Satoshi884さんの山記録 - ヤマレコ
http://www.yamareco.com/
ja
2023-11-30T09:13:57+09:00
-
大無間山、大根沢山
http://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-6230761.html
大無間山、大根沢山(ハイキング/塩見・赤石・聖)日程:2023-11-24〜2023-11-25メンバー: Satoshi884 TYosコース状況/その他周辺情報:全体として藪漕ぎはないが、この時期は大量の落ち葉(最大腰丈)に苦しめられる部分あり。明神橋すぐの崩落地通過が核心部。不安定な足場に落ち葉が腰丈まで積もり、油断すると滑落の恐れあり。その後も1080m鉄塔まで足場悪い&急坂に落ち葉が積もって滑るので要注意。落石もあったので上にも注意を払う必要あり。鉄塔〜大無間は割と人が入っていて踏み跡がしっかり&ピンクテープも多い。2200m以上に雪があったが、アイゼンなしで問題ない。大無間〜大根沢〜白樺荘は最近の足跡はなく、印も減るが踏み跡はある。ただ、尾根の明瞭でないピークからの下降は慎重な読図が必要。写真:グネグネの木南ア南部もよく見える手前に茶臼と上河内、後ろに兎、聖、赤石と荒川東岳聖や赤石は強風とガスの中。富士山も雲海上に光、イザルヶ岳昨年、信濃俣河内からの脱出で使った尾根が正面に見えますショートカットし、再び林道に降りる小根沢山頂落ち葉の量ガスボイ大根沢手前の崩落地大同心のようなすごい岩記念撮影ですあとは林道を歩いて三方嶺前はここから朝日経由ですまた今日まで行きました今回は逆に向かいます右膝がいたく騙し騙し降りる明神橋が見えた落ち葉で滑る本日は芋煮会です笹が出てきた深南らしい静岡方面右の尾根は風入ズの稜線風は強いが気温は0度くらいでこの時期としては暖かい。大根沢山つきました大根は沢山なかった、、、田代沢の頭まで来ましたここから主稜線を離れ下降します記念撮影急登入山します朝焼け今日も天気良さそうようやく鉄塔に到着ここまでがいちばんの難所だった、、、無事下山しましたお疲れ様でした!膝痛、何とかしないと、、、本日取り付く尾根が見えてきた小無間山つきました今年は紅葉が遅く麓は今が見頃TYさん休憩中今日は聖、赤石がよく見えるその後も足場の悪い急坂に落ち葉が積もって滑る滑る登りでよかった時折こんなところも途中から踏み跡に合流し、楽に下れたコルが見えた急な崩落地を登るので慎重に鉄塔の管理道のはずだが崩落が進んでいる倒木もちらほら体力を奪ってくる苔に癒される崩落地を横切ります結構足場が悪い湧水で炊事用の水を汲む放置された重機笹帯足首丈なので気持ちいい深南部もよく見える右から池口、鶏冠、中の尾根唐松谷の頭と中無間の間に幕営適地発見。北東の風をよけられ、落ち葉でふかふかの最高の場所!鉄塔まで来ました三隅池懐かしい腰まで埋まる大無間山今日は無理だね休憩膝痛でなかなかスピードが上げられない大無間の山頂ですここからは快適大根沢山です崩落地を進む足跡がないのでこの辺りは最近通られていなそう古い石碑「神」とか読めるがあとはなんて書いてあるか読めない朝日がでてきた最後の急登を登るしかし風が強いアザミ沢のコル水はだいぶ下かな苔むしてきていい感じ林道への下降は足場が悪いところを無理やり降りた雪が出てきた落ち葉の量がものすごい!三方嶺の崩落地前回の幕営地は健在でも、階段ありました林業作業の安全祈願のための祠?それなりに歩かれているやっと小無間までの尾根に乗りました畑薙第一ダム堰堤が見える信濃俣河内右の尾根が前に途中まで行った仁田岳の尾根三隅池まで下山道はないがとりあえず倒木帯にぶっこむ多分山頂手前から踏み跡あったのかな?尾根が見えた!池口の双耳峰林道見えた山頂付近は平時折、強風で落ち葉雪崩に襲れながらもなんとか通過中無間山感想:子供の病気などで計画倒れが続いていたが、久しぶりにやっと山にいけた。当日は強風ではあったものの天気はよく、初冬の深南部を我々だけで独占(一人も合わなかった)。木の葉も落ちて見通しの良い森の中を気持ちよく登ることができた。出だしの落ち葉ラッセルや落ち葉雪崩は初めての経験で驚かされた。面白い現象ではあったが、あの落ち葉雪崩の中に落石があったら...と考えるとゾッとする(実際強風で落石が発生し、すごい速さで落ちていくのを何度か見た)。ルートとしてはバリエーションではあるが、踏み跡やピンクテープが豊富でGPSを使うことなく、地図とコンパスのみで十分だった(読図できないと厳しいが)。次は、大根沢から光の稜線まで繋げるか、大無間の風入ズの稜線かな?しかし、下山時に出た右膝の痛み(腸頸靭帯炎)は致命的だったのでなんとかせねば...
山行記録
2023-11-30T09:13:57+09:00
-
高天原、薬師岳
http://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-5715431.html
高天原、薬師岳(無雪期ピークハント/縦走/剱・立山)日程:2023-07-14〜2023-07-16メンバー: Satoshi884 TYosコース状況/その他周辺情報:黒部本流が増水していると大東新道は通行難しい薬師沢小屋から雲の平までの急登は苔むしていて滑りやすい他は問題なし写真:五光岩相変わらずガスの中小屋で身支度整え、下山しますたまにガスが切れるのを見るに薬師岳で雲が沸いているんですね温泉到着ご一緒させていただいた方は朝風呂されないとのことだったので、独り占めさせていただきます岩苔小谷出合まで来ました遠くに太郎平小屋みえました振り返る奥に雲の平避難小屋ですあと少し中はとても綺麗で洒落てる小屋前で記念撮影予想に反し、徐々に雨足が強まる、、、ここも水が緑色でかなり増水していますライチョウいました薬師平薬師峠ダイモンジソウハクサンフウロマイヅルソウ奥日本庭園男風呂白んできた到着ですお疲れ様でした!雨でキャンセルが相次いだそうで、我々以外は単独の1名の方のみでした雰囲気がいい感じ太郎平見えました赤牛もガスの中モウセンゴケ水芭蕉の群落なめ滝?赤木沢中止した分、登山道で沢気分味わいます野天風呂ライチョウいました雨が土砂降りとなり、道が川になってきた雲の平山荘が見えてきました薬師沢に降りていきますその奥が雲の平増水しているので大東新道ではなく雲の平経由で高天原を目指します木道まで来ました雲は薄いので大丈夫かな?奥に針ノ木岳が見えるカラマツソウタテヤマリンドウ広大な湿原高天原感があるあと少しツマトリソウ太郎平到着!身体の調子がよく、予定より1時間巻けたので、高天原を目指すことにします薬師岳山荘まで来ました今日は山荘はパス高天原峠昨晩の雨のためか岩苔小谷の水量は変わらず小屋到着ですゴゼンタチバナニッコウキスゲの群落ここも良い今日は外で夕飯&酒盛りです小屋泊は楽ですね誰もいないので記念撮影させていただきましたいつか来てみたかった温泉に来れて感無量薬師岳はガスの中お花畑はいいですねランプは暗いですが温泉沢と読売新道の稜線小ピークを乗越し、下山するのみですガスが切れると気持ちの良い晴れ木道の雰囲気、いいですね記念撮影赤牛方面まだまだ降りますこの辺りもなかなか良い温泉は温泉沢出合にあります思ったほど遠くなかった水が緑色大雨で池塘や泥炭の出汁(タンニン)が出ているようです一休み記念撮影ウラシマツツジとりあえず夕飯時間ないので温泉は明日の朝までお預けこの辺りも結構雰囲気が良い翌朝昨晩は結構土砂降りでまだ小雨がぱらついている薬師平到着順調急坂を下山し、薬師沢まで戻りましたなかなかの水量雲の平まで結構遠い増水時のルートで乗越す薬師沢出合まで来ました振り返ると有峰湖見えましたアラスカ庭園ちょっとガスってる五光岩ベンチから五光岩を(左下)望む意外にでかい山頂到着!結構風強い朝風呂へようやく高天原山荘到着ですTYさんには無理させてしまったワタスゲこの稜線を登れば雲の平雲の平はガスの中かな?山荘下山後は立山あるぺん村で名物のマスの押し寿司をいただきました三角点ベンチ到着身体の調子は良い薬師峠眺望もなく、風が強く寒いので、さっさと下山します警報が出ていたが、時間通りに降りたてつきましたこれから天気は快方に向かうか??40分ほどゆっくりお湯に浸かり、山荘に戻るまた少し雨が降ってきた祠がとても新しい石畳の道が長いニホンノウサギいました!小屋見えました最終日右膝が痛むのでそのまま帰ろうかと思いましたが、早く起きたのと膝が回復してそうだったので一つくらいピーク(薬師岳)行くことにします晴れてると思ったらガスガスの中の出発コバイケイソウ雨の中出発ですクロユリ匂いはしなかった本流の水量は変わらず、水の色だけ少し青っぽくなったかな太郎平小屋みえました木道を過ぎ、急坂を降れば折立です薬師沢小屋まで来ました雨足はだいぶ弱くなるこの急登がきついしかもコケで石が滑るガスが抜けてきましたチングルマとイワカガミに癒される小屋です高天原峠を目指し下山山荘見えました案の定ガスの中でしたねオオナメクジようやく高天原峠まで来ましたあと少し黒部本流ギンリョウソウ高天原山荘に向かいます今日は太郎平に戻るだけなので、ゆっくり出発ニッコウキスゲワンタン+ラーメンとイワナの焼きからした骨結構いけるこの辺りの湿原はとても雰囲気が良かった感想:当初、TYさんと赤木沢の沢登りの予定でしたが、富山に大雨警報がでていたため縦走に切り替えました。縦走のプランは雲の平経由で鷲羽、黒部五郎の周回としていましたが、行程的に結構キツく二人とも既に行っている&雨の中歩くのも修行にしかならない。。。ということで、急遽東京行きのバスの中でなかなかいけない高天原温泉プランに再変更しました。大雨で小屋のキャンセルが相次いでいるようだったので、テント泊もやめて小屋泊へ変更です。(持ってきたシュラフやマットは意味無くなるけど)実際行ってみると、初日の朝は一時土砂降りでしたが、それ以外は強い雨に当たることもなく、高天原山荘に到着。翌日朝は、秘境の温泉を誰にも邪魔されずゆっくり堪能できるなどなかなか良いものでした(テント泊装備にビール4缶担いで1日で行ったのできつかったですが)。翌日からは3連休ということもあり、結構な人が太郎平小屋に泊まり賑やかでした。同室したお二方と酒を飲みながらワイワイやれたのは、小屋泊まりならではこれはこれで楽しかった。最終日の薬師で晴れなかったのは残念ではありましたが、帰りの太郎平からの木道では正に気持ちの良い高原といった感じでなかなか良いものでした。高天原温泉はとても良かったので、またどこかで行ってみたいです。
山行記録
2023-07-17T08:34:34+09:00
-
御嶽 イワナ釣り
http://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-5690764.html
御嶽 イワナ釣り(沢登り/東海)日程:2023-06-10(日帰り)メンバー: Satoshi884コース状況/その他周辺情報:林道は荒れている写真:翌日は梅雨の合間の晴れただ御嶽は雲被ってますノビネチドリ入山口皮剥きは豪快に!滝の左岸を巻いて上へ塩焼きうまそうめんつゆかごま油かできただきます!早速釣りの準備小さいけど釣れましたここから入る入渓点の橋釣果は6匹。個人的には満足。他の皆さんは2桁も日帰りですが、焚き火&イワナの塩焼きを食べたかったので、早々に戻り火を起こす。記念撮影小梨?の花釣った岩魚の処理中前日は近場で仮眠就寝前に一杯やります♪でかいイワナをいただき、刺身にします♪15mほどの滝壺に結構いたそうです塩焼きもうまい!感想:磐田の山岳会の方と御嶽の沢に岩魚に釣りに行ってきた。当初は1泊の予定だったが、2日目があいにくの雨の予報。ということで日帰りで行くこととなった。ちょうど梅雨の晴れ間にあたりコンディションは最高だった。初めてテンカラ釣りを試したが、水温が冷たいためか魚の活性がイマイチで毛鉤には全く反応なし。川虫やシャクトリムシでやっと釣ることができた。やはり沢に来たら焚き火はしたい。ということでそこそこ釣ったら急いで火を起こす。幸い入渓点には薪が潤沢にあった。焚き火でイワナの塩焼きに刺身をいただき、日帰りにも関わらず沢を満喫する。帰りはぶっといフキをお土産に帰路に着いた。話には聞いていたが、なかなか良い沢だった。
山行記録
2023-07-08T10:05:14+09:00
-
水窪 山菜採り
http://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-5690702.html
水窪 山菜採り(キャンプ等、その他/塩見・赤石・聖)日程:2023-04-29(日帰り)メンバー: Satoshi884コース状況/その他周辺情報:特になし写真:大量でした読みが当たり時期的にちょうどよかった感想:毎年磐田の山岳会の方と一緒に行っている山菜採り。今年は暑いので2週間前に行ったがビンゴ!ちょうど良い時期だった。コシアブラ、タラノメ、ハリギリがどっさり採れました。ここ数年で時期がだいぶ早くなってきていると感じる。来年はどうなるか?
山行記録
2023-07-08T09:01:15+09:00
-
聖岳 東尾根
http://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-5396042.html
聖岳 東尾根(積雪期ピークハント/縦走/塩見・赤石・聖)日程:2023-04-22(日帰り)メンバー: Satoshi884コース状況/その他周辺情報:東俣林道:リニア工事のためか8割ほど舗装されている 案外アップダウンが多い 22日時点で新聖沢橋先の道を補修していたが、自転車は通行可(29日の椹島オープンに合わせて通行可になると思います)聖岳登山口〜東尾根取付き:1300m付近のルンゼは崩れやすい&不明瞭な場所をトラバースするので注意。聖平小屋が営業されれば多少は整備される?他は一般道なので問題なし。東尾根取付き〜ジャンクションピーク:急坂。割と歩かれていて不明瞭な部分は少ないが、あくまでバリエーションルート。明瞭な尾根が消える部分が何箇所かあるので、特に下りはコンパスでのルーファン必須。ジャンクションピーク〜白蓬ノ頭:ここから雪道になる。スーパーカンジキを履いたが踏み抜き多数で結構苦労する。雪溶けが進み、古いトレースが浮き出るように盛り上がって歩きにくいが、そこを外すと踏み抜くといった感じ。日陰の締まった雪を探してあるのが良い。ジャンクションピーク〜奥聖岳核心直下:雪が締まってきて、だいぶ歩きやすくなる。樹林を越えると稜線が狭くなるので、カンジキは不適。奥聖岳核心:行きと帰りで違う場所を通ったが、普通に稜線を通すのがベストだった。ただし、アイゼン、ピッケルは必須。奥聖岳〜前聖岳:踏み抜きはほとんどない。風が乗越す場所なので、日によって爆風注意。写真:自転車デポ小雨と強風に煽られながらも、なんとか奥聖岳核心直下まで来ました稜線が見えないのでどうルートどりしたら良いかよくわからない、、、コブ付き雷鳥の足跡ですよくわからないので、トラバースして適当なところから詰めることに斜度は40度くらいありそうジャンクションピークを振り返る真ん中が2380mの緩いピークで左奥にチラッとジャンクションピークが見える白蓬ノ頭到着!とりあえず、アイゼン、ピッケルを装着ジャンクションピーク直下になると残雪がで始める。歩行者、自転車は通行可多分29日(椹島ロッジ営業開始)に通れるようにするんだと思う最近通った様子はない。左奥に微かに顔を出した東聖通行止めになってますが聖岳はというと。ガスの中で2880mPまでしか見えない、、、コケモモ発見食べて回復2600m付近の窪地までの下降はシリセード♪ここでアイゼン、ピッケルを下ろし、スーパーカンジキを装着踏み抜きゾーンに入っていきますガスも抜けてきている時折、ガスが抜けて奥聖までの稜線が見えるようやく天候回復基調?クラック入ってます白蓬ノ頭はめんどいので帰りはパスです聖岳(右が奥聖、左奥が前聖)が見えた!(結局、ちゃんと見えたのはこの時だけ、、、)東聖(見えていない)までの稜線。ここまでは一応見えている。ハイマツ帯に入ったり、なんやかんやでそれっぽい稜線に出る右下は北東の崩落地のよう一瞬ガスが抜けたとき稜線が見えたが、斜度は大したことはなく、案外行けそうひたすら急登を登る。二軒小屋の方。少しはガス抜けてきた?登山口まで戻ってきましたー17:30に戻れてよかった中ノ宿吊橋なんとか予定通り到着!きつかったーこの奥かな?核心取付きが下に見えた。問題なく行けそうまずは一般道上を見上げるが上に抜けても歩ける稜線なのかがわからん、、、踏み抜き帯抜けて、ようやく白蓬ノ頭が見えてきた聖岳方向ガスガスで何も見えない、、、カンジキでも結構踏み抜く。その度に体力が削られていく。聖岳登山口到着!やっぱり林道は1時間くらいかかった前聖到着!聖平からのトレースやそれらしきものものなく、ここ最近は誰も来ていないようここからは雪道。雪解けが進んで、古いトレースが浮き出ている。その上は歩きにくいが、周りを歩くと踏み抜く。悩ましい、、、東尾根取付き点。特に標識はないが、地形図的に間違いない。スーパーカンジキ装着赤石岳、悪沢岳も見えてきたここから見る赤石はでかい取付きに戻ってきましたこれでひとまず安心です倒木の下を潜ります明るいうちに無事下山。積雪期でノートレースの場合、日帰りはちょっときつかったな。出発ですありました!奥聖岳の道標が!崩落地のトラバース踏み跡もほとんどなく分かりにくい。適当に進む。あとは自転車のみ。あれだけ消耗していたのでアップダウンを心配するも、案外大丈夫だった。前聖に向かいます爆風がやばい。耳が凍りそう。気温はおそらく0度くらいだが、爆風が吹くのでドリンクや汗等が凍ってくる時間もないので、冬装備つけて下山開始。綺麗なブルー3000mに糸トンボ⁉︎しかも生きてます。上昇気流に煽られてここまで来てしまったのか。積雪期で同じルートで帰る時は自分のトレースがあるのでほんと楽笊ヶ岳と布引山。その奥に富士山。東聖岳から。一瞬、上が綺麗に抜けて聖岳ブルー?がようやくジャンクションピーク到着帰りは別のルートでとも思ったが、時間がないので来た道戻りますこの崩落地のトラバース。案外帰りに手こずりました。きた時通った場所が分からず、また適当にトラバース。ガスガス&小雨&強風。もう直ぐ核心部のはずだが、、、先行トレースもないので空と白い雪面の境が消えてよくわからなくなる、、、上空は相変わらず、、、晴れると思ったから、GWやめて急遽今日にしたんだけどなその奥にこれが。2880mの緩いピーク帰りは自分のトレースがあるので幾分楽ダムももう目の前稜線から見上げる北東の崩落も思ったほど斜度はなく、恐怖感も少ない叫ぶ木😱ジャンクションピーク見えたでも踏み抜きでなかなか進まない&体力削られる、、、雪で革靴が濡れて霜焼けになりそうたまに稜線がチラ見できる百間平、大沢岳方面を振り返るがまだガスの中かろうじて百間洞の谷間が見える行きでは気づかなかったが、踏み跡はしっかりしている赤石ダムが見えてきた程なくしてジャンクションピーク到着。結構消耗した赤石ダムから。写真にないがまだ桜が咲いてました。左奥が上河内岳、右がなもない2670mのピーク。しかし急、、、ここを登れば、前聖ミツバツツジよくなることを期待して進みますようやくこの東尾根の標識思った以上に下は早く降りれた東聖から白蓬ノ頭まで見えただいぶ抜けてきている赤石、完全に見えました素晴らしい!やっと赤石ダムまで来ました。上は結構ガスってる、、、思ったより林道のアップダウンがあった。。。笊から続く稜線は相変わらずガスの中。100mほど登ると、こんな表示??後で調べたら以前?の一般道は崩落地を上から巻いてここを横切っていたよう。崩落地に入る前のロープを見るに、崩落が進んで上は通れなくなったので仕方なく崩落地でもましな箇所を通るようにしたのではないかと思う。帰りはトラバースしたくないので、稜線を偵察切り株から生えた木が大きくなったんですね。感想:以前から気になっていた聖岳 東尾根。GWに1泊で行こうと思っていたが、前半にちょうど低気圧が来そうなので微妙そう。。。ただ、この土日は天気良さそう。ということで急遽、1週間繰り上げることにした。日曜は子供の習い事があるので、日程も短縮し日帰りで。有名な冬ルートなので誰かは入っているだろうと思ったが、連休前ということで最近入った形跡はなし。踏み抜きや森林限界でのルート取りで思いの外、時間と体力を消耗してしまった。肝心の天気も上はガスガスで小雨&爆風。コンディションが良くないので帰ろうかと思ったが、午後からは天気が回復し始め神々しい景色を独り占めすることができた。今回も体力的に相当ハードだったが、満足のいく山行だった。
山行記録
2023-04-23T08:54:04+09:00
-
硫黄岳,天狗岳 日帰りピストン
http://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-5177069.html
硫黄岳,天狗岳 日帰りピストン(雪山ハイキング/八ヶ岳・蓼科)日程:2023-02-12(日帰り)メンバー: Satoshi884コース状況/その他周辺情報:危険箇所は特になし。稜線特にコルは風の通り道なるので注意使ってないがダブルストックは体勢が高くなるので爆風時は不向き写真:最終ゴールが見えてやる気出たものの疲労が溜まってきた夏沢鉱泉到着こっからも長い山頂到着ここは黒百合ヒュッテからの登山者で賑わってました山頂だからか風も弱い樹氷がいい感じ前後誰もいなくて気持ちいいしかし地吹雪が顔や目に当たって痛いあっという間にガスが復活風も強烈東天狗直下以前より立派な橋ができた?夏沢ヒュッテにつきました硫黄撤退した人が続々と降りてくる夏沢鉱泉に到着今日は暑すぎるので、中のフリースを脱ぎました自分の体でも樹氷が成長し始めた天の岩戸出発です-2-3℃位で予想よりかなり暖かい桜平ゲートゆるい下はアイゼン邪魔なので外す許容範囲なのでまず行ってみますひたすら歩きます根石岳と根石山荘夏沢ヒュッテまで戻りました振り返ると登り始めよりはいくらかガスが上がったような山頂つきました!独占ですね!がれ場まで来ました爆風だが視界が結構あるので問題なさそう根石岳が見えた山頂に行ったという2人パーティにすれ違った後はもう誰にも会わなくなる帰りは行きよりかなり風が強く何度も煽られました特に根石岳付近は後は戻るだけで黙々と歩きオーレン小屋到着西天狗が見えました山の上は結構ガスってそう次、天狗に向かいますようやく駐車場に帰ってきましたお疲れ様茅野の方も見えますね下界は晴れて暑そう西から強風が吹きつけて雲がてきています東天狗に戻ります以前来た時より雪がかなり少ないオーレン小屋上部はがっつりガスってますトレースがあるのでとっても楽下のオーレン小屋も見えたすこしガスが薄くなってきたようようやく天の岩戸下の雪も気温が高くぐちゃぐちゃになってきた西天狗到着それなりの人とすれ違ったのにタイミング良かったのか独り占めできたここも風が弱い桜代ゲートまで来ました結構かかりましたしかし暑い。。。箕冠山帰りはここからオーレン小屋までショートカットしますエビの尻尾が成長中樹氷が綺麗です丸いのが南アっぽい案外、山頂はガスが薄く時折太陽が見えました次もあるので下山です薄く青空も見え始めるようやく登山道微妙に滑るのでここから10本爪アイゼンつけていきます感想:今年に入って山に行っていなかったので、正月休みでなまった身体に鞭打つため八ヶ岳に行ってきました。今回はルーファンとかめんどいことは考えたくなかったので南ア深南はやめてポピュラーなルートである桜平からの硫黄、天狗岳ピストン。金曜の南岸の雪を心配して日曜にしましたが、土曜がピーカンでかなり溶けたよう。問題なく下の駐車場に入れました。この時期の八なので朝は-10℃くらいを予想して行くも-2-3℃くらいで逆に暑すぎ。稜線まで汗だくで登りました。稜線からは爆風で撤退者が続々と降りてくるものの薄いガスで視界は悪くないかつ危険箇所はないので、予定していた硫黄、天狗に無事登頂できました。晴れておだやかな雪山もいいですが、やっぱり2月は厳しい状況の方が厳冬期登山らしくていいですね。身体の方はやはりなまっており、硫黄から降りたあたりで割と消耗を感じ、天狗までのアップダウン及び爆風の煽りは中々応えました。下山後は久しぶりに山の師匠のお宅にも訪れることができ、いろいろと満足な山行でした。
