takhinoさんの山記録 - ヤマレコ
http://www.yamareco.com/
ja
2016-07-18T04:34:18+09:00
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20160717谷川岳(天神尾根)
http://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-919601.html
20160717谷川岳(天神尾根)(無雪期ピークハント/縦走/谷川・武尊)日程:2016-07-18(日帰り)メンバー: takhinoコース状況/その他周辺情報:危険箇所は特になし。ただし雨のため滑りやすかった。写真:眼下も見えてきた…。ロープウェイで天神平へ。今回もここからスタート、天神尾根を登ります。うん…懐かしいけど…ここはもう降りたくない…。熊穴沢避難小屋。ここまで来るとあとは楽…。谷底が見えました。少し晴れてきたかな…。登り初めの天候は曇り。時折雨がパラつきますが、雨具を羽織るほどではありません。というか、湿度と気温が高すぎるので今雨具を羽織ると、きっと暑さにやられます。次いで田尻尾根との分岐点。トマの耳に到着。一瞬の晴れ間に向こう側が見えました。ようやく雲が切れてきました。西黒尾根が見える…。ザンゲ岩から下を望む…。もう少しで肩の小屋です。一瞬で雲の中に。雲が上がってくる…。こんな様子で天気はめまぐるしく変化。ロープウェイで下ります。地元の高校生が田尻尾根を下っていました。大変そう…。時折雲が流れて朝日岳側が見えます。こんな所にモウセンゴケが…。こんなのが生えていたんですね。とは言え、下の方は結構降っていたようで、足元は滑りやすく、登りの時より怖い…。天狗の留まり場。同行者の調子があまり良くなさそう。暑さのためかな…。と思うのですが、休憩すると回復したので上を目指します。あとから思うと、ここで引き返しておけば良かった…。天神平と天神峠との分岐点まで帰ってきました。ようやく天神平に帰ってきました!これは…?みんなが写真を撮っていたので自分もパシャリ。晴れたり曇ったり、忙しい天気です。しかし、晴れたら晴れたで暑いので、体力を消耗します…。雲が切れてようやく頂上が顔を出しました。遠い…。熊穴沢避難小屋。それにしても蒸し暑いです。いったん休憩したいのですが、人が多いため、少し上の岩場まで歩きました。1つ目の鎖場。大した場所ではないのですが、濡れているのでいつもより怖い…。頂上があんなに遠く…。帰りは早い…。ロープ。雨で泥だらけになっています。肩の小屋まで登ったものの、雲は切れず。アジサイでしょうか。一応トマの耳へ。…と言ってる間に、隣のオキの耳が雲の中へ。体力的にも辛そうなので、このまま下山を開始。木道は濡れていてよく滑るため怖い…。土も泥になっていてあまり歩きやすくない…。やはり同行者の調子が悪いので、ゆっくり、休み休み降ります。俎嵒が見えた!しかし、登っているうちに山稜はすぐに雲の中へ。こちら側が見えたのは全行程を通して、このわずかな間だけでした。そして休憩している間に天神平は一瞬でガスの中…。感想:早朝の雨ため湿度が高く、気温も高い上に、風もあまりない…という条件の中での登山でした。雨で濡れた木道は滑りやすく、少々危険だなと感じました。天候はあまり安定せず、曇ったり降ったり晴れたりを繰り返し、終始暑かったです。汗も飛ばず、熱が籠もる中、水分補給がおろそかになり、同行者が熱中症でダウンしてしまった点が最大の反省点です。
山行記録
2016-07-18T04:34:18+09:00
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【たまゆら】朝日山・プチ秘境探検部が行く!
http://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-761829.html
【たまゆら】朝日山・プチ秘境探検部が行く!(ハイキング/中国山地西部)日程:2015-10-31(日帰り)メンバー: shortcut3 takhino habusan athnoコース状況/その他周辺情報:登山道が国土地理院の地図から消滅中。まず登山口にたどり着くまでにどこに行けば良いか分からず迷う。「元登山道」も人の手がほとんど入らず荒れており、場所によってはもはや道の体を成しておらず、テープやかすかな踏み跡を頼りに進むも、全体的に自力でルートを見つけられないと厳しい感じ。写真:ハブさんに連れ(さ)られて朝日山へ。「ここも聖地だよ!アニメに出てきたからね〜!」…アニメでは車で頂上に行っていた気がするのは気のせいでしょうか。溜池だー!さて、ここからはしばらく舗装路。が、もはや回り込むのも至難の業…。倒木、藪、蜘蛛の巣だらけ。沢に沿って石積みが。棚田ではなく土砂の流出を抑えるための石垣でしょうか。たたら製鉄の跡があるそうな。初っ端から、これだよ!一応、道はあるのですが、手が全く入ってないため、すでに登山道という体ではなくなっています。清水も。石碑もありますが文字が判読できない。岸の西側を回り込んで、さらに北側を目指します。大井集落まで下りてきました。こちらに下りるとかなり遠回り。ここまでは本当は車で来れるのです。あー…もうこの辺りは人の手が長らく入ってない感じが…秘境感がすごい…。呉線に合流。里山の雰囲気。初めての竹原!尾道には何度か来たのですが…いや〜、瀬戸内海は何度来てもいいですね。ここにも石垣…。かつては、かなり奥の方まで人の手が入っていたようです。…ついに道が完全に消失しました。沢沿いを北に進むので迷うことは無いものの、沢底を歩いていると砂防ダムに阻まれるため脇の斜面を行くしかなく、まともには進めません。なかなか急な斜面なので、木の幹をつかみながら、無理やり登ります。かすかに踏み跡があるので、誰かは来ているらしい…。なんかわくわくしてきた!!!階段も!登山道の痕跡がだんだんと増えてきました。やっと竹原駅まで帰ってきました!プチ秘境探検から生還〜!あ…車道はヒルクライムで来る人もいるのね…。車道は車道で自転車には鬼のような斜度だった気がしますが…。今の藪の出口…下山って書いてあるけど…ここから下りる気はしない…。しょーとかっとさんと合流して、帰りは舗装路で行くことに。竹原が一望できます。これは良い眺め!!山頂でたまゆら視聴。東屋…。以前、途中まで登られたことのあるathnoさんの記憶を頼りに登山口へ。左に行くと大井集落。右側が朝日山。ところどころテープが残されていますが、倒木などで今はルートとして使えない場合も多く、結局は自分で判断する必要があります。ここ竹原はアニメ「たまゆら」の聖地。今日は夜から竹灯りを灯すイベント「憧憬の路」があるのですが…。こちらは整備が行き届いています。普通に歩ける…ここ普通に歩けるよ…!!!溜池の北側を少し登ると…あれ?ロープだ!