blues55さんの山記録 - ヤマレコ
http://www.yamareco.com/
ja
2024-03-26T03:36:08+09:00
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須金岳〜虎毛山;寒湯登山口より
http://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-6583677.html
須金岳〜虎毛山;寒湯登山口より(積雪期ピークハント/縦走/栗駒・早池峰)日程:2024-03-24(日帰り)メンバー: blues55コース状況/その他周辺情報:暖冬の影響で、どのくらい雪があるのか気になりましたが、今月に入ってからある程度降ったようで、体感的には昨年と変わらない積雪量と感じましたただ、雪質は柔らかく、サクサクと言うよりザクザクと沈み込む感じで体力は使います特に日が当たり始めた午後はシャーベットぽくなってきてました※虎毛山頂から仮の須金山頂までGPSの記録が抜け落ちてます 距離的には20km弱、標高差1,400mほど稼ぐルートとなりますので、ご留意ください写真:男前雪洞を掘ってみたくなる鬼首カルデラ雪庇も変わりなく発達してました右に見える虎毛山今日はあそこまで行って戻る山頂到着入り口は40cmほど埋まってましたスコップで掘り出すお昼を過ぎると晴れ始める縦走路の先に栗駒山独特の風紋の先に虎毛山すばらしい天空の縦走路雪庇の下に降りてみた結構積もってます感想: 今年の冬は暖冬とは言え、冬と春の空気がぶつかっているような不安定な天候が続いています庭の梅も早めに咲いたのに、なかなか天気が落ち着かないなぁなんて、通勤電車から毎日船形の山々を眺めていましたが、先月は寂しかった雪模様が、日に日に白くなっていきます今さら冬山シーズン到来かよ!と思いながら、ようやく週末に天気が良さそうなので、今回歩いてきました本当は、飯豊の“西俣の峰”を登りたかったのですが、曇り空の予報 久しぶりの山登りですから、はずれは引きたくない と言うことで“てんくら”安定のAが出ている須金岳へ 鬼首カルデラの外輪山であるこの山は、昨年も同じ時期に登っていて、冬場にだけ現れる天空の縦走路は、これまでの山行の中でもベスト3に入るとても印象深いルートです朝5時過ぎに出発 のんびりと一般道を通って、鬼首に7時前に到着 残念ながら山頂はどんよりと雲がかかっています 何だか予報と違うなぁと思いながら、いざ出発往復20kmの長丁場は久しぶりなので、体力が持つかどうか 50を過ぎてこのところ疲れも抜けないし、心なしか歳を感じる まぁ衰えを確認するつもりで気楽に登っていきます2時間ほどで稜線に乗りました 昨年と同じくらいのタイム まだまだ行けるぜ、50歳しかしながら、相変わらずどんより雲 須金は帰りに寄ることにして、早速虎毛山に向かいます稜線まではありがたいことに先行者のトレースがありましたが、ここからはまっさらな雪の上、気持ちはいいけど、なかなかしんどいにしても、いい景色だ 雪庇も昨年度変わらずしっかり発達している これはいいぞと思いながら、2時間ほどで虎毛山到着 天気はダメだなぁ まったく見えないまぁ仕方ないさ 去年は特別 昼食を取ろうと山頂小屋へ 入り口は40cmほど雪が溜まっていて、スコップで掘り出しました やはり今月になって、再び降ったんですね昼食中に晴れないかなぁなんて淡い期待もしましたが、やっぱりダメさっさと下山しますが、30分ほどで山頂を振り返るとだいぶ雲が上がってきました 1時間後には、山頂小屋も望めるほどに回復 ただ、鳥海山方面は相変わらず雲が滞留していたので、山頂にもう一度登っても、東側しか望めなかったと思いますみるみる天気が回復してきたので、気温も上がってきました 雪も溶け始めてシャーベット状にこれが重い 久しぶりの山行だけに、手荒い歓迎だぜとやけになりながら、須金岳へ途中、栗駒山がきれいに見えたのですが、山頂に着く頃にまた、雲ががかってきました午後1時過ぎに下山開始 下りは楽だけど、さすがカルデラ壁 こんな急なところ登ってきたのか!?と自分に驚きながら、1時間半ほど、午後2時半過ぎに無事下山天候に恵まれた昨年は絶景でしたが、展望が効かなくとも白く長く伸びた縦走路は、神秘的でとても気持ちよかったです来年も、きっと登ると思います
山行記録
2024-03-26T03:36:08+09:00
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西吾妻山
http://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-6474804.html
西吾妻山(雪山ハイキング/磐梯・吾妻・安達太良)日程:2024-02-17(日帰り)メンバー: blues55コース状況/その他周辺情報:チェーンスパイクでOKでした写真:感想:今年は著しく雪が少なく、スキー場では早くも終了したところがあるようです蔵王の樹氷も溶けかかっているとのことで、今年の冬山は散々たる状況一方で、今週末も天気は上々残り少ない冬山シーズンを楽しむため、西大巓・西吾妻山に登ってきました朝7時前に自宅を出発今回は運転してくれるありがたい同行者もいるので、合流し9時過ぎに登山口のグランデコに到着リフトチケットを買って、ゴンドラではなく、第1リフトに乗車第2リフトでさらに上がろうとすると、登山客は乗車不可とのこと そもそも第1リフトもダメだったらしい仕方がないので、ゴンドラの最終駅地点まで歩き、いざ登山開始できたのが、10時前となりましたスキー場を抜け、樹林帯に入ってもトレースはしっかりついており、スノーシュー不要念のため、チェーンスパイクでどんどん登っていきますが、あいにく山頂付近はガスがかかっている様子正午に西大巓到着 んー、やっぱり展望いまいち晴れるはずだったんだけどな 午後の回復を期待して、西吾妻山へしかも、スノーモンスターは枝葉が見えちゃったりしていて発達もイマイチ本当は、このあたりはモコモコのはずなんですが・・・1時間ほどで西吾妻山頂到着 さすがにこのあたりは、スノーモンスターも立派に育っていますあいにくガスは濃くなってきていて、仕方がないので、昼食を取りながら、回復を待ちます30分ほどで少しづつガスが取れてきました 東側には、東吾妻山の平原が広がっていますいつか歩いてみたいなと思いながら、下山 と思いきや、みるみる晴れてきました慌てて、西吾妻山に再登頂磐梯山がパラマウント映画のオープニングのように見えます展望を堪能して、西大巓に戻ります西大巓からは、飯豊連峰を望むことができました冬山の下山は早い 30分ほどでゲレンデ到着積雪量が心配でしたが、何とかスノーモンスターに会うことができましたこれからは、毎年こんな感じなんですかねぇ
山行記録
2024-02-21T08:47:07+09:00
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南雁戸山;関沢ICより
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南雁戸山;関沢ICより(積雪期ピークハント/縦走/蔵王・面白山・船形山)日程:2024-02-10(日帰り)メンバー: blues55コース状況/その他周辺情報:雁戸山までしっかりトレースがあり,前山まではツボ足で歩くことができました雁戸山頂から南雁戸山は,ノートレースでしたが,雪が締まっており,踏み抜くことなく,安心してグリップを効かせながら登ることができました写真:稜線に乗ったアイゼンとピッケル,フル活用雁戸山とその奥に神室・栗駒今日は本当によく見える笹谷峠まで降りてきた仙台神室のげんこつ感がお気に入りハマグリ山と月山,鳥海山雁戸山,最後の急登今日は登っていい日蟻の戸渡りからルートを望むボリューム感のある稜線雁戸山頂到着スムーズな登りだった 3日前とは大違い蔵王と飯豊・大朝日今日は当たり🎯雁戸山と鳥海山この眺めが好き蔵王刈田峰神社も見えるカスケガ峰より鳥海山がハッキリ・ドッキリ見える南雁戸山頂到着この辺は,それほど雪は少なくない!?と思うやっぱこのアングルが好き大朝日連峰祝瓶尖がってるなぁ大朝日,月山,葉山,鳥海山形の背骨だね前山より船形山方面を望む栗駒山や神室連峰も見える雁戸と蔵王前雁戸と本雁戸かっこいいなぁ時間もあるので,南雁戸へ鞍部から山頂を望む感想: [[YT:Nb6K2afea80]] 3日前にトライした雁戸山ですが,天候が良さそうなのでしつこくリベンジ朝7時前に着いてみると,駐車ラスト1台 あぶねーこの3日間でだいぶ道は開拓されたのか,ツボ足でも十分どんどん進み,1時間半ほどでカスケガ峰へ風もなく,快晴 いろいろよく見える雁戸山も見事な山容を見せてくれています今日は登っていい日らしい気分良くアイゼンを装着し,ピッケルを持って,戦闘開始踏み抜きもなく,登りやすいあっけなく着いてしまったこれは,もう一番だな南雁戸山へがっぷり四つこちらも,雪がよく締まっている30分一本勝負 寝技でフォール勝ち来週にはかなり気温が上がるようなので,せっかく着いた雪も緩みがちに危なくなるかも
山行記録
2024-02-11T07:31:08+09:00
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雁戸山(前山まで);関沢ICより
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雁戸山(前山まで);関沢ICより(雪山ハイキング/蔵王・面白山・船形山)日程:2024-02-07(日帰り)メンバー: blues55コース状況/その他周辺情報:終始ノートレース,沈み込みは20cmほど2日前に東京でも雪が降るほどの天気がありましたが,その際の雪だと思いますかなり柔らかかったです例年に比べ,積雪が少なく,八丁平や前山もまだ藪が出ていました写真:ノートレース😎感想:休みが取れ,朝起きてみると,山が輝いているこれは向かうべきだろう と雁戸山へ休日,関沢ICのゲート前駐車場は即,満車になりますが,平日なのでゆっくり朝食を取り9時に到着駐車は余裕だけど,道がない 2日前に降った後,誰も入ってないんだなぁと思いながら,わかんを装着していざ出発ラッセル・ラッセル 堪んないな,冬山だぜーと汗だくになりながら,笹谷峠に到着1時間かかった お向かいの月山はガス気味ん−,あまり見晴らしは期待できないなと思いながら,先へおー,ここからはさらに沈むぜ 本気出してきたなカスケガ峰の手前とか雪少ないし,藪が出てて,歩きにくいようやく藪を抜けて,カスケガ峰到着 1時間半かかった風強いな 汗でどんどん体が冷えてくるでも,お腹は空いたので,昼食 んー,何だかやたら寒いなさっさと食べて,先へ進むことにしますが,怪しいガスがどんどん降りてくる雁戸山はすっかり隠れてしまったこれは,無理しない方がいいね 何より登頂しても何も見えないよそれに,とにかく寒い!! 指先がかじかんで,これではアイゼン装着できないぞと言うことで,ここまで雁戸山の敗退は,これで3回目 以外と相性が良くない良い時は,すごくいいんだけどなぁ登っていいよと言う日と,ダメだよと言う日がはっきりしてる山です
山行記録
2024-02-11T02:49:14+09:00
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泉ヶ岳〜北泉ヶ岳
http://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-6326781.html
泉ヶ岳〜北泉ヶ岳(雪山ハイキング/蔵王・面白山・船形山)日程:2024-01-01(日帰り)メンバー: blues55写真:感想:今年もよろしくお願いします山にご挨拶と言うことで、泉ヶ岳へ見返り平まで雪もなく、季節感がまったく感じられませんでした泉ヶ岳山頂は、風が強く身体がよく冷えるたまらず、北泉ヶ岳へ鞍部の熊笹平で昼食北泉ヶ岳は先週よりも雪が締まって、歩きやすいこのコンディションなら長倉尾根を縦走できそう今年はどんな山を歩けるかな😊
山行記録
2024-01-01T09:35:57+09:00
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蔵王山
http://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-6320383.html