山行記録
2023-02-12T09:22:24+09:00
-
石割山
http://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-5161890.html
石割山(トレイルラン/富士・御坂)日程:2022-12-26(日帰り)メンバー: Satoshi884 TYosコース状況/その他周辺情報:特になし写真:朝食はチカラうどんです餅がうまい富士山くっきり水のタンクもしっかり南アルプスもくっきりです下山後はTYsさんの別荘地でキャンプ忘年会しかし寒い、、、薪ストーブで温める石割神社とりあえず隙間通りました翌朝、漬物バッチリ凍ってました大きな桂石割の湯で温まります薪ストーブありましたが隙間風でとにかく寒いまだ平日なのに駐車場には意外に車が多い夜は冷えましたが星は綺麗周遊しますあっという間に山頂眺めが最高!少しだけ雪がありましたが他はほぼなし雲がかかっても富士山は綺麗ですね最初はこの長い階段感想:TYsさんと忘年山行で石割山を通り山中湖を周遊しました。トレランとも思いましたが、年末でまったりやりたくなり普通に歩きで回りました。天気も良く富士山バッチリ。最高です。下山後はTYsさんの別荘地を借り、忘年会キャンプ。地ビールにワインに田酒+焼肉と豪華な組み合わせを堪能させてもらいました。しかし、日没後の寒さは応えたなー。
山行記録
2023-02-12T09:24:59+09:00
-
日の出山忘年山行
http://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-5161909.html
日の出山忘年山行(ハイキング/奥多摩・高尾)日程:2022-12-10〜2022-12-11メンバー: Satoshi884コース状況/その他周辺情報:特になし写真:やっぱりここが一番見晴らしがいい朝は力うどん。用意いただいた現役世代の方々ありがとう!御岳渓谷久しぶりやっと出てきました久々に皆さんとお会いできました日の出山直下にカモシカしました東雲山荘今晩お世話になります今朝は雲がかかってご来光は、、、御岳神社ちょうどトレランの大会が感想:恒例の前職山岳部忘年会に参加させていただきました。今年は部の活動制限がなくなったということで現役世代も一緒です。コロナで人と会える機会がめっきり減ってしまいましたが、久々に山仲間と一緒に飲み食いできて楽しい時間を過ごすことができました。現役は2人の参加でしたが、色々準備いただいて感謝です。
山行記録
2023-02-12T09:26:23+09:00
-
荒川前岳、赤石岳 小渋川から周遊
http://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-4892558.html
荒川前岳、赤石岳 小渋川から周遊(積雪期ピークハント/縦走/塩見・赤石・聖)日程:2022-11-05〜2022-11-06メンバー: Satoshi884コース状況/その他周辺情報:・釜沢〜七釜橋:湯折ゲートまでに大きな崩落地が2つとその他も小さい崩落がいくつもある。いづれも巻道が設定されており困難はない。・七釜橋〜広河原小屋:渇水期かつ直近でのため渡渉は膝丈ほど。キタ山沢より少し上が一番深いがそれでも膝上程度。(場所を選べば)・キタ沢向かいの尾根〜井戸沢ノ頭:取り付きから高さ100mと2003mP手前、2553mP手前が急登で露岩があるがルーファンと鹿道を利用すれば回避可能。通行困難は少ないが急登かつ倒木を交わすので予想以上に体力を消耗した。2553mP〜2588mP(井戸沢ノ頭)までも通行に意外に時間がかかってしまう。・井戸沢ノ頭〜荒川前岳:2558mP過ぎのコルから続く沢を無理やり降りれば一般道に合流できる。あとは一般道。体力の消耗が激しければ高山裏避難小屋に下りるのも一考の価値あり。一般道は前岳西の道が崩落が進んで落ちかけていたので若干注意。11/5時点では東面で雪も少なくノーアイゼンでOK。・荒川前岳〜大聖寺平:一般道なので大きな問題なし。11/5時点では東面で雪も少なくノーアイゼンでOK。・大聖寺平〜赤石岳一般道なので大きな問題なし。11/5時点では東面で雪も少なくノーアイゼンでOK。・大聖寺平〜広河原小屋:船窪まではハイマツが迫り出してきて道が消えかかっている部分あり。それ以降は2000m付近までは非常にルート明瞭。2000m以下は倒木により道がわからなくなっている部分が多数あった。小屋まで降りる部分は下りは良いが登りでは取り付き点が非常にわかりにくくなっている(ピンクテープはあるが)。写真:紅葉がいい感じ。無事下山です!お疲れ様!崩落地を越え。広河原までの分岐に到着。アタックザックをデポ。奥に恵那山が見える。ようやく2553mP到着。やばい場所はなかったが、体力を思った以上に消耗した。あとは一般道。高山ノ滝紅葉とのコラボが良い。井戸沢ノ頭を目指します。こんなところに一升瓶と一斗缶!自然林だが林業で木を切っていたんですね。しかしこっからどうやって下界まで持ってく?倒木だらけ。体力を消耗した身体にこの登りが辛い。。。橋到着。七釜橋が見えた!中は綺麗。下に降りると苔むしたゴーロ帯を行けば。キタ沢出合まできました。トンネルです。手前が割と崩れており要注意。前岳までの稜線は崩落が進み落ちかけている。乾燥マイタケ発見!一回巻きの木前岳手前のピーク到着。ハイマツが繁り道が消えかかっている。日没は過ぎたが、暗くなる前にぎりぎり到着。福川に出る。取り付きから標高100mは結構な急登。露岩もあるが木もたくさん生えているので困難はない。聖、兎、中森丸山に大沢岳奥に光も見える。鹿道に誘われて。中岳がガスの隙間から見えた。小渋川。今からあそこに降りていきます。大聖寺平眼下に高山裏避難小屋、発見。南アルプスのライブカメラ?赤石の方から日が昇ってきた!コルまで行って、木々をかき分け無理やり一般道に降りる。(一般道に降りる鹿道はありません)ザック回収。ここが井戸沢ノ頭かな?紅葉と高山ノ滝下には虹がでている!あと少し。赤石岳この距離でこの二つを同時に見られるのはこの場所だけ。昨日はかなり内臓にダメージを負っていたが、だいぶ回復。出発です。振り返ると荒川岳。下部は倒木で道が不明瞭。でもこんな立派な梯子もある。ありがたい。小渋温泉跡水量は少ない。あと少しだがそれが遠い。しかし疲れて脚が進まない。到着後、寝不足と脱水、疲労で食欲がわかず。水分補給後、小一時間寝ました。仮眠後は回復し、ラーメンをいただく。榛沢あと少しです。船窪。確かに船形の窪地。ウエンストンが泊まったんだとか。広河原小屋到着。塩見は生憎ガスの中。ガスもででかなり冷え込んできた。ドリンクも少しずつ凍り始める。聖の奥は、大無間と風入ラズの尾根。隙間は信濃俣と中ノ尾根かな?下山開始。振り返って井戸沢ノ頭湯折ゲート到着。渡渉開始!おおむね渡渉は膝下くらい。この景色も見納め。紅葉が見頃。少し上がればだいぶ楽になる。湯折ゲート七釜砂防ダムの碑を過ぎると下りに転じます。車はここまで。出発です。荒川小屋がみえた!が、なかなか着かない。早速崩落地小赤石到着。ハードな急登。加えて倒木越えが体力を奪っていく。。。辺りも焼けてきた。雪で多少滑るので軽アイゼン装着(なくてもよかった)富士山の方からご来光キタ山沢たまにブッシュも。避難小屋で冷凍ビールの無人販売してました!荒川の隙間から間ノ岳が見えてきた。赤石岳。ここからはバリエーション。キタ沢向かいの尾根から取りつきます。朝日に紅葉が照らされてとても綺麗。翌朝。朝焼けの中に富士山のシルエット。南は富士山に近いね。落ち葉のサクサクの道も気持ちいい。荒川岳もモルゲンロート。ダマシ平を超えて、小赤石に向かう。沢グッズのデポ地に戻ってきました!沢装備に着替えて最後頑張ります!デポ地が見えてきた。荒川岳と昔の昭文社の地図には「棒沢までは左岸を行けば渡渉なし」とあったが、今はここから渡渉が必要。崩れていない道でも落石がゴロゴロ。中央アルプスに御嶽、乗鞍、槍穂高がよく見える。中岳。ここの避難小屋にするか荒川小屋まで行くか葛藤。疲れた足に河原歩きはきつい。結構ガスってきた。2つめの大きな崩落地。こちらも豪快。崩落地まで戻ってきた。キタ山沢七釜橋見えました。ガスと日没が迫っている。下に降りて一旦休憩。だいぶ明るくなってきた。沢道具をデポし、小渋川から水を汲む。赤石に向かいます。最後の渡渉点まで戻ってきた。平成4年とは思った以上に新しい。幅200mくらいが全部落ちている。。。そうそう復旧できなそう。振り返る。大沢岳に中森丸山悩んだ挙句、明日の行動を考えて荒川小屋に向かう。中岳は目と鼻の先だが、時間的体力的に今回はパス。林業用のワイヤーが伸びてる?この尾根の記録はないようだが、昔は人が入っていたか。最後の崩落地です。モノレールは河床に向かっていました。榛沢上から巻くが一応細引きつけてくれている。赤石が見えた気づいたらPRO TREKダウン⁈何しても反応なし。。。超重要アイテムなのにタイミングで?なぜ?(七釜橋でなぜか復活してほっとしたが、脅かさないでよ!)富士山ドーン!沢シューズ+ネオプレン+チャリの冬用レーパンに換装!駿河湾が光っている。ようやく前岳到着。工事用のモノレール?倒木帯も。一応記念撮影。紅葉が見頃ですね。今年度中にとても直せるレベルではないように思えたが、、、別の場所のこと?中央、北アルプス方面。赤石岳到着です。感想:ずっと気になっていた小渋川からの赤石に行ってきました。以前塩見に行った帰りに寄った赤石荘で外国人の方から教えてもらったルートです。時期的に渇水期かつ上もそこまで積雪はないし、しばらく雨が降っていないという好条件。もうここで行くしかないというタイミングでした。ルートは広河原小屋ベースにピストンも良いが、できれば荒川岳も含めて周遊したい。ただ、手前で尾根に上がると沢道具も持っていかなければならないかつ小渋川の渡渉状況もわからない、、、とあれこれ考えながら地図を見ていると、キタ沢向かいの尾根から上がれば色々と都合が良さそういうことでここに決めました。案の定、ルート的には難しい場所はなく、斜度がきつい部分もありましたが大正解でした。誤算としてはバリエーションで標高1300m程稼ぐために体力を予想以上に消耗したこと。一般道に出てから前岳までの標高550mの登りでたまらなくきつい思いをしました。筋肉というより内臓にかなりのダメージを負い、荒川小屋についてもすぐには夕飯にありつけませんでした。翌日は消耗した体力も回復し、快晴の中ルンルンで赤石をピストン。富士山や駿河湾、南北の南アルプスのスターたち中央アルプス、北アルプス全部独り占めでした。帰りは小渋川への下降中サングラスを落としてしまったのは痛手でしたが、紅葉真っ盛りの中、流れの穏やかな小渋川を一人堪能しながら下山できたのは良い思い出になりました。またタイミングが合えば行ってみたいルートです。
山行記録
2022-11-07T12:59:37+09:00
-
姥ヶ岳
http://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-4842139.html
姥ヶ岳(ハイキング/朝日・出羽三山)日程:2022-09-21(日帰り)メンバー: koukouichi Satoshi884コース状況/その他周辺情報:危険箇所なし写真:山頂つきました!ご褒美のリフト。リフトの時間も迫っているので早々に降りる。ウメバチソウ長男はどんどん登る!リフト気に入ったよう。山頂はガスが沸いているが出発。次男は初めての山。嬉しそう冷たい雨が上がって晴れ間が見え始めた。ただ、月山は濃いガスの中。山頂はかなりの強風と低温(体感5度くらい)。とりあえず姥ヶ岳目指し出発。負けじと次男も頑張る!オヤマリンドウ早くも歩けないそうです。。。おんぶのつもりで登ったが、次男は全部歩き通しました。長男は元気。あるあるですが、下山後スッキリ晴れました。姥ヶ岳はなんとかガスの下。感想:実家ついでに家族で月山登山に行きました。月山はリフトで簡単に登れ手軽に森林限界の世界を味わえる山。幼稚園児にはもってこいの山です。当日、下界は晴れていましたが、姥沢に行くと生憎の冷たい雨、、、仕方なく下の発電所付近で昼食だけと思っていたら、急に晴れ間が。急遽、姥ヶ岳岳でもと思い再びチャレンジしました。子連れでも往復1時間程度の行程でしたが、高山ならではの景色や雲の中に入る体験などで子供たちは大喜び、とても良い山行でした。次は月山山頂まで行きたいね。
山行記録
2022-11-06T08:44:59+09:00
-
信濃俣河内(増水で第2ゴルジュ敗退)、イザルヶ岳南東尾根
http://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-4607139.html
信濃俣河内(増水で第2ゴルジュ敗退)、イザルヶ岳南東尾根(沢登り/塩見・赤石・聖)日程:2022-08-14〜2022-08-17メンバー: Satoshi884 TYosコース状況/その他周辺情報:全体として台風8号の影響でかなりの増水で事前に調べていたような状況ではなかった。入渓点:ダムのバックウォーターは信濃俣大吊橋まできておらず、吊橋直下から入渓可能入渓点〜西河内:水位は股下で渡渉では何度もスクラムを組んだ。(途中であった釣り師によると台風翌日は胸まで水があったそう)瀬戸:白泡うずまく洗濯機状態で水線通しは不可能。右岸から巻いて突破。瀬戸〜三俣:相変わらず水位は股下で水勢もものすごいがスクラムを組んで突破可能。第一ゴルジュ:爆水で滝は基本的に高巻きせざるを得なかった。始めの綺麗な釜を持った滝は左岸を泳ぎ、ザックピストンで滝横の取り付きから突破。後半の滝でも一箇所右岸のクラックを空荷で突破し、ザックピストンした。その他、脆いルンゼや苔滑り巻きで予想以上に時間と体力を消耗。第二ゴルジュ:短いが狭いので水勢がすごかった。一つ目の屈曲点を過ぎた場所までいけたが、最狭部が門のようになり白泡をともなった強烈な流れとなっており、とても突破できる状況ではなかった。二つ目の屈曲部の尾根は切り立っておりそこを巻くことは不可能。一つ目の屈曲部には尾根に上がれそうな棚があったのでそこを利用すれば2つの屈曲(第二ゴルジュ)全体を巻くことはできるかもしれない(行っていないので降り口の状況はわからないが)。イザルヶ岳南東尾根:第二ゴルジュ手前から取り付き可能。一部ルンゼ上部の巻があるが大きな困難はない。最上部は50m程背丈ほどのハイマツ漕ぎがある。沢からの逃げのルートとして使える。その他一般道:一般道なので特に問題なし。ただ長い。写真:水も豊富に出ています。この勢いでは渡渉もなかなか辛い。TYさんを待つ間に仁田岳へ。大岩下の水場。信濃俣大吊橋。去年の三月に渡ったけど、今回はスルーです。第一ゴルジュ終わりました。思った以上に長かったー雷鳥が出迎えてくれました。ひたすら急坂を下る。車まであと少し。真っ赤なキノコ鹿フン!1906mPの三角点。綺麗に残っている。依然としてガスガス&強風+時々雨です。到着です。お疲れ様でした!どこの滝も洗濯機状態。三俣まできました。ここを過ぎるといよいよ第一ゴルジュです。希望峰。風がものすごい。畑薙大吊橋。あとはダムまで河原を進む。台風直後でもダムのバックウォーターは来ていない!ラッキー!ほっと一息。左岸を?巻きます。トポ図にあった2段の滝。上から。右の岩影にTYさんが登っています。咲いているのは白山風露くらい。まずは林道歩きから。水は股下ほどで、渡渉を何度かスクラムで突破しました。途中降ってくる釣り師に話を聞いたところ、さらに上流部は胸まで水があったとのこと‼︎(かなり慣れた方のようで我々には無理!)割としっかりした道。でも慎重に!三吉平付近。分岐まで来てようやく落ち着く。あとは一般道。茶臼小屋まで行くか悩むが、体力、時間を考えると厳しいので、光岳小屋で幕営することに。仁田河内の奥に仁田岳見えました。屈曲点のコル。巻けるかと思ったら、取り付きが悪くそもそも激流で渡渉が不可能なので無理ですね。例え取り付けても上部も悪すぎ。水量は減ったけど、依然として勢いはある。イワカガミの群落。だいぶ高度上がってきました。やっとダムサイトが見えた。その後もこんな感じ。とにかく水勢がすごい。しらびそ高原が見えた。やはり南ア主稜線にぶつかってガスがわいていたんですね。水量が多くアーチ上に流れています。ようやくイザルヶ岳山頂です。そこまで増水していない?ように見えた。ここでは。幕営。第二テント場は貸切です。小無間から大無間の稜線が見えた。その手前は大根沢の稜線。かなりの勢いがある。めちゃでかい蛭。20cm近くある難なく行けると思いきやものすごい水勢と水深で突破は無理でした。左の岩から巻く。噂に聞いた釣り小屋。完全にガスの中で、風もかなり強い。大井川本流の水量も少なく全く問題ない。信濃俣河内の方がよっぽど多いです。渓相はひらけていて明るい。茶臼小屋。前日ここまで来なくてよかった。かなりの行程でした。釣れたのは2匹のみでしたが、刺身にして胡麻油、麺つゆ、おろしニンニクでいただく。美味!狭いので、水勢がすごい。写真だけ見ると幻想的。実際は強風のガスの中で、コンディションは良くない。雷鳥さん先導ありがとう!滑ったら白泡の中沢沿いに下山し、吊橋を四つ渡る。4号橋。山頂見えました。思った以上に遠かった。分岐まで来ました。苔むしてきた。出かける前に記念撮影。林道、長かった。ブルドーザー?用の道が林道からきているため、容易に対岸の林道にあがれます。左壁の岩の弱点をついてクライムし、瀞場をザックピストンで突破。2号橋。ここは以前のまま。ここからヤレヤレ峠回避のため、沢沿いに下山。尾根上を考え今回はテントも持ってきました。ただこの場所は標高が低く夜は蚊の大群に囲まれることに。TYさんはタープ下だったので寝れなかったそう。時間余っているので、光岳へ。最上部地帯に入り、ようやく斜度も落ち着く。この水量では滝は基本巻くしかない。今通った光からの稜線。さっきまでガスっていたけどぬけたみたい。右岸を行く。稜線すぎれば、風もおさまり普通の樹林帯を下山といった感じ。沼平に到着。ようやく雨も上がる。腰まで浸かりへつる尾根を乗越してうそっこ沢との間の稜線へ。でも最後50m程は背丈ほどのハイマツを漕いで。釣り師のトラロープあります。とても入る気にはなれない。2匹目ものすごい爆風なので、すぐ下山します。今日が本番、出発です。西河内出合まできました。気づいたら、釣竿がない。。。流されてしまったようです。尺岩魚、楽しみにしていたのに。小無間かな?気を取り直して、第二ゴルジュ内で採ったミズをおひたしでいただく。光岳方面。下に大春木沢(信濃俣河内)とイザルまでの稜線が見える。茶臼まであと少し。崩壊部。ここは鹿ルートに従って右を通過すれば問題なし。斜度はこのくらい。この二条の滝もすごい。釜が泡で真っ白。横窪沢避難小屋。かなり立派です。上から。これでは流石に右岸はいけない。右をうまくへつれるとの記録があったが、一部スタンスはなく、泳いで滝右へ渡り、ザックピストンで突破する。最終日、光から下山だと行程が長いので、早めに出発です。ここも左岸を巻く。倒木帯。第二ゴルジュ全体を大巻きできそうな場所があったが、第一ゴルジュでもう十分沢を満喫したということで明日は目をつけていた尾根で稜線へ行くことに。沢道具を焚き火で乾かします。水呑場。ちょろちょろ出てますが、滲み出た水を集めているだけなのであんまり飲みたいとは思わない。屈曲部をショートカットすれば。初めてのピンクテープ残骸。ほぼないが、これがあったのはちょっと残念。上から。2条の滝。水勢を食らわないようヘリを行きます。この滝は右壁を行くが、苔で滑りまくっていてトラバースに結構苦労する。突破!ザックピストンします。でも途中の岩棚にザックが引っかかりかなり苦労した。。。通過後、振り返るとほぼ垂直に崩れています。この狭い滝。結構急登です。茶臼までの岩稜帯はものすごい風で何度も飛ばされそうになる。そしてようやく山頂が見えた。半島の乗越。台風直後なのに釣り師の車が。まずは水を確保する。背骨と頭は焼きからして骨酒で一杯やりました^^無事入渓点へ到着。沢支度します。山葡萄。小屋の主が植えたのかな?立ち枯れエリア。晴れていたら綺麗だったろうに。雪の影響で、ダケカンバが皆曲がっている。幕営地横から尾根に上がります。修復されて立派になった橋を渡れば、一応、テカリ石へも行く。吊橋への下降点。1年半ぶり。大高巻きになりそうだったので、滝の落口に降りる。念の為、ロープを使用。3号橋。河原を歩いていると、また雨が降ってきた。なかなかしんどい。ようやくひらけてきた。なるべくハイマツの薄いところを探して進む。イザルヶ岳がようやく見えた。最後、かなりの急登ですね。。。ウソッコ沢の小屋(廃小屋)この先が最狭部。第二ゴルジュに入っていきます。トポ図にあった大岩。左を行けるかと思いきや、白泡渦巻く激流のため、左岸から大きく巻きました。巨岩がそこらじゅうに屈曲した滝は左岸を高巻く。シャワー仁田池到着。斜度は少し緩くなったものの依然として急騰は続きます。一箇所へつるところありでました。綺麗な釜を抱えた3mの滝。記念撮影。これでようやく抜けていた稜線がつながった!第二ゴルジュ手前に幕営。うまい具合にアンダーを掴んで、ジリジリ登る。クラックは丸く削られホールドは難しい。20cmくらい頼りない橋を渡り。最後の1号橋。2つ目の崩壊部。ここは尾根上をいって、最後木の根っこを乗っ越す。上から。激流の洗濯機状態です。水嵩は15cmくらいは下がったかな。でも依然として多い。油断するとよろける易労岳つきました。アップダウンが多く結構疲れた。稜線に上がりました。ただ鹿道が縦横無尽についていてそれほどの苦労はない。巻きの途中。オリタチ沢。晴れていれば気持ちよさそう。記念撮影。本日はここで幕営することに。増水で降りられない場合は、最悪林道で一泊を考えていたので、上出来です。ここも左岸を高巻き。早速釣りに出かけ、アマゴゲット!ハイマツを抜けると、、、出合すぐに瀬戸があります。6年前来た時は林道は未舗装だったが、綺麗に舗装されていました。多分リニアのためですかね。上部はお花畑の草付き帯です。光岳小屋。池口から行って以来なので3年ぶり?門のように切り立った岩から真っ白が激流が流れており、とても突破できそうにない。ここで敗退でした。TYosさんは流石の突破力で重荷で岩上へ。私は滑って無理だったので、荷物を上げて登る。増水していないとおもったけど、結構な水勢。油断すると流されそう。出発です。しかし、だだっ広い。ミズ(ウワバミソウ)を取りつつ、幕営適地へ戻る巻きの壁が濡れているとヌメゴケがびっしりでかなり滑ります。ラバーソールには辛い。感想:2年前行こうとして体調不良で中止になった信濃俣河内に行ってきました。ちょうど台風8号が静岡を直撃し、行くかどうか悩んだ末ひとまず行ってみることに。結果として、増水のため第二ゴルジュ中盤で敗退したもののスクラム渡渉や泳ぎ&ザックピストン、記録がほとんどないバリエーションルートでの稜線回帰などとても充実した内容で終わることができました。ちょっと残念だったのが、尺岩魚が釣れるという当たりで竿が流されてしまったために釣りができなかったこと。また機会があったら、完全遡行も含めてリベンジしたいところです。泳ぎやザックピストン、その他困難な部分はTYさんの経験と技術に助けられました。いろいろ勉強になり、感謝です!
