〜北岳 山頂〜北岳肩ノ小屋
🔳3日目
北岳肩の小屋〜北岳〜小太郎尾根分岐- 白根御池小屋 11広河原山荘 - 12:26 広河原インフォメーションセンター 〜芦安駐車場〜帰阪
注意箇所・注意点登山道は割愛。バットレスは長時間行動が必要となる上に人気ルートなので混む。なので、日の出前早朝に出発が望ましく、初見の場合は前日に取り付きまで下見しておくとスムーズ。今回は前に1パーティ、後ろに4パーティ?くらいいたが、前後共にまあまあ離れていたので待ち時間はなかった。
【アプローチ】
白根御池小屋のテント場から、大樺沢沿いの登山道にでて、しばらく登るとバットレス沢、続いてC沢に出会う。C沢からものの30秒ほど歩くと涸れたD沢が横切る。C沢とD沢の中間尾根に割と明瞭な踏み跡があるので、そいつを辿って登る。
【Dガリー】
暗闇の中クライミングだったので、リードのAさんは大変そうだった(ありがとうございます)。第5尾根と分岐するはじめの一手が少し悪い。が、登山靴でもいける。全体的に脆い印象で、落石しないように注意。今回はロープ一本で中間の一人(自分)はアッセンダーで登った。2ピッチの登攀後、コンテで横断バンドのトラバース箇所まで登った。(自分はアッセンダーだったのでフリーソロ)
【横断バンド】
このあたりから日が出てきて視界あり。横断バンドは高度感ある。支点もあるので、確保することは可能だが、今回はコンテorフリーソロ。
【Cガリー〜ヒドンスラブ】
横断バンドを通過して、明瞭な踏み跡を抜けるとCガリーに出る。ガレていて危険なので、右岸の際をコンテorフリーソロで慎重に歩く。しばらく歩くと右岸側にヒドンスラブが現れる。ビレイ点に赤ペンキで「4」と書かれている。ヒドンスラブは名前の通り緩やかなスラブ。ここからクライミングシューズ+ダブルロープのシステム。今回は割と乾いていたので簡単であった。1ピッチで第4尾根の取り付き。
【第4尾根主稜(取り付き〜マッチ箱)】
ヒドンスラブ含め、全てAさんリード。1ピッチ目は最初のクラックっぽいところだけ少し悪い。その後のスラブ、土バンドは特に問題なし。土バンド終了直前でピッチを切る。大きな岩が目印の緩傾斜のクラック手前まで短いが2ピッチ目。60mロープなら土バンドの終了点まで1ピッチでいけそう。
3ピッチ目は、大きな岩を右巻きして緩い白い岩を登る。
4ピッチ目はマッチ箱の懸垂支点の手前まで。リッジを通過後、三角形の垂壁が少し悪く、ハーケンも連打されていた。
【第4尾根主稜(マッチ箱からトップアウト)】
マッチ箱からロープ一本で懸垂下降。稜線の左側に10-15m程度で降りる。
5ピッチ目は枯れ木テラスの5m程手前までをAさんリード。ルンゼを登っている記録も多いが、カンテを選択。
ここから最後の2ピッチだけリードさせてもらった。6ピッチ目は枯れ木テラスを通過して、ナイフリッジを通過し、城塞の手前まで。ナイフリッジは高度感あるので、高所恐怖症は大変かも。
7ピッチ目は城塞ハングのチムニーを越える。ホールドを慎重に探しつつ、体をねじ込みながら慎重に登った。登り切ったあとは、灌木で終了点。ここでクライミングは終わりなので、トップアウト。ロープをしまって、登山靴に履き替える。
【登山道まで】
明瞭な踏み跡あり。山頂の少し手前で登山道に合流する。
その他奈良田の女帝の湯(700円)で温泉。

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山岳保険 /
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