うち、アニメのイベントに来たつもりやったんやけど…生きて帰れるんやろか…。このまま舗装路で登っても良いのですが、頂上手前にトレイルが。今にも崩れそうなオンボロ具合。これは登山道の方もガチ秘境っぷりが期待できそうです…。東側に迂回。テープがあるけど、ここまで来るとGPSの高度と事前情報の書き込まれた地形図が頼りです。それでも先ほどの道なき斜面を思えば、歩きやすさは格段に違います。朝日山山頂!登頂〜!!!藪漕ぎの末…ついに車道に出たー!竹林。道(の跡)自体はあるのですが、やはり手は入っておらず、竹も伸び放題、倒れ放題。沢の左右を行ったり来たりしながら登っていたのですが、ここで竹藪に遭遇。山に向かって西側は竹が倒れていてとても進めそうにありません。東側は急斜面ですが行くしかない。ちょっと年季の入ってきた「たまゆら」看板。なんだかアニメで見たことのある展望台に…竹原まではまだ1km以上あります。尾根だ!ここからは道がきちんとありそうです。竹原中学校のある成井集落から登ります。が、道が分からない。なお朝日山は目の前のピーク。たぶん。この尾根はここまで。朝日山と隣のピークの鞍部に出ました。宿根集落。すごく…のんのんしています…。ここが竹原だって忘れちゃいそう…。竹藪の上に出ました。…なるほど、これはダメだ…通れない…。迂回して正解でした…。この廃屋と納屋の間が登山口…って、これは初見では分からない!ただいま!(初)感想:たまゆらの聖地巡礼、そして竹灯りのイベント「憧憬の路」を見るために、竹原に初めてやってきました!…というはずが、ハブさんと朝日山へプチ秘境探検に出かけることに。とにかく、道がない!迷うもなにも、そもそも最初からルート自体が地形図上から消滅している上に、実際に歩いてみても消失している!事前に調査された方の地図とメモを頼りに、GPSで標高を照合しながら登りました。基本的には沢沿いを登るため、完全に見当違いの場所に行くことはないものの、獣道と化していたり、完全にルートが消え去っている場所もあり、とても「ハイキング」という気分ではない山行でした。ガチ装備で臨んで正解だったと心から思います。登山道はもはや無いものと思うべきです。いや実際ありません。登られる方は十分な注意と装備を!ルートを自力で見つけられないと遭難します。また登ることは辛うじてできても、ロープ等の装備無しで下山する気にはなれないような荒れ方です。頂上でしょーとかっとさんと合流して車道で下山しました。ドキドキでしたけど、楽しいひとときが過ごせました!
山行記録
2016-01-04T03:16:03+09:00
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三ツ峠山すき焼きの会
http://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-762020.html
三ツ峠山すき焼きの会(ハイキング/富士・御坂)日程:2015-10-24(日帰り)メンバー: takhino poinuxe_1 habusan写真:感想:ただただ、肉が食べたかった…。山頂で、美味しいものが食べたかった…!その一心のみで企画された三ツ峠すき焼きの会。グラム1000円のお肉が1人200g!すごい!でもちょっとお肉が多すぎました。野菜多めでも良かった。その分運ぶかさは増すけれど。なんて言うか満足です。とても満足です!
山行記録
2015-11-09T05:55:42+09:00
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霧ヶ峰
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霧ヶ峰(ハイキング/八ヶ岳・蓼科)日程:2015-09-21(日帰り)メンバー: takhinoコース状況/その他周辺情報:特になし。写真:感想:今回は聖地巡礼は関係なしに、霧ヶ峰・車山に行ってきました。良い天気に恵まれて、ひたすら広がるすすき野原と湿原…。秋の高原を歩くのは初めてでしたが、素晴らしい景色でした。もう少し早ければ秋の花に巡り会えたのかな、と思います。花の時期はさぞかし綺麗なんだろうなあ…。上諏訪の片倉館浴場・千人風呂に行きたかったのですが、電車の時間の都合であえなくカット。次はぜひとも寄りたいものです。
山行記録
2016-01-04T05:12:08+09:00
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谷川岳(西黒尾根〜田尻尾根)ここな誕
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谷川岳(西黒尾根〜田尻尾根)ここな誕(無雪期ピークハント/縦走/谷川・武尊)日程:2015-08-11〜2015-08-12メンバー: takhino poinuxe_1 habusanコースタイム:コース状況/その他周辺情報:・土合駅、土合口駅、谷川岳登山指導センターに登山ポスト・大雨によりロープウェイが運休(8月13日に復旧)・田尻尾根も橋が崩落、登りは通行不能に。下りもおすすめできない状況・その他各所で大雨の影響写真:しかし、これを下るとなると鎖なしでは大変そうです。第1の鎖場、登場。さて…森林限界を抜けたここからこそが、西黒尾根の名物、岩場のご登場です。ここでひとまず休憩です。ここまでカメラを担いで登ってきたというご老体と世間話。結構良い景色かと思いきや「ガスで霞んじゃってるからねえ」このご老体、ガチである。ロープウェーが動いていないのでここで引き返すのだとか。お気をつけて…!開けたー!森林限界を超えました!あちらに見えるのは天神平かな…。ここで標高1400m。ここまでの標高差が650m程度…三ツ峠で言うなら股のぞきから頂上と同じぐらいです。光が…これは…!よじ登るような場所も増えてきた…。暑さと急登で他のメンバーの体力がちょっと心配…。巌剛新道を登っている別働パーティーの方は、すでに1名が熱中症で引き返した模様。気を引き締めます。さて、登るほどに盛大にガレて来ました。土合駅に到着。今回はちゃんと地下の駅…!これが噂の階段…上が見えない…。やっと駅舎…。正直、なめていました。登るだけで15分ぐらいかかるとは…。約1年ぶりの土合駅。懐かしい…。今回はここからバスに乗ります。ロープウェーは7月末の豪雨により電源ケーブルが切断され運休中。リフトも動いていません。13日まで待てば、運航再開だったのですが一歩間に合わず…。田尻尾根から下山してきた…という登山者と遭遇。…いざとなったら田尻尾根からエスケープ…という選択肢も頭に入れます。谷川岳ベースプラザ、ロープウェーの土合口駅(標高746m)です。しかし…というわけで、今回は西黒尾根で登ることに。1時間先行する別働隊のうちの多くは巌剛新道から登っている模様。ラクダのコル以降で出会えれば良いかな…。