蔵王山(雪山ハイキング/蔵王・面白山・船形山)日程:2023-12-30(日帰り)メンバー: blues55コース状況/その他周辺情報:澄川スキー場から直登する登山道は、まだ積雪が足らず藪漕ぎに近い状態で断念しました写真:今年の樹氷はどうだろう⁉︎登りは風雪の中となりましたモンベル のイグニスダウンパーカは強い!今年も少なめです熊野岳がきれいに望める下山し始めると晴れてくる登山あるある感想:いよいよ今年最後の山行になりました無事に山歩きができたことに感謝感謝です冬山の蔵王山はまだ早い感じ澄川からのトレッキングコースはノートレース、ならば一番乗りだ!とトライしましたが、薮に阻まれ迷走を繰り返し、あえなく断念懲りずに、午後の好天を期待し、とりあえず稜線に上がってみましたが、ありがたい洗練を受けました幸い心が折れるほどの強風ではなく、熊野岳まで上がれましたので、満足満足大黒天まで降りたところで、だいぶ見晴らしも良くなり、今年の締めくくりとして気持ちよく下山できました今年もありがとうございました😊
山行記録
2023-12-30T01:24:06+09:00
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黒鼻山〜北泉ヶ岳〜泉ヶ岳
http://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-6303418.html
黒鼻山〜北泉ヶ岳〜泉ヶ岳(雪山ハイキング/蔵王・面白山・船形山)日程:2023-12-24(日帰り)メンバー: blues55コース状況/その他周辺情報:黒鼻山はノートレースでしたが、つぼ足で行けました北泉ヶ岳への稜線は、膝下くらいまで埋まる箇所もあり、ワカンで山頂まで歩きました三叉路から泉ヶ岳への登りは多くのトレースがあり、チェーンスパイクでちょうどよかったです写真:感想:今年も泉ヶ岳にはたくさんお世話になりました山頂から見た船形連峰は、いつ見てもいい山容ですふるさとの山 これからもよろしくお願いします🙇
山行記録
2023-12-24T07:35:32+09:00
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五葉山
http://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-6282282.html
五葉山(ハイキング/栗駒・早池峰)日程:2023-12-16〜2023-12-17メンバー: blues55コース状況/その他周辺情報:しっかりした登山道勾配もなだらかで、安心して登ることができます感想:はじめての五葉山前日に結構な雨が降ったので、山は雪が降ったろうな、ラッセル行軍だ!と気合を入れて、ワカンを持ち込みましたが、赤坂峠にはまったく雪もなく、快適に登ることができました展望はないものの、樹林帯のお陰で風も直撃せずに、13時半前に無事に石楠花荘到着先行者は、女性3名冬型の気圧配置が強まることもあって、結局この日の宿泊者は我々5名を含めて8名でした展望が期待できないので、14時過ぎから飲みはじめ、19時で遂に力尽き就寝翌朝も、風が著しく山頂は断念しましたまぁ忘年会が目的だったので、かえって人も少なく快適に酒飲みを満喫し、満足満足にしても、ここのストーブは優秀いい山小屋です宮城にも欲しい 船形にまた設置されないかな
山行記録
2023-12-17T01:23:07+09:00
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安達太良山・箕輪山;塩沢口より
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安達太良山・箕輪山;塩沢口より(ハイキング/磐梯・吾妻・安達太良)日程:2023-11-23(日帰り)メンバー: blues55コース状況/その他周辺情報:僧悟台〜笹平までは所々踏み抜く位の積雪で難儀しました写真:磐梯山、ダイナミックですなよるな止まれくろがね小屋が一気に寂れた感じがしました箕輪山より風もガスもなく、ゆっくり展望を楽しめましたん〜見事馬の背の稜線風も穏やかでじっくり堪能できた白のコントラストが加わり、さらに芸術度アップ鉄山小屋と飯豊、磐梯痺れる展望磐梯山と飯豊連峰こんな景色なかなか”ない”安達太良方面所々雪がまぶしてあって、なかなか乙僧悟台よりこのあたりから雪がやっかいになってくる感想:何かと条件の悪いこの時期ここまでなら登らせてくれるだろうと安達太良山へお気に入りの塩沢口より箕輪も巡っての周回先週末のタイヤ交換で腰を痛めて、まだ引きずっているので、無理はできないなと慎重に登りましたが、僧悟台から笹平にかけてのツボ足歩きで、徹底的に痛めつけられました箕輪に登る頃には、まともに立てないこれはマズイな ピストンで戻るかと思いましたが、ストックを使って降りてみれば、まぁそれほどキツくない鉄山の小屋で昼食を取り、腰も休めたせいかそれほど気にならずに慎重ではありましたが歩くことができました高曇りでしたが、見晴らし良くすっかり雪を被った飯豊連峰を眺めたり、雪がまぶされ、コントラストに磨きをかけた沼尻平など楽しむことができました閉鎖中のくろがね小屋は、急激に寂れた感じがして、淋しくなりました やはり人が入らないと建物はダメですねくろがね小屋から塩沢口までの沢沿いのルートはアルミ橋が取り外されていましたが、水量も少なくスムーズに進むことができました
山行記録
2023-11-23T02:08:02+09:00
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船形山
http://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-6184113.html
船形山(ハイキング/蔵王・面白山・船形山)日程:2023-11-16(日帰り)メンバー: blues55コース状況/その他周辺情報:20番あたりから雪が見え始めますこの季節、升沢はステップが雪に隠れていて、石伝いに渡るのは難易度が高いです(1度ドボンしました😁)いづれ、この時期は、雪や枯れ葉に道が隠れていますので、コンディションはいいとは言えません熊さんも含め、くれぐれも慎重に写真:月山と大朝日大朝日はすっかり雪ですな右から栗駒山、神室山、鳥海山鳥海山がきれいに見えた蛇ヶ岳よりこんなにくっきり見えるのは珍しい升沢小屋で積雪3cm程度感想:今年も沢山の山を登らせていただき、ありがとうございました自宅から1時間足らずで訪れるブナ林、落葉したこの季節に歩くと特に痛切に感じるが、白神と変わらない見事な原生林の森だと思う
山行記録
2023-11-16T10:17:11+09:00
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七ヶ岳;黒森沢より周回
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七ヶ岳;黒森沢より周回(ハイキング/東北)日程:2023-11-04(日帰り)メンバー: blues55コース状況/その他周辺情報:よく整備されています護摩滝は水量も少なく、ソールが浸るくらいでした写真:本当によく整備されています地元の方々の愛情を感じます三番岳より七ヶ岳を振り返る那須連山護摩滝多くのロープが設置してあります中には擦れているのもあるので、要確認日光連山〆は会津若松のくるくる軒くるくると言うよりつるつる😋護摩滝の急登後も、しばらく沢伝いに上がりますこれから向かう縦走路登山口から歩くこと50分ようやく護摩滝が現れました感想: [[YT:jf76cThaums]] 朝に尾瀬ヶ原から戻り、このまま帰宅するのももったいないので、はじめて南会津の山を登ってきました。七ヶ岳は、日本三百名山にも選ばれているそうで、中でも護摩滝と言われる沢登りのルートがいいのだとか。林道を20分ほど走って、登山口には11時前に到着。早速、登り始めます。よく整備された登山道で、案内板やピンクリボンが随所に表示されています。地元の方がよく手入れされているんだなと感謝しながら、50分ほどで護摩滝へ。なるほど、立派な滝です。よく見るとロープがあちらこちらにぶら下がっています。これを伝って登るのか、これは楽しいかも。この時期、水量が少なく、沢靴も持ってきたのですが、使うことなく、登ることができました。滝を越えた後も、しばらく沢伝いに登っていきます。やがて、沢から分かれて、稜線へ。正面には、日光連山がよく見えました。稜線を辿ると、10分ほどで七ヶ岳山頂到着。標高1,600m。結構高い山ですね。山頂からは、日光連山のほかに那須連山も望むことができました。この山は名前の通り7つのピークがあるそうで、縦走先を見ると、もこもことルートがうねっています。相変わらず道はよく整備されていて、快適。トレランでもやったら楽しいかもなぁと思いながら、ストレスなく進みました。1時間半ほどで縦走路も終わり、下り始めます。やがて、もう一つの登山口に到着。ここから林道を進み、15時前に駐車場に戻ってくることができました。そう言えば、林道を戻っていたところ、斜面の藪をがさがさと進む音がしました。物音からして熊だと思います。(鹿だともっと颯爽と機敏に進みますので、熊は物音が低いと言うか、文字通り探るようにがさがさと進みます。)総距離10km、標高差700mほどの山ですが、沢登りや南会津から望む景色も新鮮で楽しむことができました。何より、道が良く整備されていて、地元の方の愛情を感じました。
山行記録
2023-11-07T04:26:38+09:00
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尾瀬;燧ヶ岳•尾瀬沼•尾瀬ヶ原
http://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-6138261.html
尾瀬;燧ヶ岳•尾瀬沼•尾瀬ヶ原(ハイキング/尾瀬・奥利根)日程:2023-11-03〜2023-11-04メンバー: blues55写真:極めて静かな大江湿原熊沢田代より燧ケ岳が青空に映えるバサバサと振り落としただけでも,結構な量ポールにも凍り付いていたので,マイナス3°くらいにはなっていたと思う熊沢田代,おなじみの構図上田代まで戻ってきた今年もありがとうございました会津駒ケ岳と広沢田代7合目あたりまで登ってきたやっぱり尾瀬いいなぁ俎グラより柴安グラと尾瀬ケ原時間もあるので,やっぱり見晴らしに向かうことにする静かな沼尻の湖畔おはよう,至仏山草紅葉に霜が下りていた静かだなぁ熊沢田代の池塘と平ヶ岳・越後の山々尾瀬沼に降りてきた長蔵小屋はいいところに建ってるなぁ柴安グラ到着前日の雨の影響か,若干霞み気味北アルプスや富士山は望めなかった朝焼けの至仏山と景鶴山燧ヶ岳が見守る燧ケ岳日が沈むギリギリに撮った柴安グラと平ヶ岳沼尻から燧ケ岳を望む至仏山と景鶴山翌朝,バリバリに霜が下りていた見晴らし到着先行1張り,後から1張りの計3張りとなった至仏山に日が沈む寒さと静けさが幻想的な雰囲気を際立たせる多くの人が訪れる華やぐ尾瀬もいいが、この時期も対照的でとてもいい広沢田代尾瀬に来たなぁという感じモルゲン景鶴いい眺めだここにテントを張るか一瞬迷った感想: [[YT:sPnJ5DkBWTo]]昨年、訪れた冬季閉鎖直前の尾瀬。山小屋の営業を終え、夏の華やかな景色とは対象的に茶褐色のくすんだ色に染まった湿原の広がりは、より静けさを際立たせ、寂しさとともに個人的には心地いい気持ちになります。11月生まれの私特有の感情かもしれませんが、強く印象に残っていて、引き寄せられるように今年も伺ってきました。今年は、より深く身を置きたいと思い、テントを背負ってのんびりとした行程に。朝4時半に自宅を出発し、8時過ぎに御池登山口に到着。どういう訳か昨年よりも多くの車が駐まっています。静かな尾瀬にならないかもしれないなと思いながら、ゆっくりと登山開始。昨年は、朝方に結構冷えて、木道がつるつるでしたが、今年は霜が降りることもなく、快適に歩き出すことができました。やはり温かいのかも。1時間ほどで広沢田代到着。草紅葉に点々と佇む池糖。尾瀬の風景だねぇと思いながら、熊沢田代へ。平ヶ岳のほか越後の山々を望むことができました。11時過ぎに爼グラ到着。温かいせいか昨年見えた富士山や北アルプスは霞んで見えませんでした。荷物をデポして柴安グラへ。こちらの展望も素晴らしい。尾瀬ヶ原は、すっかり茶色に染まっていました。俎グラに戻り、昼食を取って尾瀬沼へ。ここから人はぐっと減り・・・というよりも、誰もいません。まさに静かな尾瀬。