[山行計画書] 檜枝岐川 下ノ沢左俣
(山行種別:沢登り, エリア:尾瀬・奥利根)
2023年09月03日(日帰り)

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集合場所・時間滝沢登山口駐車場
行動予定
(自由記述)
スタート地点 05:37 - 11:27 駒の小屋 11:37 - 11:48 会津駒ヶ岳 11:53 - 12:04 駒の小屋 12:30 - 13:15 水場 13:16 - 14:02 会津駒ヶ岳滝沢登山口 14:07 - 14:11 ゴール地点
注意箇所・注意点檜枝岐川 下ノ沢左俣遡行

★駐車場〜竜門ノ滝〜第一ゴルジュ
展望台への遊歩道を進み、下ノ沢に架かる橋より入渓。間も無く、竜門ノ沢の前衛(3m)が見えてくる。深い釜を持っておりドボンしてはアカン釜に見える。左壁をへつり突破できる。竜門ノ沢は二段になっていて、下部はなんとか上がれそうだが、上部を攻略するのは難しそうに見えた。ここは手前より左岸を高巻く。嫌らしい草付きを攀じって行く。沢への復帰は、必要を感じれば懸垂(15m)した方が安全だろう。沢に復帰後は、ゴーロが続く。遡行図で「第一ゴルジュ」と記載されてる場所だが、ゴルジュと呼ぶほど圧迫感はない。

★第一ゴルジュ〜二俣(1425m 3:2)
小滝が連続する。そろそろ変化が欲しいと思う頃〜第一ゴルジュ出口より、

・10m上トヨナメ
水線右。取付きの1〜2手が少し難かな。ホールドもしっかりしており、ここをフリーで登れない様だと、この先、ザイルを出す回数が増えそう。直登し、右手灌木を上手く利用し落口へ。

・6mCS
水線右。落口が嫌らしい。右手、右足は綺麗に極められるが、左足が微妙。水流を受け続けながら、左膝でうまくジャミを極め突破。リーチの差で大きく難易度が変わるだろう。全身ビショビショになる為、レインを纏っておけばと後悔。体を思いっきり冷やしてやった。

さらに、小滝をつないでい行く。左岸上部に草付スラブが見えてくると二俣(1425m)は近い(3:2)。この二俣までが意外と長く距離を感じた。ここはビバーク適地が広がる。蒔きも豊富に確認できた。

★二俣(1425m 3:2)〜第二ゴルジュ
二俣を過ぎても、小滝が連続する。
・7mトイ状(第二ゴルジュ入口)
どこでも突破できそうだ。ドボンしてもOK釜が受け止めてくれるので、攻めてもいいだろう。

その直後続いて、
・8mくの字(二段)
下部は容易に水線右を攀じれる。上部はハング気味になっている為、そのまま落口に達するのは難しい。右手がホールドをガバッととらえられるので、比較的安定。水流をまたぎ突破する。

・10m3条スダレ滝
右岸に巻き道も見えたが、この巻きは厳しそうに見えた。さすがに巻きかぁ…と、思いながら水線に近づいて見ると、中央水線右側が順層で行けそう。取りついてみることに。少し滑りが気になったが、そこはタワシで擦りあげフリクションを確保し突破。

★第三ゴルジュ(入口〜出口)〜奥ノ二俣(1770m)
・8m 左ルンゼ(入口)
左岸巻くようだが、水流さえ突破し、左壁に渡れれば行けるかも…と、オブザベし、ダメ元で取り付いてみる。水流を全身に浴び左壁へトラバース。全身ずぶ濡れになり、左に渡った。上部を見上げるとハング気味で嫌らしくも見え、不安定なルンゼかと思ったが、ホールドは豊富で安定している。一部剥がれそうなホールドもあったが、比較的ガバッと取れた。

・6〜7mの連瀑
ホールドもしっかりしてる。
うまく拾って攀じれる。

・10m(中間)
パッと見て、直登はないなと判断。
左岸巻き。笹薮へ突っ込んで行き落口目指してトラバース。ここでの滑落は許されない。シッカリとした灌木もあるので、苦手意識があれば確保をして行こう。

・10m(出口)
深い釜を持つ。ドボンOK釜の様に見え、泳いで水線左にも取付そうだったが、冷えたカラダを再度濡らすのを嫌い右岸巻きし、容易に落口に達した。攀じるならザイル30mもあれば十分。

それを過ぎると、間も無く、奥ノ二俣となる。

★奥ノ二俣(1770m)〜源頭
正面に(左岸より)、10mほどの滝が見えてくる。近づくと二俣だと分かる。左俣奥には12m滝が見えている。

・12m
左から容易に登れる。

その後、出てくる二俣、(1:2)、(3:2)は、水流の多い方へ進み、藪漕ぎほぼゼロで小屋直下登山道に合流できた。

★登山道
とても整備されてて歩き易い。

※全体的に攀じれる滝が多い。どちらかと言うと、高巻きの方が嫌らしく見えた。

( 概要:teamJA20 )

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