ところで、登り口からこれってちょっとふざけてませんかね?標高800m。さすが日本三大急登…という感じの道。ただ、人がそれなりに入っていて踏まれているため、そこまで歩きづらくはないです。三ツ峠の馬返しみたいな雰囲気。ここで標高1020m。ただし、西黒尾根では馬返しは前座、この後岩登りが待っている…と言うべきかも知れません。標高1140m。山頂まで3時間。…3時間で着ければ良いけどこのペースだともっとゆっくり…。鉄塔で休憩。暑い。何しろ暑い。熱中症にならないように水分と塩分を十分補給して、ゆっくりペースで進みます。標高はおよそ900m。下から見上げると怖そうですが、落ち着いて登れば、ホールド・スタンス共に豊富なので三点支持だけで登れます。マチガ沢の雪渓が見える…。巌剛新道のパーティーは今ごろあの下なんでしょうか。尾根を縫うように進みます…。第2の鎖場。いや、鎖を使えば簡単なんですけど、今回はできるだけ使わず登ると決めたのです。いつか下るときのために!ここが一番難しかったのですが、力技でクリア。岩場に慣れないぽいさんはかなり怖そう。一方のハブさんは…ワクワクしてますね…あれは。はい、私も岩場にワクワクするタチです。さーて、どこにつかまったものか…。むう…あそこまで登ってしまえば簡単なんだけど…蛇紋岩が滑るのでなかなか難しい…。さて、眼前が開けました。頂上は雲の中か…。ここはラクダの背。標高1516m。地図にはラクダのコブとあります。しばらくは下り…。目の前の岩壁を目指します。ある意味ここからが本番。黄色いラインを目印に進みます。程なくラクダのコルの一番低いところに到着。ここが西黒尾根ガレ沢の頭、巌剛新道との合流地点です。さて、巌剛新道パーティーは今はどこなのやら…。後ろを振り返ると、ガレ沢の頭にパーティーが2つほど…。とりあえず目の前の岸壁を上りきると、そこでも声が。どうやら、先に行った巌剛新道パーティーの先遣隊らしく、後ろに見えるのは残りのメンバーが四苦八苦しているらしい。とりあえず登り切ったところで合流することに。以降も続く鎖場…。ただしそこまで急ではありません。最初は岩場を怖がっていたメンバーもここまで来るとだいぶ慣れてきました。ここを登り切ったところで一休み。後続を待ちます。とはいえ完全に合流しては大所帯過ぎるので、適度に間を開けつつ、つかず離れずで移動することに。いやいや…これはまた…。どこぞのアルプスかと見まごう立派な尾根。思わずため息。標高1600mでこれかあ…。標高1700m。さすが急登、ガンガン登ります。ザンゲ岩が見えてきました。さあ、あれを超えれば…。と、その前に、最も危惧していたポイントの一つ、氷河の跡の一枚岩。何しろ滑る。右端をゆっくり登る感じです。端っこに行ってみたくなるのは人の性…。ただしこの向こうは崖、ルートはありません。本来は画面手前を右側に登っていくだけなので、奥に行く必要はありません。ええっと…手はともかく、足はどこにかけたらいいかな…。下りで出会ったときに難儀しそうな岩場です。思わず振り返ると西黒尾根…。あんな所から登ってきたんですね…。というわけで、実際はこのような感じで崖側に進む必要はないため、そこまで極端に危険度が高いわけではなかったこのポイント。そうは言っても手がかり足がかりがほとんどなく、とにかく滑るので慎重に進みます。標高1800m。ザンゲ岩はすぐそこ。ここで、とうとうガスに巻かれました。もっとも、あとは稜線を移動するだけ…。ついに標識が…!ここで最後の鎖場…特に岩登りをするわけではないのですが、足場が悪いので設置されているみたいです。踏み外せば真っ逆さまなので、あるに越したことはないのですが、頼らずとも渡れます。風が出てきて、雲が流れ始めました。辛うじて見えるオキの耳…。いったん朝ご飯を食べに小屋に引き返します。薄明の時間帯ですが、わずかに水上の街灯りが見えるのみ…。さて、明けて12日。相変わらず山頂はガスの中…。小屋に別れを告げて、再スタート。下りはぽいにくすさんに代わってりょうまさんが入り、再び3人パーティーに。残りのメンバーは先に天神尾根をつたって下山を開始しましたが、この3人はオキの耳を目指します。まずはオキの耳へ。東側は雲の中。展望は雲に阻まれていますが、これはこれでなかなか迫力があります。オキの耳(1977m)に到着。ここからは引き返して一気に下ります。我々3名だけなら茂倉新道を下ることもできましたが…巌剛隊が心配だし、天神尾根が通れるならそれに越したことはない…。天神ザンゲ岩。(1840m)ガスっていますが、自分たちが巻かれることはなく、まずまず順調。だいぶ下りてきました。天神尾根もなんだかんだ、岩場があります。「こんなに岩が多いとは…」初めてだと、やっぱりそう思いますよね。とはいえ、自力があるこのパーティーなら特に問題なくささっとクリア。周りに木が茂り始め…熊穴沢避難小屋(1465m)に到着。アブだらけだったので、そそくさと出発。次はもうちょっと楽に来たいものです…。手は入っていますが、踏まれていないので足場は今ひとつ。1180m。下から声が聞こえてきます。巌剛隊です。やはりこの激坂に参っている模様。何人か頼もしい方がついているので大丈夫かな…。何も考えず黙々と下り続け…。激坂の上、さらに赤土が滑る…!なんとか下りきりました…。つらい。展望も皆無だし、ただただつらい。田尻尾根はこんな事情でもなければもう使いたくない…。標高920m。頂上から1000mも下りたんだ…。巌剛隊が往生しているらしいので、それを待ちつつ、ここでいったん休憩。谷川岳ベースプラザに帰ってきました!巌剛隊も程なく到着。よかった。さて、巌剛隊が一息ついたので、元気な我々3人は先行してガレた道を下ります。ここまで来たら電波が入るため、先行しつつ後続に情報を流します。巌剛隊がやってきました。みんなヘトヘトになっているので、とりあえずエネルギーと塩分の補給を勧めます。水が足りなくなりつつある人もいるようなので全員でシェア。多めに持ってきて良かった…!さて、ロープウェーが使えないため田尻尾根を下ります。今回はエスケープ的な利用なので、本来まだ通行はおすすめできません。ここが1380m。ひたすら下ります。何しろ斜度がとてつもなく急…。立ち止まっているのもやっとで、まともに休むことができません。ガスに巻かれながらもとうとう肩の小屋に到着!標高1912m。ここで一夜を明かします。途中の橋は落ちたまま、現在復旧工事中。申し訳ないです、通してください…。湯テルメで入浴…生き返る…!下の方は直り始めています。ただ工事の邪魔になるので、今回のようなエスケープでない限り、やはり立ち入らない方が良いかな…。感想:今回はロープウェーが運休する中、西黒尾根からのアタックでした。次は行きたいと思っていたルートだったため、ワクワクしながら登りましたが…確かに楽しい…!岩場好きにはたまらない場所でした。一方、各パーティーという単位に目を向けると、急登と岩場、暑さに阻まれ、なかなか厳しい山行だったようです。自分の回りに関しては多めに水や補給を持っていき、こまめな補給と休憩を心がけたことが功を奏しましたが、今後このような大人数が関わる場合は、より安全マージンを取って計画する必要があると感じました。山小屋の使い方など基本的なマナーも見直していきたいところ。全体としては多くの課題を残すこととなりました。自分が登ることと下りることはできても、人をサポートしながら全員を安全に上げること・下ろすことは、もっとずっと難しい…。初めてサポート役に回ったことで、そのことを痛感した山行でした。長く続けるために、反省を今後にフィードバックしたいと思い、ここに書き残します。そして、この西黒尾根ルート自体はまた行ってみたい…!いつかここを楽に上り下りして、他人をサポートすることもできる、そんな人になりたいと思いました。