熊鈴を鳴らしなから、計画ではナデッ窪を降りる予定でしたが、時間もあるので、長英新道から長蔵小屋に向かうことに。1時間半ほどかけて、尾瀬沼まで降りて、ここから時計回りに巻いて、長蔵小屋へ。途中で通った大江湿原は、尾瀬沼の湖畔がいいアクセントになってとてもいい雰囲気でした。長蔵小屋は、当然閉まっていましたが、作業のためか小屋の中には何人かいた様子。おまけに水道も出てました。眺めもいいし、ここでテントを張るのもありだなと迷いましたが、時間もあるので、やはり見晴らしに向かうことに。15時半に見晴らし到着。先行のテントが一張り。少しほっとしながら、至仏山を真っ正面に見据える場所に、テントを設営。夕暮れに染まる尾瀬ヶ原を見ながら、晩酌。泊まりの山行は、これがあるから止められない。至仏山の向こうにゆっくりと沈む太陽を見ていると、静けさと相まっていろいろなことを思い出したり、考えさせられます。すっかり日が暮れて、夕食を取り、いつの間にか就寝。途中、12時頃に目が覚めて、星空を眺めました。オリオン座やカシオペア座など久しぶりに辿った気がします。翌朝、寒さで5時頃目が覚めました。夜中はそれほど寒くは感じませんでしたが、朝方に急激に冷え込んだようです。外に出ようとすると、霜でフライシートがバリバリになっていて、テント内にも散らばってしまいました。霜で白くまぶされた尾瀬ヶ原もなかなか乙だなと思いながら、朝食を取り、6時半に御池に向かって戻り始めます。朝焼けに染まる景鶴山がきれいでした。夏道がなく、雪のある時期にしか登れないらしいですが、いつかトライしてみたいと思います。2時間半ほどかかって、9時に無事御池に到着。燧ヶ岳以外はひと気もなく、じっくりと尾瀬を回ることができました。花が咲いている訳でも、新緑が映える訳でもなく、また、山小屋や売店などでおいしい食事を取れる訳でもないのですが、そういった尾瀬とは対照的な別の一面にとても魅かれている気がします。きっと来年も、訪れると思います。
山行記録
2023-11-07T12:24:37+09:00
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阿蘇山・烏帽子岳・杵島岳
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阿蘇山・烏帽子岳・杵島岳(無雪期ピークハント/縦走/阿蘇・九重)日程:2023-10-23(日帰り)メンバー: blues55コース状況/その他周辺情報:杵島岳の登山道は、山頂までコンクリの階段でした(作るの大変だったろうな•••)写真:阿蘇山の最高地点到着噴火口今から登る南峰の火口壁前日まで登っていたくじゅう連山が見えた歴史を感じる烏帽子岳山頂より草千里ヶ浜とてつもない噴火を重ねてできた土地だと分かる火口壁阿蘇山全容天狗の舞台を横からいい雰囲気馬が放牧されていました杵島岳を登ったら,カルデラ内にモニュメントようなものが米塚というらしい中岳の噴火口と杵島岳第二噴火口テーブルマウンテンならぬ天狗の舞台根子岳かっこいいな砂千里ヶ浜の稜線より南峰の稜線に乗ると根子岳が見えた阿蘇山全容見事なカルデラ阿蘇カルデラとくじゅう連山大きすぎて収まらない生涯現役砂千里ヶ浜と火口壁草千里ヶ浜より大きすぎて火口の全容が入りきらない草千里ヶ浜と烏帽子岳中岳の噴火口根子岳と祖母山感想: [[YT:MYIErLNVpeQ]] 九州最大の活火山「阿蘇」日本最大のカルデラを抱えるこの山は、本気で爆発すると九州がなくなるらしい・・・ それだけのパワーを秘めるこの山を今回登ってきました前日、くじゅう連山を登った後、阿蘇山麓のキャンプ場でテント泊。途中、地元スーパーで食材を調達しましたが、馬刺しや鶏刺しも売っていて、晩酌もだいぶはかどりましたそんなこともあり、翌朝はゆっくり6時前にキャンプ場を出発。途中、草千里ヶ浜で朝食を取りましたが、馬が放牧されていて、いい景色でした登山口となる阿蘇山ターミナルには午前6時半過ぎに到着。早速登山開始だ!と思ったものの、全く土地勘がなく、登山道を見つけるのに戸惑い、実質歩き始めたのは、午前7時天気も良く朝日をまぶしく感じる中、まずは南峰へ。途中、砂千里ヶ浜や地層むき出しの火口壁など現役感満載の場所を目の当たりにし、緊張感が高まります南峰の稜線に乗ると、向こうにはゴリゴリの根子岳の山頂が。男前だぜと眺めながら,中岳へ足元にはモクモクと煙を上げる中岳の噴火口。大地の息吹を感じるものの,これ以上の息吹はいらないと祈りながら,8時半過ぎに中岳到着阿蘇カルデラが広がっている。でかい,でかすぎる。どんだけ大きい山だったんだ!?向こうには,前日まで登っていたくじゅう連山を望むことができましたカルデラがでかすぎて,一望できないので,一段高い高岳へ高岳は,天狗の舞台と言われるてっぺんが平たい岩場を突端に周回できるらしいので,高岳は最後のお楽しみにして,反時計回りに歩くことにします30分ほどで天狗の舞台到着。目の前に根子岳。そんなに高い山ではないのに,山頂のゴツゴツがかなりの存在感を示している。かっこいいなぁ北側にはカルデラとともにその向こうにより近く見えるくじゅう連山昨日辿ったルートもよく分かりました高岳を経由して周回し,再び起点となった中岳へ ここから来た道を戻ります途中,砂千里ヶ浜から分岐し,噴火口も見てきました噴火口へは車でも行けるので,多くの観光客,と言うかやたら中国人がいました今年の3月まで立ち入り禁止だったらしい タイミング良かったです11時にターミナルに戻り,昼食続いては,山頂の西側;烏帽子岳と杵島岳を目指します烏帽子岳は,登山口から草千里ヶ浜からのルートと合流するところまで,仮払いされておらず,踏み跡はあるものの,藪漕ぎのような感じでしたただ,山頂からは杵島岳をバックに草千里ヶ浜が一望することができ,苦労も報われた気がしました続いて,杵島岳へ 途中,草千里ヶ浜のレストハウスに寄りましたが,コーヒーショップがあったりしてシャレた感じ ソフトクリームを食べたかったけど,混んでたのでパス レストハウスを過ぎると,杵島岳の登山口烏帽子岳からルートが見えていて,立派なもんだなと思っていましたが,実際登ってみると立派すぎる 山頂までコンクリートの階段先人たちの偉業に敬意は表するものの,登山の雰囲気はまったく感じませんでした山頂はお鉢周りができるので,回ってみることにカルデラがよく見渡せるところまで来ると,眼下にきれいな円錐形の突起が”米塚”と言うそうです カルデラの中の小さな噴火口 プリンみたいだお鉢を回って,山から下りて,駐車場に戻ってみれば午後2時半前全体的に,道が整備されていたせいか,予定よりもだいぶ早く下山することができました今年の3月まで噴火レベル「2」,立ち入りも制限されていたような,まさに”活火山”をタイミングよく登ることができましたギリギリの中で登ったこともあり,生々しい噴火口などほかの山にはない際立った景色を望むことができましたとても貴重な経験だったと思います ありがとうございました
山行記録
2023-10-28T12:49:32+09:00
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くじゅう連山
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くじゅう連山(無雪期ピークハント/縦走/阿蘇・九重)日程:2023-10-20〜2023-10-22メンバー: blues55コース状況/その他周辺情報:立中山〜立中別れの区間は、道が細く、低い樹木を潜り抜ける必要があり、ストレスを感じました特に枯沢から大船山への登りへ取り付く箇所は、分かりにくかったです写真:稲星山より阿蘇山と対峙しながらの昼食南峰と本峰時折,雲の間から黄金色の紅葉が大船山と平治岳,由布岳阿蘇山,カルデラ,くじゅう贅沢な景色だ蔵王〜大東〜船形の稜線今年は色づきが遅く,今が紅葉真っ盛り沓掛山大船山からは三俣山〜久住山,そして阿蘇が一望できた星生山西側の紅葉ブロッコリーの丘と言うらしい!?三俣山北峰と由布岳坊がつるで昼食後,すっかり晴れたので,三俣山を登り返す大船山もいい感じ笹谷峠から八丁平・雁戸山・名号峰・熊野岳へと続く紅葉街道いつか繋ぎたい三日目,朝から晴れていたので,再び大船山へ米窪の紅葉5分に10秒くらい日が差す歩が進まない山頂が真っ赤に染まる坊がつるを挟んで大船山と三俣山坊がつるに戻ってきた三俣山の山容北側の展望由布岳や別府湾も見えるくじゅうの山々この山域は変化があって,本当に面白い鉾立峠から中立山,大船山,平治岳午前中に辿ったルート三俣本峰と紅葉北峰を回り,本峰との鞍部まで下がってきた時折,雲の間からくじゅうの山々が平治岳から高塚山を望むようやくガスが上がってきた平治岳と由布岳北峰〜大船山何とかフレームに収まった久住山と星生山の間から根子岳が覗く南峰と大船山大船山が赤く染まっている根子岳と阿蘇山星生山よりこちらも燃えている紅葉が御池を囲むいいねぇ久住山山頂より富士山をバックに,八ヶ岳と甲斐駒,北岳名古屋だがや三俣本峰より北峰と由布岳燃えてるなぁ大船山と三俣の紅葉いざ九州へ今回は,山形発〜小牧空港経由で二日目,強風とガスの中,時折日が覗く朝日に照らされる白口岳左から白口岳,中岳,天狗ヶ城,久住山そして遠く向こうに阿蘇山カルデラの向こうに聳える阿蘇山明日登るぜ‼久住山と中岳,星生山今回もありがとうございました三俣北峰の紅葉庭園のようだ大船山に登頂するも,強風とガスさみ〜テントをたたんで,白口岳へ荷物が重くなって,いきなりの急登は堪える九州最高峰だそうですこれから辿る天狗ヶ城,久住山,星生山平治岳と大船山,坊がつる星生山の山肌その昔,硫黄採掘場だったらしい感想: [[YT:PQ_qmARK6II]] テデスキトラックスバンドが来日すると言うので、見に行きたいなぁと思い、いろいろ考えていましたちょうど満50歳を迎えるので、休暇を3日貰えるらしいこれを絡めて、名古屋公演に参戦ださて、どうやって名古屋に向かったものか⁉︎どうも山形から安く飛行機が飛んでいるらしい 往復18,000円だって 新幹線より安いぞ何だか、ちょうど名古屋から熊本にも飛んでいるらしい 往復20,000円だって 安いぞと言うので、ライブを見るついでにくじゅうと阿蘇の山々を歩いてきましたまずはくじゅう連山熊本に着いたのが、14時過ぎ早速レンタカーで長者原へ着いたのは16時過ぎでしたが、翌朝から回るだけ回りたいので、坊ガツルへ法華院山荘のテント場が空いていたので、18時過ぎに受付辺りは暗くなっていましたが、風もなかったので難儀もせずテントを張って時間は午後7時前、法華院山荘には温泉があるので、早速入浴に向かいます。温泉まで1分、この日は冷えたので、この近さはだいぶありがたかったです。楽しみにしていた温泉の方は、結構ぬるめ。ゆっくり入ることができます。お風呂から上がって、そのまま談話室で夕食。談話室はシンクもあって、水が汲めるのでありがたい。コップの底に鉄分のようなものが残りますが、飲用可となっているので、問題ないのでしょう。この日のおかずは、ハンバーグ。最近は、もっぱらこれ。山で食べるハンバーグはやたらうまい。翌朝、就寝中は風もあって、冷えたので、暗いうちに起きてしまい、さっさと談話室で朝食。テントに戻ると夜は明けていましたが、山頂付近はガス。予報では見通しが良くなるとのことなので、期待をして6時に出発。まずは、鉾立峠を経由して立中山へ。途中、西側を見ると、時折白口岳の山肌が朝日に照らされて黄金色に輝いていました。続いて、大船山へ向かいましたが、このルートはあまり通る人がいないのか、道が細く、所々低木で道を塞いでいて、服や帽子が引っかかるうえに、足下も黒土で滑りやすく、結構難儀しました。(実際、帽子が枝に引っかかり、少し破けてしまいました)。40分ほど格闘して、ようやく大船山へのメインルートに合流。ここからは、道幅も広く、快適に歩くことができました。が、相変わらずのガスで、景色がよく分からない。おまけに風もかなり吹いていて、どんどん体温が奪われていきます。午前8時過ぎに山頂到着。多くの方が大きなカメラを持って、待機しています。そんなに景色がいいところなら、少し待ってみるかと、私も待機。10分くらいすると、一瞬ガスが取れ、その合間から、黄金色に輝く紅葉の庭が覗きます。これはきれいだ。もう少し待ってみるかと、さらに10分。今度は西側にくじゅう連山の山容。5分に10秒くらいガスが取れる瞬間があって、なかなか降りる決断に至りません。結局50分ほど滞在し、頬が強ばるほど、体が冷え切ってしまいました。くしゃみと鼻水が止まらない、まいったな。体を温めようと、少しハイペースで平治岳へ。山頂に着いたけど、やっぱりガス、だめだ、こりゃ。