[山行計画書] 沢渡からシャトルバスで 焼岳(上高地ルート→新中の湯ルート)
(山行種別:ハイキング, エリア:槍・穂高・乗鞍)
2017年07月01日(日帰り)

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集合場所・時間【自家用車】
東京都日野市→八王子IC→中央道→岡谷JCT→長野道→松本IC→国道158号線→沢渡駐車場 

シャトルバス時刻表(沢渡大橋〜上高地)
http://www.kamikochi.or.jp/access/bus-timetable_4/
 ●往路 沢渡大橋BS 5:40→帝国ホテル前BS 6:00  1250円
 ●復路 中の湯BS 12:10→沢渡大橋BS 12:30  990円

【マイカー規制】
上高地へは年間を通してマイカーでは入れません。自家用車(自動二輪を含む)は、釜トンネルから上高地までは通行禁止のため、沢渡駐車場(松本市方面から)又は平湯駐車場(高山市方面から)からシャトルバスまたはタクシーなどを利用します。

【沢渡地区のバス停留所(BS)等について(平成26年7月現在)】
・沢渡(さわんど)地区には、多数の駐車場が存在しています。シャトルバスのBSは、5箇所点在していますので、バスを利用する場合は自分が停めた駐車場の最寄BSを利用します。
・概ねどの駐車場も、日帰り利用で500円が相場でした。24時間営業の駐車場もあります。
・沢渡大橋BSは上記5箇所のBSのうち最も上高地から遠く、シャトルバスの起点になっています。
・沢渡大橋BSから上高地までは、片道1250円。往復券は2050円で販売しています。また、乗り合いタクシー乗り場がBSの近くにあります。タクシーだと上高地まで4000円程度です。

【始発バス停の変更について(平成26年9月から)】
さわんどバスターミナル〜国道158号線の連絡道路の開通に伴い、平成26年9月1日運行分から上高地行きシャトルバスの始発バス停が「さわんどバスターミナル」に変更となるそうです。
このことについては、以下のアルピコ交通のサイトに詳しいです。
http://www.alpico.co.jp/access/kamikochi/sawando/
行動予定
(自由記述)
帝国ホテル前BS 6:00→田代橋6:10→焼岳登山道分岐6:20→7:45焼岳小屋8:00→展望台8:05→8:55焼岳山頂9:15→広場10:05→焼岳登山道入口(中の湯側)11:00→中の湯温泉旅館前11:20→中の湯BS 11:55
注意箇所・注意点【帝国ホテル前BS→焼岳小屋】
 帝国ホテル前BS付近には、「←焼岳」の指導標識に従い、ホテル建物を見ながら整備された道を歩いて田代橋へ向かいます。橋の手前には立派な公衆トイレがあります。
 橋を渡ってすぐの突当たり(西穂高岳登山口付近)を左折します。左手に沢を見ながら暫く歩くと、やがて焼岳登山道との分岐点に差しかかります。ここにも標識があるので沢と別れ、右折してトレイルに入っていきます。
 その先も暫くはほぼ平行移動。ようやく登りが始まったかなと感じるまでは、歩行開始後40分余りでした。

 小さな沢の渡渉などをしながら、徐々に高度を上げて樹林帯を抜けると、眼前に焼岳の雄姿が鮮明に見えるようになります。そして、振り向けば上高地や梓川の水面も確認できます。
 そして、トレイルは右手の崖に沿って登り始め、梯子場・鎖場が現れます。足元に注意しながら高度感の出てきた変化のあるルートを進んでいきます。その先、焼岳小屋直下は、草地になっている斜面を九十九折に登っていきます。

【焼岳小屋→焼岳山頂】 
 焼岳小屋にはテーブル・ベンチが備えられており、飲料の販売もあります。日陰があって風通しもよく、休憩にはうってつけの場所と思います。
 小屋のある新中尾峠は西穂高岳と焼岳への分岐になっていますが、標識があるので迷うことはないでしょう。焼岳方面へは分岐を左折し、少々登ったところが展望台。西穂〜奥穂の稜線や笠ケ岳も見えるようになり、非常に気分の良い場所です。ここから一旦下り、山頂までの最後の登りは勾配が増し、ガレ・ザレ場を進みます。ペンキ表示がありますので、ルートをはずさないように歩いていきます。
 山頂付近は所々で火山ガスが噴出し、硫黄の臭いがしますが、あえて近づかなければ危険はありません。山頂直下は、露岩帯で体を引き上げて登るところもありますが、慎重に行けば特に問題はありませんでした。

【焼岳山頂→中の湯BS】
 下山に使った新中の湯ルートは、上部は草地や涸れ沢に沿って歩く気持ちの良い道ですが、全体的には上高地ルートと比べると、眺望含めやや地味な印象です。しかしその分、登りに使えば山頂に至った時の感動が大きいとも言えると思います。
 だいぶ下って樹林帯に入ると、途中、「広場」にはベンチがありました。それより更に先では、登りに使った上高地ルートと比べてかなり虫が多い感じでした。
 舗装路の安房峠道路に出合う場所が登山口。ここには駐車スペースに入りきらない車が沢山路上駐車していました。ここにマイカーを停めてピストンする方も多いのでしょう。
 登山口から中の湯BSまでは、約1時間の安房峠道路の車道歩きです。安房トンネルが完成してからは、すっかり車両の通行量も減ってしまい、お陰様で歩くには危険が少なくなりました。
 途中に、中の湯温泉旅館や「秘湯卜伝の湯」など入浴施設があります。事前にバスの時間を調べておいて、利用するのも良いと思います。

【全体的に】
 焼岳は、交通の便、歩行距離・時間、難易度などを考えると、北アルプスの中でも特に親しみやすいと感じます。子供連れなら、新中の湯ルートの往復が比較的安全と思います。ただし、山頂の標高は2400m余。火山ガスが噴出している箇所もあるので、十分な装備と慎重な行動(コース選び、不用意に噴出箇所に近付かない等)が必要ですね。
 今回は台風の直後でしたが、樹林帯の中は地面が「ぐちゃぐちゃ」した箇所があったものの、滑りやすいという感じではなかったようです。山頂直下はガレていますので、足元に注意します。
 水場・トイレは、沢渡地区を除けば、田代橋付近に公衆トイレがあるほか、焼岳小屋に有料トイレ(100円)があります。私のau携帯は、樹林帯の一部を除き電波状態が良好。山頂では通話をしている人がいました。
 東京方面から来ると、コンビニは新島々にあるのが最後で、沢渡から先にはありませんでした。
その他白骨温泉公式ホームページ
http://www.shirahone.org/

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