山行記録
2016-01-04T04:06:40+09:00
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富士山【ヤマノススメ聖地巡礼】
http://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-691530.html
富士山【ヤマノススメ聖地巡礼】(無雪期ピークハント/縦走/富士・御坂)日程:2015-07-04〜2015-07-05メンバー: takhino写真:吉田口五合目スタート!3000mを過ぎると急激に元気になってきました。数百メートルの標高差でこんなに変わるとは…。ちょっとした雲海が見られたので満足…!でも今度は頂上で見たいな…。さあ、登るぞ〜!な…何も見えない…。絵馬を奉納して…2800m…。雨と風が辛い。花小屋では雨の日の焼き印はやってないみたいです…残念…。七合目公衆トイレ。晴れていれば良い景色だったんでしょうが…七合目から下はさっきの雲海の中に突入…つまり、完全にガスっていて真っ白です。富士スバルライン五合目まで下りてきましたが、駐車場もこのありさま…。忍野八海。食べ歩きをしていると切りが無い…。ここが吉田口登山道の起点、北口本宮冨士浅間神社。ここにも寄りました。楽勝楽勝〜と言っていたのもここまで。山中湖温泉 紅富士の湯。登山の後の温泉は最高…!何とかたどり着いた富士山ホテル第2で宿泊。だけど気持ち悪いのでまともに物が食べられない…。頭痛よりも、胃腸がやられるのが一番辛いです…。まずは小御嶽神社へ。雨が降りだしてしまいました…。2700m…だんだん調子が悪くなってきました…。寒い…。山頂が見えない…。雨は小降りになったものの止まず…。高山病も相変わらず…。このまま下山します。感想:最初は日差しも強くなく登山日和だった五合目〜六合目。六合目付近から雨が降り始め、風も吹き…と、どんどん天候が悪くなっていきました。それ以前から兆候のようなものはあったのですが、3000mを過ぎた辺りから本格的に高山病になり、眠気と頭痛と吐き気に襲われます。頭痛はそれほど大したことはなかったのですが、胃腸がやられてしまったのがとにかく辛かったです。太子館でココアを飲めたことで、何とかハンガーノックにはならずにすんだものの、風雨と気温の低下でとにかく寒くて、這々の体で富士山ホテルにたどり着きました。2日目も天候が回復せず、体調も思わしくなかったため、3名が山頂へ、takhino・悠人さんの2名は日が昇り気温が上がるのを待って下山をすることに。山頂アタックした3人も寒さとガスのためさっさと下りてきたので、結局は一緒に下山することになりました。つづら折りの下山道を1回下りるごとに、明確に高山病の症状が回復するのが分かり、3000mを過ぎた辺りからは完全にいつも通りに戻りました。3000mの壁は厚かった…。下山道はほぼ雲の中でしたが、ときおり雲海を見ることができて満足です!今回の高山病は、「前日までの疲れ・寝不足」「行動食と水分の補給がしづらい天候」「心肺負荷が掛かりすぎ」「体が冷やされた」等、思い当たる節がありすぎます。次回はまた来年リベンジしたい…!今度はきっと剣ヶ峰へ!
山行記録
2015-11-09T05:56:31+09:00
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三ツ峠山(Shinさんを登らせる会)
http://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-658629.html
三ツ峠山(Shinさんを登らせる会)(無雪期ピークハント/縦走/富士・御坂)日程:2015-05-23(日帰り)メンバー: takhino写真:
山行記録
2015-11-09T05:33:53+09:00
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棒ノ嶺
http://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-643524.html
棒ノ嶺(無雪期ピークハント/縦走/奥武蔵)日程:2015-05-06(日帰り)メンバー: takhino写真:ささっと下山。崖等の危ない部分は無いのですが、沢沿いの岩だけは濡れていて滑ります。注意です。ついた!棒ノ嶺頂上です。ここにはヤマノススメコーナーも設置されています。大きな岩…別のルートとの合流地点のようです。ここで時間を調整して、バスにゆられて飯能へ。さて、左奥へ…。この辺り、全く展望はありません。沢登りの区間と比べると、どうも単調で面白味が無い…むう…。さて、沢登りはここまで。あとは森の中を進む、ごく普通の登山道に。それほど大変な道のりでは無いのですが、秘境感は満載。何度か沢を渡渉するのですが、この時の水量はほんの10cmほど。そんなに危険を感じることも無く、水も綺麗で、涼しくて楽しい!すぐに林道になります。あちこちに滝があるのでテンション上がります。最初は少し道らしい感じ…。頂上にはノートが設置されていました。あっ、せきはんさんだ!ほんの数時間差でニアミスしてた!惜しい!尾根まで来ると、左右で樹林が分かれているのでこんな光景に。授かりし者の使命。うーん、絵になる…。三脚が無いので、カメラの固定に工夫が要る…。さわらびの湯でひとっ風呂。車道と交錯。ここにはちょっとしたベンチが。しなる木の橋。ちょっと壊れかけ。鎖場です。特に無くても困らないけど鎖場です。ここも左右をぐるりと回って渡渉。さて、奥まで歩くと登山口。登山ポストがあります。携帯から登山届けを出すこともできるのですが、これがちょっと一苦労。うーん、もうちょっと使いやすいUIにしてくれると助かるのですが…。さて、ここからいよいよ登り始めます。湖は名栗湖、ダムの名前は有間ダム。名栗湖。バイクや自転車の人も多くいます。今回は飯能駅から「さわらびの湯」までバスで移動、ここから歩いて名栗湖奥にある登山口を目指します。感想:岩場が多くて、思ったよりはちょっとだけ大変でした。が、秘境感は満点!とても楽しいルートでした。特に沢登りのある前半がとても楽しい!一方の後半の樹林帯はちょっと単調です。あんまり暑い時期に登るのはつらそうですが、そこまで大変でもなく登れるのが良い所ですね。