早々にテントに戻って、温泉だなと思いながら、下山していると、登ったときよりも、三俣山頂のガスがだいぶ上がってきています。これは、晴れるなと期待し、坊がつるで昼食。この日は土曜日ということもあって、早くも多くの人が、テント設営に勤しんでいました。昼食を取っているうちにも、みるみるガスは取れてきて、三俣の急登がこっちを向かい入れているように見えます。お誘いには応えないといけないなと言うことで、登り始めます。山容を見て、急だろうなと思っていたけど、やっぱり急でした。下りでは使いたくない感じ。1時間ほど格闘して、三俣南峰へ。ガスも上がり、下には坊がつるの湿原にポツポツとテントが散らばっています。本峰経由で紅葉が広がる北峰に向かうつもりでしたが、本峰の逆側から次々と登ってきます。たまらず聞いてみると、お鉢周りができるとのこと。お鉢周りの分岐点まで先導いただき、逆時計回りで北峰へ。お鉢の一番低いところまで下ると見上げるように見事な紅葉が広がっていました。まるで庭園のような景色で、東北の紅葉とはどことなく違う。彩っているのは、ブナなど広葉樹ではなく、つつじなどの低木。パッチワークのように広がっている感じ。これはこれで点描画のようできれいでした。ゆっくり景色を堪能しながら、1時間半以上かけてお鉢周り終了。南側は久住山をはじめ、火山帯の山々が広がっていて、その向こうに阿蘇山も見えます。ここの山域は、変化があって本当に面白い。山の醍醐味がうまく収まっていると思います。須我森を経由して、午後3時半に無事、法華院山荘のテント場に帰宅。テントを張っていた鹿児島の知り合いと合流し、持ち込んだホヤや鮭とばをつまみに度数25℃の茜霧島を空けてしまった。3日目。朝、テントを出ると、外は快晴。前日ガスガスだった大船山がきれいに見えています。やっぱり登っておくかと言うことで、紅葉を見に登り返すことに。立中山経由ではなく、メインルートを辿ったので、すいすいと進み、1時間ほどで山頂へ。前日とは打って変わって、見事な景色が広がっていました。南側には阿蘇、北側には由布岳。そして、山頂を取り囲むように紅葉が広がっています。中でも、東側の池越しの紅葉は絵画のようでした。40分ほど堪能して、テント場まで戻ります。午前10時にテント場に帰宅。テントを回収して、今度は火山帯の山々へ。鉾立峠から白口岳への登りは、荷物が重なったこともあり、キツかった。中岳や天狗森、久住山の縦走は、前回も辿っていましたが、今回も見応えがありました。時間もあったので、くじゅう別れから星生山へ。岩場もあり、意外とゴツゴツした山でした。硫黄採取場を抱えているくらいだから当たり前か・・・午後3時半に牧ノ戸峠に無事下山。ちょうど鹿児島の知り合いも下山していて、二人でソフトクリームを食べて、山行終了となりました。2回目のくじゅうでしたが、今回は実質2日間、紅葉の時期と言うこともあり、じっくり回ることができました。テント場に隣接する法華院山荘には温泉や暖房の効いた談話室もあり、テント泊とは言え、旅館と変わらない待遇で、快適そのものでした。今度は、仲間と来たいな。絶対楽しいと思う。また伺います。
山行記録
2023-10-29T03:43:09+09:00
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火打山と妙高山
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火打山と妙高山(積雪期ピークハント/縦走/妙高・戸隠・雨飾)日程:2023-10-07〜2023-10-08メンバー: blues55コース状況/その他周辺情報:前々日に雪が降ったと言うことで、1日目は十二曲がりを過ぎたあたりから、雪が見え始め、富士見平あたりからは5cmほどの積雪になっていたかと思います2日目の朝はかなり冷え込み,池に氷が張っていました。お昼前あたりから気温が上がりだいぶ溶けましたが、その分泥濘が著しかったです写真:高妻山がきれいに見える百名山だねぇ見事な景色火打山と影火打登り始めて30分妙高山が見えてきた改めて天狗の庭新潟県警の救助ヘリ前日に火打山で骨折された方がヒュッテに避難していました外輪山と妙高山の間に湿原がありました一際存在感を放つ焼山富士見平紅葉はそれなり高谷池ヒュッテが見えてきた十二曲がりを過ぎたあたりから初雪出現左から焼山,影火打,火打山草紅葉しているんだろうけど,雪で見えない山頂到着焼山から煙が出ている後立山もすっかり雪化粧黒沢池と妙高山複雑で面白い地形だやることがないので,13時過ぎから飲み始める”アテ”はホタテの刺身と馬刺し そのまま足に根がつき夕食になだれ込む鍋は山形風芋煮15時過ぎに外を見たら,みぞれが降っていた火打山方面ヒュッテ手前でふと晴れ間が天狗の庭と妙高山二日目,天狗の庭が火打山とともに青空に映えるせっかくなので道標も一緒に撮ってみる着実に紅葉は進んでいる草紅葉きれいなんだろうな・・・ヒュッテで昼食後,晴れ間を期待して外に出てみたもののあっという間にガス 展望も期待できないので,躊躇なく撤退大倉乗越より日本昔話に出てくるような妙高山の山容山頂到着妙高山と高妻山高谷池とヒュッテ日本海もきれいに見える黒沢池妙高市内高谷池,池と言うより湿原茶臼岳より黒沢池と妙高山感想: [[YT:WkzEutZhHK8]] 今年の極端な天気の影響で,思いがけず雪山のような山行になりましたが,二日目の貴重な晴れ間を縫って,二つの山を越えることができましたただ,本格的な色づきはまだ先なのと,わずかに染まった紅葉も雪に覆われ,はっきりせず・・・また,登りに来ますかねぇ
山行記録
2023-10-09T06:23:22+09:00
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鳥海山;湯ノ台口より周回
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鳥海山;湯ノ台口より周回(ハイキング/鳥海山)日程:2023-09-24(日帰り)メンバー: blues55写真:鳥海湖も枯れてはいませんでした海を望む山頂はやはりいい七高山と新山の間のコル登山道上ではないものの残雪あり水溜まりは凍ってた河原宿より日の出を見ようと早めに出発した甲斐がありました河原宿も一望できる月山森いいところだ月山森から一望できました伏拝岳より一昨日来た時は、草紅葉が綺麗だったけど…感想:やはり今年は紅葉は遅いようです初めて月山森に登ることができました
山行記録
2023-09-25T03:36:04+09:00
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以東岳;南俣沢より8の字周回
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以東岳;南俣沢より8の字周回(無雪期ピークハント/縦走/朝日・出羽三山)日程:2023-09-17〜2023-09-18メンバー: blues55コース状況/その他周辺情報:天狗〜出合川〜オツボ峰も含めて整備されています出合川から明光山までの登りが著しく急登二ツ石山付近で熊が逃げて行きました(この辺りよく出ます💦)写真:大鳥池と以東小屋粟畑よりピラミダルな障子ヶ岳障子ヶ岳を後ろから見てみる大朝日、表銀座の稜線大鳥池と以東小屋天狗の山頂付近にて振り返ってみるウツノシマ峰からの2段階攻撃,結構な登り返しでした以東小屋電波も入って快適相撲とvivantの最終回の生配信見れた天狗小屋と以東岳出合川念のため、靴を脱いで渡りましたおはようございます以東〜狐穴はガスガスで写真を撮る感じじゃなかった高松峰からこれから戻る稜線紫ナデより大桧原山方面、雪があるから歩けるけど,夏場はこんなもん漁師の水場チョロチョロで汲む気にならなかった大鳥池から以東岳への稜線前日に登った稜線が右側てっきり左側だと思っていたけど,これはエズラ峰オツボ峰から歩いてきた稜線を振り返る表銀座、うねってるなぁ大クビトヘの激下り左側は今年の冬に歩いたヨウザ峰いい稜線 夏道がないのが惜しいやっぱりかっこいい😎スラブ障子,男前障子ヶ岳と言えば,これ一番きれいに見える障子ヶ岳を越えて,紫ナデへ今年の冬に歩いた稜線が見えるオツボ峰〜以東岳の稜線感想:三連休、ふと休みが取れたので、久しぶりの大朝日連峰へ出合川から以東の稜線に至るルートが仮払いされているとのことで、何も考えずに前日に計画9月だと言うのに、まったく気温が下がらない汗だくの山行でした特に出合川からオツボ峰までの800mの登りはかなり搾られました(出合口は、かなりの急登で枝を掴みながら、汗が止まりませんでした)以東小屋、初めて泊まったけど、二段ベットは170cmぎゅうぎゅう(枕が入らない💦)碧玉水は冷たくておいしい水でした(往復15分ほどかかるけど)記録を見ると見事な8の字大朝日連峰のルート、かなり埋まってきました
山行記録
2023-09-23T06:01:08+09:00
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剱岳•立山;内蔵助平〜剣沢雪渓経由
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剱岳•立山;内蔵助平〜剣沢雪渓経由(無雪期ピークハント/縦走/剱・立山)日程:2023-08-26〜2023-08-28メンバー: blues55コース状況/その他周辺情報:【黒部ダム〜真砂沢】スライド者ゼロと言う静かな道でしたが、ペンキマークやリボンなどしっかり表示されており、ルートロスすることなく歩けました道の状態も整備されており、問題ありません【剣沢雪渓】通常の状態は分かりませんが、雪解けが進み、雪渓の上を歩けたのは全体の半分くらいだったと思います真砂沢ロッジ〜長次郎出合までは、ペンキマークもあり、迷うことなく進めました長次郎出合いからペンキマークがなくなり、雪渓を歩きながらも、危ういところは右岸を歩きました登山道は右岸の結構上側になります真砂沢ロッジの管理人の方がとても親切で、いろいろ教えてもらいました長次郎谷は通行不可とのこと源次郎谷は行けなくはない感じでした【剱岳】平蔵の頭あたりから、難所が続きますカニのタテバイ•ヨコバイは、ステップと鎖があるのでガッツで超えられるはずですいずれ、岩場の歩きづらい道が続きますので、ペースは上がりません【立山】たおやかな縦走路で,気持ちよく歩けます真砂岳から大汝山への稜線が少し勾配がありました写真:氷河と黒部ダム裏銀座も走ってる すごい景色だカニのタテバイ🦀みくりが池薄くなってるところもあるので、慎重に出たー!剱岳雲の間から姿を現して、ラスボス感満載室堂と奥大日岳ハシゴ谷乗越より内蔵助平を見下ろす左向こうは針ノ木岳少し下るとガスが抜ける平蔵の頭に至る一本橋みくりが池と地獄谷3日目、この日はよく晴れた夜明け前の剱岳カニのヨコバイ🦀🦀すごい切れ落ちてる💦別山にも当たる室堂平全貌だいぶ登ってきたやっぱり雪渓は薄いみどりが池と立山黒部川を渡る立体感が出てきたまさに針の山男前剱内蔵助氷河大汝山からの剱岳雲が秘境感を高める翌朝、2日目ガスはときおりかかるものの別山を望めました剣沢雪渓前日頑張った放水を下から黒部ダムを針ノ木岳が見下ろす笠ヶ岳と槍ヶ岳いつかここを登ってみたいなぁよく作ったなぁ黒部渓谷きれいだなぁ後立山連峰いいねぇ見た目よりぜんぜん怖くないん〜、乗っかる気がしない室堂かっこいいなぁなんでこの山だけこんなにガツガツなんだろう⁉︎立山の稜線遠く薬師岳と笠ヶ岳が見える剣沢雪渓はこの下を走っているこれは登れる気がしないなだいぶ剣沢小屋に近づいた剱岳が見えました源次郎谷奥大日岳と別山奥に剱岳立山の稜線テン場に戻って一息ついたら、雨が降ってきた夕方には晴れて、見晴らしがよくなった時折左手の右岸に逃げます根知の酒蔵でお酒を買いました東と西で2億5000万年分、開きがあるらしいお酒は西側、フォッサマグナではない2億7000万年前の地層の水で作っているそうですアルペンルートで大観峰へ黒部ダムがエメラルドグリーンに輝くいよいよ剣沢雪渓に乗る日が当たり、輝きはじめる内蔵助平まで登ってきたあれが剣沢雪渓かな⁉︎まずは黒部川に向かって下がります立山がきれいに見える奥大日岳富山湾も見えるみくりが池と立山だいぶガスってきた一服剱、前剱、剱岳黒部ダムの放水テント場は充分ゆとりがありました登れないことはない…かな⁉︎後立山連峰分かりにくいけど、真ん中左が鹿島槍ヶ岳その更に左が五竜岳薬師岳、北股岳、笠ヶ岳、雲ノ平、祖父岳、槍ヶ岳先日見た風景を逆に見ている感じ別山のカール上にキャンプ場が乗っかっているのがよく分かる長次郎谷出合い山頂はガス40分粘ったがダメだった血の池と立山夕日が当たる感想:[[YT:AjWYYAeX0rE]]動画キャプチャ;剣沢雪渓https://youtu.be/AjWYYAeX0rE?t=728&si=1phAKpcQlV1t8K1H動画キャプチャ;剱岳https://youtu.be/AjWYYAeX0rE?t=898&si=jbjCwfp6hFJgz8HU動画キャプチャ;立山https://youtu.be/AjWYYAeX0rE?t=1470&si=PfB9Q8RQ3dVHIn68以前から仲間内で剱岳に登りたいねぇと話をしていて、今回登ることができました映画化され、明治に入るまで難航不落、針の山と恐れられた山ですから、それなりの覚悟が求められます 