[山行計画書] 朝日連峰 角楢沢下ノ沢 祝瓶山
(山行種別:沢登り, エリア:朝日・出羽三山)
2023年09月15日 〜 2023年09月16日 [予備日:2日]

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集合場所・時間針生平登山口駐車場。スペースは6〜7台程。いっぱいの時は手前の林道脇にスペースが何箇所かある。
行動予定
(自由記述)
大石橋 05:55 - 06:02 大石沢小屋 06:03 - 06:15 荒川吊橋 06:19 - 06:39 角樽小屋 06:56 - 06:55 角楢沢入渓 06:58 - 07:58 580m下ノ沢出合い 08:10 - 08:17 2段20m滝 - 10:14 920m二俣滝 10:24 - 11:35 登山道合流 - 11:37 分岐 - 11:47 祝瓶山 11:53 - 12:00 分岐 12:30 - 12:43 一の塔 - 13:16 鈴手の水 13:17 - 13:47 大石沢小屋 - 13:52 大石橋 13:53 - 13:54 ゴール地点
注意箇所・注意点荒川支流 角楢沢下ノ沢

体感3級下 水量平水 SBなし ラバー◎ 魚影あり

■アプローチ
歩き出してすぐに踏み板が斜めっている大石吊り橋を渡り登山道を進む。
8月の豪雨の影響で大石沢小屋に繋がる道が崩壊しているので、渡渉地点と対岸に上がる場所にはピンテがつけられている。増水時の渡渉は要注意。

登山道を進み、2個目の橋の荒川吊り橋を渡る。この吊り橋は問題ないが、最後の3個目の角楢吊り橋がかなりデンジャラスで怖いので慌てず落ち着いて渡ろう。
尚、平水時なら吊り橋を渡らなくても沢屋なら渡渉出来る。そのまま対岸に上がらず少し下流の左岸から出合ってる沢が角楢沢である。
最後の吊り橋を渡った場合、すぐ上に角楢小屋があるが、角楢沢への入渓は吊り橋を渡ったら小屋へは上がらず登山道を外れて立派な踏み跡に入り、すぐ正面の沢が角楢沢である。
歩き出しから入渓まで約50分。

■角楢沢下ノ沢遡行
角楢沢に入ると綺麗な水と花崗岩が素晴らしく、入渓してすぐにいい沢の要素が漂っており期待が高まる。
序盤は小滝とゴーロ、ミニゴルジュが続き難所はない。

580mで左岸から下ノ沢が5m滝で出合う。その後も登れる滝やゴルジュが続き快適に進むと、今回唯一の巻きとなった2段20m滝。
右岸から急斜面を灌木を掴みながら登り、落ち口に向かってトラバース。大高巻きにはならず短時間で懸垂なしで降りられる。

その後も滝とゴルジュを次々とテンポよく突破していく。滝もザイルを出す程じゃない滝が続くが、一歩が悪い個所もあるので、パーティによってはお助けや補助ロープなどが活躍するかもしれない。

870m、910mで左岸の枝沢を見送り、すぐ上の両岸滝で出合っている920m二俣は、右の15m滝を登る。

その後も滝は途切れる事なく続くが、ラバーがバチ効きでグングン高度を稼ぐ。
次第に水は枯れ気味になると、前方には広大なスラブと稜線が見えてきて思わず歓声が上がる。
一ノ塔の岩峰を横目に見ながら正面の草付きスラブに入り、登りやすいルート追っていく。
ルーファイを間違えなければ難しくはなく、高度感満点の快適なスラブ登攀である。それでも傾斜は45度くらいはあるだろう。
今回我々は祝瓶山と大玉山の分岐を目指してルートを取り、ほぼ予定通り詰め上げる事が出来た。
藪漕ぎは10mあるかないか。予想外にあっさりと登山道に合流した。
尚、最後のスラブの詰めは、ルートによってはザイルが必要な程の急斜面なラインもある。進行方向右手の一ノ塔寄りはかなり痺れる登攀になるだろう。

下山は一般登山道の鈴振尾根を90分程で下山。

記mooree

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個人装備品30mザイル ガチャ類 ビバーク装備


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