山行記録
2016-01-04T04:34:40+09:00
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ヤマノススメ実践講習 天覧山 読図入門実技講習
http://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-624216.html
ヤマノススメ実践講習 天覧山 読図入門実技講習(講習/トレーニング/奥秩父)日程:2015-04-29(日帰り)メンバー: takhino写真:
山行記録
2015-11-09T05:16:38+09:00
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三ツ峠山【ヤマノススメ聖地巡礼】
http://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-614306.html
三ツ峠山【ヤマノススメ聖地巡礼】(無雪期ピークハント/縦走/富士・御坂)日程:2015-04-12(日帰り)メンバー: takhino poinuxe_1写真:例の崖。以前訪れたときから大きく変わった感じは無さそう。作中でかえでさんが「下りは経験〜」と言っていた場所。ふと「実は迅さん出来ますよね?」と振ってみました。…それはもう見事なトレイルランの下りを披露してくださいました。しかも岩をジャンピングで飛び越えるというアクションまで!そして、相変わらず危険なこの橋。山頂!今日は富士山が本当に一日よく見えています。山頂で昼食会。takhino以外みんなクッカー持ってる…。物欲がふつふつと…。山祗神社〜さくら公園付近はちょうど桜の見頃。またやってきました三ツ峠山。ただし今回は初のパーティー登山。まずは三つ峠駅にtakhino、ぽいにくすさん、むささんの3人が集合しました。残りのメンバーとは三つ峠グリーンセンターで合流予定です。丸一日、展望に恵まれた山行でした!「三ツ峠登るの?」以前と比べて、駅舎のおばちゃんの対応が手慣れてきました。よほど似たような客が増えたようです。周囲の山は結構な雲のかかりよう…。でも次第に晴れてきているので展望は期待できるかな…?こういう、一件何でもない踏切の撮影角度にこだわり始める探訪ガチ勢たち。と、そこに駅側から軽やかに走ってくる人影が。地元の方かなと思ったら、迅さんというヤマノススメクラスタの方でした。この先、飛び入りで一緒に登ることに。今日の富士山は期待できそうです!「この位置から…」「いや、あの木が入ってますよ…」など、わずかなフレーミングの誤差も許さぬガチ勢たち。彼らの精密さは、もはや測量の域に入っています。一方の伊月さんは完全に三ツ峠山登山ガイドと化しています。知識が詳しすぎる。地勢とかまで質問しちゃいました。やっぱり三ツ峠って火山礫じゃなくて堆積岩の山なのね。他のメンバーが四季楽園で休んでいる間に、迅さんとtakhinoで木無山までちょっと走って行ってみよう!という流れに。迅さん、速いです。しかもフォームが安定してるし…この人…強い!(確信)こんなモニュメントがあるのですが、そっちの方が高い気もするし…どこが山頂なんだか…。ところで、木無山って…ここ!?看板以外に何もなさ過ぎる…。展望はおろか、ピークの存在すら怪しい…。いざ、三ツ峠山頂へ!日陰の部分にはまだわずかに雪が残っていて、ぬかるんでいる部分もちらほら。ただ、完全に雪に覆われた部分がなかったのは良かった…!股のぞきから富士山。これはすごい!春なのにこんなに綺麗に見えるなんて…!さらに、メンバーが谷底にGPSを落としてしまった…とあらば、颯爽と急斜面を下ってゆく迅さん…。かえでさんだ…リアルかえでさんだ…!三ツ峠グリーンセンターで前泊していたハブさん・あべるんさんと、バイクでやってきたでじぶーさんと合流。さて、達磨石。ここからトレイル…なのですが、明らかにここまで時間が掛かりすぎです。写真撮影に時間かかり過ぎなのが原因なのは一目瞭然ですが、まあ…そもそもそれが目的なので余り急ぐのもあれだし…。登山口でさらに伊月さんが合流。合計8名の大所帯に。八十八大師。ここで別の大型パーティーと遭遇。あちらもヤマノススメ聖地巡礼のようです。その他にも対向で下ってくるパーティーなど明らかに巡礼者だらけ。最後の階段を登ったら四季楽園!他の人が息が上げている中、すたすた登ってゆく迅さん。この人、きっと強い。釈然としないまま、四季楽園へ戻ります。いや…いくら何でも、ここまで何もないとは…。感想:今回は舞台探訪企画にお邪魔する形でのパーティー登山でした。いざ集まってみればなんと8人という大パーティー!みんなであれこれ喋りながらの登山、とても楽しかったです!山頂ではチーズフォンデュをごちそうになったり、みんなが作ったごはんをお裾分けしてもらったり…!雨上がりとあって富士山も一日中とてもよく見え、最高のコンディションでした!下山スピードはもっと抑えた方が膝には良かったのかな…と思います。▼ぽいにくすさんの山行記録も合わせてどうぞhttp://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-613601.html
山行記録
2015-04-27T01:47:24+09:00
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飯能アルプス縦走(天覚山〜子ノ権現)【ヤマノススメ聖地巡礼】
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飯能アルプス縦走(天覚山〜子ノ権現)【ヤマノススメ聖地巡礼】(無雪期ピークハント/縦走/奥武蔵)日程:2015-02-28(日帰り)メンバー: takhinoコース状況/その他周辺情報:迷いやすい道が多い。・東吾野駅〜天覚山(沢筋ルート)…下草で踏み跡が見えない箇所あり。・前坂〜子ノ権現…破線ルート。分岐が分かりづらく道迷いしやすい箇所あり。また、公衆トイレは駅と子ノ権現のみ。写真:入り口の大杉は雷にやられたのでしょうか…。それでも生きているみたいです。15時…そろそろ子ノ権現を離脱します。これが件の大わらじ!おっと、分岐です。でも直進方向は枝で塞がれている…。右の巻き道が正解のようです。「発破実施注意」…いや、これはおかしい。絶対におかしい。山道で発破とか、それはいくら何でもおかしい…!ちょっと不安だったのですが、ちゃんとルートのようです。つ…着いた…!大高山だ…!ルートは分かりやすかったものの、登りがきつかった印象です。期せずしてヤマノススメの作中と全く同じコースになってしまいました。