念を入れて、信濃大町で前泊朝8時半に自宅を出発しましたが、フォッサマグナミュージアムなどに寄ったりして、到着が18時 やはり信州は遠い宿で根知で買ったお酒と大雪渓のにごり酒で前祝い【1日目】翌朝、6時過ぎに宿を出発扇沢の第二無料駐車場にギリギリ停めることができました始発の黒部ダム行き関電バスに乗って、8時前に登山開始黒部ダム駅の構内から登山口は分かれていて、剣沢雪渓を登りたい私のみ仲間内とここでお別れバスは4台とも満員でしたが、こちらに向かったのは私一人でしたあんまり歩かれないコースなのかなぁなんて、思いながらトボトボ進みます登山道は、ダム建設時に作業道として使われていたようで、しっかりしています一旦、ダム下の黒部川まで下って、橋を渡ると左手に大きな壁、大量の水がじゃんじゃん出ています これが黒部ダムかぁ何の因果か、初めての黒部ダムは、下から見上げる形でご対面となりましたここから黒部渓谷に沿って左岸を辿って行きます見事な渓谷 まさにV字谷です平坦な道を1時間ほど歩くと、左手から黒部川に注ぐ大きな沢沿いに道が延びています いよいよ内蔵助平に向かっての登りがはじまりますさすがV字谷 勾配もキツいやがて内蔵助平に到着ここから涸れた沢を緩やかに登り、最後はなかなかの急登でしたが、登り切ると見晴らしのいい稜線、梯子谷乗越に到着正面には歩いてきた内蔵平とその向こうに針の木岳 そして、右手にようやく剱岳を望むことができました時刻は11:00 何だかエラく順調だこの日、テントを張る予定の真砂沢ロッジにお昼過ぎには着いてしまうぞ と思いながら、このペースなら剣沢キャンプ場まで行けるんじゃないか⁉︎と考え始めます乗越を超えて激下ると再び沢と合流これが剣沢 黒部川と十字峡でぶつかる沢ですな剣沢沿いに30分ほど登り、午後1時に真砂沢ロッジ到着小屋の方は、とても親切で雪渓の状態をいろいろ教えてくれました雪渓は、ほとんど夏道で雪渓を渡るのは3箇所ほど 夏道なので、雪渓よりも時間がかかり、3時間は見たほうがいい アイゼンはいらないとのこと3時間か まぁ4時には着くね連泊した方が、テント設営の手間が省けるし、楽だよね と言うことで向かうことに向かってみると、結構雪渓は残っていて、歩けそう ただ薄いところもあるので油断は禁物丁寧にピンクリボンでルートを教えてくれているので、迷うことなく進むことができました1時間ほどで、右に大きな谷が出現これが長次郎谷かぁ最初に剱岳に登った登山隊が辿ったルートいつか登ってみたいなぁと思いながら、前へまた、右に大きな谷が出現 今度は源次郎谷こっちもいいねぇなんて眺めながら、どんどん進んで行きます後半には、かなり雪渓の雪も薄くなっていて、危なくて仕方がないたまらず、右岸の縁に沿って、時折、岩を越えながら、段々右岸の上の方に登って、夏道の登山道へ2時間ほど格闘したと思います 十分に雪渓歩きは堪能できましたが、これでも通常より短め 後半に夏道を40分歩きましたから、ここも本来は雪渓があるんだろうな やっぱり、雪渓の方が歩きやすいと感じました剱沢を越えると、すぐに剱澤小屋です ここは剱岳と真っ正面に対峙できる場所で、眺め抜群ビールを買って、少し上のキャンプ場へ水はじゃぶじゃぶ ビールを冷やせるたらいまであります ありがたい1,000円払って、テント張り 地面はフラットで、岩が当たることもなく、快適夕食は、セブンの金のハンバーグと尾西 このハンバーグうまかったなぁ(山で食べるカレーとハンバーグは何だかうまい)【2日目】この日は前日に思いがけず進めたので、キャンプ場と剱岳の往復だけのゆったりな行程のんびり7時頃起きる予定が、周りに連られて6時前に起きてしまった 温かい汁物が食べたかったので、朝食はカップラ、朝ラーって奴ですな6時20分には出発 ゆるゆると剣山荘へ ここからいよいよ剱岳への登りが始まりますはじめは一服剣 まぁ、ジャブ程度の登りですな 前剣が威嚇するように聳えています威嚇に平伏するように、登って 前剣到着 ここは、いい眺めだ 剱岳の山頂はもとより、前日辿った剣沢雪渓やキャンプ場のある別山のカール地形がよく分かります。しばし見とれて、先へ 平蔵の頭に取り付く橋を越えればいよいよ本格的な剱岳の難所が始まりますとは言え、鎖やステップがしっかり設置してあるので、焦らず慎重に挑めば登れます技術的に難しいと思うところは、特段ありませんでした(強いて言えば、カニのタテバイは、高度感がありますし、ステップも限られているので、自分の手足の長さを把握しておいた方が、安心して登れると思います)にしても、カニのタテバイは、鎖やステップがないと到底登れないと思います 新田次郎の小説にもありましたが、明治期の登山隊が、長次郎谷の雪渓を使ったのがよく分かります午前9時10分に無事、山頂到着 剱沢キャンプ場から3時間弱かかりました 標高差は600mほどですが、やはり難所 あいにくガスで展望は望めず、30分ほど粘りましたが、ダメでしたどうも、この時期、剱岳は日の出から朝8時までと夕方に少し晴れる日がずっと続いているそうです帰りは、ヨコバイを経由して、11時半過ぎに剣山荘に到着 黒部駅で分かれた仲間内とここで合流これから剱岳に向かうとのことでしたが、宿の方からおすすめしないと注意喚起されたとのこと一応、行けるところまで行ってみるとのことで、見送り、13時前にキャンプ場に戻りました戻って、ビールを飲んで、服でも乾かすかぁと外に干した途端に雷が雨も結構降ってきて、どうもこの日の午後は天候が安定しなかったようです早めに登ってよかった【3日目】この日は立山連峰を縦走して、室堂へ 仲間内との合流時間は10時と言うことで、余裕があると言えばある行程ただ、見晴らしがいいのは相変わらず9時くらいまでの様子 早めに出た方が、景色を堪能できるなということで、朝4時過ぎ、暗いうちから出発 ライトをつけながら別山へ向かいの剱岳を見ると、ライトが数珠つなぎになっています みんな早いうちから登るんだなぁと思いながら、ちょうど明るくなってきたところで、別山南峰に到着 先日歩いた後立山連峰の山々はもとより、雄山方面を見ると、富士山や槍ヶ岳、笠ヶ岳も見えます 後立山連峰は、はじめ鹿島槍ヶ岳を唐松岳と勘違いして眺めていてどうも、距離感が合わないなぁと思っていましたが、ようやく気がつきました 登ったときは感じませんでしたが、立山連峰から見る鹿島槍ヶ岳はまさに槍の形をしていました朝食を食べながら、のんびり眺めを堪能 剱岳も朝日に照らされて神々しくなっています北峰にも寄って、ここから縦走開始 手を使うような岩場もなく、たおやかな稜線を進みます右手には室堂やみくりが池、地獄谷が広がっています その先には富山湾もそう言えば、最近の山行は岩場ばかりだった 山登りはこうじゃなくちゃなと思いながら、真砂岳へ真砂岳からは内蔵助荘が飛び出るように建っていて、景色が良さそうでした ここにも泊まってみたいな真砂岳からは急な登り 岩場も出てきて、少し息が上がってきました稜線に出ると、真下にエメラルドグリーンに輝く黒部ダムが見えましたまた、稜線に張り付く雪渓がいくつか見られました 周りがカール状にえぐられています日本で唯一の氷河ですね 内蔵助荘から氷河に下る道も見えます 内蔵助荘いいな、やっぱりさらに進むと大汝山 薬師岳や笠ヶ岳が一段と近く見えます雄山は、一番高い祠のあるところに神主さんが常駐していて、700円の参拝料がかかります結局、参拝せずに下りちゃった 三角点は確認したので、登頂したということで雄山から一ノ越山荘・室堂平は、登りと下りでルートを区分するくらい多くの人が歩いていました昔から人気のあるコースなんでしょうね9時半前に無事に室堂平到着 合流しようと電話をしてみると、剱御前から雷鳥沢への下りで一人が足を捻ってしまい、少し時間がかかるとのことのんびりみくりが池で待つことにします11時過ぎ、何とか下りてきたようで、無事合流帰りは黒部アルペンルートを使い、扇沢へ初日は黒部ダムを下から見上げましたが、最終日はめでたく黒部ダムに上がることができましたよくこんな大きなインフラを整備したもんだ 戦後の日本はガッツが違うなぁ3日間 総距離28km、高低差3,500mの山行となりました 剱岳は、早月尾根や長次郎谷などまだまだ魅力的なコースがあるようです さすが雪と岩の殿堂 また登りに来たいと思います
山行記録
2023-09-01T11:21:03+09:00
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北アルプス縦走;新穂高〜笠ヶ岳•雲ノ平•水晶岳•大キレ•奥穂高岳•ジャンダルム
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北アルプス縦走;新穂高〜笠ヶ岳•雲ノ平•水晶岳•大キレ•奥穂高岳•ジャンダルム(無雪期ピークハント/縦走/槍・穂高・乗鞍)日程:2023-08-10〜2023-08-13メンバー: blues55コース状況/その他周辺情報:<笠新道> 登り始めから急登が続き,杓子平で一気に視界が開け,一息つくも,そこからが粘り強く稜線の分岐まで400mほどの登りが続きます(これが精神的にキツイ)<笠ヶ岳〜双六小屋> 稜線上で見晴らしがいいですが,小池新道からの分岐点まで遠く感じました 何より,秩父平まで一度下ってからの,大ノマ岳への登り返しがしんどかったです<双六小屋〜雲ノ平> 黒部源流経由で祖父岳を迂回する形で,向かいました 黒部源流からの登り返しはそれなりに急ですが,こんなもんでしょう 雲ノ平は,祖母岳からの眺めがすばらしいです 名だたる山々に囲まれ,まさに秘境;雲上の楽園でした<雲ノ平〜水晶岳> 祖父岳からの眺めもすばらしいです(この山も名山ですね) 祖父岳から一度若干下りワリモ岳への分岐まで登り返しがあります 水晶岳へは分岐から緩やかに登っていく感じ 山頂直下に岩場があります 水晶小屋からは,高瀬ダムや裏銀座の山々を眺めることができました<水晶岳〜鷲羽岳> ワリモ岳分岐から見えるピークが鷲羽岳と勘違いしたこともあり,ワリモ岳に登った先に聳え立つ鷲羽岳は,非常にスパルタンな山に見えました 鷲羽岳山頂から三俣山荘への下りは,ザレ場ですが,踏み跡もはっきりしており,逸れずに辿れば難しくないと思います<双六小屋〜槍ヶ岳・大キレット・北穂高岳> いわゆる西鎌尾根,千丈乗越までは,緩やかにアップダウンを繰り返しアプローチします 千丈乗越からの急登も,ゆっくり着実に登れば,難しいところはありません 相変わらず中岳から南岳が長く感じました 大キレットは,序盤の下りで,一つ目のはしご手前がルートロスしやすいので,要注意です Hピークの登りが急ですが,難しくはありません 飛騨泣きからの急登が若干難しいところがあります<北穂高岳〜涸沢岳・奥穂高岳・ジャンダルム・西穂高岳> 奥穂〜ジャン〜西穂は,体力的にはキツかったですが,高度感や技術的な部分では,北穂〜涸沢岳への登りが一番の難所と感じました (もちろん奥穂〜西穂間も高度感があり,技術も求められます 総合的なハードさではこの区間が一番だと思います) ※いずれ北穂〜西穂は,大キレットの比ではないと感じました Hピークや飛騨泣きよりもハードで難しい箇所が,随時続くと思った方がいいです ジャンダルムからの下りではマーキングが少なく,ルートロスしやすいです(実際,何度かロスしました 足の感触で踏み慣らされてない感じが少しでもあれば,一度戻った方がいいです 無理に進むと,戻るのも大変です) 間ノ岳周辺は,特に浮石が多いです(ここでけがをされる方が多いのが分かる気がします)<西穂高岳〜西穂山荘・新穂高ロープウェイ> 独標までは,岩場もあり,油断できません 