山行記録
2022-08-25T07:21:19+09:00
-
丸盆岳東尾根、黒法師、前黒法師岳北東尾根、千頭ダムから周回
http://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-4395749.html
丸盆岳東尾根、黒法師、前黒法師岳北東尾根、千頭ダムから周回(ハイキング/東海)日程:2022-06-12(日帰り)メンバー: Satoshi884コース状況/その他周辺情報:・寸又峡ー千頭ダム:中部電力の管理のため舗装されている。・千頭ダムー天地第一吊橋:倒木や林道の崩落が進んでいるがまだ通れた。吊橋も敷板が以前より劣化していたが後数年はいけそう。・吊橋ー天地のコル:とりあたまさんがトラロープをつけてくれているおかげでルーファン的には難しくない。崩れやすいルンゼの横断が何箇所もあるがバリに慣れていれば問題ない。・丸盆東尾根:登りかつ明瞭な尾根なのでルーファンは難しくなく、1500m付近までは快適に登れる。1500m以上で脛丈程度の笹が現れ、1750-1900mで背丈以上の密度の濃い笹藪となる。その区間は鹿道等をつないで登るのが賢明。そこを越えると急に笹の勢いは衰え山頂まで快適に登ることができる。・丸盆ー黒法師:鹿の平は肘丈の笹だが、それなりに人や鹿が通っているのでそれをトレースすれば良い。一般道とは言い難いが深南に慣れ手入れば問題はない。・黒法師ーヘリポート:黒法師直下の急坂は笹藪であるが、背が高く密度の濃い笹は高低差100m程度。急坂を越えると笹もほどんどなくなる。斜度や倒木でなかなか進まない。トレース(鹿道)はあったりなかったりで方角もしっかり確認が必要。二ツ山を越えると広く凸凹した尾根に入るので方角を間違わないように意識する必要がある。・ヘリポートー前黒法師岳:ヘリポートから旧林道を進めば1706mピークを巻くことができる。そこから前黒法師までの登りはトレースもあり登りやすい。・前黒法師岳北東尾根:山頂から東に少し進んだ黄色い看板あたりから北に向かう。尾根は割と明瞭なのですぐ取り付ける。1700mまでは結構な斜度。1300mまでは明瞭。1300m程度の広いピークは凸凹で分かりにくいが方角を外さなければ問題ない。1343mでは大きく東に方向転換するが尾根は明瞭。尾根沿いひたすら下ると電力関連施設が現れそのあたりで北に方向転換する。転換する場所ははっきりせず位置が難しい。高度計がずれていたこともあって下り過ぎてしまったため、GPSで正しい尾根戻った。なんとなくの尾根を下ると下部に明瞭な尾根が出てくるので、そこを少し進んだら、右の窪地を作業道を利用して下る。尾根先まで行くと10m程の崖になっており林道に降りられないので注意。最後は石積み(3m程度)になっているが木や旧梯子跡を伝って降りるか、石積みの隙間を見つけて林道に降りられる。写真:苔の壁。いい道だけど。さすがに疲れが出て登りがきつい。。。下部の尾根を見つける。斜面が急すぎてこの尾根も近くまでは見えなかった。イワカガミは少しだけ。これからかな?コシアブラの実生。意外にある。炭焼き窯あとかな?記念写真。予定より1時間早くつきひとまず安心。ヘリポートから黒法師と丸盆。なかなか良いテン場です。ただ、雲行きが怪しくなってきた。あとは自転車で下るだけ!と思ったらそういえば鍵はどうしたっけ???焦る。探してもない。絶望。大岩を巻くところが結構きつかった。天地第一吊橋夢の吊り橋。寸又峡は何度か来てるけど一回も渡ったことないな。林道が見えてきた快適な尾根。脛丈程度になってきた。結構快適な道。しばらく登れば山頂。1448mピークまで来ました。順調。吊り橋手前の崩落地。まだ人1人は通れるが吊橋の前にここがなくなるかも。天地のコルに2本の大杉が。酒瓶も落ちているし、御神木だったよう。今回の参考の無事を祈る。黒法師の山頂へこの枝を目印に右に降りる。前黒法師岳はガスの中。予定より少し早めに出発。夜からの雨は上がってよかった。深南らしいいい道。黒法師を振り返る。一応タッチ。ここから本当の後半戦。重たい自転車を担いで10kmの林道を歩く羽目に。。。下山が早かったこととロープ持ってきたことが救いか??結局、3時間半かけて寸又峡まで戻りました。。。丸盆岳山頂です。枝がすごいでも鹿がよく通っているよう。黒法師。奥にはなんとエコパスタジアムも見えた!木とか使って林道まで降りました。西山到着です。ゆるいピーク。まだまだ先は長いので黒法師に向かいます。鎌崩岳、不動岳(右に隠れている)が見えてきた。日がさしてきました不動岳はガスがかかり気味。ちょうどここ以南だけすっきり晴れていた。崩落地横を通り着きました。3度目。黒法師、バラ谷の頭タカネスミレかな?ボロボロではあるが、まだ行ける。電柱が出てきた。鹿道を利用していきます。ここの設備に至るのね。データ送信用のアンテナ?この辺から左に入るはずだったが、よくわからなかった。黒沢山、シャウズ山方面。いい感じ。コルから尾根に取り付きます。激急斜面を下り。でかい倒木。苔むしてていい感じ。倒木があるけど割と分かりやすいトラバース終了し、尾根に取り付く。ようやく本番。背丈を超えてきました。結構密度が濃く進まない。鹿道を見つけて繋いでいく。綺麗なエメラルとグリーン。黒法師直下。後少し。自転車をデポ。この時の記憶が後の悲劇を生むとは知る由もなし。。。。とりあたまさんのつけてくれたトラロープでルーファン楽させていただきました。急に笹の勢いが衰え。大無間、風入ラズの稜線がみえた水溜まりも良いアクセント。ようやく前黒法師岳到着。あとは北東尾根を下るのみ。斜度は地形からしてきつそうだけど、ルーファンは楽だといいな。イワカガミの群落。この辺は見頃ですね。笹の花が。鹿の平の笹も後数年したら笹が枯れてしまう?笹藪もいい感じだが、斜度がきつくて進まない。マイヅルソウ咲いてました。大無間と朝日岳が見えました。大無間の奥には富士山も。一応記念撮影。ようやく千頭ダムにかえってきました!この辺りから適当に尾根に入る。コルの林業用ウィンチ黒沢山に中ノ尾根、三叉山かな。奥の雲がかかっているのは池口?ここからが後半戦。笹藪に突っ込みます。トンネル潜ってボロボロの林道を行く対岸のトラバースに入ります。トリカブト下山地点を調査。やはりここかな。尾根先は崖でダメそう。本当に真っ平。シロヤシオも満開。千頭ダムが見えた。凍ってないし、勝手がわかっていたので結構早く着いた。ゲートを通り、林道に入る。ようやく笹が出てきた。以前来た時は見つけられなかったけど、最南端と言われるハイマツを発見!!!丸盆のハイマツは枯れていなかった!まだ新しい倒木。どんどん崩れてきてますね。深南らしい景色。ヘリポートへ。朝寸又峡でお会いした方が幕営してましたここだけわざわざ階段が。重い雲が垂れ込めてきた。ギンリョウソウ。なんかちょっと細い。鎌崩はきつかったな。感想:ここ1年程、ものづくりばかりやっていて深南に行っていなかったので、天地第一吊橋が落ちる前に行きたかった丸盆東尾根に行ってきた。ピストンはつまらないので千頭ダムから周回できる前黒法師岳北東尾根で帰ってくるという贅沢なプラン。ルーファンや藪漕ぎの時間ロス、消耗がどのくらいか不安でもあったが、結果的にいいペースで進め、体力的にはちょうどといった感じで行程をこなせた。前日夜まで雨模様だったが、主稜線では気持ちよく晴れ渡り、この時期でしか見られないシロヤシオやマイヅルソウ、イワカガミの群落も堪能できた。個人的には最南端と言われる丸盆のハイマツを発見できたことが何より嬉しかった。意外だったのはマダニやヒルがいなかったこと。あんなに鹿がいたのに梅雨前だからか?深南のシーズンオフと思っていたこの時期も意外とありなのかもしれない。予想外だったのは、自転車の鍵が見つからず、3時間半もかけて自転車を担いで寸又峡まで戻らざるを得なかったこと。結構斜度がきつい前黒法師北東尾根をやっとのこと降りてきてあとは楽勝!!と思っていたのに。。。しかし、その鍵が翌日、ザックのサイドボケットからチャリンと出てきた時は泣けた(T_T)
山行記録
2022-06-14T09:30:29+09:00
-
小尾山
http://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-4379840.html
小尾山(ハイキング/東海)日程:2022-05-15(日帰り)メンバー: Satoshi884コース状況/その他周辺情報:なし写真:鳥フンに似たカメムシ蓮華結構とげがいっぱいで痛いでかい杉時間ギリギリだったけど山頂つきました!1時間ほどで登山口まで下山1/25000のルートと異なり、沢を跨ぐバキバキに壊れた寺苔が綺麗前日の雨で道が川になっていてサワガニがいっぱい八丁遅くなったけど、出発です水は出てません顕光寺林道を上がる山頂まで後少し顕光寺の駐車場につきました時間微妙だけど後少しなので行ってみます根が絡み合った木沢まできました。この前にカモシカにも出会う登山口に到着炭治郎?でかいサボテン歩きやすい道長いロープかと思ったら、サネカズラでした日没まで時間がないのでさっさと下山します。古い石積みサワガニいっぱいめちゃくちゃでかい切り株だと思ったら、鳥居杉として天然記念物だったよう。駐車場まであっという間石段を上がり日没前までに無事下山息子もよく頑張った!感想:初めて息子と山に行ってきました。なんだかんだで出発が遅れ、14時過ぎからの出発。とりあえず行けるとこまでと思って出発しましたが、息子は思ったより頑張り、山頂まで行くことができました。息子の成長を感じました。ヘビやサワガニ、カモシカなど野生動物もたくさん見ることができ、息子も満足していたよう。次はもう少し眺望の良い硫黄岳とか良いかも。
山行記録
2022-06-09T10:20:44+09:00
-
水窪 山菜採り
http://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-4280722.html
水窪 山菜採り(キャンプ等、その他/塩見・赤石・聖)日程:2022-05-10(日帰り)メンバー: Satoshi884コース状況/その他周辺情報:今年は例年より1週間程早そう写真:時期が遅かったがコシアブラはだいぶ採れた。3等分して近所に配ってもまだこれだけ残った。感想:今年は思いのほか時期が早いようでコシアブラがだいぶ開いてしまっていた。タラノメは時期遅れだったもののそこそこ採れたが、ハリギリは完全に開いて終わっていた。例年、タカノツメはまだ開いておらずとれないが、今回はちょうど開いていて食べ頃であった。他、花芽のついた山椒を少々とシドケを申し訳程度に収穫することができた。やはり温暖化の影響で年々時期が早まっているのか?
山行記録
2022-05-10T01:49:59+09:00
-
会津駒ヶ岳 スキー
http://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-4280665.html
会津駒ヶ岳 スキー(山滑走/尾瀬・奥利根)日程:2022-04-30(日帰り)メンバー: Satoshi884 TYosコース状況/その他周辺情報:林道は入り口から積雪あり(一部ない部分もあったが)ショートカットルートは雪あり(シール登行可)冬ルートは積雪まばらでスキーでの登行は不可写真:結局、スキーを担ぎ直し歩いて登る薮に加えてスキーブーツで歩きにくいことこの上なし兼用とはいうもののなかなかきつい結構人登ってますシールが板にあっていなかったせいかシールの効きが悪い何度もずり落ち消耗。マンサク咲いてました!林道も滑って林道終点夏道の登山口会津駒ヶ岳山頂見えましたいくらか樹氷がついてます採れた山菜^_^天ぷらで美味しくいただきました急登のため、スキーは担いで登ります見た目以上に急でシール登行できず残雪に芽吹くブナの新芽はなんとも美しいしかしこの薮は厄介飴細工のよう滝沢尾根を振り返る若干ルーファンミスし、直接冬ルートの尾根へ滑走モードでスキーを履く林道入り口から雪今年は雪多めでよかったまずは林道を登り、登山口を目指す早速スキーを履く山頂の標です例年より雪が多いらしくだいぶ埋まってるとのこと以前、御神楽沢を詰めてここに上がってきた時はこの辺りは背丈以上のブッシュ帯だったので、2m近くあるかな?TYさん快調で速いです流石!ここでスキーに履き替えて楽々♪と思っていたのが間違いだった。。。。TYさんと記念撮影シールを貼って出発前日の激しい雨が嘘のように晴れたあっという間に滑走エリア終了尾瀬方面で記念撮影素晴らしい眺望気温の上昇で若干ストップ雪の部分もあるがなかなかよい二つ目の橋を渡り、ショートカットルートへ燧ヶ岳と至仏山至仏は案外雪が消えてます山頂まで後少し夏来た時よりも遠く感じたな会津駒東の2098のピークが見えてきた尾根上から本来の冬ルートを覗く雪がまばらで誰も登ってないですね流石ですね新調した板アタッチメント等自作したので不具合がなければよいけど。。。ガンガン滑ってTYさんの山頂直下の滑走ようやく冬ルートの沢上に合流傾斜も若干緩くなる前日に雪が降ったので雪質は良いショートカットルートでまた滑走ここで思いっきり石を踏んでしまい板に深い傷が・・・初回だったので結構ショック燧ヶ岳も見えてきました天気が良ければこちらも行きたかった薮がスキー板に引っかかり登りにくいしかし初っ端からかなりの急登。。。お疲れ様でした!ようやくヘリポート跡到着一般ルートに合流です懐かしい3年ぶり?TYさんは快調のよう感想:今年の連休は会津駒ヶ岳へ山スキーへ行ってきた。当初はKFさんも含めスキーに山菜、釣りを4泊のテン泊して遊び倒すという壮大な計画であったが、KFさんが抜け、さらに連休前半の天気が微妙ということで会津駒ヶ岳を日帰りでスキーするという落ち着いた日程となった。ただ、そう簡単にはことは進まず私のルーファンミスで初っ端から薮の急登で始まり(いつものこと?)、スキーのシールが効かず工程の半分以上を担いで上がるというなかなかハードな内容だった。スキーブーツもアルペン用よりかなり重かったのでかなり消耗した・・・登り自体は結構きつかったものの、天気は最高で燧ヶ岳や至仏、景鶴などの尾瀬の山々、日光白根山などがよく見えた。雪質も前日に雪が降ったためか割とよく、ブナ林の間を気持ちよく滑走することができた。下山後はたかつえスキー場近くの宿に泊まったが、近くを散歩中にコゴミやギョウジャニンニク、ぶっといトリアシをゲットし、山菜もクリア。釣りだけは竿がなかったのでお預けだったが、なかなか充実した山行であった。
山行記録
2022-05-11T12:33:11+09:00
-
乗鞍スキー おかわりあり
http://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-4140207.html
乗鞍スキー おかわりあり(山滑走/槍・穂高・乗鞍)日程:2022-04-02〜2022-04-04メンバー: Satoshi884コース状況/その他周辺情報:日によって異なるが、午前中はツアーコース入口の急登、位ヶ原手前の急登はシールが効かない。また、位ヶ原のトイレ以上はカリカリでシールが効きかない。肩の小屋以上はシール登行不可。アイゼン必携。ピッケルはなくてもダブルストックでOK。雪質が良く(午前硬めだがエッジがよく効く、午後はツアーコースはシャーベットに近かったがゲレンデのようだった)快適に滑走できた。写真:位ヶ原からの急登以前ここで雪崩に乗ってしまった気づいたら手袋に樹氷がつきつつあったデポした岩まできたが、何もない。。。ショック。まあ流石にこの風でここにあるわけないかトイレ ここは寄らずに左に抜ける戻ってきました位ヶ原への急登山頂です。しかたなく昨日滑ったルートを勘でたどり下山して行くと、、、なんか赤いものが!ありました!落としたバッグが! 奇跡ダケカンバの芽が赤くてきれい神々しいここからの急登がきついキックステップでいくが、プラブーツは歩きにくいことこの上なし翌日は天気下り坂だが朝はまあまあ気温は-1℃くらいで暖かいデポ地へ戻ってきましたアイゼンからスキーへどこにもバッグはなさそうKFさんと共に乗鞍へトイレ ここからはホワイトアウト先が全く見えない軽く樹氷 きれいですしかし、落とし物のバッグがある気配がない、、、以前も泊まったちょうど良い場所山頂小屋手前から青空と白い雲、雪山のコントラストがとても綺麗早速準備アイゼン引っかかるので下りは慎重にスキーをデポし、アイゼンに換装山頂付近は人で賑わっていたスキーセーリング?してる人がいました山頂が見えたエビの尻尾本日は快晴!天気は良いが暑くなりそうゲレンデ状態ですねテレビ(NHK?)がドローン飛ばしてましたよ前穂がギリギリ見えた神社にお参り幕営地帰還結構雲が出てきた申し訳ないがテントキーパーのHSさんに設営を任せてとりあえず幕営地へまずは難関の最初の急登へ何度かずり落ちたもののぎりぎりシール登行でクリアお昼で雪が緩んでいてよかったファーストエイドキットを落としてしまったことに気づきこの日も私だけ落とし物を求めておかわり山行です。。。KFさんの最新式山スキーを借りました穂高はちょうど雲に隠れてしまった朝日岳まであと少しトイレでスキーを履いてあとは降るだけDynafit軽いですが、ビンディングつけるのが難しすぎ。10分くらいあたふたするホワイトアウトの雪面なので慎重に雪面がカリカリでシール効きにくい入口の坂は結局スキー外して上がる下が白いので全く地面と空の境界が見えなかったがやっと方のこやが見えた昨日のスキーデポ地からバッグが落ちれば肩の小屋あたりにあるはず高天原はまだ見えてる山頂と高天原が見えた雪紋IYさんのポトフとちらし寿司とても美味しくおかわりしてしまった天気は最高何度も乗鞍に来ているけど、山頂は初めてトイレ直上の急登凍っている部分が多く、シールが効かない大荷物をもってリフトを降りるのは大変肩の小屋あたりはアイスバーンでほとんどシールが効かず次の難関位ヶ原手前の急登野麦峠スキー場が見える相変わらず急リフト終点にてシール&ヒールフリーアタッチメントを装着と思ったが、何もない本当に広くて良いところ位ヶ原まででた風が弱くてびっくり 快適です神々しいななんとか無事ツアーコースまで戻るカリカリ気味だったがエッジもしっかり効き、快適な滑走を楽しめました急登はシール登行無理と判断し、スキーデポ昨日はこのトイレに来てないので付近は帰りに探すことにするコルからここから滑りたかった下山後、下から。もうスキー場の上あたりまで雲がきてましたお疲れまさでした位ヶ原ガスってきてます トイレは見えるが肩の小屋はホワイトアウト感想:いろいろ久しぶりの山行でしたが、体力的には問題なく、雪山、スキー、お酒と満喫できました。唯一の誤算は、自分の詰めの甘さ。ザックに入らなくなったからといってファーストエイドキットをザックの外のポケットに入れてしまいスキー中に広大な位ヶ原で紛失。結局、下山予定の2日目もスキーデポ地の肩の小屋まで戻ることになりました。まあ、ホワイトアウトの中、奇跡的に雪面に顔を出していたバッグを発見できたからよかったですが、デポ地まで戻って無かった時の残念感は半端なかった。。。そういったトラブルがあったものの、乗鞍の山頂も踏めて、位ヶ原とツアーコースを2度も滑走でき、夜は楽しいテント泊と大満足な山行でした。今回、企画いただいたHSさん、美味しいご飯を作っていただいたYIさん、買ったばかりの最新の山スキー一式を貸していただいたKFさんには感謝です!