…これが例の自販機か〜。本当は飯能の天覧山から行こうかと思っていたのですが、ちょっと寝坊したので、今回はここ東吾野駅をスタートして、まずは天覚山をめざすことにします。Twitter情報だと、poinuxe_1さんが2時間先行して同じルートを歩いているらしいので、こっそり追撃です。…いやでも2時間差はさすがに厳しいなあ…。店内はアンティークな感じで中々良い雰囲気…。創業は昭和7年だそうです。この広場、地図によると元は神社があった場所のようです。さて、うどんも食べたし、あとは道なりに下るだけ…。いざ、子ノ権現へ!この十字路が前坂。右に曲がれば吾野駅にエスケープ。子ノ権現は直進です。そしてこの先は破線ルート。気を引き締めないと…!ちょっとした展望ポイント。立派な山が見えます。あれが大高山…かな?見た感じ、山腹にサクラがありそうなので花の季節だと美しい山のような気がします。…ていうか、あれ大高山だとして、結構距離あるんですけど…。おまけに100mばかり下って登ってする雰囲気なんですけど…。ハイキングコースって…ほんまかいな…。おや…奥に広場があるみたいです。な、なんじゃこりゃー!!鎖やロープが欲しいところですが観光地の山じゃないので、そんなもの有るわけもなく…。で、最後の最後でトレイルですか。駅が見えてきました。一件道が繋がって無さそうですが、この先の地下道をくぐると、駅に行くことができます。ついたー!!!!天覚山!!!!むぐ…なんかものすごい急登…。あまりに急すぎて、まともに立とうとするとアキレス腱が伸ばされて痛い…。ただいま飯能〜!poinuxe_1さんとタイムズマートで合流。さて、西吾野駅に下りるか、吾野駅に下りるか…。迷っていたところに看板が…。吾野駅側に行くと駅までちょっと遠くなる代わりに、茶屋があるみたい。…いざ茶屋へ!奇しくもひかりさんの誕生日…なので、絵馬を描いて観音寺に奉納。このためだけに絵馬と撥水スプレーと画材を担いでました。それにしてもヘッドライトを絵馬奉納に使うことになるとは…。中々に雰囲気のある茅葺きの社務所。おや…木の幹に何か描いてある…。「←」まさか…!絵馬もわらじです。ちょっと描いてみました。さて、少し寒くなってきました…。子ノ権現まで、あとちょっと…あとちょっとのはず…。あった!浅見茶屋!うどん〜うどん〜!国道299号線とのT字路まで下ってきました。国道は車が多いので指道標に従って高麗川の右岸を進みます。ついたあああああああああ!一気に開ける展望!ご褒美だあああああああ!!!左の道は塞がれているので右…と…。流石にもう慣れてきました。というか、この近辺は登り下りが厳しい上に展望がなく、疲労も溜まってきているので、黙々と足を動かす状態に。修行僧の気分。子ノ権現に着く頃には悟りが開けるかもしれない…。天覚山までの道はわりとあちこちに指道標があって分かりやすい!ちょっと休憩して、隣の大高山に向かいます。道が分かる!ルートが目に見えるって素晴らしい…!広場の先に道が続いて………ん…?周囲は杉で覆われていますが、一面だけ展望があります。あー…体力より精神が削られました…。の、登った…。登り切った…。登ったわりにたいした展望がないので、もうただ黙々と登るしかない…。道を塞ぐように枝が…。入るなって事…?でも他に道らしい道はないし…。…ええい、ちょっと直進してみて、様子を見てから考えよう!これぐらい踏み跡が付いていればまだ分かるのですが…。気を抜くと一瞬で違う方向に行ってしまいそうなので、緊張しっぱなしです…。吾野駅に到着!登りごたえのある山行でした!駅に登山ポストが用意されていました。これはありがたい!…!?!?!?…ルート…どこ…????お分かりいただけただろうか…この写真、実は中央にS字のルートがある…はず…なのです…。今し方通ってきたはずのにもう分からない…。や…やっと広い場所に出た…!ここで尾根道ルートと合流します。抜けたー!あ、危なかった!しばらく車道を上ってゆきます。降魔橋。ここで山道はおしまいです。ここがスルギ。写真を撮り忘れましたが、背後に巨大な岩があります。てことは「石動(いするぎ)」とかが由来ですかね?だとすると、あの岩に近づくのは危なそう…。枝で人払いもしてあるし。トレイルの入り口は…。って、入り口からこの斜度ですかそうですか…。容赦ないわー…。ここから再びトレイルに。それを裏付けるかのごときこの数値。累計上昇高度1204m、累計下降高度1137m…って…。お、一度、車道を横切るみたい。道には残雪が…。わずかな冬の残り香ですね…。今回雪を見たのは、この道路脇の陰だけでした。行き先は「スルギ」側。ところで「スルギ」ってなんなんでしょう?多少は標高が上がっているのか、霜柱が…。杉林の中を進んでいきます。中々良い雰囲気。左脇斜面に下ってゆく踏み跡がかすかに見える…!!!これは分からない…!肉汁うどん!!!!大満足です!!!!!満足しすぎて今日の目的はこれだったんじゃないかって気がしてきた…。なるほど、先ほどの「発破実施注意」の道はあの採石場に続いていたのかな?水道施設でしょうか…。ここを通り過ぎると山が本気出してきます。小さな墓地が…。ん…!?この分岐には枝がない…。よく見ると巻き道の方にテープが。巻き道が正解。だんだん指道標が少なくなってきました。テープが頼りです。(でも、杉は売り物のはずなので、杉の幹にテープ巻くのはちょっと感心できない…。あとテープは植林の伐採目印だったり、バリエーション行く人のだったりもするので、頼りにしすぎると迷う…。)ここ子ノ権現は足腰守護のお寺。わらじや靴が供えられていました。ははあ…分岐の法則に慣れてきました。大抵は巻き道が正解ですね?小さなピークを回避するための分岐で、結局はその後合流のパターンが大抵と見たっ!破線ルートでもやっぱり分岐したら基本は巻き道。「山は甘くない!」もうね…これです。これにつきます。低山、甘くない。広場に戻ってきました。どこだ…。道はどこだ…。わりとすぐに登り口なのですが、ファッ!?という急登からスタートします。い、嫌な予感がします…。ここからはコースが2つに分岐。沢筋コースと尾根道コースか…。尾根道コースは破線だから…沢筋コースかな…。作中でもそんな判断だったし…。十字路に出ました。感想:飯能の天覧山から子ノ権現までつなげようと思っていたのですが、寝坊でスタート時刻が遅くなったため、東吾野から天覚山に登ることにしました。地図上では標高500m前後を縦走しているだけなのですが、アップダウンが激しく、踏み跡が消えかかった場所あり、道迷いしやすい分岐あり、急登あり…と中々に盛り沢山な内容で、かなり歩きごたえのある山行となりました。GPSログを見ても、累積上昇高度1200m・累積下降高度1100mという、「ちょっと低山歩いてくる」というノリとはほど遠い数値を叩き出している…そりゃあ疲れもするわけです…!聖地巡礼として踏破したい方は、ぜひ入念な準備と身体作りを!谷川岳天神尾根とはレベルが違います!ただし各所でエスケープしやすいのがこのルートの良い所。いきなり子ノ権現と言わず、一山ずつ、徐々に距離を伸ばしていくのも良いかもしれません。また、6月など暑くなると、風が抜けなかったり、藪が伸びたり、クモの巣が張ったりと、登りづらくなるようと聞きました。子ノ権現からは西吾野駅に下りた方が距離が近いのですが、今回は浅見茶屋に寄るために吾野駅側に下山しました。浅見茶屋のうどん美味しかったです!甘味も食べたかったなあ…。とっても良い雰囲気のお店で、浅見茶屋を目当てに登るのもアリだと思いました。