独標で,ようやく普通の登山道となります写真:祖父、槍、蓮華、笠贅沢な景色3日目、樅沢岳からおはようございますようやく西穂高岳に到着とにかく長かった🥵上高地が見えました花見平より槍ヶ岳が目の前立ち上がれ日本鷲羽岳到着鷲羽池の青、赤岳の赤、槍のグレーこんな山の色彩は描こうと思っても、描けないと思う槍ヶ岳は人が多いので、あっさり通過中岳から眺めルートやっぱり異様だよなぁ🧐ヒマラヤのジャヌーみたい雲ノ平エリアに入ってきた🎵スイス🇨🇭庭園と言うらしい高天原小屋が見えた行ってみたいなぁ前穂高こちらも尖ってるなぁ2日目、おはようございます今日もいい天気1日目に歩いた稜線真ん中の凹みが秩父平やはりかなり降ろされたんだな💦槍ヶ岳から穂高連峰への稜線帰りのルート😱奥穂高とジャンダルムが見えはじめた大キレットを無事越えて、北穂高山荘到着標高3,100mの🍺どれ、先に進むか🕴️まずはウマノセ杓子平到着、2時間半かかった🥵目の前に笠ヶ岳が広がる素晴らしい稜線新穂高温泉より出発三俣山荘は、多くの人で賑わってました三俣山荘はつくづくいいところに建ってるなぁ来た道とこれから辿る道右の稜線から登り返して、左に折れてこちらに今から真ん中右に見える鷲羽岳まで向かう穂高連峰の右奥に見えるのが、焼岳、乗鞍岳、御嶽山笠ヶ岳山頂より薬師岳と赤牛岳の間に立山連峰雲ノ平が小屋も含めよく見えました穂高連峰も威容な姿を見せはじめるまさに絶景段々と近づく天狗の頭ここを間ノ岳と勘違いしてた😅三俣蓮華岳と槍ヶ岳黒部源流から登り返して、雲ノ平へ振り返ると槍ヶ岳が見下ろしていた💦つくづく三俣山荘はいいところに建ってるなぁ👍👍締めはラーメンと言うことで、富山市内の末弘軒鶏ガラ出汁の手打ち麺🍜もちもちしてうまかった😋奥穂高岳へは穂高岳山荘から30分ほど日本第3位の標高の眺め朝日に照らされる鷲羽岳、祖父岳、薬師岳これから進む稜線この日は左奥に見える双六小屋まで穂高岳山荘案外中は広々としていていい小屋泊まってみたい西穂高山荘でカレー🍛タカネヤハズハハコ(高嶺矢筈母子)この稜線、堪らない何度も見てしまうようやく大ノマ岳まで来た、笠ヶ岳から2時間以上かかった😅暑いし、結構登り返しあるし、初日からハード🥵🥵🥵でも、双六小屋がはっきり見えてきたゾ😼鷲羽岳と槍ヶ岳伊藤新道への分岐いつか歩いてみたい雲ノ平小屋に向かって進みます🚶🏻沢は枯れていて、水場も使えないらしい🤨祖父岳を巻いたら、いきなり薬師岳が現れた雲ノ平だ‼️夜が明けてきた出発するぜ🛫サイロみたいで可愛いシビレる登り😏逆層スラブ見た目ほど勾配はなかったと思う、多分鎖使わなかったしあ、でも結構キツイね🙃どこを撮っても絵になる🖼️モルゲン双六みんな違って、みんないい👍ジャンダルムと笠ヶ岳西鎌尾根オバQ👻穂高連峰も立体感が出てきた帰りはこれか😱グエー👊ようやく稜線に乗った杓子平からが長い🥵🥵にしても、笠ヶ岳かっこいい👍着いたぜぃ🤡奥穂高、涸沢岳、槍ヶ岳が連なってるすごい眺めだ🥳笠ヶ岳からの稜線笠ヶ岳直下に鏡平山荘も見える戻って祖父岳👨‍🦳へ雲ノ平山荘からの眺め左から三俣蓮華岳、笠ヶ岳、北ノ股岳笠新道を登ること1時間焼岳が見えてきました水晶小屋到着裏銀座の稜線焼岳、乗鞍岳、そして御嶽山ワリモ岳を鷲羽岳と勘違いしてたんだよねーワリモに登ってこの山容が現れた時の絶望感😱黒部源流🌊これが黒部ダムを作り出す涸沢岳への稜線のっけからめちゃくちゃ難所なんですけど😵‍💫90分一本勝負🤼‍♂️ようやく涸沢岳に着いたエグい稜線だったー🥵涸沢カールには多くのテント⛺️赤岳と裏銀座祖父岳からの眺め左からワリモ岳、鷲羽岳、三俣蓮華岳黒部源流はこの山々から生み出される大キレットの凹みがよく分かるやっぱり中岳と南岳の間は長いねー😅北ノ股岳も存在感あるなぁ4日目、夜明け前のブルース笠ヶ岳と槍ヶ岳穂高連峰ならではの眺め笠ヶ岳の右奥に見えるのは白山今日はよく見える左の小ピークが長谷川ピークそこから右に北穂高岳、涸沢岳、真ん中が奥穂高岳、二つの棘の右側がジャンダルムグッと降りて天狗の頭、間ノ岳、西穂高岳雲ノ平から祖父岳の山容がよく分かる改めてすごいところだな、ここは😵‍💫さらば槍ヶ岳本日はこちらよろしくお願いします🙇笠ヶ岳がいい形祖母岳👵まで登ってきた水晶岳と祖父岳に囲まれる雲ノ平水晶岳からの眺め高瀬ダムが見える祖父岳北側の眺め薬師岳、遠く立山連峰、赤牛岳、水晶岳鷲羽岳と三俣山荘いいところに建ってるなぁ😲感想: [[YT:inbH8DjHCrs]] [[YT:ozFhXiZ3AuA]] [[YT:iRtyaF6kHrQ]] [[YT:Tr4ycfSNogc]] 動画キャプチャ;ジャンダルム_ウマノセhttps://youtu.be/Tr4ycfSNogc?t=194&si=lO4A4uv9t38b0 動画キャプチャ;ジャンダルム_ロバの耳https://youtu.be/Tr4ycfSNogc?t=523&si=URXQ4GCu7S-OzuXE動画キャプチャ;ジャンダルム_ 登頂https://youtu.be/Tr4ycfSNogc?t=1003&si=oMYgvSk7Vj2H4GXv槍ヶ岳には2回登頂していますが、その度に南側に聳える穂高連峰や西側に広がる雲ノ平を歩いてみたいなぁと思っていました何となく地図でルートを作ってみると雲ノ平だけでも3日、穂高連峰に至っては、いろいろなルートがあり、難所ばかりでどう辿ったものか決めかねる始末西鎌尾根を登ったことがあることをいいことに、勝手に繋げて新穂高温泉から周回できるじゃん🤡なんて適当にルートを作ってみたところ、実際に登ってきてしまいました乱暴なルート設定だけに、正直、今回はハードでした。ただ、天候にも恵まれ、特に穂高連峰を無事に辿ることができました。そして、展望は連日絶好!! とても印象深い山行となりました。お盆の時期ですから、新穂高温泉の無料駐車場に夜中に到着することを見据えて、前日夕方に自宅を出発。新潟経由で、のんびりと。22時くらいに眠くなってきたので、PAで仮眠、夜間割りが効く0時頃まで寝るつもりが、起きたら1時。夜間割りは効いたけども、新穂高温泉に着いたのが朝4時。完全に遅刻。当然、既に満車。警備員さんに聞いたところ、前日18時ですでに満車になったとのこと。寝坊してもしなくても同じだったなと、妙に納得して、少し離れた鍋平駐車場へ。無事周回すれば、こちらの駐車場の方が、帰りは近いと妙に納得しながら、駐車場でまた仮眠💤【1日目】5時過ぎあたりから、外ではバタバタと出発する物音が聞こえます。今日は、双六小屋までだから、8時頃出発しても、十分なんだよなぁと思いながら、せかされる気がして、6時前に起きて、のんびり朝食。何となく6時40分に出発してしまった。新穂高温泉の登山口まで30分ほどかかって、7時過ぎに到着。見上げると、笠ヶ岳への稜線がきれいに見えています。ふとここで、笠ヶ岳を経由して双六に行くのもありかな!?と思い始める。早速、ヤマレコでルート確認。0.7のペースで登れば、16時前に双六小屋に到着できるみたい。予定より早めに出発したし。そうそう、分岐点で荷物をデポすれば、行けるんじゃね!?初日の無駄な余裕が、前向きな気持ちを生んで、行ってみることに👺そうとなれば、気合いを入れてどんどん進む。8時に笠新道口へ到着。ここから標高差1,800mを登ります。とにかく樹林帯の急登をひたすら登る。時折、日は当たるもののまだ暑さには耐えられる。2時間ほどで杓子平到着。急に視界が開け、笠ヶ岳が目の前に。いやぁ、かっこいい。もう少しだぜーと思ったのもつかの間。これが嫌らしく遠い😨気が緩むと、足が進まない。おまけに暑い。結構、バテバテで稜線の分岐点に到着。しかしながら、笠ヶ岳の勇壮な姿がより際だって見える。これは行くしかないな、翌日以降への影響が気になるが、その時はその時だ!と勢いだけで、荷物をデポし、向かってみる。1時間ほどかけて、12時過ぎに笠ヶ岳山頂到着👍目の前には、槍ヶ岳から穂高連峰への稜線が一望できます。帰りはここを辿るのか、大キレットはかなりえぐられているなぁ、ジャンダルムってどれだろう!?といろいろ想像しながら、展開を巡らせ、妄想が止まりません。北側には、雲ノ平が小屋も含めて、見えていました。その手前には双六小屋。今日はあそこまで行くのか。確か小池新道との合流点まで、そんなに難所はないはず。登りはここまでだろうなんて、タカを括っていましたが、実際は、遠い遠い。秩父平と言うところまで200mほど下ろされるし、大ノマ岳への登り返しもキツいし、初日から、結構バテバテで16時半過ぎに双六小屋到着。レコを確認してみると、この日だけで標高差2,800m、距離22kmと記録されています。山小屋泊まりの荷物はいえ、疲れるわけだ?双六小屋には2泊しましたが、小屋の方も親切でとてもいい小屋でした。何より水が使えるのが大きい。談話室も、畳でリラックスできるし😪(食後、横になって、プロ野球を見てました)【2日目】この日は、雲ノ平やできれば水晶岳まで足を伸ばしたいところ。ありがたいことに、朝4時にはお湯を用意してくれていて、談話室でアルファ米とスープで朝食を済ませ、朝5時前に出発。三俣山荘への巻道に至ったところで、ご来光を拝み🌄、気分良く進みます。1時間半ほどで三俣山荘到着。ここも水がじゃぶじゃぶ。冷たい水で体がシャキッとします😤黒部源流に下っていくと、日がまだあたっていないこの付近は、少し冷えるくらい。ここから、黒部ダムを経て、宇奈月・日本海へと注ぐのかぁと思うと感慨深いものがありました🥹黒部源流から雲ノ平へ乗るために、登り返し、振り返ると槍ヶ岳が見下ろしています。その下に小さく赤い屋根の三俣山荘が建っていて、絵になる。いいところに建ってるなぁと感じました。登り返しをこなした後は、祖父岳を巻くようにして、雲ノ平へ。いきなり赤い薬師岳とともにこちらも赤い屋根の雲ノ平山荘が小さく見えています。こちらもいいところに建ってるなぁと思わず笑ってしまいました。祖父岳を半周し、いよいよ雲ノ平へ。湿原ではないですが、木道が整備されており、広い緑地帯の中に大きな石が点在、枯れてはいましたが沢も走っていて庭園のようです。スイス庭園というところに寄ってみました。何がスイスなのかよく分かりませんが、北側、薬師岳方面を見ると、小屋らしきものが見えます。一緒に眺めていた方に聞くと高天原小屋と言うそうで、いい露天風呂があるのだとか。その方も本当はそちらに泊まりたかったが、人気があってなかなか予約が取れないとのこと。いつか行ってみたいものです。スイス庭園から戻り雲ノ平山荘へ。サイロ風のかわいい小屋です。中に入ってみると爆音でR&Bが流れていました。食堂もカフェ風でおしゃれな感じ🕺この後祖父岳に登る予定なので、セットで小屋から近い祖母岳に登ってみることに。ここからの眺めがすごかった。薬師岳や水晶岳、鷲羽岳、槍ヶ岳、三俣蓮華岳、笠ヶ岳、黒部五郎岳、北ノ股岳と名だたる名山に囲まれ、庭園が広がっています。まさに秘境;雲上の楽園🧚‍♀️です。紅葉時期にはまた違った風景が広がるのだろうなと想像しながら、しばし呆然としていました。雲ノ平はここまで、祖父岳への分岐まで戻り、山頂へ。ここの眺めもすごかった。北アルプスの中ではあまり名の知られていない山ですが、間違いなく名山だと思います。時間がまだあるので、水晶岳まで足を運んでみることに。いったん下って、ワリモ岳への分岐まで登り返し。そこから緩やかに登って、水晶小屋に到着。コーラを飲みたかったのですが、小さな小屋で置いてない。仕方ないので、パンをかじって、少し休憩。目の前には、裏銀座ルートが一望できます。野口五郎岳や烏帽子岳というのは、こんなに白い山だったのか。想像と違いました。水晶岳へはここから往復1時間ほどとのこと。前日の疲れもあり、ペースが段々落ちてきています。まぁ、何とか水晶岳到着。ここは雲ノ平を見下ろせる絶好のポイントですな👍辿ってきたルートを戻って、ワリモ岳へ。途中、小ピークがあり、これがワリモ岳で、分岐から見えたのが、高い山が鷲羽岳と思い、登り切ったところ。もう一山;本当の鷲羽岳が聳えています。三俣山荘側から見る直登の尾根といい、逆側から見えたこの展開といい、非常にスパルタンな印象を覚えました😈荷物は軽いとは言え、この日も20km近く歩いているので、結構バテバテで鷲羽岳に到着🥵下を見ると青い沼があります。その先には、赤石岳と槍ヶ岳。緑・青・赤・灰色とまるで絵の構図としてもなかなか書けないような風景です🖼️つくづくすごいところだなここは、と呆れながら、三俣山荘への稜線を下っていきます。遠くから見るとかなり勾配、キツそうですが、踏み跡もしっかりしていて、難しくはありませんでした。三俣山荘の手前には、伊藤新道の分岐が。今月20日に正式に開通だそうで、いつか辿ってみたいものです。三俣山荘には2時頃到着しましたが、多くの方で賑わっていました。ここのテント場はかなり人気があるようです。この後、双六小屋に戻る途中も、テントを背負った方と何度もスライドしました。双六小屋に3時半過ぎに到着しましたが、その時点でも双六小屋から向かおうとする方がいました。