山行記録
2022-04-04T09:21:16+09:00
-
日の出山 忘年山行
http://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-3815635.html
日の出山 忘年山行(ハイキング/奥多摩・高尾)日程:2021-12-04〜2021-12-05メンバー: Satoshi884コース状況/その他周辺情報:特に問題なし写真:小屋、御岳山で皆さんと別れ、一人大岳、馬頭刈尾根経由で下山します。帰りのバス考えると結構時間ない。冬は葉が落ちて視界が開け気持ち良い。葉がものすごい長い松も健在でした。奥の院走ったおかげで電車の時間まで30分ほど余裕ができました。以前よくきていた魚治の寿司をいただきました。うまかった!麻生山到着後少しです夜明けです1.5℃もあり思ったほど寒くないひとまず御岳山にお参り。久しぶりです。登山口到着。軍道のバスは12時台はなく。予想通り十里木バス停まで急ぎます。あと15分しかないので走るか。山頂到着ライブカメラはあれかつづら岩、南面は誰もおらず、東面に3人パーティーがいるのみ。またいつか登りに来たい。後少しです。筑波山やスカイツリーも東京湾に浮かぶタンカーもたくさんありますね。房総半島や三浦半島、江ノ島もよく見えました武蔵五日市駅 3年ぶりYO氏と合流御岳山と奥の院一番奥が鷹巣山2/3ほどの距離を走りなんとか2分前に十里木バス停まで到着!いやーきつかった。こんな立派なトイレができてた大岳山山頂結構人が多かったです。富士山も上部がよく見えます。時間的に結構やばいので先を急ぎます。東雲山荘到着ビールお待たせしました!左下のシリウスがかけているが、冬の大三角形もみえました。右上はぎょしゃ座霞がかかっていて都心のビルがなんとか見えるくらい何度も来たけど今までで一番よく見えましたいなげやでビール18缶と昼飯を調達日の出山登山口へ日の出前の朝焼けが一番好きです日の出山山頂見えました大岳神社伐採斜面蜂のような羽音が聞こえたので上を見たらドローンが飛んでた馬頭刈山到着。なんとかいけそうな気がしてきました。日の出です琴平神社日の出山からの夜景久しぶりです鶴脚山到着。ぎりぎり間に合うか。奥のが日の出山です。三室山方面関東平野がよく見える光明山。朽ちた神社はなくなってました。感想:3年ぶりに日の出山忘年山行に参加させていただいた。行きは五日市駅前でYO氏と合流し、いなげやでビール18缶を調達し日の出山を目指した。泊まらないのに二つ返事で一緒に登ってくれたYO氏には感謝である。長い金比羅尾根の登りではあるが、YO氏とこの3年であったこと等を話しながら登ったためあっという間でした。16時過ぎには山頂に到着し、遅ればせながら山荘にビールを届ける。すでに小屋では宴会が始まっており、早速ビールで乾杯。YOさんのおでんを肴に楽しい時間を過ごす。コロナ禍でこのような時間はめっきり減りましたが、やっぱりいいですね。翌朝は山頂でご来光を拝み、8時過ぎに解散。御岳山でケーブルカー組と別れ、一人大岳、馬頭刈尾根を目指した。帰りのバスの時間が決まっているのであまりゆっくりできずかなり巻き巻きで尾根を歩く。結構アップダウンがあるためスピードが上がらない。ほとんど休まず歩き、最後のロードは走ってなんとか13時前に十里木バス停に着くことができた。帰りの行程はかなり忙しくなってしまったが、楽しい宴会とロングルートを巡ることができ、おそらく今年最後の山行を充実した内容で終わることができました。また来年もやれるといいな。
山行記録
2021-12-08T12:10:59+09:00
-
岩木山
http://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-3780774.html
岩木山(雪山ハイキング/白神山地・岩木山)日程:2021-11-22(日帰り)メンバー: Satoshi884 TYosコース状況/その他周辺情報:リフトより上は着雪、凍結あり。軽アイゼン等滑り止め必要。大沢は沢の高巻(一般道)はあるが、凍結等なし。その他危険箇所なし。写真:下山お疲れ様でした神社前の鳥居TYさんが下の小屋で待っているとのことで下山します途中爆風のため四つん這いで降りました岩木山神社に到着日本海側が見えた焼止避難小屋ようやくリフト乗り場南東の風なのでそれほど寒くないがかなりの強風鳳鳴ヒュッテ到着あまりの強風にトタンが飛ばされて登山道を塞いでたでも南東の暖かい風の影響で表面は溶けてる結構しっかりした避難小屋風も防いでくれ快適だったが長時間いたのでやっぱり寒かった日本海低気圧が来ているので早めに出発雨が降らないことを祈ります岩穴?だったかなあと少し錫杖清水かなり標高が高いのに豊富な水量火口があるがめちゃくちゃ深くて見えないもう少し寄りたいが強風で煽られるのも怖いので無理暗いうちに出るのは久しぶり凍った水溜まり日本海側十三湖も良く見える山頂到着!途中何度も爆風で飛ばされそうになりました下北半島右の陸奥湾の奥にうっすら北海道が見えているか?何箇所か高巻しないといけないような滝?がある最後の球等岩木山神社姥石神社に無事に登らせてくれたことを感謝しますリフト降り場分岐到着しかし風が強い火口湖も凍ってます大沢奥には八幡平あたりも見えてる樹林の中のゆるい坂をひたすら登るスキー場にでましたTYさんを小屋で待つ間に三笠山(岩木山のこと?)というお菓子をいただく。甘納豆を砂糖で固めたお菓子で極甘下山してから割とすぐに山頂には笠雲が運が良かった山頂が見えました流石に雪あるね昨日登った八甲田もよく見えるカラスの休場軽アイゼンが壊れたので、昨日ホームセンターで買ったスパイクを装着爪が小さいがそこそこ効いてくれる記念撮影下が凍ってきた右下に百沢スキー場も見えてますね結構遠い鳥海山がずっと見えているがなかなか近づかない感想:前日の八甲田は天気もまずまずで素晴らしい山行だったが、この日は日本海低気圧が接近している関係で雨の予報。ただ、午前中はきても温暖前線で南風なので、朝速攻で行ける可能性はあるとみて前日に嶽温泉まで移動し、早朝判断することにした。当日朝、雲は多いもののうっすら月も見え悪くない。ということで急いで準備して出発した。(KFさんは下で待機)最初は暗い中、ヘッデンをつけてひたすらゆるい坂を登る。途中TYさんが調子が悪いということでリフト場あたりで落ち合う約束をし、先に行かせてもらう。長い樹林を抜けると、ようやくリフト乗り場に着いた。風が強くキャップが飛ばされそうになった。まだ雨は降りそうになく意外にも山頂付近がよく見えている。リフト乗り場より上は雪が積もっており、前日にホームセンターで買ったスパイクをつける。爪は短いがまずまず効いてくれる。リフト降り場分岐より上は風の通り道になっていて爆風が吹いていた。何度も風でよろけながら登っていく。ただ、南東の風なので比較的暖かい(体感0℃くらい)。鳳鳴ヒュッテを過ぎ、最後の登りでは山頂直下でものすごい風の場所があり、四つん這いでなんとか這い上がる。そこを過ぎるとようやく山頂到着。さすがに誰もいない。当初は雨混じりのガスと予想していたが、意外にも青森を一望でき、岩手の八幡平や岩手山?、北海道?もうっすら見えるほどだった。TYさんも調子を取り戻し上まで来ているということで40分ほど山頂の小屋で休み下山を開始した。鳳鳴ヒュッテでTYさんと落合い、懸念していた坊主ころがしでの凍結がなさそうということで百沢ルートで下山することにした。沢はほとんど風がなくむしろ暑いくらいだった。大沢からは弘前市街がよく見え、気持ちの良いルートだった。特に危険な場所もなく順当に下山していき、岩木山神社まで迎えに来ていただいたKFさんと落合った。今回の青森遠征の日程では天気的に岩木山は半分諦めていましたが、KFさんとTYさんが"せっかく来たから行こう"と後押ししていただいたおかげで行けました。その他、津軽の名所をいろいろ連れて行っていただいて感謝です。タヌキの湯も最高でした。
山行記録
2021-11-28T11:45:50+09:00
-
北八甲田 周遊(高田大岳、大岳、井戸岳、赤倉岳)
http://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-3780708.html
北八甲田 周遊(高田大岳、大岳、井戸岳、赤倉岳)(雪山ハイキング/十和田湖・八甲田)日程:2021-11-20〜2021-11-21メンバー: Satoshi884 TYosコース状況/その他周辺情報:酸ヶ湯〜仙人岱:下部は凍結しきれておらず、氷混じりのぐちゃぐちゃ帯が所々に。地獄沢の木の橋は凍結しておりアイゼンがないと危険。仙人岱〜小岳:樹林帯は分厚い氷が張っておりアイゼン必要。小岳〜高田大岳:ノートレースだったが、ラッセルは脛丈程度。コル付近の水溜まりは完全凍結しておらず避けて笹藪を通った方が無難。高田大岳までの上りはアイゼンがあれば問題ない。仙人岱〜赤倉岳:風が強かったが問題ない。大岳から鞍部避難小屋までの沢にそこそこ雪が吹き溜まっていて道が分かりにくい。アイゼンはいる。宮様コース:笹藪が迫り出し、足元はぐちゃぐちゃ帯が続く。凍結はほとんどしていない。毛無岱:ひたすら木道。上毛無と下毛無間の急な階段は凍結するとかなり危険。写真:針のような樹氷。とても繊細で美しい。水場。凍結はしていなかった。地獄沢が見えてきた右の硫黄岳にはうっすら樹氷がコルから高田大岳。なかなか良い所だった。上部の繊細な樹氷。この辺りはあまり風が強くないのかな。上毛無と下毛無間の急な階段。氷が溶けていてよかった。もう少し凍って欲しかった。木道の端が怖い 今回は運良くそれほど滑らなかったしかし風が強くて。鼻と耳が凍りそう。硫化水素ガスのせいか一帯が枯れていた木道に入り小岳も見えてきた空もいい感じ記念撮影井戸岳の火口は見えず。大岳の火口もこちら側からよくわかる。中は綺麗で設備も最高。地元の有志の方々がとてもよく管理している。大岳、井戸岳、赤倉岳がよく見える。南八甲田主峰の櫛ヶ峯、なかなか綺麗な山でもアイゼンはなくてもいける下部は終始ぐちゃぐちゃ帯。酸ヶ湯温泉見えました。酸ヶ湯駐車場KFさんはここから降りるということで、TYさんと井戸岳、赤倉岳へ。高田大岳上部は結構な急坂。コル手前のぐちゃぐちゃ帯。笹藪のヘリを通りクリア。小岳に登り返します。休憩所で記念撮影。火口湖は皆凍結。小竹まで戻りました。お疲れ様でした。すると急にガスが抜けてきた。日頃の行いが良いから?(笑)登山口地獄沢も過ぎあと少し小岳、大岳あっという間に仙人岱早朝はガスの中だったが、出る頃には小屋付近は上がってきた。西からかなりガスってきたので、下山します。小屋で地元の方に聞くと、この時期高田大岳まで行く人はほとんどいないとのこと。通りで最近誰も行った形跡がないわけだ。とはいうものの雪も最大脛丈で道もはっきりしているので問題なし。樹林帯を抜けた宮様コース。笹がかなり被ってきている。樹氷に覆われた祠は神々しい。ようやく毛無岱へでました。右から大岳、井戸岳、赤倉岳。大岳上部はガスの中。祠につくと、青空が見えるようになってきた。ロープウェイ駅も見えた。ホシガラス。寒いのに元気でした。高田大岳到着。誰も着てないかと思ったら、谷地温泉からきた足跡があった。美しい。なかなか良さそう高田大岳の登り。所々、木が被っている。硫黄が析出している若干雪や凍結があるが下部のトラバースは問題ない。早々に下山。仙人岱ヒュッテ出発早々に前日壊れた軽アイゼンの補修にかなり手間どう。地獄沢はうっすら雪樹氷が成長しつつある。北からのルートもトレースなし下山路は意外にハイマツが迫り出し抜けにくい。KFさんと別れ、TYさんと高田大岳に向かう。小屋では地元の山岳会の方含め、盛大な宴会。皆、良い方ばかりでとても楽しく過ごさせていただきました。ありがとうございました。軽アイゼン装着。小岳までの登り。意外に分厚い氷が道を覆っている。夏はぐちゃぐちゃかな?まずは後藤伍長に挨拶大岳鞍部避難小屋。三階建でとても立派。小岳バックに記念撮影東峰の祠赤倉岳です。何も見えない。小岳到着。道標が大岳山頂となっていて紛らわしい。ちなみに奥の山は高田大岳。コル南東側。奥入瀬とうっすら十和田湖が見えた。空荷で高田大岳まで向かいます。手前が小岳でその奥が高田大岳。結構あるな。。。大岳着きました!何も見えないし、風が強烈。大岳あらりはだんだんガスってきた翌朝はひつまぶし茶漬けで。ハイマツに樹氷がかかってきた大岳出発するころになると上空の雲が晴れてきた中も綺麗だが、ストーブはなく広過ぎて寒そう。感想:青森在住のTYさんの計らいで青森遠征に行ってきました。まずは八甲田です。当初は野湯をベースに北と南を日帰りで巡ろうと思っていましたが、南八甲田は行程が長く、藪や泥がひどいということで、北八甲田のみとしてゆっくり避難小屋泊まりで行くことにします。初日。天気はまずまず。大岳もよく見え、雪もいい感じについていて綺麗。酸ヶ湯駐車場で早速準備し、今日泊まる仙人岱ヒュッテまで向かいます。下部は凍結しつつあるも歩きやすい。トラバースを過ぎると地獄沢に入ります。ここは日陰になっており結構凍結している。木の橋も二箇所あり、凍結しているためかなり慎重に渡る。周りのハイマツやダケカンバには樹氷がつき始め飴細工のようでとても綺麗です。振り返ると南八甲田の櫛ヶ峯が白く輝いている。そうこうしているうちにあっという間に仙人岱ヒュッテに到着。外観は古いものの中はとても整理されていて綺麗な小屋です。今晩は地元の山岳会の方々が宴会をしに来るということで賑やかになりそう。我々もザックをおろし、サブザックに必要なものを詰め小岳、高田大岳に向かいます。小岳までは皆行くようで踏み跡もしっかりしている。ただ、思った以上にルートが凍結しておりアイゼンをつけて登って行いきます。小岳に上がると大岳、井戸岳、赤倉岳がよく見えとても良いロケーション。記念撮影にはちょうど良いです。KFさんはここから小屋に戻るということでTYさんと高田大岳に向かいます。小岳より先はノートレース。最大脛丈ほどのラッセルなので問題はなし。高田大岳を目の前にしながら降っていきます。コル付近のぬかるみゾーンは凍結し切れておらず、氷に乗るとズボッと泥に落ちてしまうので縁を伝ってなんとか進みました。登り返しは急登であるものの道は悪くなく、高田大岳に到着。我々だけしかきていない!と思ったら、谷地温泉から上がったと思われる足跡が。まあ、しょうがないですね。高田大岳からの景色も素晴らしく、十和田湖や八戸方面までよく見える。日が出ているためか気温もそこまで低くなく写真を撮りまくり40分程ゆっくりしてしまった。そのまま来たルートを戻り、アイゼンが片足壊れた以外問題なく小屋に戻る。すでに宴会が始まっており、到着早々そこに混ぜていただく。皆さん良い方ばかりでこの晩は本当に楽しい時間を過ごさせていただきました。2日目。朝はあいにくガスの中で何も見えず。行程も短いのでゆっくり出ることに。気圧配置的には悪くないはずなので山でガスが湧いてると予想していたが、案の定、出る頃には小屋付近は上がってきた。ただ、大岳はガスの中。出発早々、修理したアイゼンが外れ直すのに手こずる。。。やっぱりプラベルトはダメですね。KFさんの針金とスパッツを駆使してなんとかアイゼンを直し、再出発。大岳に取り付くと結構風が強い。あたりも樹氷が発達しつつあり、5cmほどの海老のしっぽができている。眺望はイマイチだがこれはこれで幻想的です。山頂からの火口を楽しみにしていましたが、ガスガスで全く見えず。風も強いので体感的に-10℃ほど。寒いので記念撮影をして早々に下山を開始します。コルまで降る道は先行者のトレースがあったので楽させていただきました。鞍部避難小屋で少し休憩。かなり立派な小屋で3階まである。が、ストーブはなく広過ぎてちょっと寒そう。仙人岱の方が人気というのも頷ける。ガスガスなのでKFさんはここから下山するということで、TYさんと2人、井戸岳と赤倉岳を目指します。相変わらずガスの中でなかなかの強風。寒くて鼻が痛いので目出し帽をつけて進みます。井戸岳、赤倉岳を早々に通り過ぎ、稜線の端っこにある祠に着くと急に青空が見えてきた。八甲田の神様のお恵みか、ここから急にガスが晴れ始め下のロープウェイ駅や毛無岱が一望できました。そこからは幻想的な景色の中の下山となり、本当に素晴らしかった。コルまで降った後はぐちゃぐちゃ道のトラバース(宮様コース)と毛無岱の木道を下るだけで、あっという間に酸ヶ湯温泉まで下山することができました。初めての八甲田でしたが、本格的な積雪前のちょうど良い山と青森の山岳会との楽しい宴会を堪能できた素晴らしい山行でした。翌日は岩木山。低気圧接近前に行って帰ってこれるか?