山行記録
2015-04-05T10:20:27+09:00
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天覧山〜多峯主山【ヤマノススメ聖地巡礼】
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天覧山〜多峯主山【ヤマノススメ聖地巡礼】(ハイキング/奥武蔵)日程:2015-02-21(日帰り)メンバー: takhinoコース状況/その他周辺情報:特になし写真:病み上がりで自転車に乗れず…代わりに聖地巡礼だわーい!…という調子で、登るつもりはなかったのですが…まだ日も高いし天覧山ぐらいなら…。タイムズマートでペットボトル1本とジェルとカロリーメイトを買って、無計画に出発。タイムズマートに帰ってきました。半ばトレイルランペースでしたが、楽しかった!へ!?鎖場!?ものの10分で天覧山の頂上。飯能市を一望。実は、天覧山には初めて登ります。どうせ、丘みたいなものでしょ?と思ってたら、なかなかどうして良い勾配の激坂じゃありませんか…。右奥には名栗渓谷が見える…残念ながら今日は富士山は見えませんでした。ついたー!日も傾いてきたのでぱぱっと帰ります。途中で地元のおっちゃん2人組と合流。「イノシシが全部喰っちまうでよ、猟師が狙うんだが一発で仕留められねぇんだべ」あー、最近多いですよね、イノシシ。滋賀まで行かなくても普通にイノシシ居るってよ、あおい…。という訳で、さくっと多峯主山へ。犬の散歩をしている親子連れとすれ違ったりするなど、いつものペースで歩く分には平和な道のりですが、ペースを全速力レベルまで上げているので結構ハード…!平坦は完全に走ってます。どっちからでも大差は無いのですが…とりあえず右へ。良い景色です…。あー…羊羹を持ってこれば良かった…。ここからもう少しだけ登ります。んー…このペースなら多峯主山まで行けるかな?20分程度で多峯主山に到着〜!完全に息切れしています…。いやいや、本来そんな山じゃないんですが…コースタイム2倍速だとさすがにきつい…。あっという間に中段に到着。思ったより急勾配です。ゆっくり登ればどうと言うことはありませんが、ペースを上げるとこたえます。なんとこの鎖場は子供専用。完全にアスレチックのノリ。確かに子供が喜びそう…。感想:ただ単に聖地巡礼のつもりだったのですが…勢いで登ってしまいました。天覧山・多峯主山までなら特に危険な場所も、迷いやすい場所もなく、散歩気分で行けるかと思います。
山行記録
2015-02-26T04:43:21+09:00
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谷川岳(天神尾根ピストン)【ヤマノススメ聖地巡礼】
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谷川岳(天神尾根ピストン)【ヤマノススメ聖地巡礼】(無雪期ピークハント/縦走/谷川・武尊)日程:2014-10-11(日帰り)メンバー: takhinoコース状況/その他周辺情報:登山ポストは土合駅にあるが、ロープウェー乗り場である谷川岳ベースプラザ内にも有る。写真:天神平に到着!しかし、この列!実際にロープウェーに乗り込めたのは1時間近くあとでした。良い感じの紅葉…ですが、これ、どこから下りるの…?いきなり、ガレた下り。そして、滑る道。夕日に木々の葉が輝いて一層その色を増します。素敵な瞬間です。急ぎ足で下ってきたのですが、この辺りから渋滞発生。あきらめて写真を撮りつつ、のんびり下りました。向こうに「トマの耳」が見えます。さて、さすがにこの時間と言うこともあってか、頂上に向かってくる人の流れが途絶えました。下山開始。ちょっと名残惜しいですが、ロープウェーの終了時刻までには帰り着かないと…。肩の小屋まで戻ってきました。俎嵒(マナイタグラ)のこの美しい稜線と言ったら…!次は小屋泊したいなあ…。逆にトマ側からオキ。天神尾根はすっかり秋の色。土合駅。臨時の増便だったためか、有名な「地下のホーム」ではなく、地上のホームに到着しました。慰霊碑。今年もすでに3人が亡くなられているようです。まさに魔の山。谷川岳ベースプラザ。ロープウェー乗り場です。ここにも登山ポストがありました。途中の道はこの渋滞…山道も推して知るべしです…。お腹が空いてきたので、ここでしっかり補給してしまうことに。おにぎりの方はザックに入れて山で食べることにします。複数の登山ルートがありますが、今回はロープウェーで天神平へ一直線。さらにリフトで天神峠まで登ります。うっかり来てしまったおばちゃんたちが「散策コースって書いてあったのに…!」と弱音を吐く程度には悪路です。よく滑ります。木道のトラバース道。この辺りはよく整備されていて歩きやすいです。親子連れもたくさん。唐突に鎖場登場。うしろの小学生が「怖くて通れないよぉ〜!」と親に泣きついています。頑張れ〜!向こうの山も紅葉しています。木道に出ました。やっと歩きやすくなる!今、紅葉が一番きれいなのがこの辺り。ロープやら鎖やらが連続登場。体力的難易度とか、技術的難易度とか、そういったもの以上にすれ違い難易度が高い。なにせ待っていても列が途切れません。必然的に誰も行かないキツい場所を登るハメに…!熊穴沢避難小屋。距離的には半分程度。だけど本番はここからです。天狗だ!天狗がいるぞ!なるほどまさしく「天狗の留まり場」です。肩の小屋に到着!遠く、ケルンが見えます。山腹は黄金の絨毯。肩の小屋までもう少し。谷川の鐘。トイレの行列がものすごく伸びており、いつになるとも知れなかったので、先に頂上へ。もうひと登りです。まさしく断崖絶壁。さくっと近い方の山頂「トマの耳」へ。一応「ヤマノススメ」の聖地巡礼という事で物を持ってきましたが、いかんせん風が強いので飛ばされる…!山頂碑の向こう側はというと…。なるほど、こりゃあ人が死ぬわけです…。続いて岩場を通り抜け、隣の山頂「オキの耳」へ。トマの耳…絵になりますね…。感想:本当は1週間前に行きたかったのですが、あいにくの台風襲来…。おかげで頂上付近の紅葉は見頃を過ぎてしまいましたが、中腹は見事な錦。とても素晴らしかったです。
山行記録
2015-03-06T08:29:59+09:00