何も双六小屋のテント場でいいと思うのですが、そこまでして向かう何かがあるのでしょうか🤔【3日目】この日は、西鎌尾根を経由して槍ヶ岳からいよいよ穂高連峰へ。前回、西鎌尾根は4時間、大キレットは2時間で越えていますが、日が差す前に進めるだけ進んだ方が楽だろうということで朝5時前に出発。この日も樅沢岳でご来光を拝み、すいすいと進んでいきます。暑くないと楽と言えば楽、ただ前日、前々日の疲れもあり、体がなじむまで登りで少ししんどくなったりして、千丈乗越へ。ここからが槍ヶ岳への急登。とは言え、ルートははっきりしているので、淡々と進めば、やがて7時半には槍ヶ岳山荘に到着。何だかずいぶんあっさり来ちゃったなと拍子抜けしながら、槍ヶ岳を見上げると、多くの人が登っています。こりゃあ、時間かかるなぁと思いながら、せっかくなので、取りあえず取り付いてみることに。案の定、全然進まない🥴戻るにも一方通行なので、どうにもならない。ノロノロと半分くらいまで、第一のはしごあたりまで来たところで、戻りのルートと交差するところがあり、あっさり撤退。天気もよく、上がれば展望はいいんだろうけど、いいよね😛2回登ってるし。また、機会があれば、と言うことで40分ほど休憩した感じで、先に進むことにします。大喰岳、中岳と越えて、南岳へ。この中岳から南岳への稜線が長かった。前回もそう感じた気がする。南岳小屋で、昼食をとって、11時前に大キレットへ。疲れで特に登りがしんどいかなと思いましたが、体がなじんだのか、休憩を挟むこともなく、前回はこんな感じで通ったよなぁと振り返る余裕も持ちながら、13時前に北穂高山荘到着。この日は午後からガスが広がってきたので、早めに到着して良かった。早速、生ビール🍺翌日は、いよいよ穂高連峰の核心に入っていくので、ゆっくり休むことにします😴【4日目】北穂高山荘では、電波が入るので、前日にいろいろとこの北穂高〜涸沢〜奥穂高〜ジャンダルム〜西穂高のルートを調べてみてました。(今更かよ・・・💦)何でも、ジャンダルムはもとより、北穂高〜涸沢間は大キレットよりも難しいと感じる方もいるとのこと。そして、奥穂高〜西穂までだけでも、多くの記録が10時間近くかかっており、出発点が北穂高からというのもあまりない。前日の内に穂高山荘まで進んでおいてもよかったかなぁ。(まぁ空きがあったのかわからないけど)とにかく、なるべく早く出発した方がいいだろうと思いつつも、しっかり朝食も食べたくて、結局朝5時15分に出発。南陵分岐から涸沢岳へ。いきなりの急登とそこからの細尾根の下り。とにかく岩岩岩。3点支持でどんどんこなしていきます。全く進まない。これは穂高山荘まで2時間はかかるぞと思いながら、コルに到着。急激な登り。難易度はますます上がっていきます。ハーケンが打ってあるから、まだいいけど、この登りはかなり難しいぞと思いながら、朝からかなり息があがります。6時半に涸沢岳到着。いやぁキツかった。大キレットの比じゃない。かなりの難所。もっと知られていいと思うんだけどなぁ🤔穂高山荘で休憩して、7時過ぎにいよいよ奥穂高・ジャンダルムへ🔥奥穂高岳への登りも道はしっかりしているものの勾配はなかなかのもの。30分ほどで山頂到着。日本第3位の標高だそうで、いい眺め。目の前には前前々日に登った笠ヶ岳も見えます。ぐるっと回って、雲ノ平や水晶岳も見えます。よく歩いてきたもんだ。やっぱり乱暴な行程だったなと思い返しながら、南側を見ると、異様な岩が聳えています。出たー🌅ジャンダルム。どうやって登るんだろう!?まぁ、行ってみれば分かるさ😼ということで、向かってみることに。早速、前日の予習で知ったウマノセ🐎と言われる難所の細尾根がありましたが、正直まったく難しいと感じませんでした。(涸沢岳の北壁の方が全然難しいし、高度感もありました。)ロバの耳と言われる岩場を巻いて、ジャンダルムへ👍予習したとおり、一旦西穂側にトラバースして登ろうとしましたが、結局トラバースの道や登り口がよく分からず、何となく登れそうなところを辿ってみたら、山頂に着いていました😲すごい眺め😳奥穂高、涸沢、槍ヶ岳と目の前で連続して眺めることができますとにかく、何だかいろいろ広がっている🌋まさに絶景。これはいいところだ👍👍👍しばし、眺めを堪能して、西穂高に向かうことにします。ここからが長い。早速、マーキングが極端に少なくなり、ルートロスしやすくなっています。実際、何度かロスしました💦おまけに浮石天国👯‍♀️か3点支持楽園💪ずっとこれです。こうも続くと体力を奪われますし、何より集中力が続かないので、怪我をする方が多いのも分かる気がします。特に、間ノ岳周辺のコンディションは最悪🙅で、ちょっとした段差でも慎重に下りました。そう言えば、間ノ岳、その先に見えたピークが西穂高だと思っていたのが、登頂すると間ノ岳と思っていたのが実際には一つ手前の天狗の頭だった時はガッカリしましたなぁ🥵あ、逆層スラブは、岩が乾いていたので、鎖を使わずに下ることができました。振り返ると、こんなところ下ってたのか😳と、驚きましたが11時前に無事、西穂高岳到着。ここから人も多くなり、少し安心🥴ただ、独標までは岩場が続き、油断はできません。独標を過ぎ、普通の登山道が見えて、久しぶりに普通の道に戻った感覚とようやく気持ちが落ち着いた気がします😮‍💨独標から15分、ザレっぽいゴロタの下りをダラダラと歩き、12時半に西穂高山荘に到着。まずは、コーラだ!と自販機に向かうと、ノンアルコールビールも売っている。さすが、分かってるねぇ と言うことで、躊躇なくこちらを選択。日陰でじっくりと味わうように飲みました ノンアルコールビールをこんなに丁寧に飲むのは初めてだ。飲み終えて、ゆっくりすると、今度はやたらお腹が空いてきました。このまま下山しても、食べるところもないし、ここで食べていくかぁと言うことで、カレーかラーメンかしばし悩みましたが、カレーで。ゆっくり休んで、お腹も満たされたので、かなり回復した感じ。ロープウェイ口まで、一気に進みます。13時40分に、無事到着 ちょうど、ロープウェイが発車するタイミングで、最後までラッキーでした。標高差6,800m 総距離67.5km、乱暴な行程ではありましたが、天候にも恵まれ、よく歩きました。歩いてみて、高天原や裏銀座、読売新道、伊藤新道などさらに訪れてみたい場所も見つけることができ、北アルプスの魅力を十分に堪能できた4日間でした。また、伺います。
山行記録
2023-09-01T07:02:12+09:00
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後立山連峰縦走;猿倉〜不帰〜八峰〜扇沢
http://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-5764072.html
後立山連峰縦走;猿倉〜不帰〜八峰〜扇沢(無雪期ピークハント/縦走/白馬・鹿島槍・五竜)日程:2023-07-28〜2023-07-31メンバー: blues55コース状況/その他周辺情報:終始ザレ場と岩場です※最後の種池小屋から扇沢の下りでようやく土の登山道に出ました【白馬大雪渓】 標高差300mくらいまで短くなっていました【不帰キレット】 ?峰北峰への取り付き部分が核心部 壁のような岩を鎖を使って登ります 核心部以外に,難しいところはないと思います【八峰キレット】 所々,岩を抱くように進まなければならないところもありますが,慎重に進めば問題ないと思います 問題は,とにかく長いです 気の抜けない岩場とザレ場の上り下りを繰り返すので,気力と体力を奪われます写真:完全に日が上がったさて,縦走開始コマクサも咲いていましたいざ五竜岳へ五竜山荘を振り返る唐松岳と剱岳言葉にならんな,これは白山より振り返り唐松岳振り返れば,白馬岳格好いい山だ杓子岳独特の山容わずかに剱岳も見えました影つるぎ!? 影白馬!?近づいてもまったく動じない白馬槍ヶ岳を超えて,振り返ってみる採石場みたい立山連峰と毛勝三山天狗の大下り杓子岳尖がっている峰があった燃える不帰の嶮4日目,この日も,朝はよく晴れた最後の登りだ頑張っぺ右から槍ヶ岳,穂高連峰,前穂高岳妙高山越しの御来光取り付きの壁を越えて,あと少し五竜山荘と五竜岳鹿島槍ヶ岳到着ガスなので,そそくさと進むおはよう,爺ヶ岳雨がやみ始める小屋現れる猿倉荘ウルップソウモルゲン五竜日本の夜明け二日目,白馬岳山頂より剱岳がはっきり見える白馬岳かっこいいなぁ杓子岳到着怪しいガスが・・・立山連峰、ガスに隠れ始めたおはよう,立山連峰立山連峰八峰キレットへのトラバース吊り尾根到着鹿島槍ヶ岳北峰を望む八峰キレット危険極まりない⚠️杓子岳と白馬槍ヶ岳個性的な山々イブキジャコウソウ白馬駅より,雲の間から雪渓が見えましたクルマユリ越しの白馬岳五竜岳山頂より東側からどんどん雲が湧いてくる昭和軒のかつ丼うまいぃぃぃ雪渓終了都合1時間も歩いていないと思います唐松山荘からの眺め五竜岳と唐松岳の間から立山連峰を望む段々,勾配がきつくなります白馬大雪渓3日目五竜岳と剱岳ごっつとした山容立山連峰種池山荘と針ノ木岳朝日と対峙する白馬岳雷鳥で癒される鹿島槍ヶ岳見事な双耳峰燃える五竜と立山連峰左に山頂小屋が見えるこんな急なところを登ってきたんだねぇ不帰の嶮?峰は普通の登山道問題は?峰北峰の取り付きそこを超えれば,?峰南峰や唐松岳への登りは普通の登山道南峰より北峰を望む勾配はそれほどきつくありませんただ,雪質は固めなので,滑りやすいです天狗山荘から不帰キレットに向かってなだらかな稜線を歩きます東側が切れ落ちている 谷川岳みたいキレット小屋これから辿る稜線その先には,槍ヶ岳や穂高連峰も見えるまさに絶景完全に日は上がったさて,あちらに向けて出発白馬槍ヶ岳大きいなぁあれが辿る雪渓かな!?南峰へライチョウ花も見ごろ本日もおはようございます爺ヶ岳山頂より槍ヶ岳がだいぶ近い唐松岳に至る八方尾根もよく見えました剛力伝無事に?峰北峰を超えました花が見ごろ雨が降っていましたが,癒されます針ノ木岳に至る稜線これはいいな いつか歩きたい頂上小屋のテン場いい所にある手前から杓子岳,白馬槍ヶ岳,その左に唐松岳その右が五竜岳,白馬槍ヶ岳を挟んで長く伸びているのが八峰キレット,その先に鹿島槍ヶ岳その一番右側が爺ヶ岳じゃないかな,多分朝日に照らされる白馬大雪渓鹿島槍ヶ岳方面ガスに埋まる八峰キレット針ノ木岳と蓮華岳唐松岳到着唐松山荘は目の前感想:白馬岳や五竜岳・・・名前は聞いたことがあるけど、そもそも、どこら辺にあるのかもよく分からないたまに、テレビで白馬大雪渓が写ると”なるほど、いつかは行ってみたいもんだねぇ”五竜岳が写ると”はいはい、武田菱ね 地層がうまくはまったねぇ”なんてぼんやり見てたのが、今回、北アルプス;後立山連峰の山々を一気に縦走することに元はと言えば、雪渓好きとして白馬大雪渓は登っておきたいなぁと行程を計画するうちに、五竜岳や唐松岳、鹿島槍など名だたる山々が同じ山域にあること途中には、キレットが2つあることを知った訳で、せっかくなのでと、どんどん距離が伸びていき、終いには白馬岳から扇沢までの後立山連峰を縦走するロングルートに所要4日間かかりましたが、とても充実した山行となりました【1日目】朝4時前に自宅を出発 新潟を経由して、10時半前に信濃大町駅に到着ここから大糸線に乗って白馬駅へ電車内から見える後立山連峰の山々は、ガスがかっていてよく見えません白馬駅で昼食を食べて、外に出ると、ようやくガスの間から稜線を覗くことができました稜線の手前には、山肌に雪が取り付いています あれが、白馬大雪渓なのかねぇバスに乗り換えて、12時半に猿倉荘に到着ここから、いよいよ登山開始1時間ほど歩くと、”ようこそ白馬大雪渓へ”と言う大きな石標とその背後に雪渓が見えますウェルカムな雰囲気だなと思いながら、先に進むも夏道が脇に伸びていて、なかなか雪渓に取り付きません20分ほど歩いて、ようやく雪渓上に乗りました雪質は、かなり固め 石転び沢とはずいぶん違います 標高が高いとこんな感じなんですかねチェーンスパイクを履きましたが、ちょうどいい感じ向かう先は、雲が覆っていてよく分かりませんただ、赤スプレーで道筋を示されており、踏み跡もしっかりついていて、つぼ足でも行けそう時折風が吹いて、涼しいと言うよりもはや寒い雪渓に入る前は、水場で身体を冷やすくらい暑かったのに、かなりの気温差ですたまらず、ウィンドブレーカーとネックウォーマーを着用途中、身体が温まってきたので、ネックウォーマーを外し、1時間半弱で雪渓を通過上から雪渓をこんなもんかと眺めて、汗を拭こうとすると、被っていたはずのキャップがないことに気がつきました どうやら、ネックウォーマーを外した拍子に、脱げてしまった様子何故気がつかなかったのか、よく分かりませんが、時間もあったので、取りあえず戻ってみることに200mほど下ったでしょうか