山行記録
2021-11-28T11:39:49+09:00
-
富士山きのこ狩り&八合目まで
http://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-3569035.html
富士山きのこ狩り&八合目まで(キャンプ等、その他/富士・御坂)日程:2021-09-25〜2021-09-26メンバー: Satoshi884コース状況/その他周辺情報:特になし。写真:まずまずの成果。帰りは終始小雨だった。やはり富士山ということで、足元が砂利砂まみれ。前日午後から雨続きだったので上へ行くかどうしようかと思っていたが、朝になって晴れてきたので行くことに。ありました。ハナイグチ!結構出てきたが、老けてしまったものも多い。上まで見える。ちょっとやる気出た。キヌメリガサレモン色が綺麗人が入っていない場所であれば結構とれた。ガスってきたので、砂払で休憩。八合目。ここでガスが降りてきて景色も良くないし、みぞれ降ってきたので、面白くもないので引き返すことに。下山後確認したら、今年の初冠雪だった。雲海。上部の層雲がなければ景色は良かったが、そのおかげで暑くないので登りやすい。朝、雲海の上は晴れ渡っていた。小屋の方に聞くときのこは採れそうとのこと。感想:山の会のきのこ採りに3年ぶりの行ってきた。前回は豊作の年でハナイグチなど大量に採れたが、翌年はほぼとれなかったとのことで今年はどうなるか??小屋の方に聞くと終わり頃だが、まだまだたくさんとってくる人がいるとのことで期待できそう。きのこに詳しい地元のSさんは収穫済みのものを持参。さすがです。コロナの影響か、例年より少ないものの人はそこそこ入っている。登山口付近を探すがすでに採られているようで見つからない。奥まで入るとキヌメリガサなどポツポツ出始め、メインターゲットのハナイグチも出始めた。なんだかんだ言って、最終的にはきのこ鍋が2杯分くらいできるくらいの量が集まった。小屋の鑑定は混んでいたのでパスし、安パイなものだけ食べることにした。午後からはガスが濃くなり雨模様。夜通し雨が降っていた。翌日の朝は意外と晴れて?、山頂がくっきり見えた。Kさんが山を歩きたいのとことだったので、他のメンバーと別れ山頂まで登ることに。停滞した秋雨の影響で夏のアルプスを中止していたため、約4か月ぶりの山登り。富士山特有の単調な坂を登っていく。調子はまずまず。七合目付近でガスが降り始め山頂が隠れる。んー、どうしようかなと思っているとパラパラとみぞれが。昔上に上がったときは雪で何も見えなかったので次は晴れた時と思っていたのと、Kさんもキツそうだったので、ここで引き返すことに。降りは砂や小石の斜面で楽だが小石が靴に入って痛かった。スパッツ持ってこれば良かった。今回はあまり歩かなかったが、きのこも十分量採れ、なにより数年ぶりに会の皆さんとお会いできて楽しい時間を過ごすことができたのが一番の収穫でした。
山行記録
2021-09-26T09:37:40+09:00
-
立岩クライミング
http://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-3431107.html
立岩クライミング(アルパインクライミング/東海)日程:2021-07-10(日帰り)メンバー: Satoshi884写真:登ったら懸垂で下降。西の壁を行ったり来たり。感想:KNさんのお誘いで久しぶりの立岩。1年ぶりくらいなので心配だったが、一通りのことはまだまだ覚えていた。KNさんは久しぶりで忘れているという割に初っ端からリードで上がっていった。流石です(私にはその勇気はなかったです…)。登ったのは中央クラック3本に西の壁4本。西の壁は全て登ったらセットし直し懸垂で下降し、勘を取り戻す(中央クラックはザイル40mでは足りず懸垂不可)。難しいことはしなかったが、やはり定期的に岩をやっていないとダメだなと改めて思った。バリエーションではたまに懸垂使うしね。忘れないようまた来よう。
山行記録
2021-08-10T01:50:42+09:00
-
魚野川 沢遊び(小ゼン沢ピストン)
http://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-3255032.html
魚野川 沢遊び(小ゼン沢ピストン)(沢登り/志賀・草津・四阿山・浅間)日程:2021-06-04〜2021-06-06メンバー: Satoshi884コース状況/その他周辺情報:ゲートからオッタテ峠までは、整備されており笹も刈り払われている。ただし、急登部分は滑って滑りやすい。熊の糞やカモシカの足跡あり。野生動物に注意。小ぜん沢も釣り師が入っているため、なんとなくの道はある。なめ滝や数mの小滝はあるが、目立った大きな滝は出合のネジレゼンまで無い。ヘルメット、ロープは持っていったが、ハーネスや下降器等は不要。写真:まずは刺身♪幕営地のヨブスマソウ(ドウナ、ホンナ)。地元ではドホイナという。熊の糞。タケノコたっぷり食べてそう。会いたくはないね。この寒さでKFさんの足が攣ってしまい。本日はここでビバークすることに。ミツバツツジ?早速、釣りに入る。ひたすら登ります。下がぐずぐずなところも多く滑る。ニリンソウGET。幕営予定地までは2時間ほど。シラネアオイが咲いてました。ヤマザクラがの花びらがたくさん。もう6月なのに。とりあえず一杯としたが、全身ずぶ濡れで寒い。ビールより梅酒のお湯割りが染みた。こっちでした。モミジガサ。しかし、生で食べるとこちらが苦いとは知らなかった。笹藪を潰してなんとかタープを張り一夜を過ごす。薪が少なく、濡れに濡れていたので焚き火も火がつかず。KFさんのダウンシュラフがずぶ濡れ、私のも濡れた身体でシュラフが濡れ、なかなか辛い一夜でした。ずぶ濡れの装備を一斉に乾かします。崩れた雪渓。年のよってはスノーブリッジが残っているそう。稜線に出ました。青空がいい。かなり上部でこの水量。魚野川本流の渡渉ができるか?沢の水量も平水に戻る。綺麗な流れ。雪が残っている。前日の幕営地まで戻ってきました。割合ちょうど良い場所だった。本日の一番、いただきました。この雨で普段は流れのない部分でも結構水が流れている。雪解け水が冷たい。小さいのは塩焼きに。高沢山の方を望む。日が出れば明るく綺麗な沢。記念撮影。朝までもつよう、どんどん燃やします。今晩は乾いたシュラフでよく寝れました。ショウジョウバカマ。今回の収穫物。間違ったものもあったが、こんなに山菜が採れるとは。雪の上を越える。最後は尻焼温泉で疲れた身体を癒す。米を炊いて酢飯を作り、ちらし寿司に。これが絶品🎶岩の乗越が結構辛い。中骨と頭は焼きからして骨酒用のお土産にします。シラネアオイの群落。早速、焚き火。45分ほど歩くと馬止め登山口到着。予定では本流で幕営だったが、日当たりがイマイチと言うことで。出合いまで残り25分程の日当たりの良い場所で幕営することに。良いなめ滝。思ったほど滑らない。小滝が出てきました。林道歩いて、昼過ぎにゲート到着です。お疲れ様でした!オクモミジハグマ。こっちがしどけと思って採ってしまった。オッタテ峠から高沢山の方に行くとすぐ小ゼン沢下降点が見えます。少し伸びてるけど、ウドGET!ようやくオッタテ峠到着。結構、魚影は濃いものの。ぶどう虫ではあまり食いつかず。休憩していたら、斜面にサンショウウオが。ハコネサンショウウオ?上部は小さいなめ滝が多い。カモシカの足跡。本日の収穫。これから下降する鷲巣尾根。奥に白根開善学校が見える。私は3匹のみ。KFさんは4匹GET。でも2人で食べる分にはちょうどいいか。ハリブキの新芽。ウコギ科なので帰って天ぷらにしたが、まあまあ美味かった。あとは帰るだけだが、酔っ払って釣りをした際に右膝を鋭利な石に強打したため、うまく歩けないのが辛い。しっかり雨の中、出発です。結構急登。お楽しみがたくさん入ったザックが重くのしかかる。最後は笹藪ですが、沢筋には生えておらず簡単に避けて上がれる。右手前から草津白根山、浅間山、榛名山日をまたぐ頃、雨が止み。朝からは晴れてきました。太陽の力は偉大。初日は雨よくわからなかったが、なかなか良い尾根です。どの滝も簡単に巻けます一杯やったところで釣竿を持って本流へ。ネジレゼン上部。デポしたKFさんの軽アイゼン。左岸のブッシュ越えれば本流です。焚き火を盛大に。五三郎小屋からの沢との出合だいぶ源頭部まできました。奥の山は岩茸山。登山口到着。こういうところも下手に巻くより、水線通した方が楽に行ける。お土産の骨酒は、燻た香りと旨みが凝縮された一品でした。上部はマイヅルソウの群落。鳴き声や落石があったかと思ったら、カモシカが。こちらの様子を伺っている。トリアシショウマGET!と思ったら、サラシナショウマの方でした。。。同じく食べられますが、結構苦い。草津白根山がこんな近く見えるんですね。でかいのをイワナの刺身、ちらし寿司にします。膝が痛くどうにも曲がらないので降りを心配していたが、オッタテ峠に残置されていた竹槍?を借りる。助かった。感想:以前からKFさんに誘われていた魚野川にようやく行けた。梅雨の時期なので雨は覚悟で行ったものの、初日は寒さで途中ビバーク。雨で焚火を起こせず、ずぶ濡れで凍えながらの一夜はなかなか辛かった。打って変わって2日目は気持ちの良い晴れ。歩いているうちにあっという間に濡れた衣服は乾き、日当たりの良い幕営地ではシュラフ類もしっかり乾かせた。小ゼン沢下部には薪も豊富で焚き火を盛大に燃やした。その後、魚野川本流まで降りてイワナを釣りへ。泡沫帯では釣れたものの瀞にたくさん泳いでいるものは餌のぶどう虫には全く反応なし。まあ、2人合わせて7匹釣れたので、食べる分としてはちょうど良い。夕飯はイワナの刺身にちらし寿司、塩焼き、山菜(ウド、コシアブラ、ショウマ、ホンナ)の天ぷらと盛りだくさん。特に寿司とおろしニンニク、ごま油と麺つゆで食べる刺身が美味だった。イワナ釣りの帰りに酔っ払って転んで右膝に流血を伴うかなりのダメージを負ってしまったため、帰りはうまく歩けず辛かった。下山後は尻焼温泉でまったり湯に浸かり、帰路に着いた。
山行記録
2021-06-07T10:23:49+09:00
-
神崎川上部遡行
http://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-3146587.html
神崎川上部遡行(沢登り/御在所・鎌ヶ岳)日程:2021-05-02〜2021-05-03メンバー: Satoshi884コース状況/その他周辺情報:入渓点から詰めまで目立った滝なし大瀞のみ泳ぎが必要だったため右岸を高巻き写真:スタートは朝明渓谷から。風は強いが今のところ晴れていて気持ちいい。赤茶けた苔は滑るので注意。イブネ北端から沢へ向かい下降します。バリエーションルートかと思っていたら、意外にしっかりした道あるよ。最後のお助け水。とにかく冷たい風雨で体が冷える。水流を登っても良さそうだが、滑りそう。しかしきれいに積んだものだ。トレースがあり、つまらないかも。天気さえ良ければ良いところしかし今日は寒い🥶休憩。へつりつつ進む。ショウジョウバカマの仲間。ゼンマイが所々にありました。沢ではあく抜きできないのでパス。イブネの平場。ぐずぐずの沢筋をくだり。遠火でじっくりと。ひとまず遡行準備です。さっさと幕営。最初は林道歩き。食べられそうな山菜を探しながらいくが、イマイチ。開いたウルイくらいしかない。。。鳥の食べ残し?🦀明るい沢です。魚は塩焼きに。ようやく神崎川入渓点。相変わらず雨が降ったり止んだり。峠を過ぎ、最後は沢沿いの一般道で下る。明るく気持ちいい。一応ハーネス等フル装備で行きます。が、結局詰めまで滝一つなし。ここにもイワカガミ。るんるんで遡行再開!上をへつる。いいところですね。翌日は晴れ。溜まったぐずぐずの落ち葉に行く手を阻まれる。寒いので急いで焚火です。大きな洞穴発見。結構奥は深かった。上には朽ちた吊橋。一応上部は一般道になってますが、渡渉しろとなっています。では、出発!登坂がないのでさくさく行けると思ったが、そうでもない。エメラルドグリーンがきれいです夏なら泳ぎたいところ。石楠花がきれいに咲いてます。高昌山から主稜線へ復帰する。神崎川まで戻る。後は一般道で戻るのみ。焚火は任せ、食料調達。アマゴゲット!上はコケとアセビの平地。大岩がごろごろ。鈴鹿の上高地。だそう。そこまで大きくないがうまそう。大杉。イブネからクラシ方面。奥には琵琶湖も見える。予想以上に良いところ。大きなネコノメソウようやくイブネの稜線が見えました。太陽の偉大さを感じる。ごろごろした岩は浮いていて油断できない。イブネ。結構登山客でにぎわっていた。晴れていれば広く気持ちの良い場所ですね。イワカガミが咲いてました♪崩落地の曲がり角。開けていて結構いい場所。いい感じに焼きからしたアマゴはうまかった!しかし滝は全くない。V字の良い滝ありました。結構な雨の中焚火着きました。流石沢屋!源頭部も近い。最後、神崎川までルンゼを下る。トラロープまであるよ。クラシ。標識が上で最初分からなかった。最後の詰めから見下ろす。復帰までのトラバースが意外と急峻。水の透明度が高い。美しいピンク色。橋を渡って朝明渓谷まで戻ってきました。お疲れ様でした。規模は小さいが梓川の雰囲気はあるか?きれいな石積みの堰堤。コケコケしていてよい。イブネ上部から御在所、鎌ヶ岳。振り返ると雨乞山。新緑の中の沢はいいね。大瀞は流石に泳がないと無理なので、右岸を高巻き。水の勢いがだいぶ弱くなってきた。飯ごうで米をたく。濡れた足を乾かしていたら、早速ヒルにやられる、、、こんな寒いのに。。。で、早速冷たい雨が降り始める。本日の幕営地はここに決めました。コクイ谷出合。ここを過ぎると水量は大きく減る。羽鳥峰峠につきました。花崗岩で白く、燕や鳳凰を彷彿とさせる良い場所。だが、かなり雲行きが怪しくなってきた…葉が茂る前のこの時期ならではの明るさ。感想:連休の山行として地元の山岳会の方と沢歩きに行ってきた。コロナの関係もあったが、沢ではほとんど人がいないということで鈴鹿の神崎川まで足を延ばすことにした。沢としては滝もなく正直物足りないものであったが、沢自体は明るく晴れれば新緑の中とても気持ちの良いものだった。(初日の冷たい雨風には凍えたが、、、)夏の泳ぎの沢で有名というのもうなずける。釣りは初心者で正直期待していなかったが、アマゴを5匹を釣ることができて満足である。しばらく沢に行っていなかったが、また行きたくなった。
山行記録
2021-05-13T06:00:57+09:00
-
梅ヶ島周遊 大光〜八高嶺〜山伏 (バリあり)
http://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-3047576.html
梅ヶ島周遊 大光〜八高嶺〜山伏 (バリあり)(無雪期ピークハント/縦走/東海)日程:2021-04-03(日帰り)メンバー: Satoshi884コース状況/その他周辺情報:草木〜東峰コル:台風19号の影響で通行不可となっているが、タチ沢の沢筋を追い二つ目の砂防ダム(渡渉あり)を越えたところで左岸(右側)の登山道を見つけられれば問題ない。コルへ向かう尾根取り付きの前に渡渉する。今回は渡渉せずそのまま左岸の尾根を詰めて1259mPへ向かった(バリルート)が、急登以外は問題なし。1100m付近のピークからコルに続くモノレールあり。東峰コル〜安倍峠〜山伏〜1785mP:一般道なので問題なし。雪はないに等しく、山伏手前に少しあるくらい。アイゼン不要。1785mP手前の猪ノ段を過ぎると踏み跡薄い。1785mP〜草木:バリエーションルート。1785mP〜1669m下の尾根にはいるまではカラ松の大倒木帯。地形的にわかりにくいのでコンパスで慎重に方角を合わせる。尾根に入ると程なく法面工事上部にあたり、その作業道に沿ってくだる。1500mの小ピーク過ぎたら作業道から離れ、1463mPに向かう尾根に乗り換える(迷いやすいので注意)。コルまでは再度現れる法面上部に沿って下れば良い。1463mPを過ぎてコンヤ乗越から日影沢までの道を跨ぎ、1324mポイントまでは明瞭な尾根なので迷いにくい。1324m付近は人工林の中の不明瞭なエリアに突入し、目的の東北東の尾根を見つけるまではコンパスで慎重に方角を合わせる必要がある(そのまま進むと南南東の尾根に引き込まれる)。東北東の尾根に入れれば950mまでは尾根明瞭でわかりやすい。950mに下の集落の共同アンテナがあり、アンテナ下の左側に管理用の道があるのでそれを追えば良い。最下部は人工林帯の平地が広がるがかなり昔の集落跡?のようで、朽ち果てた石積みの道跡(非常にわかりにくいが)を追うと赤水の集落に出る。写真:小屋への分岐。降りて中のぞく余裕ないので、スルーします。コンヤ乗越から日影沢までのルートを跨ぐ。一応、生きてるみたいですね。林業用ワイヤの跡。山伏まではルート上に雪があり、若干ルート不明瞭。途中外したので適当に稜線を行きました。間のコルには真っ平らにならされた場所が。林道も通じてないし、法面工事の時の重機置き場だった場所かな?雰囲気のある森。安倍峠つきました。有名だから期待?していたが、なんてことない場所。最下部。立ち入り禁止の看板があるが。。。赤水の滝の上部。笹山。今回はパス。結局、ルートの美しさ優先で予定通りバリルートに決定。山伏上部はかなり整備されていた。八高嶺手前。まだ半分だが、思ったより消耗してる。上はガスだが、下界は晴れている。山伏方面。雲引いていて美しい。右の林に入ると登山道がある。途中でコルまでの尾根に入るため、沢に降りる道が正解。あとは明瞭な尾根を追えば良い。雰囲気の良い場所です。ガスってきた。しかも少し雨がぱらつく。1000m過ぎると左に崩落地が現れる。わさび沢の頭この辺りは歩きやすく気持ちの良いルート。天気さえ良ければ。。。沢筋にはみたことない黄色いハナネコノメに似た花が⁉あとはその道を利用させていただく。1785mPまでの登り。適当に詰めます。砂防ダム越えて沢筋を歩き、バラの段からの下降は急です。桜と月。いいですね。石積みのうねる林道跡が続く。結構な集落があったっぽい。山伏小屋。思ったより朽ちてそう。ようやく戻ってきました!お疲れ様でした。東峰の尾根に出るまでは笹やぶも。薄いから問題ないけど。いい感じに下界も見えた。1500mPからは作業道を追わず、このウィンチ?跡の方に向かう。ここで人の鈴の音が聞こえた気がして、サードマン現象?と思ったが、本当に人がいた!ここで誰かと会うとはとお互いに言い合う。写真は1500mの小ピーク。砂防ダム普通に右岸(左)を行けます。1785mPだだっ広い。ここから最後、気合入れて下降しますか。スタート地点。桜が綺麗です。八高嶺までの登山口。ここからまた500m登る。。。すでに1500mは登ってるので、辛い。ここからは車道(通行止め)を歩きます。八高嶺到着。疲れた。東峰のコルにでました。百畳平。広い窪地だが、平地ないので幕営には不適。苔むし感が良い。バラの段。ここで初めて人と会う。賑やかな場所と思っていたが、意外に人が少なかった。富士見台。全然富士が見えない。予定では富士山見ながらのルンルン登山だったはずだが。この辺りでようやく雪が残ってた。ここでこの程度なので、アイゼン持ってきたけど要らなかったね。ようやく大光到着。結構消耗した。。。大谷崩れはガスの中。ようやく人家の道に出る。奥光。なんてことない丘で標識なければ気づかなかった。2つ目の砂防ダム。ここは渡渉し左岸へ。後で調べたらこの辺りしかないキバナハナネコノメとのこと。珍しいもの見れてよかった。ここに通づる道は朽ち果てている。朽ちつつある家の前を通過し。道に生える木の太さからすると放棄されてから30年以上経ってそう。沢に降りずそのまま進み、程なく間違ったことに気づいた。ただ、そのまま行っても東峰からの尾根に出て行けそうだったので、急登を突破することに。バイカオウレン。咲いてました。今回のルート上ではここだけでしたね。だったが、少し下ると見えてきました。トレースがしっかりしている。深窪乗越。ここからまたアップダウンが続く。タチ沢入口。通行止めとかありますが、そのまま進みます。大光。まだまだ遠い。なんとか目的の尾根に入り下降。程なくして作業道が現れ、法面工事の上部に出る。山伏、八高嶺方面。バラの段到着。1110mの小ピークに出ると、林業用のモノレールに合流。あとはこれを追えばよかった。荒れた道を出れば。猪の段。ここから急にルート不明瞭になります。本日最高点。山伏に到着。予定より2時間程早く着いたが、疲れた。このまま下るか、予定通り牛首手前からバリルート下降かで悩む。切り立った崩落地。写真では伝わらないが迫力あります。立ち枯れも良い。まずはカラ松の大倒木帯を下降します。歩きにくい。目的の尾根を見つけるまでコンパスと勘で進みます。下部にはミツマタが。鹿です。水場の小屋人工林帯を進み。共同アンテナが出てきたら、すぐ下左に管理道があります。(分かりにくいので注意)大谷嶺。完全にガスの中。大谷崩れ見れるかな〜するとまた現れる法面の上部に出るので、この縁を降りる。奥が1463mP。広場に着くと。あとは1kmほどのロード。桜綺麗ですね。トウゴクミツバツツジが満開でした。アップダウンで体力奪われながらも、大谷玲到着。大笹の頭感想:もともと乗鞍で山スキーやる予定だったが、コロナの影響もあり中止に。その代わり、以前計画していた安倍奥周遊をやることにした。天気は良いはずだったが、山の上はあいにくのガスガスででかい富士山を眺めながらのルンルン登山♪とはならなかった。南ア深南部とは違って賑やかな場所と思っていたため、たくさんの人がいるのかと思っていたが、バリルートであった人も含め6パーティ7名としか会うことはなく、静かな山を楽しむことができた。2000m越えるので雪も期待していたが、このところの暖かさでほぼ消失し遊べなかったものの、行程がキツかったのでそれはそれで助かった。最後にギリギリで温泉に入りそびれた(下山後の支度急げば入れた!)のだけは悔いが残るもののバリ含め色々と楽しめたかな?