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三ツ峠山【ヤマノススメ聖地巡礼】
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三ツ峠山【ヤマノススメ聖地巡礼】(無雪期ピークハント/縦走/富士・御坂)日程:2014-09-21(日帰り)メンバー: takhinoコースタイム:コース状況/その他周辺情報:特別な危険箇所なし。ただし、山頂付近はザレており滑りやすいため、靴はそれなりにしっかりしていた方が安心。三つ峠グリーンセンターのトイレに登山ポストあり。写真:股のぞき。達磨石。帰り道で、裏登山道から下山して来たグループがこの岩を見落としていました。確かに逆から見るとただの岩なので、下山で通るだけの場合は気をつけていないと素通りしてしまうかも。アカマツ林を過ぎると、クリ林が目立ちはじめます。頂上手前、最後の上り坂。階段が崩れており、土肌が滑りやすく、実はここが一番危険です。特に下りで滑る人が多く、プチ滑落者がちらほら。落ちても死ぬような場所ではないのですが、他人を巻き込むと危ないので、横歩きでゆっくりと下りた方が良いと思います。駅舎周りは店等ありませんが、自販機はあります。コーヒー補給。橋は壊れかかっており、ちょっと斜めになってます。滑らないように注意。また、支柱がぐらついているので触らないように。神鈴の滝遊歩道。こちらを通った方が近道。木片チップが敷き詰められており、徒歩だと舗装路より歩きやすいです。先ほどの分岐からすぐの場所、道路左手に、三つ峠グリーンセンターのトイレ「三ツ峠案内所」があります。登山ポストもここに設置されています。八十八大師の付近にはベンチがあり、休憩しやすくなっています。馬返しの辺りで見つけた立派なホウキタケ。屏風岩では多くのクライマーがクライミングの練習中。すごいですね…。股のぞきを過ぎると、岩が増え始め、道が険しくなってきます。馬返し。四季楽園を右手、屏風岩側に曲がると最後の四叉路。看板が完全に壊れていて分かりづらいのですが、頂上は右手、屏風岩やアンテナが目印です。写真左は御巣鷹山へ。そして、後方を左に折り返すと…NHKのアンテナが見えてきたら頂上は間近ですこの木の股からのぞくと、それはそれは綺麗な…八十八大師。一人一人顔が違うんですね。水が豊富な山らしく、あちこちで湧き水がありました。テラスのテーブルは100円で利用可能です。三ツ峠山(開運山)は山頂が狭いので、こちらに降りてきて休む方がゆっくりできるかもしれません。不二石。大曲りの辺りには赤い木の実がなっている木が。ヤマボウシ…ですかね。誰かが洒落て落ちた木の実をベンチの上に置いたようです。リスがいたのですが、カメラを向ける前に森の奥に消えてしまいました。ウメバチソウ。山のそこかしこに咲いています。かわいい花です。無料の公衆トイレです。なんと水洗。山なのに!四季楽園のご主人が定期的にトイレットペーパーを補充してくれているという至れり尽くせりなありがたいトイレ。とはいえ、ペーパーは切れてることもあるので持参しましょう。ちなみに、この道をまっすぐ行くと三つ峠登山口バス停(裏登山道)方面のようです。三つ峠グリーンセンター。運動公園などを備えた複合施設です。不二石の裏手。そろそろエネルギーが切れてきたので、ここで補給。そういえば、アニメでもここで補給していましたね。花がとても綺麗な山です。これは…ヤマトリカブト…!綺麗だけど猛毒…!舗装路はかなり長め。三ツ峠山表登山道(Aコース)の登山口。看板通り左側に。国立公園の看板。ここで一時、舗装路に合流します。三ツ峠山(開運山)の山頂!富士山に少し雲がかかりはじめてしまいましたが、良い眺めです。でっかい!こんな巨大なアザミ初めて見た!富士山周辺の山に咲くのでフジアザミと言うそうです。作中でも印象的な土砂崩れ跡。さらに酷くなっています。注意して渡れば、それほど危険はありません。土砂の流出が続いているらしく、ポールは触れただけで倒れそうなほどグラグラしているので、掴まないように。三つ峠駅。ヤマノススメのボードがお出迎え。花もきれいだけどキノコも多い山ですね。これは…イグチの仲間…?富士山が見えるのです!帰りの電車は偶然、ヤマノススメ号でした。車内で三ツ峠山の案内をあおいがしてくれました。大曲り。ここでちょっと休憩して補給。この橋を渡ると登山道が始まります。四季楽園。左手は三ツ峠山荘。ここが他のルートとの合流地点なので人が一気に増えます。トイレを借りることもできますが、ご主人曰く「そこ降りて、すぐ左に無料の公衆トイレがあるよ」。自販機もあるため、水分補給が必要な場合はここで。サラシナショウマ。蜜を求めて虫がたくさん集まっていました。屏風岩と山頂がよく見える特等席。アニメのEDでも出てきますね。やはり眺望が最も良いこの席が一番人気で、よく人が座っていました。三つ峠グリーンセンター。温泉があるのでゆっくりと体を休めることができます。ちょうど駅から1km程度なので、帰りの電車の時間調整のためにも便利です。再度、登山道へ。整備が行き届いた里山…という雰囲気。テン…でしょうか。同じ糞が所々に。山祗神社。この辺りから登りはじめます。カメバヒキオコシ…かな?葉がカメの尾のように先が伸びてるのが特徴だそうです。綺麗な群落がありました。感想:表登山道(Aコース)ピストンでした。確かに、三つ峠登山コースとしてはちょっときつめとされているだけはあり、普通に登山です。山の様子も「普通の山」、されど「普通に山」といった印象。ただ、よく整備が行き届いており、比較的歩きやすい山でした。下山でスピードを上げすぎたので膝痛が出たのが反省です。コースの折々で富士山がよく見え、天望が素晴らしいです。また驚いたことに、docomoの電波がコースのほぼ全域で届いていました。ほとんどの登山者は三つ峠登山口バス停のある裏登山道から来ているらしく、頂上近辺は結構な賑わい。でも、Aコースを行く人はそれほど多くなく、森の静閑を楽しむことができます。マンガ・アニメ「ヤマノススメ」の聖地巡礼を掲げての登山でしたが、描写が細かく、作中で見た景色があちこちにあるため、登っていて楽しかったです。聖地巡礼目的と思われるグループを他に2〜3見かけました。普段から運動していたり多少なりとも登山経験があるなら楽しく登れる山ですが、作中のように「高尾山の次は、三ツ峠山」というつもりなら、体力面でちょっと覚悟が必要です。技術的な難所はありませんが、このコースをピストンするとそれなりに時間がかかるし、もし疲れてもゆっくり進めば登れるため「早出・早着」が最大のポイントです。13時時点で股のぞきから頂上を目指そうとしていたグループを見かけたのですが、日没に間に合ったのかな…。念のためのヘッドライトは必携です。季節的に秋の草花が数多く咲き乱れ、キノコがそこかしこに顔を出すなど、花目当てに登るのも良さそうです。別のコースにも行ってみたいと思いました。
山行記録
2015-04-02T11:16:00+09:00