山行記録
2021-04-05T08:08:44+09:00
-
仁田岳東南稜 (途中敗退)
http://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-2999390.html
仁田岳東南稜 (途中敗退) (積雪期ピークハント/縦走/塩見・赤石・聖)日程:2021-03-14(日帰り)メンバー: Satoshi884コース状況/その他周辺情報:全体:道は分かりやすく、読図に困るような場所は少ない(バリなのでトレースはないが)。1485mPを過ぎると積雪地帯となるが、積雪は深くはない(最大脛丈程度)。ただ、雪質が硬めのモナカのため、もも上げラッセルを強いられ非常に体力を奪われる。土平(1876mP)からコルに降りる激急坂が核心部。登下降には前爪アイゼン必須。沼平〜信濃俣河内大吊橋:林道は整備され問題ない。ダム堰堤前にゲートあり。吊橋への下降も踏み跡明瞭でわかりやすい。朝の吊橋は凍結し、踏板に乗れなかった(橋のたわみで斜度があり2、3度転倒しかかった)。横に渡した角材の上を歩くしかない。信濃俣河内大吊橋〜1485mP:急登ではあるが、積雪もほとんどなく歩きやすい。林業の作業道がつづら折りについており、それも使ったりできる。1485mP〜土平(1876mP):脛丈程の積雪あり。硬めのモナカ状態で足をとられる。ワカンがあった方が良いが、それでも沈む。土平〜大斧沢ノ頭:土平からコルへの下降が今回の核心部。地形図には出ていなかったが、南アルプス下部によくあるもろい急坂になっており、そこに不安定な雪がついている。前爪付きアイゼンでクライムダウンが必要。木の根が雪や氷に埋もれ持ち手が少ない。コルにいくつかのもろい岩の岩稜が続くので、トラバースなど慎重に。ここを過ぎれば危険個所なくまたワカンでのラッセルとなる。大斧沢ノ頭〜2243mP:脛丈程のラッセルが続く。下部よりも日当たりが良いためか日が昇ると雪が腐り気味になる。危険個所はほとんどないが、崩落地を巻く場所で稜線を倒木がふさぎ、トラバースが必要となる。このトラバースの雪ははがれやすく、内部が凍結してすべるので、アイゼンのキックステップで行くのが無難。2243mP〜2425m付近:間のコルに降りる場所で幼木密生地帯となる。木々の葉に雪や氷が載って、通行に苦労する。コル過ぎれば危険個所なく急登が続く。上部の平坦地につくとようやく仁田岳が見える。写真:樹氷が青空に映えます。対岸の林道。吊橋まではしっかり整備されている。途中で信濃俣河内へ向かうという釣師に会う。この時期に来るとはお互いすきものですね。ダム堰堤まで来た。あと半分。畑薙第一ダム。だいぶ遠くなった。林業の手が入っており、藪もなく急登ではあるが快適?に高度を上げる。良い吊橋と思って踏板に乗ったところ、凍結で足をすくわれ転倒しそうになる‼とっさに手すりのワイヤをつかみセーフ。死ぬかと思った。仁田岳。まだまだ遠い。。。2243m過ぎると急に樹木密生地帯が、。。戦意喪失するも、とりあえず雪をかき分け進む。沼平までやっと戻ってきた。振り返ると富士山の頭が!1200m過ぎると少しづつ雪が。エビのしっぽ的なのはいつ見ても美しい。吊橋を渡り切り、ここから尾根に取り付きます。仁田岳見えました。ハイマツ帯は予想通り、雪で覆われてますね。と思ったら、カンジキがいつの間にか外れて、かなり登り返して回収。足とカンジキの間に氷の玉ができ外れやすくなってた。吊橋への下降。しっかりしたトレースがついている。一応、最高地点で記念撮影。急坂を降りるが、どうしようもなくなったので、アイゼンに切り替え。持ってきててよかった。吊橋まで戻ってきました。なんとか17時前まで下りれた。急登を登りきると2400m付近から立ち枯れ地帯に。もう12時回っているので、ここでタイムアウト。ストック忘れて、また戻ってきた。まだまだ仁田岳は先。この進捗ではもう周回は無理ですね。下から仁田岳を仰ぐ。あの左の樹林帯まで行けた。密生地帯はなかなか。頭から雪や小枝を被り、何とか通過。林道途中の朽ち果てた造林小屋。1485mP過ぎるとあとは雪のない急坂を下るだけ。コンパスで方角確認は必要だが、地形図で見るよりも尾根がはっきりしており難しくはない。ようやくゲート。何とか日没前まで下山できました。お疲れ様でした。大斧沢崩落地の一部。中々の迫力。勘違いして30分程遅れましたが、沼平ゲート前出発です。土平から一旦コルに下降。この先に地形図には出ない激急坂があるとは。。。白んできた。遅れを取り戻すため、最初の林道は小走りで。手前に茶臼。奥に上河内岳。全く進まず、ひとまず上河内プランはなくなる。土平への登り返し。核心部。写真以上に急かつ不安定。ひとまず休憩。スタートからここまで2時間。まずまず。信濃俣から光への稜線。奥に顔を出してるのは黒沢山あたりかな?やせ尾根。焼けてきました。きれいです。1485mPまで戻ってきた。謎の珍獣が出迎えてくれました。富士山きれいですね。少し雪少ないけど。踏板がつるつるでしかも橋のたわみで斜度が結構あるので、全く乗れない。。。しょうがないので、横の角材に登山靴の土踏まずを引っ掛けて渡った。すそ野まで富士山が見えてきました。相変わらずきれいな形の山。大斧沢ノ頭。だだっ広い平地が広がる。1485mPから下は雪に覆われます。富士山と笊の稜線。なかなかいいね。風で傾いてる。帰りは踏板が凍っておらず、不通に渡れました。土平(1876mP)につきました。ラッセルで体力を奪われ、全然スピードが上がらない。。。難なく吊橋つきました。茶臼、上河内。遠い。この時期を甘く見ていた。積雪は深くないが、硬めモナカで足をとられる。スーパーかんじき登場。これでもずぼずぼだが、つぼ足よりいくらかまし。河床まで約50m。落ちたら命はない。密生地帯はそんなに長くなかった。下山はだいぶ楽。核心部。もう一か所。行きでは左からトラバース気味で行ったが、直で行った方が安全だったかも。2243mへの登り返し。また密生地帯か。。。繰り返しになるが、この硬めモナカがきつい。。。雪の造形にほっと一息。たいていの林業の現場に落ちている一升瓶。誰もいないバリルートで見ると、なぜかホッとする。中央アルプス。左には御嶽が。仁田岳。やはりこの時期に日帰りは難しかった。信濃俣にイザル。深い青の中に白い樹氷。感想:正月以来の山行。一泊で回れかつ雪を楽しめそうな南ア南部として、仁田岳東南稜から入り、まだ行けていない茶臼〜光岳までの稜線を歩いて茶臼から下山するルート計画した。が、土曜にドンピシャで南岸が来るということで、急遽日帰りで仁田岳〜茶臼(いければ上河内)という計画に変更した。予想通り南岸の過ぎ去った日曜はピーカンの晴れで気象条件的には最高だったが、前日の雨と夜の放射冷却のせいで、雪の表面がカチカチに。しっかりしまった雪なら上を歩けるので最高だが、今回は中がスカスカのカチカチモナカ雪で、深い踏み抜きこそないものもも上げの連続で相当体力を奪われた。結局、1485mP以上の積雪地帯からスピードが上がらず、上河内や茶臼どころか、仁田岳すらたどり着くことができなかった。この時期のバリルートをなめていたと反省。ルート的には読図含め難しいところはほとんどなかったが、土平(1876mP)からの下降が地形図には表れない激急坂で、フルのアイゼンがなければ下降不能なレベルだった(念のため持ってきておいてよかった)。終始樹林帯のため眺望が良いとは言えないが、合間から見える南ア南部や深南部の山々、そして富士山が雪化粧しており、とても美しかった。また、上部の木々には2-3cmほどだが樹氷が形成されており、空の深い青とのコントラストがとても素晴らしかった。結果的に仁田岳すらたどり着けなかったもののこの時期の誰もいない稜線やいい景色を堪能できたということで良しとする。雪の時期ももうそろそろおしまいなので、今度は大きく大無間〜光〜茶臼間をぐるっと回ってみようかな。
山行記録
2021-03-23T06:06:04+09:00
-
正月登山 不動岳東尾根ピストン
http://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-2843794.html
正月登山 不動岳東尾根ピストン(積雪期ピークハント/縦走/東海)日程:2021-01-03〜2021-01-04メンバー: Satoshi884コース状況/その他周辺情報:千頭ダム堰堤〜天地第一吊り橋:所々崩れているが徒歩での通行に問題はない。1箇所トンネルがあるので、要ヘッデン。天地第一吊橋〜天地:取り付きの尾根までのトラバースに踏み跡あり (数カ所ザレ場のトラバースがあり注意が必要)。尾根に乗れば後は天地に上がるだけ。天地〜上西河内 (尾根下部が今回の山行の核心):下降の尾根の最上部は支尾根の方が明瞭なのでそこを降りないよう注意(地図上には出ないが上西河内に向かって左に見える尾根が正解)。かなりの急坂のため滑落しないよう注意。下部はほとんどが崖となっており場所間違えるとロープで懸垂しないと河床まで降りられない(実際30m分懸垂しました)。上西河内に向かって左寄りの尾根末端ならなんとかロープなしで下降可。上西河内の渡渉に関しては、現在、渇水期のため最狭部が2m以下となっており余裕のジャンプで通行可能。(この時期以外は靴脱いで渡るようですが…)上西河内〜1188mP:尾根への取り付きは問題ない。急坂だが人の入っている様子もある。途中に荒廃した造林小屋あり、そのまま上がれば1188mピークとなる。下降時はピーク直下の尾根が明瞭でないので、コンパス使ってしっかり方角を確認する必要がある。ちなみに造林小屋下に段々の地形があるが、江戸時代の集落跡とのこと!1188mP〜1551mP:明瞭な踏み跡が各所に見られる。今は鹿道としてしか使われていないようだが、明らかに多くの人が通ってできた道と思われる。尾根としては比較的明瞭なので下降時の読図も難しくない。1200mを超えると積雪が見られる。1551mP〜1881mP:笹の急登だが危険箇所なし。積雪は10?程で笹もそれほど濃くないため大きな問題とはならない。地形図では尾根がぼやけているが、地図には出ない尾根があり、意外に下降時の読図は難しくない。1881mP〜不動岳:上部の積雪は最大30?程度。危険箇所もないのでノーアイゼンでOK。下降時は地形的に1920m付近の痩せ尾根までが難しそうだが、ここも地形には出ない尾根がありそれほど読図は難しくない。写真:ここにも氷柱。皆さんが言うように末永くありますように。川幅が非常に狭くなっており、ジャンプでいけそう。なんという幸運。(沢シューズはただの荷物になったが、、、)ようやく東尾根に取り付きます。翌朝。さっさと帰りたいので、日の出前に出発です。思ったより寒くない。テント内の水は少し凍ったが、-10℃なさそう。光の奥には聖から連なる峰々が。思ったよりも白くないね。幕営適地があります。ここで一休み。予想以上に消耗しました。しかも、下降中にザックにつけていたストックなくすし。荒廃した造林小屋まで来ました。思っていたよりも大きい。よくこんなところに作ったものだ。朝焼け。左には朝日岳。尾根先端に行くと傾斜がましな場所が。こちらが正解でしたね。ここならロープなしでも行けそう。聖と上河内も。大無間と風不入の稜線。見にくいが手前は2年前に通った朝日までの稜線。チャリをデポします。やっぱりチャリ楽ですね。後で分かりましたが、奥のチャリはここら辺を調査しているかなりマニアな方のものでした。正月から4日間林道を調査されたとのこと。光方面。ガスってます。千頭ダムまで戻ってきました。お疲れ様ー。御前崎も見えました。最下後部から。ここは流石にロープないと無理。さらに上を目指します。ゲートまで来ました。黒法師が丸盆の影から出てきました。鎌崩の頭から鹿ノ平までも見える。ピーク直下のコル。なんとここからは明瞭なトレースが。寸又峡の駐車場。閑散期&早朝なのでほとんど車がない。うっすら雪が積もってます。まずは梅酒お湯割りを一杯。温まる。サクッと渡渉。吊橋まであと少し。ここまで来ましたが、荷物が重く不安定で、二進も三進も行かなくなりました。結局、20mロープで懸垂3ピッチし、河床まで降りることに。造林小屋。うっすら雪かぶってる。千頭ダムのブルー。透明度も高いです。そしていよいよ核心部です。真ん中の岩から上がります。1551mPの三角点。上西河内までの下降と重荷で消耗したため、今回はここで幕営します。13時半と早いですが、正月ですし無理はしません。ピストンなのに重荷を上げる意味もないですし。いい吊橋です。末永く。。。荷物もだいぶ軽くなり、木の根も適宜あるので慎重に行けば問題なし。ここまでくれば一安心。行きでみた炭焼小屋?跡。あとは降るだけ。まずは嫁から借りたチャリで千頭ダムを目指します。林道往復は楽で良い♪尾根を下り、トラバース。下山途中の開けた場所から。名残惜しい。先の林道も徒歩なら問題ない。光岳も見えてきた。天地吊橋が見えました。トンネルにはでかいツララ。鹿の遊び場になっていたが幕営適地。2時半とかなり早いですが、今日の夕飯です。餅入りラーメン(豚骨醤油、ナルトとネギ入り)が全身に染み渡る。爆風で寒いので、さっさと下山します。いざジャンプ!中ノ尾根と合地。そして奥には池口の双耳峰。前黒法師岳と丸盆岳。黒法師は影になり見えない。1881mPの大岩。取り付き尾根まで来ました。ここから天地までも問題ありません。急坂だが難しくない。ただ、水をチャージして荷物がずしり。。。山頂到着!爆風です!鼻水が凍るくらいなので-10℃くらいかな?死ぬほど寒くはない。現在は鹿が主な利用者だが、明らかにかつて多くの人が通ってできたと思われる。笹丈が高くなってきたが、藪は濃くないので問題ない。自転車はここまで。最後は温泉で冷えた身体を温めました。信濃俣は相変わらず綺麗な形してますね。雲に隠れていた日がようやく出てきました。ゲートを越え、さらに先に進みます。落石が増えますが、通行には問題なし。1881mPの大岩。鹿がいい感じに導いてくれる。下降の尾根です。後でわかったのですが、見えているのはハズレの支尾根。尾根下部です。すごい急斜面。しかも足場は脆く不安定。天地第一吊橋につきました。渇水期のため上西河内の水量は少ない。林道をサクサク通り。小さい氷瀑も。前黒法師岳登山口方面。急坂をひいこら言いながら上がり、天地上部が見えてきました。行きで失くしたストックを探しながら上がったが、見つからず。深南の遺物になってしまった。丸盆が見えました。1500m付近。だいぶ雪が出てきました。その左のこちらが正解。不動岳の標識が見えました。上西河内。上部ではこのハズレの支尾根の方が明瞭。テント内に放置しておいた水はさらに凍ってました。もういらないので捨ててきます。1188mPまで来ました。うっすら雪が出てきました。滝も凍りつつある。1188mPまで難なく到着。昨年正月に歩いた中ノ尾根から黒沢山までもばっちり。奥には御嶽山も。しかし、立派な道があったもんだ。ようやく到着。天地上部には炭焼小屋跡?のようなものがありました。急斜面下り。丸盆と鎌崩の頭。そしてその間に鎌崩。思ったよりも朽ちている。。。こんなところですが、最近も人が入っている形跡が。その前に水3Lをチャージ!幕営は爆風を避けられそうなここに決めた。黒法師方面。鹿ノ平からも歩いた跡がなく、2021年一番乗り?千頭ダム到着です。途中、中部電力の車と会いました。正月からご苦労様です。途中倒木があるも通行できます。トンネルくぐって。記念撮影。一箇所トラロープすらあります。整備された方に感謝。積雪期の下りは楽で良い♪朝日に照らされる不動岳。後少しです。不動東尾根までの取り付きが見えます。吊橋すぐそばにはお立ち台までの登山口が。昔のものか。ルートないと思っていたら、トラバースの踏み跡が。ラッキー!夢の吊橋。近くに来るのは2回目だがいつも遠くから眺めるだけ。渡るのは年取ってからで良いかな。林鉄トロッコ。ここまでがシャバです。地図にないトンネルがありました。あっという間に幕営地に戻ってきました。感想:2021年一発目の正月登山。前回の深南縦走で残していた不動岳に行ってきた。水窪の戸中山林道から入り鹿ノ平で幕営というのが一般的だが、ルート的につまらないので寸又峡から東尾根を詰めるルートとした。完全バリエーションや雪山なのはいいが、真冬の渡渉があり、おそらく誰もいないので若干不安を抱えつつのスタートとなった。初日。持ってきた嫁のミニベロを準備して寸又峡駐車場を出発!最初の林道は夢の吊橋の観光のため非常に良く整備されており、快適に進むことができる。トロッコ奥のゲートを過ぎると、落石が増え、道は悪くなるものの自転車での通行に問題はない。最近も車が通った跡があると思っていたら、なんと後ろから車両が!どうやら中部電力の方で千頭ダムの確認に来た模様。何か言われるかと思ったが、不動岳に行くというと「お気をつけて」とのこと。この方々のおかげでこの道が自転車で通れることに感謝です。千頭ダム堰堤に着くとそこからは廃林道で自転車通行不可なので自転車をデポした。すでに一台自転車があり、さらに林道奥にも2台あり幕営している方が!正月にわざわざ千頭ダムまで来る人はいないと思ったが、いた。やっぱり自分含め物好きはいるんですね。幕営の二人はお立ち台経由で大無間山に向かうとのこと。さて、ダムからの林道は崩れつつあったが、昨年黒法師で会った青年達の話通り問題なく通れ、天地第一吊橋も通行可能だった。ただ、この吊橋の敷板はかなり劣化しており、あと何年持つかといった具合である。吊橋後は道は消えているという話ではあったが、行ってみると意外にもトラバースの痕跡は残っており、難なく天地まで上がることができた。問題はここからである。上西河内までの下降の尾根を慎重に確認し、下降を始めたが、のっけからかなりの急坂で下が脆くこのまま200mも下降し河床降りられるのか?という状況となった。ただ、よく見ると上西河内に向かって左手にも尾根があり、どうやら地形図には出ない支尾根に乗ってしまっていたようだ。なんとかトラバースして、左の尾根に乗るとだいぶ下降しやすくなった。ただ、最後の30m程がどうにも急で、デカザックを背負ったままでは降りることができない。結局、20mロープを出し、3ピッチの懸垂で河床までたどり着いた。ストックを持ってきていたが、下降中に固定用カラビナ共々外れ、消えていた。毎回山に来るとストックに何か起こる。(昨年正月は2本とも折れた)河床に降り帰りの取り付きを探すと、左に曲がった尾根先端に行けば緩い場所があり、そこからならなんとかロープなしでいけそうだった。上西河内の水量は少なく、なんとジャンプして渡れる場所があるではないか!わざわざ沢シューズ持ってきたものの何という幸運!デカザック背負ってえいや!でジャンプし難なく渡ることができた。対岸の取り付き尾根は急だが、鹿やたまに人が通っているようで、歩きやすかった。ただ、上西河内で汲んだ3Lの水が重く、上西河内での下降でかなり体力を消耗しており、急坂をひいひい言いながら登った。途中荒廃した造林小屋を通り、1186mのピークにやっとのことで着いた。この時点で不動岳まではもう間に合わないし、かなり消耗していたので、とりあえず1551mのピークで幕営とすることにした(わざわざ重い荷物を上まで上げる意味もないしね)。1186mP下のコルからは目を疑うようなしっかりとした道があった。今は鹿によって保たれているようだが、明らかに過去多くの人が通っていた形跡を感じる。マニアックな道だと思っていたのに意外だった(かつての作業道?)。そこからは鹿が導く道をひたすら登るだけで、幕営予定地の1551mピークに辿り着くことができた。まだ13時半だが、今日は終了。さっさと幕営し、14時過ぎだったが夕飯の力ラーメン食べ、早速正月の酒盛りをはじめて今日の疲れを癒した。2日目。テント内の水は少し凍っていたが、それほど寒くない。爆風や鹿の鳴き声で何度か起きたけど、よく眠れた(子供がいない分、家よりも?)。今日はさっさと不動行って下山したかったので、サブザックに必要なもの入れて日の出前に出発。最初は藪もなく快適な尾根を行く。しばらく進むと笹の急登となり、雪と相まって結構滑るが、アイゼンはいらないくらい。キックステップで一歩一歩登った。空荷なので楽だ。順調に歩みをすすめ、1881mピークの大岩を越える。笹丈が高くなるが、濃くはないので苦労はない。雪も乾いていて軽く、多くても30センチ程なのでラッセルという感じではない。しばらく行くと、開けた場所に出た。丸盆、鎌崩の頭、そして鹿ノ平がよく見えた。いい眺め。しばらく行くと1時間半程で不動岳到着。意外にあっさり着いた。山頂からはこれまで通した光、加加森、池口、中ノ尾根、黒沢、六呂場、鎌崩ノ頭、丸盆、黒法師、麻布の主稜線のパノラマがよく見え、素晴らしい景色だった。鹿ノ平から誰かきてるかと思ったが、踏み跡はなくおそらく今年一番乗り?のようだった。山頂を越えると西からの爆風でサングラス、帽子が飛ばされた。流石に−10℃で強風に吹かれると寒い。長居は無用ということで適当に写真撮りさっさと下山することにした。積雪があると自分のトレースが残るから、ルーファンがかなり楽だ。下山はあっという間で1時間程で幕営地に戻ることができた。テントを撤収し、デカザックを担ぐ。幕営地から下はほとんど雪がなかったが、予想よりも読図は楽で、あっという間に上西河内河床まで降りることができた。河床で一休みし、いよいよ天地までの尾根に取り付く。無事尾根状に戻れるか心配していたが、慎重に行けば問題なく、無事核心部を通過し尾根に上がることができた。行きで無くしたストック探しながら急登を登った。結局、ストックは見つからず深南の遺物になってしまった。天地を越えれば、後は吊橋までサクッと下山し、千頭ダムまで戻ることができた。寸又峡までの帰りの途中で、先にデポしてあったチャリの主と会った。かなりマニアな方で寸又峡林道やこの辺りの情報を色々と教えていただいた。諸沢山、合地山を狙っていたので、とても参考になりました。帰って調べたがどうやらYAMAPで有名な方のよう。下山後は、冷えた身体を寸又峡温泉で温めた。今年一発目としては、なかなか充実した山行だった。やはり深南は奥深い。オールスターはとりあえず全部登頂したが、まだまだ行くべきところが多そうだ。
山行記録
2021-01-05T09:23:56+09:00
-
新周遊ルート開拓? 岩岳、竜馬、高塚、京丸、ボンジ山
http://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-2800711.html
新周遊ルート開拓? 岩岳、竜馬、高塚、京丸、ボンジ山(無雪期ピークハント/縦走/東海)日程:2020-12-13(日帰り)メンバー: Satoshi884コース状況/その他周辺情報:全体的に:踏まれていない落ち葉が堆積して、トレースを消してしまっている。明瞭でない地形では読図必須です(特に広葉樹林帯)。時たま道迷いの遭難者がでるのもうなづける。登山口〜林道:問題なし。林道下降点〜渡渉点:釣り師のものと思われるしっかりした道がある。渡渉も渇水期だったので石伝いにほとんどぬれずに渡れた。渡渉点〜845mP:取り付きから尾根までは崩れやすい急斜面だが、尾根上に上がると割としっかりした作業道があり快適に登れる。藪はなし。845mP〜1091mコル:バリルートではあるが、林業の境界の立杭がありしっかりした作業道がある。藪はなく、予想以上に快適。稜線上で迷うことはほぼない。1091mコル〜岩岳山〜竜馬ヶ岳:一般道でかなり歩かれており、それなりに整備されているので快適に歩ける。ただし、岩岳山までのやせ尾根にかけてある木の橋が朽ちてきているので注意。竜馬ヶ岳〜高塚山:コルまでは急な下降。踏み跡がしっかりしているが、上部の尾根筋が鈍った所で間違ったトレースを追ってしまったので、しっかり確認する(途中でトラバースし戻った)高塚山までの上部はトレースないが、適当に急斜面を北東に上がっていけば山頂につける。高塚山〜京丸山:高塚山から1426mPまではダレた地形のため、分かりにくい。トレースも不明瞭。コンパスにて方角を確認して進む。1416mPもだだっ広い地形なので注意する。それ以降は割としっかりしたトレースがあり迷わない。京丸山〜ボンジ山:京丸から西に延びる尾根にのれれば、トレースは割としっかりあるので問題ない。林道への下降点にも標識があり、ボンジ山への往復もそれほど問題にはならない。ボンジ山分岐〜林道下降点:分岐点からすぐにトレースが分からなりコンパスで下降したが、尾根が明瞭になるとトレースもかなりしっかりしたものが出てくる。1061mP直下の両側崩れかかった場所に倒木が覆いかぶさっている。倒木の上を通るしかないが、朽ちつつあり通過には十分注意する必要がある。他は1010mの尾根の先までは問題なくいける。そこから林道までの下降点が分かりにくく、一本北の尾根を下ってしまったので、ここだけはGPS等を利用した方が無難(おそらくこの尾根を下っても問題なくゲート直上に出られると思うが、林道の崖のクリアに10m程のロープがあった方が良いと思われる)。そこから最後の尾根にのれれば割とトレースがしっかりしているので林道上の崖の弱点から問題なく林道に降りられる。写真:少し行くとゲート。ここに停めれたな。。。6時半過ぎですが誰もいません。駿河湾と御前崎が見えます。深南部ならではの光景。岩岳山までの稜線から。手前が岩岳神社のピーク、そして竜馬ヶ岳と高塚山が良く見えます。奥に頭だしてるのは黒法師かな?こんなのまで。稜線がしっかりした部分はルート明瞭で問題なし。尾根に取り付くまでは結構な急登です。尾根上に上がりました。割としっかりした道になってました。藪漕ぎも予想してましたが、ちょっと拍子抜け。。。でも、歩きやすいのは楽で良い。対岸のこのルンゼ状の場所から尾根に取りつきます。結構崩れやすい。快適すぎる道。ちょっと物足りない。。。境界の木だけ太いので、昔から境界木として使われていたよう。京丸山山頂。ここで今回の山行唯一の人と会いました。林道経由で京丸ピストンとのこと。他にも2組ほどいたらしい。誰もいないかと思っていたが、こんな季節でも結構人来るんですね。京丸山が見えます。鹿いました。里はカモシカが多いのに山は鹿が多いのに、いつも驚く。関東方面では逆の気がするが。845mピーク(左)と沢の小ピーク(右)が見えました。間のコルから入っていく予定ですが、果たしていけるか?ボンジ山です。なんてことないですね。眺望もなし。強風で寒いので、さっさと下山します。高塚山取り付きからはルートないので適当に急登を上がる。上部はなだらかな気持ちのいいエリア。ブナの実が落ちてました。この辺りまでブナはえているんですね。でもこの実、開けてみましたがやはり実入りしてませんでした。動物にはきついね。竜馬ヶ岳までの稜線。木々は落葉し、明るい道を気持ちよく登れます。最後は崖もなく降りられます。竜馬ヶ岳と岩岳神社ピーク。思った以上に岩岳神社のピークはきれいな形してます。岩岳山への分岐付近から、京丸山もよく見えます。元の稜線に戻るとまた神社が。下山点と一つ南の尾根を分ける沢。国土地理院の地形図ではルートが書いてあった場所です。道あるかな?1091mのコル。岩岳山への一般道と合流です。ここまでのルートは一応記録がないバリエーションでしたが、作業道がしっかりし過ぎていて一般道のようでした。妙になまめかしい木だったので、写真撮りました。帰ってから調べたら、結構有名な気みたいでした。狛犬ならぬ狛猿です。安産の神社だそうで、こんな立派なものがここにあるとは知らなかった。行きは下の林道を行きます。帰りは上から下りてくる予定。一応、最奥なので記念撮影。今度は寸又峡から入って、バラ谷からここまでつなげようかな?ここまでの未舗装路が冷や冷やものだったので、ちょうど良い林道脇に停めて出発です。竜馬ヶ岳からは急坂を一気に下ります。途中北の尾根に入ってしまい、トラバースして主稜線に戻りましたが、高塚山とりつきまではトレース明瞭。奥に高塚山(左)と龍馬ヶ岳(右)が見えました。1061mP直下の難所。両側崩れたところに、でかい倒木が倒れ掛かってます。倒木の上を行きます。しかし今日は冬型の影響か風が強い。木がしなり、ギシギシ音がなっています。大無間から風不入の稜線も見えます。結構遠いな〜。林道から下山点を見る。992mピークここは三角点残ってました。林道の紅葉がむちゃくちゃきれい。周りの深い緑とのコントラストが素晴らしい。高塚山山頂着きました。本日の折り返し地点です。岩岳山に寄り道したりしたけど、予定より1時間巻きで到着。そして立派な鳥居の奥に岩岳神社。どうやってこんなものここに運んだ?一般道に入ると急に神社が現れます。これは九頭竜神社。竜馬ヶ岳山頂に着きました。ありました!しかも割と整備されている!釣り師が河床に下りるのに使ってるのかな?道ないと思ってたので、とにかくラッキー♪国土地理院でトラバースルートが書いてあった分岐点。旧林道が通ってるのかと思ってましたが、そんな感じではない。ただ、一応、道のようなものがありました。橋はなし。道よりも橋を期待してたんですが。。。ボンジ山までは分かりやすい。今回の山行、最後の主要な登りです。苔むした感じがいいですね〜。岩岳山分岐上は痩せ尾根です。この朽ちつつある木の橋が若干怖い。ここからの主稜線は林業の境界になっているらしく、作業道としてかなり整備されている印象。やっぱり低山は冬ですね。ダニ、ヒルもいないし、森が明るい!後は林道を少し歩くだけ。やっぱりこの林道の紅葉はきれい。ゲート直上の崖。途中、この尾根を下りそうになったが、ロープもなかったし最後のこの崖に阻まれたらいやだったので、トラバースし一般道に戻った。一応、下りられなくもなさそう。今度来るときはこっちでもいいかも。ボンジ山への分岐。標識ありました。ドラム缶が⁈他にもあちこちに林業の跡が見られました。岩岳山山頂。ここは眺望なし。でも水量少ないし、問題なく渡渉できそうですね。石伝いに致命的なぬれなく渡れました。最大の懸念点クリア♬岩岳神社のピーク(左)と岩岳山(右)ボンジ山もばっちり見える。結構この稜線は見晴らしが良くていいいですね。反対側には高塚山と龍馬ヶ岳。ルンゼ上部から河床を見下ろす。なんなく河床へ立派な立札右に岩岳山が見えます。ここもコケむしポイント!唯一、ここからは富士山が良く見えた。(他は、樹林で良く見えなかった。。。)ボンジ山までの稜線で、麻布山(木で良く見えない)と前黒法師山(右)そしてその奥はおそらく黒法師岳が見えました。高塚山です。深南部の山らしく大崩落個所があります。崩落地。迫力があります。奥に京丸とボンジが見えます。まだまだ距離ありますね。最後の急坂を下り、林道が見えました。845mピークまで難なく上がれました。ワイヤなど林業の跡がここにも。道もしっかりしてるし、昔(今も?)は頻繁に作業されてたのかな?灰皿などが時代を感じます。ゲートに戻ってきました。感想:急遽、日曜に山に行っていい許可がでたため、南ア深南部の前衛でちょっと気になっていた春野エリアに行ってきました。時間がなくあまり下調べできませんでしたが、過去の記録ではボンジ、京丸、高塚山はピストンで行ってくるあまり面白くないルートが一般的だったため、バリで岩岳山の稜線まで行き、竜馬ヶ岳経由で周遊するルートで行ってみることにしました。(後で調べたら、入手山経由で大きく周回することもできたみたいですが、日が短いのでどっちにしろこの日の短い時期は無理)今回のルートは京丸川が渡れるかがポイントでしたが、期待した橋はなかったものの思いのほかしっかりした下降ルートがあり、水量も少なく難なく渡渉できました。また、そこからの稜線もしっかりした作業道が続いており、藪漕ぎを覚悟(期待?)していった身としては、ちょっと拍子抜けでした。人工林と広葉樹林帯のミックスエリアで、広葉樹が落葉している場所は日が林床までとどいてとても明るい気持ちの良いルートでした。眺望は、あまり良い場所はなかったものの(岩岳山までの稜線くらい?)木々の隙間から、大無間や富士山、朝日岳、黒法師、前黒法師岳、前黒法師山、麻布山などこれまで通ってきた山々が垣間見えました。ところどころルート外してしまいましたが、地図読めればすぐにおかしいことに気づけるので、読図で遊ぶにもちょうど良い感じのルート。人も少なく、静かな山を堪能できました。(終始強風で寒かったけど)次はいつ来るか分からないが、また来くることがあったら廃村になってしまった京丸集落をぜひ見てみたいと思いました。今度はまだ行けていないバラ谷から高塚山までを寸又峡周回でつなげようかな。
山行記録
2020-12-15T05:52:02+09:00
-
明神山
http://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-2758434.html
明神山(ハイキング/東海)日程:2020-11-21(日帰り)メンバー: Satoshi884コース状況/その他周辺情報:鎖場や梯子があるが、しっかりしているので危険ではない。沢筋は若干滑るので注意。鬼岩乗越からのバリルートは概ね踏み跡明瞭だが、所々不明瞭な部分もあるため読図できなければやめておいた方が良い。写真:ホソバシャクナゲ。この辺りだけの自生種で天然記念物だとか。ここから乳岩に入ります巨大なCSの隙間を抜けます岩門。奥に見えるのは胸突八丁の頭あたり鎖場です。下山時は登り口で渋滞していたので脇を降りました。梯子。この上がとても見晴らしが良い。登山口乳岩〜宇連ダムの一般道にで出ると人工林の中を降ります。ここが御身体スラブの気持ちいい斜面こんな巨大な空間が自然にできたとは六合目のピーク乳岩入口下山は鬼岩乗越からバリルート。乳岩山によります。前来た時はこんな標識なかったような・・・なかなか風情がある道乳岩。でかいな真ん中のピラミダルなピークが聖岳。その右隣が池口の双耳峰。前日の雨で雪を被った南アルプスを期待したが、暖かかったため逆に溶けてしまったよう。。。岩の祠鳳来の岩場は有名なので朝からクライマーで混んでました南アルプスがよく見える。感想:久しぶりに明神山に行ってきた。山が初めての人を連れて行くということで、色々検討した結果ここにしたわけだが、行程はゆるいものの美しい沢筋や乳岩の奇岩群、山頂からの南アルプスの眺望となかなか面白い山だと改めて感じた。子育てやコロナで以前のように山に行けないので、ついつい盛りだくさんのきつい山行にしてしまいがちだが、たまにはこういう山も良い。帰りは鳳来峡IC近くのうめの湯に入って、鮎の塩焼きをいただいた。今度はホソバシャクナゲの咲く時期に行ってみるものよさそう。
山行記録
2020-12-15T02:01:28+09:00
-
南ア深南周遊 麻布山、黒法師、丸盆、鎌崩、六呂場、黒沢山
http://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-2703946.html
南ア深南周遊 麻布山、黒法師、丸盆、鎌崩、六呂場、黒沢山(無雪期ピークハント/縦走/東海)日程:2020-10-31〜2020-11-02メンバー: Satoshi884コース状況/その他周辺情報:麻布山西尾根:通行止め少し手前から取り付くことが可能。林道の後がるのでそこから入るのが良い(今回は駐車場所から直接取り付いたがそちらがベスト)。その後は麻布山まで藪はなく快適な尾根歩き(急登)。ただし、登りなら迷うことはないが、下りは読図が難しいかもしれない。ピンクテープとかはない。麻布山〜前黒法師〜打越峠:一般道だが読図は必要。藪はない。打越峠〜バラ谷の頭〜黒法師岳:1800m以上になると笹藪となる。ただし、鹿、人が入っているためまだまし。笹丈は最大で目線くらい。黒バラ平水場:バラ谷の頭直下に水場の標識あり。急坂を5分程度下ると水場がある。水量豊富。水場を整備していただいた山と生きる会に感謝!黒法師〜丸盆岳:笹藪ではあるが、ここも人が入るので笹丈もそこまでではなく悪くはない。黒バラ平、カモシカ平は幕営に良い。丸盆から鎌崩:深南最大の難所で今回の山行の核心部。危険なのは、丸盆からすぐの小ピークのコルと鎌崩。コルは寸又側を少し巻くがその数メートルの岩のヘツリが不安定。肝を冷やした。最低コルも寸又側を巻くが、こちらは残置ロープや梯子がありイージー。鎌崩は最初のとりつきで2メートルほど草付きからがれに降りるところが嫌な感じだが木や木の根があるので慎重にいけばロープなしで下れる。そこから核心部は非常に不安定な石、岩がのっかってるだけのリッジ。四つん這いで不安定な石岩を落としながら慎重にいけば稜線を通せる。核心を過ぎたら7m程の大岩があり稜線を通せないので水窪側にその岩をトラバースして木が生えているエリアに取り付く。そこからしばらく水窪川をトラバースし、具合の良いところで稜線に復帰する。復帰すれば危険地帯の突破となる。逆ルートの場合、このトラバースが分からず、核心への降り口で非常に苦労すると思われる。ちなみに核心通過直後にハイマツを発見。丸盆では探したが見つからず、このハイマツが最南端のハイマツの可能性がある。鎌崩〜鹿の平〜六呂場山〜矢筈尾根分岐:アップダウンが激しいのでかなり消耗する。鹿の平からの下りに1箇所岩場の危険個所あるが、残置スリングがあり気を付ければ問題ない。矢筈尾根〜黒沢山手前1901mコル:人が入っていないため、笹の激藪。特に平坦な部分は背丈ほどもあり、しかも倒木があちこちにあり前進に困難を極める。笹藪は1995mPまで続く。その後コルまでは藪は薄いが、1箇所危険個所がある。1901mコル下水場:沢の傾斜は緩く鹿の道もしっかりしていて割と歩きやすい。ただ、傾斜が緩い分、水が地表に出てこず、水が確保できる適地まで高低差で100mほど下る必要がある。往復1時間近くかかる。1901mコル〜黒沢山:笹藪ではあるが、深くても胸までなので割とまし。鹿道をたどると楽できる。黒沢山〜1840m付近:急坂付近は笹藪はそれほどひどくないが、傾斜が緩い場所は極悪の笹藪、倒木帯。今回のルートで最悪の藪だった。背丈ほどの笹藪に加え、大量の倒木が行く手を阻む。倒木が積み重なって胸あたりにある場合も多く、通過にはかなりの時間がかかる。1840m付近からシャウズ山:一転してはっきりしたルートとなる。ピンクテープも沢山ついていて、ルート上は笹も生えていない。他の一般道よりも良いくらいで、一番良い道だった。シャウズ山〜奥布山〜奈良代林道出合:一般道と思っていたがルートは非常に不明瞭。藪がないのでトレースがなく、落ち葉が積もり、踏み跡も分からない。ピンクテープあるがまばら。地形的に難しい部類の読図で難しい方のバリエーションと考えた方がいい。奈良代林道出合は国土地理院の地図よりも西に降りるので、注意。ちなみにピンクテープは戸中山林道ではなく林道を突っ切る方向に行っているので、たどってはいけない。(最初間違えた)林道〜1323m〜奈良代橋:国土地理院の地図にルートはあったが、実際にはない。テープはあるにはあるが当てにできない。ただ、稜線にのってしまえば1323mまでは稜線をたどれるので比較的わかりやすい。その直下は激急坂で地形もはっきりしないので読図が非常に難しい。しかも放置された間伐材が各所にあり通行困難。南の大ルンゼに行かないようここだけはGPSを使って慎重に尾根に入った方が良い。(ここから奈良代橋までの状態は行ってないので不明)※南の大ルンゼに行かないよう東寄りに行ったがかなり下った時点でコンパスと地形が合わないのでGPSを確認すると、1つ東の尾根に入っていたことが判明。しかも地形図にない巨大なルンゼが正規の尾根との間にありトラバースも不可。激坂を下るとさらに傾斜はきつくなり、最終的にロープ(20m)で下降、河床に降りなければ帰ることができなくなる。西俣沢河床:ひざ下くらいの水量で渡渉可能。複数の砂防ダムがあるが釣り師の道があるので下れる。奈良代橋手前の崩れた場所から林道に復帰可能。戸中山林道:特に崩落なく通行可。崩れても整備してくれているよう。写真:雨の前に急いで下山します。そしてようやく入山点に戻ってきました。最後はどうなるのか鎌崩以上に冷や冷やしましたが、無事戻れて良かった。TYさんありがとうございました。ここでハイマツ発見!鎌崩にもあると聞いていたが実際に見られるとは!世界最南限のハイマツか⁉黒法師見えてきました。バラ谷の頭ももう少し。そして今回の山行核心部の鎌崩に向かいます!緊張します。そして鹿の平。ここで幕営してそのまま降りるか迷うが、正月に行った黒沢山から先をつなげるため先に行きます!深南いいですね。黒法師と前黒法師岳。間にはちょうど寸又峡直上の朝日岳も。また笹っぱら。六呂場山到着。他の方の記録でも言っていましたが、アップダウンで結構ハードです。「耳目は欺かない、判断が欺くのだ」この言葉が翌日のルーファンで身に染みるとは。この時は知る由もなし。。。でわ気合い入れて行きます!最初の関門。核心への下降。この数m程の下降がいやらしい。でも木や木の根があるので慎重に行けばいけます。矢筈尾根分岐。特に印はないがでかい稜線が突き上げてるのでわかりやすい。シャウズ山。この後もほのぼのかと思ったら。。。急にルートが不明瞭に⁉結局読図しながら向かう。雨も本格的に降ってきた。最後の急登です!奥布山。この後さらにルート不明瞭。読図しながらいくが、平らな分結構むずい。この辺りは一般道で楽できると思ってたのに(泣)2年前は人があまり入っていなかったので、きつかったが、今回は割と道がはっきりしていて藪漕ぎも幾分楽で良かった。通行止め。行きでは7台程停まっていたそうだが、一台もいない。林道跡に合流。少しこれを利用して稜線に入る。ブナの実。結構落ちてたので不作ではないと思ったのですが、すべて中身なし。。。これでは熊も里に出てきますね。カモシカ平。水場はないがここも幕営適地。眼下に東俣沢。取り付きは激急坂。少し手前の林道跡の方が良かった。。。何度か渡渉しながら、奈良代橋まで向かいます。釣り師の道があったので、巨大な砂防ダムも越えられた。1840m付近の休憩地。ここから急にほのぼのした道が現れた!戸中山。水窪側にトラバースして安全地帯から鎌崩見ます。50m足らずですが、恐ろしいところでした。水を求めて急坂を下る。ルンゼしたの20m程の滝。ここを越えられなかった。ようやく1995mP到着!なんとか日没前には1901mコルの幕営地に着けそう。背丈の藪だけなら昨日の劇藪程だが、その中にある倒木が積み重なって背が高いので越えられず、行く手を阻む。鹿道もないので鹿も避けているよう。やっと林道に出ました。結局バリエーションだったので結構時間がかかった。しかも国土地理院と違う場所に出たので少しルートミスして林道をぐるり(今回初のGPSチョンボ)。心の隙ができるとピンクテープに頼りたくなるのは誤りの始まりですね。夜晴れていたので、霜が降りてます。夜は寒くて寝れなかった。。。稜線復帰しているところ。この辺りも岩が脆いので気を抜けません。しかも岩が鋭利で手袋ごと指をざっくり切られました!立ち枯れに笹っぱら。奥に黒沢〜シャウズの稜線とはいい眺め。鎌崩の頭。最初ははっきりした稜線なので迷うことはない。奥に浜名湖が光ってます。雲の隙間からの朝日と立ち枯れた木。なんとも幻想的。結構下るが5分ほどで水が出てきます。標高差100m程下ってようやく取水適地。結構歩きました。前黒法師山到着。ここまではなんてことない。危険箇所を振り返る。奈良代橋。結構苔むしていて朽ちつつある感じ。このルートは上り専用ですね。下りの読図は難し過ぎる。(GPSで行けば楽かもしれないがつまらない。。。)最低コルからの登り返しにもロープあり。いい季節です。秋山最高。水窪ダム当りで明るくなりました。今日は秋晴れですね。本邦2000mの看板で記念撮影。ただ、後で調べたらもっと南のよう。確かに以前来た時はそっちまで行ってたな。。。最低コルを振り返る。流石に稜線通しは無理。深南のスターたちが良く見えます。あと少しで丸盆。東屋到着。一休みします。西俣沢河床が見えたが、直上はいよいよロープなしでは降りられないレベルに。霧雨になってきた。劇藪で本降りにならなくてよかった。等高尾根分岐。奥に前黒法師山が見えます。黒法師を振り返る。しかしどこからみても綺麗な形です。やっぱり笹藪こぎから。2日目。今日も天気が良さそう。無事、鎌崩通過を祝います!TYさんご一緒していただきありがとうございました!一人ではとても行けなかった。稜線上は藪もなくルンルン快適♪少し登って、この崩壊地のへりを越えると。黒法師、バラ谷の頭はガスの中。笹藪だが思ったほどではない。今まで藪漕ぎして感覚が麻痺しているとは思うが。。。丸盆岳到着。しばらくトラバースして稜線復帰したところから。南下の場合は普通に行くと先ほどのトラバースにいくことは難しいですね。あの大岩をどう巻くかが問題。懸垂で降りるしかないか。核心部は草付き直下から奥右の木が生えている左上の大岩の下まで。ここは稜線を通します。その後がどう抜けたら分からなかったですが、行けばわかるとそのまま行きました。実際は、大岩下を水窪側にトラバースして、草付き帯まで抜けられました。ただこのルート、南下した場合は見つけるのは困難でしょう。進んでも進んでも笹藪ばかり。鎌崩から丸盆。予想より核心部は斜度があるように見える。(実際は核心部自体はそれほど高度上げなかった)鹿の平から降る途中の危険箇所。残置スリングあり。木の根も掴めるので慎重に行けば問題ない。最終日、しょっぱな黒沢山まで行きまーす!藪の密度が濃く、なかなか進まない。登っていると少し雨がぱらつく。真ん中にデーンと黒沢山が見えます。明日はあそこで幕営。後ろにはわずかに中ノ尾根、合地も見えて、さらに光も。鹿道がしっかりしていて、斜度もゆるいので行きやすい。鹿の平、鎌崩、丸盆が見えてきました。明日、この核心を行きます。一応、×三角点も。20kg超の荷物にこの急登は堪える。でも稜線は美しい。目線丈の笹と隠れた倒木になかなか前進できない。割としっかりした巻道で、残置ロープもある。どの岩も信用できない。いつ崩れるか分からない。しかも20kg超の荷物が背中から押してくる。今日の行程が山場。まずは足慣らしで黒法師まで登ります。鹿道を辿れるのでこの辺りは楽。倒木を越えるのも結構疲れる。世界最南限のハイマツはあるか探してみましたが、見つからず。もう枯れてしまったと噂で聞いたが、本当のよう。。。でも斜度が緩いせいでなかなか水が出てこない。。。2年ぶりのこの看板。無事に帰れることを祈ります。が、この後、数々の困難が待ち受けているとは知る由もなし。まだまだアップダウンが続く。こんな苔むしたのも良いですね。古い動物捕獲用の檻が放置されてました。人工林ですし、ハンターや林業関係者がここに入っていたんですね。2ピッチの懸垂で河床まで降りました。鎌崩用のロープがこんなところで役立つとは!持ってきてて良かった。奈良代橋横の崩落した場所から林道に上がりました。ようやく幕営地のコルに着きました。斜度が緩くなると劇藪、大倒木帯。斜度が緩くなった場所から1840mまでがこれまでで一番の藪でした。流石魔の山。最後のダメ押し区間。この辺りが最もしんどかったー。倒木ありすぎ!!シブロク歩道分岐まで来ました。バラ谷の頭まであと少し。道標がありましたよ。紅葉が美しい森です。木のこぶに根が生えたものが結構転がってる。むかごみたいなものか。ただ、急坂が続きます。流石に背丈くらいになると鬱陶しい。でも朝露で濡れてなくてよかった。ほのぼのルート。しばらく稜線通して最低コル。ここは寸又側に巻道があります。なんとか一番の核心部抜けました!ヤバかった!バラ谷の頭直下の水場入口。まずは丸盆直下の小ピーク間コル。寸又側に巻いてコルをやり過ごすが。。。コル直下、数メートルのトラバースが足場が悪くて、よい持ち手がなくいやらしい。胸につけたボトルが引っかかり、一瞬剥がれそうになって肝を冷やしました。山に生きる会に感謝!水場の整備ありがとうございます。1762mP〜1995mP間は笹の劇藪。水汲んで戻る頃には暗くなってしまいました。笹藪は暗いと道が分かりにくい。そして黒沢山到着!正月ぶり!コル手前に危険箇所あり。気をつければ問題ないです。大無間〜大根沢〜朝日の稜線。奥に富士山とは贅沢な景色🎶駐車スペース直上。急ですがここから入っていきます。今日はここに幕営。ちょうど良い場所が何箇所かありました。核心部を行きます!支点取れないのでロープななしで行きます。とにかく不安定な石、岩が稜線に乗っていて迂闊に進めません。四つん這いで不安定な石を落として道をならしながら慎重に進みます。麻布山山頂。山頂は苔むした平らな台地となっています。一般ルートを通っただけでは知りえない光景です。鹿の平〜六呂場〜黒沢山までの稜線。なかなかアップダウンが激しそう。時間おしているので、不動はまた今度にとっておいて先を急ぐことにします。今日はまだまだ先が長い。こんな感じで苔を掴んでバランス取るくらい。岩は基本逆層で持ち手がない!!戸中山林道ゲート。ここから30分程林道を歩く。鎌崩の稜線。ほのぼのコースが落ち着く。奥に光岳。左に池口の双耳峰も見えます。西俣沢河床。流れが緩そうで良かった。水深は膝丈くらい。ゆっくりしたいところですが、水を求めて沢を下ります。矢筈尾根を過ぎると人の入った形跡が一気に薄くなる。翌朝。朝から雨を恐れていたが、まだ降っていない。ラッキー!核心部の鎌崩到着。写真は動画で見てたけど、実物の迫力が凄い。身震いします。そして、核心部をどう抜けるかここからではわからない。。。黒バラ平の本日の幕営地。まずは初日お疲れ様でした。1323mの三角点。ここまでは順調。でもこの後の急坂で地図にない大ルンゼを直下のルンゼと勘違いし、読図ミス。GPSチョンボして間違いに気づいた時にはだいぶ降りたところ。ルンゼのためトラバースできないし、数100m登り返すのも辛いので、物凄い急坂降りることに。。。バラ谷の頭到着!先客が幕営中でした。ガスの中だが、まだ本降りではない。黒法師岳到着。2年ぶり!疲れた身体に堪える。でも日没の時間は刻一刻と近づいてくる。林道ゲートを越えて奈良代山に取り付く。でもまともなルートは存在せず。テープもほぼない。国土地理院にはルート記載あったのに!さらにアルミの梯子まで!今日は芋煮会です!牛肉たっぷりでうまかった‼丸盆に向かいます。影黒法師!そして、笹藪が始まる。聞いていたよりはイージーに通過可能。感想:昨年からTYさんと深南部稜線をつなげていたが、黒沢山以南のオールスターが集う稜線が抜けていたので一気に周回してつなげることにした。今回は懸案だった鎌崩やバリエーション、激藪漕ぎと盛りだくさんのルートである。これに加えてアケ河内源頭で焚火なども考えたが行程的に厳しくなるし、天気(1,2日目晴れ,3日目雨)も考慮し、最終的にはオーソドックスに稜線伝いとした。1日目。初っ端から核心で戸中山林道から麻布山に突き上げるというバリエーションルートとなる。ここを通ったという情報が全くなく、林道のへりが崖のようなので取り付きがあるか心配していた。が、通行止め手前の駐車スペース前で上手く取り付くことができた。急登ではあるが、藪もない快適なルートであっさり麻布山に到着できた。あとは一般道なので順調に前黒法師、バラ谷の頭を通過し、黒バラ平で初日を終えた。秋ということでこの日の夕食は芋煮会。芋もうまいが牛肉が美味であった。2日目。雲はあるが天気は良い。行程的にこの日がメイン。鎌崩のことを考えると少しそわそわした。最初は足慣らしで黒法師に登る。調子は良い。2年ぶりの黒法師。前は人っ子一人いなかった(林道の土砂崩れで人が入っていなかった)が、今回は山頂で幕営中のおじいさん、若者2人パーティーと会う。若者は寸又峡から丸盆東尾根をつき上げてきたというなかなかのやり手だった。カモシカ平を通り丸盆まで行く。ここで日本(世界)最南端ハイマツがあるという話だったが、探しても見つからず。噂どおり枯れてしまったのかもしれない。(それっぽい枝はあったが、葉はなかった)そして、ここからいよいよ鎌崩に向かう。さっそく水窪側の崩落しているへりを降りていく。丸盆からすぐのピークまでのコルがいきなりやばかった。寸又峡側を巻くが、コル直下の数mのトラバースの足場が悪く、良い持ち手もない。しょうがないのでコケに指を突っ込んで剥がされないようで行くが、胸につけていたボトルが引っ掛かりはがれそうになり、肝を冷やした(汗)。次の最低コルはそれほどでもなく、寸又峡側にしっかりした巻道があり、残置ロープ、アルミ梯子があって問題なく通過できた。その後、崩落地にヘリをつき上げると、核心の鎌崩が現れた。ぱっと見、核心の稜線を行った先からどう稜線にのるのかが分からない。また、今いる草付きの場所から核心の崩落地まで下りるのも数mの落差がありそのまま降りて行けなそうに見えた。結局、行ってる人いるしまずは行ってみようということで、先に進んでみることにした。ロープに関しては、支点取れないし、20mじゃ微妙ということでノーザイルとした。取り付きは近くに生えている木や木の根を慎重につかめば、何とか降りることができた。その先の核心部は、不安定な石がごろごろ乗っていてそのままでは恐ろしくて歩けない。四つん這いで石を落として歩きやすくしてから少しずつ進んだ。この体勢だと20kg超の荷物が重くのしかかる。どの岩も信用できないがバランスとるくらいならいける。そうやって慎重に前進し、何とか核心部を抜けることができた。核心を抜けると、立ちはだかる大岩は水窪側にトラバースできそうで、そこを慎重にトラバースし、草付き帯まで抜けることができた(トラバースも次々崩れたので危険だった)。こんな恐ろしいところだったが、バッタがのどかに鳴いていた。草付きにでると、しばらく水窪側をトラバースして、都合のよさそうなところで稜線につき上げ鎌崩を無事通過することができた。稜線にでるとなんとハイマツが1株だけ生えていた。鎌崩にもあると聞いていたが、本当にあった。もしかしたら、これが南限のハイマツだったかもしれない(少なくとも光よりはだいぶ南である)。核心部を過ぎれば、あとは一般道。鹿の平で不動をピストンして幕営するか悩んだが、立派な不動はまた来るだろうということで今度にとっておくこととし、今回は黒沢山までつなげることにし、先を急いだ。鹿の平からの稜線はアップダウンが激しく、上ったり下ったりの連続で体力を奪われた。よく歩かれている矢筈尾根まではいいが、そこから1995mのピークまではまた激藪祭り。特に1762mP〜1814mPまでの傾斜の緩い場所は背丈ほどの笹藪とあちこちの倒木に苦しめられた。何とか最後の力を振り絞り1995mPにたどり着き、日没時間前に幕営予定の1901mコルに到着した。到着後、すぐに沢を標高差100mほど下り水を確保し、日が暮れてからようやくゆっくりすることができた。鎌崩を通過したという達成感からかビールがいつも以上においしく感じられた。3日目。朝からの雨が心配だったが、降ってはいなかった。卵雑炊で体を温め、まずは黒沢山まで向かう。笹藪ではあるが、鹿道もあるし藪は深くても胸までなので割と苦労せず上がれた。雨が降る前に黒沢山の藪を抜けたいので、山頂に長居はせず、すぐ下山する。初めの急坂付近の藪はそれほどでもなかったが、傾斜が緩い場所から魔の山が牙をむいた。背丈ほどの極悪笹藪に加え、大量の倒木が行く手を阻む。鹿も通らないようで獣道もほとんどない。倒木が積み重なって胸あたりにある場合も多く、通過にはかなりの時間がかかった。1840m付近に休める場所があり一息つくと、そのあとは嘘のように藪のない極楽のルートがシャウズ山までつづいていた。シャウズ山からは一般道と思っていたが、ここでも楽はさせてくれなかった。先ほどとは違いルートは非常に不明瞭になり、ピンクテープもあるがまばら。稜線もはっきりしないバリエーションルートとなった。何とか地図とコンパスでルートを追い、奈良代林道出合まで出ることができた。ただ、そこからピンクテープを追ってしまったため、あらぬ方向に降りてしまい戻ることに。毎度思うがピンクテープは心の隙をついて迷わせてくる。奈良代林道を戻り、奈良代山の尾根に取り付き、最後の急斜面を降りて行った。このルートも国土地理院の地図に記載はあったが実際にはなく、一般道で楽できるという淡い期待はもろくも砕かれた。ただ、稜線にのってしまえば1323mまでは稜線をたどれるので、ここまではあまり苦労なく降りることができた。そして、ここからがこの山行のハイライトだった。地形的に読図が非常に難しく、南の大ルンゼに行かないよう東寄りに行ったのと、地形図にない大ルンゼがあったことで、一つ東の尾根に降りてしまったのだ。それに気づいた時にはすでにかなり下っておりトラバースや戻ることも困難。結局、ひたすら激急坂を下るしかなかった。下れば下るほど傾斜はきつくなり、最終的にロープで下降、なんとか西俣沢河床に降りることができた。このあたりはTYさんに助けられた。西俣沢はひざ下くらいの水量だったので渡渉は問題なかった。ただ、ほどなくして落差20m程はある砂防ダムが現れる。やばいと思ったが、釣り師が作ったと思われる梯子や巻き道があり、無事巻くことができた。最後は奈良代橋手前の崩れた場所から林道に復帰でき、ここでようやく無事を確信した。最後は林道を30分ほど歩き、長い長い深南周遊の旅がようやく終わった。今年はいつもより全然山に行けていなかったが、バリ、激藪漕ぎ、鎌崩、懸垂下降、渡渉と1年分の山行を凝縮したような充実したものだった。やっぱり深南は最高ですね!
山行記録
2020-11-05T06:41:31+09:00
-
空木、南駒、越百山周遊 やっぱり日帰りはキツかった
http://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-2471034.html
空木、南駒、越百山周遊 やっぱり日帰りはキツかった(無雪期ピークハント/縦走/中央アルプス)日程:2020-08-02(日帰り)メンバー: Satoshi884コース状況/その他周辺情報:基本的に以下以外は問題ないです。林道: 関西電力の方々によって先の豪雨で崩れた箇所等は復旧されており全て徒歩で通過できます。感謝。8/1現在で旧登山口と金沢土場の中間点に渡渉点があるので注意(石をつたえばなんとか行ける)。ヤブ蚊が多く歩いていても刺してくるので虫除け必携(帰り)。うさぎ平〜北沢: 背丈程のクマザサが繁り通行しにくい。ただ、ルート自体ははっきりしているので迷うことはない。直径7mm程のマダニに刺されそうになったので、通行後は付着を確認した方が良い。北沢渡渉点: 水量は多く、石の上をつたっていけるレベルではない。川幅が狭いところは深く、非常に流れが早いので流されるリスクをとるよりは靴を脱いで渡った方が無難。深さはどこを行っても膝丈程はあるので、ストックでバランスをとって渡ると良い。渓流シューズやマリンシューズを持参するのがベター。岩は花崗岩でほとんど滑らない〇。稜線: ピークからのルートで若干ルートが不明瞭なので、方角の確認、ルーファンに気をつけた方が良い。写真:笹は背丈ほどあり、朝露に濡れた笹をかき分けていきます。やっと林道に出た!でもまだまだ帰れません。1時間以上の林道歩き開始。伊奈川ダム。外灯が湖面に反射しきれい。でも、元々は整備されているので、今年はコロナの影響でやれていないのかも。避難小屋。結構ボロボロ。避難小屋です。ここで泊まる(った)方も結構いたようです。仙人の泉水量は十分ですイワカガミこちらも花の後木曽殿から空木までの高低差350mの急登が疲れた体にこたえる。。。使用は本当に緊急時だけですね。巨大なひよこ岩⁈アシカ岩⁇しかし、いい勢いでながれてますね。木曽殿山荘長かった!チングルマ花は終わってもう綿毛ようやく金沢土場到着。少し急いで1時間半で到着。朝分かれてた分岐点。ようやく戻ってきた。北沢まではこんな感じ。道ははっきりしていますが、笹が刈払われていない。ひたすら降りて上のコルまで来ました。あと少しで林道!林道出口が見えてきました!コルからの南駒ケ岳。150mくらいですが体力を削られた体にはこたえる。一瞬ガスが晴れ、仙涯嶺から越百山を見えました。ガスの中の稜線もなかなか良いですね。下の水場ここで水分補給。疲れた体に染み渡るやっと山頂!北沢到着!なかなかの水量があります。やはり大雨で山が吸った水はそうそう抜けてはくれない。南部の稜線。手前が赤椰岳、右奥が南駒ケ岳。立派です!赤椰岳。棒があるだけ。南駒ケ岳までの道が分かりにくく、少し間違ったルートでいってしまいました。仙涯嶺に向かう頃、かなりガスってきた。雷が心配。。。やっと空木と主稜線が見えてきました。まだまだ遠いなー。林道でのしつこいやぶ蚊攻撃で10か所以上ふくらはぎをさされましたが、やっと戻ってきた―!さすがに自分以外の車はすべていなくなってました。満足コースごちそうさまでしたm(_ _)m20mはある巨大な岩。仙涯嶺のルート自体は西側を巻いていきます。いたるところに大雨の爪痕が。でも、通行できるよう補修されています。関西電力に感謝!宇津木に向かう林道での旧登山口と金沢土場の中間点。水深15cm程あり渡渉になります(写真奥が林道)。少し上流側に行って石を伝って通過。越百山についたー。長かった。疲れて目をつむると宇宙にいる気分になれるいろいろ探し、ここで渡ることに。川幅が広めで若干流れが緩い。でも、最深部は膝丈くらいの深さでした。渡渉後は奥の2m程の崖を無理やり登らざるを得なかった。岩々しい。ゴゼンタチバナぱっとガスが晴れ、越百山が見えました。あと少しがんばれ!体力的には限界だけど。。。昔、池山経由でK氏を連れてきて以来です。今年はコロナで人数減らして営業とのこと。不要な立ち寄りはせず、先に進みます。北沢からの登りで太ももがチクチクするなと思ってみたら。。。7mm程の大きなマダニが!湿った笹原で嫌な予感がしてましたが、今年もこいつが!4:30になってようやく明るくなってきました。いざ出発!しかし、今朝沢の水はほんとに青い!ここの近くの阿寺渓谷のようようやく南駒ケ岳。稜線上ではまだ半分です。なんとか計画より早くいけてるので、予定通り越百山を目指します!越百小屋。8/1から予約限定でやり始めたそう。下山途中ですれ違ったツアーの方はここに一泊するといっていた。クモマグサ木曽殿の手前のお花畑です!やっぱり夏山はこれですね。空木岳だいぶ近くなってきた!チシマリンドウ後は下山のみ。雨降りそう&打倒計画書なので、急ぎます。でも、疲労と足裏の痛みでなかなか進まない。。セリバシオガマミヤマダイコンソウ念のためと持ってきたマリンシューズが役立った!靴濡れるのはこれからの長い行程では致命的なので。ハクサンシャクナゲ?薄暗い中でも水の青さがはっきりわかります。ギンリョウソウモミジカラマツうさぎ平。ここから山道になります。マイヅルソウもう花が終わって実がついてます感想:今年はコロナと子育てのため、正月の深南と山菜取り以外山に行けていませんでしたが、日帰りならとOkとの妻に許可をもらったので、ひさーしぶりに山に行ってきました。たまにしかいけないとやっぱり欲が出て、満足プランで。ただ、CT約18時間の日帰りはなかなかハードでした。。。長い林道後の1000m以上の登り、稜線のアップダウンによって、体力がじわじわと削られ、越百山までひーひー言いながらたどり着きました。かなり巻き気味で作った計画の上を行こうと急ぎながらというのもあり、コロナ禍でなまった体には堪えました。。。(結果的に計画より30分巻き)中央アルプスというと木曽駒から空木くらいの稜線しかなく、他のアルプスと比べちょっと見劣りするイメージでしたが、空木以南も美しい稜線が続き、花崗岩が風化した白い砂地に巨岩が織りなすなかなかのルートということが分かりました。人も少ないし、素晴らしい場所です。ルートとしては北沢の渡渉以外に難点はなく、林道歩き(いらないけど)、笹藪(マダニはほんとに勘弁)、樹林帯、森林限界の稜線とお花畑や岩場とバリエーションにとんだなかなかのものです。中央アルプス西奥の伊奈川ダムまでのドライブは大変ですが、機会があったらまた行ってみたいですね。でもその前に、越百以南、安平路山〜の不明瞭な稜線かなー
山行記録
2020-08-03T06:30:02+09:00