まぁ、見つかりませんそもそも、赤スプレーから外れたところを、登ってしまい、探す道筋がよく分からないそうこうしているうちに、雨がポツポツ降ってきましたおまけに、雷も もう少し下って探したい気持ちもありましたが、出発が遅かったですし、無理は禁物急ぎ、登り返して、先へ 雷光はないものの、磊音が雪渓カール上の形によく響きます焦らずに、ゆっくり登ることさらに1時間半 5時過ぎに村営頂上小屋に到着しました途中、負傷されたのか、救助の方に付き添われて、ゆっくり下っている女性とスライドしました無理は禁物 ロングコースを前に身が引き締まりました小屋には乾燥室があったので、衣類を乾かすことができました また、食事がバイキング形式でお腹いっぱいに食べることができ、とてもいい小屋でした(そう言えば、韓国や台湾の方が多く泊まっていました)【2日目】快晴、朝4時前くらいから、次々と皆さん小屋を出て行きますご来光にしては、やけに早いなぁと思ったら、白馬岳まで40分くらいかかるようで、私らも行ってみることに外はすでに明るくなってきていて、ヘッドランプを使うことなく、山頂へ見事な眺めです 剱岳がよく見える さらにその左には、これから辿る後立山連峰のルート奥はガスがかっていて、唐松岳くらいまで、見ることができましたそうこうしているうちに、日は上がり、立山連峰がオレンジ色に染まっていきます 影ツルギも見ることができましたすごい眺めだ 暫し呆然としながら、気がつけば5時食事が5時からだったなぁと思いながら、小屋に戻って、6時半過ぎに出発まずは、杓子岳を目指します途中、振り返ると白馬岳の勇壮な姿が こんなに尖っている山だとは思わなかったこの山域の山々は、大体、東側が切れ落ちていて、西側がなだらかこの時期は、ウルップソウやイブキジャコウソウ、クルマユリなど様々な高山植物が見頃で、飽きることがありません景色を堪能しながら、杓子岳を登り始めますものすごいザレ場 レゴブロックが積み重なったような登山道です足が取られる 難儀しながら、山頂へ8時過ぎくらいに到着したかと思いますが、このくらいの時間から、ガスがどんどん湧いて、見晴らしを消していきますただ、西側はこの時間は、まだガスは落ち着いていて、立山連峰などは見えていますこの先も、連日同じような天気でした きっと、この暑さで、日の出とともに残雪が一気に溶けて、ガスが上がってしまうのだと思います(西側は、午後あたりから、ガスが湧く感じでした 残雪量の差なのだと思います)稜線に戻り、続いて白馬槍ヶ岳へ大きい山です なかなか山頂に着きません午前9時過ぎに、到着 この山に隠れて白馬岳からよく見えなかった、唐松岳までの稜線"不帰の嶮"を確認することができました天狗山荘まで下りて、水を補給 ここから1時間ほどなだらかな稜線を歩いて、いよいよ不帰キレットに挑みますまずは、天狗の大下りと言われる400mの激下り 幸い雨も風もないので、鎖を使いながら、一歩一歩丁寧に下りることができました?峰を越えて、?峰へ いきなりの岩壁一見、ルートがよく分かりません 近づいてみると、鎖がぶら下がっています先のルートは分かりませんが、とにかく目の前の鎖を追って、上がっていきます高度感はあるけど、丁寧に登っていけば、難易度はそれほどでもないと思いますただ、雨が降ったり、下りで使うのは、嫌な感じ1時間ほどで?峰の北峰に到着 振り返ると、天狗の大下りから不帰キレットまで、辿ってきた全容がよく分かりました続いて、南峰へ 北峰ほど刺激的でもないのでヘルメットを外して、淡々と進みます南峰に上がって、あと一息だと思いきや、もう一山ある様子 さすがキレット、おいらをなめちゃいけないぜ3時過ぎに唐松岳到着 まずはキレット一つ目を超えました山頂からは、泊まり先の唐松山荘が見えます テント場は小屋よりも結構下唐松山荘は、八方尾根から登ってくる方もいて、多くの人で賑わっていましたその分、対応は事務的 乾燥室もなく、食事も簡素(マルシンハンバーグなんて、小学生以来) 必要最低限の対応でした雨が降らなくてよかった 濡れた状態で、この小屋を使ったら、いろいろ大変だった気がしますあ、ただ朝食の信州味噌を使った味噌汁だけは美味しかったです【3日目】またも朝は快晴 朝日を拝んで、7時過ぎに出発本当は、もっと早く出たいところでしたが、朝食時間が6時半とすこぶる遅く、ずれてしまいました唐松山荘から五竜岳へ まずは、いきなり岩場の激下り 鎖を使いながら慎重に進みます途中、“怖いー”と半べそをかきながら、登ってくる女性がいました岩場を超えれば、樹林帯などもあったりして、比較的穏やかな道ここまで終始、岩場とザレ場だったので、樹林帯は新鮮に感じました9時に五竜山荘へ到着 目の前にどーんと五竜岳が聳えていますコーラを買って、水分補給 五竜岳を眺めながらの久しぶりの炭酸 うまい元気が出たので、一気に1時間ほどで山頂へガスが出始めるギリギリに間に合った感じ これから進む八峰キレットを何とか望むことができました終点の鹿島槍ヶ岳は、遙か先 このキレットは長いな10時半過ぎに、キレットに向けて出発まずは、結構な下り 岩場というよりザレザレの道を慎重に下りますその先は、三点支持が必要な小さな岩場を何回かこなしていきますスライドする方々は、いずれもバテバテな感じ長いだけに、大変なのかも!?と思いながら、北尾根の頭へここで昼食 腹ごなしをして、核心部へ岩場も険しくなってきて、さらに慎重に進みますやがてキレット小屋へ 岩場に挟まったような建物 よく建てたもんだここから、急激にいったん上がり、岩場を超えると、ものすごく細いキレットが出現キレットの幅としては1m位だと思いますこんな風景は見たことがない 加えてキレットの道の両脇は、ものすごく切れ落ちてます落ちたら、助からないでしょう 思わず笑ってしまいましたこの後もズルズルと長い登りが続きます 確かにこれはバテる途中、雷鳥のつがい+1匹!?、その後も子ども4匹を連れた雷鳥がいて、気持ちが和みました3時半にようやく鹿島槍ヶ岳の双耳峰を結ぶ吊り尾根に到着 キレット二つ目を超えましたまずは、南峰へ ガスで見晴らしはほとんどありませんでしたが、お向かいの北峰の様子を確認することができました吊り尾根に戻り、北峰へ ここもガス 時間も時間なので、そそくさと先へ途中、猿や雷鳥親子を見ながら、5時過ぎに冷池小屋到着出発が遅かったこともあり、到着が遅くなってしまいましたバタバタと夕食を済ませ、即就寝【4日目】この日も朝は快晴、これから進む爺ヶ岳やお向かいの立山連峰がよく見えます6時半前に出発 今回の最後の登り、爺ヶ岳に向けて500mを登っていきます山頂からは、槍ヶ岳や針ノ木岳、薬師岳などを望むことができましただいぶ北アルプスの核心部に近づいた気がします振り返れば、鹿島槍ヶ岳の双耳峰が聳え立っています かっこいい山だここから緩やかに下り、種池山荘へ途中、時期は終わっていましたが、チングルマの群生がすごかった9時過ぎに、いよいよ稜線からの下山開始できれば、11時半のバスに乗りたいところガスで展望もなく、道も歩きやすいので、ペースを速めてどんどん下ります11時前に柏原新道登山口に下りることができました都合4日間 総距離37km 高低差4,600m4日間での数字にしては、一見物足りない感じがしますが、キレットなどの難所を越えてきたこともあり、歩数計でのカウントは連日35,000歩を超えていました35,000歩と言うと、通常、私の山登りでは、25km、高低差2,000mくらいのレベルです数字では出てこない このルートのレベルの高さを感じました何より、名だたる山々と難所、そして絶景を堪能できたのは、大きな自信になりましたまた、天候にも恵まれ、雨具を着用したのは、1日目だけ 連日、朝は快晴⇒昼前からガスという感じで、風もなく、ゆっくりと景色を楽しむことができましたまた機会があれば、訪れたいと思います(次回は、五竜山荘のカレーが食べたいな)
山行記録
2023-08-06T02:45:34+09:00
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月山;肘折口〜湯殿山口
http://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-5675223.html
月山;肘折口〜湯殿山口(無雪期ピークハント/縦走/朝日・出羽三山)日程:2023-07-01〜2023-07-02メンバー: blues55コース状況/その他周辺情報:古道だけあって地元の方の協力もあり,しっかり整備されていますしかしながら,修験道の道です それなりに難所はあります<注意区間>①大森山〜猫又沢;トラバースが続きます 特に大森山西鞍部を超えてから猫又沢までの右に落ちるトラバースはキツめです②小岳〜三ヶ月池湿原;雪渓を100mくらいトラバースする区間があります 上部の雪渓の境目を辿りましたが,登山道に戻る際の下りに注意です③清川橋〜千本桜;清川橋から200mほどの登りは所々道が崩壊しており,ルートロス&足場の確保を慎重に(足元が草で見えません)したうえで進んだ方がいいと思います④山頂直下300m付近;山頂手前200mほどの登りは,雪渓となります ツボ足で登りましたが,グリップロスが多く単純に疲れます チェーンスパイク推奨⑤装束場〜湯殿山神社;いわゆる月光坂の下りです 通常も急な沢を下る感じですが,残雪期は雪解け水も加わり,難易度が上がります 沢靴でない限り,グリップは効かないと思って下った方がいいです 割り切って裸足で下るというのもありかも!?(滑った際に負傷は免れませんが)写真:大朝日連峰何度も見てしまう大朝日連峰の勇壮以東岳とその下に広がる赤見堂山鳥海山も覗く歴史ある登山道と言うより参拝道このコースならではの構図雪渓を乗り越え、山頂到着🛬マジックアワー到来山頂直下の雪渓を前に振り返ると葉山が大きく広がっていましたいい湿原です鳥海山と月山山頂神社根曲り竹の素焼き翌日の収穫を決意風でブレたおはよう大朝日湯殿山パッチワークのようだおはよう葉山月山頂上小屋食事のレベル高いなぁ右奥の小鉢、ウドアザミのお浸しがおいしかったおはよう鳥海海のようだ映える鳥海山湯殿山と大朝日連峰さようなら また、明日完全に沈んだ時に、自然とみんなで拍手してました瓶詰めに、鮮度が命念仏ケ原はワタスゲとニッコウキスゲが咲いていました清川橋まで降りてきました夕陽に照らされる花々暖かい光急登を越えて、千本桜へこのあたりは、ニッコウキスゲはまだつぼみチングルマが咲いていました戦利品;根曲り竹雲海に浮かぶ鳥海山チングルマ、鳥海山、月山山頂神社雲海に沈む鳥海山感想:昨年、晩秋の頃に歩いた肘折から月山へのルートですが、改めて腰を据えて、泊まりで月山まで登ってみることにしました。泊まりとは言え、宿泊することにした月山頂上小屋までは15km超のロングルートですから、早めに出発したい。併せて、せっかくなので、2日目はピストンではなく、湯殿山に下ることに。となると、車をデポする時間も必要になるので、前泊することしました。金曜日の午後から休みを取って、まずは下山口となる湯殿山神社へ。有料道路ゲートのおじさんに説明し、車を置かせてもらうことに。何かあったときに、心配なのでと、下山予定日時を聞かれました。確かに、伝えておいた方がこちらも安心ですね。湯殿山神社経由で肘折温泉には、17時半到着。都合4時間ほどかかりました。月山の裾野をぐるっと回ったようなもんですから、それはかかります。半年以上ぶりの肘折温泉ですが、やはり雰囲気がある。お気に入りの上の湯は100円値上がっていましたが、まぁ仕方ないですね。ここ半年、どこもかしこも値上がりです。夕食は、湯治用の料理であっさりしたものでしたが、一升瓶を持ち込んでいたので、予定どおりぐだぐだと時間ばかりが過ぎ、23時過ぎに就寝。お風呂は、いきなり入ると軽いやけどになるくらい熱いです。ゆっくり徐々に入るのがお作法。すごくいいお風呂です。翌朝、朝食は7時半と宿から釘を刺され、朝市をまわったりして、かなりのんびり。まぁ湯治場ですから。朝食を済ませて、宿を出発できたのが、結局8時、当日朝に出発しても変わらなかったな。あ、でもデポする時間はなかったか。宿を出るときに、若旦那から、昔はここが月山への一番の登山口であったこと。月山に登って、湯殿山に下りる、まさに私たちが辿ろうとしているルートが、メインの参拝道であったことなどを教えてもらい、歴史あるルートを歩けることに期待感が高まりました。確かに、温泉の紹介の看板には、記録では江戸時代には2ヶ月で12,000人くらいの方がここを通ったとありました。開湯1,200年だそうです。すごいや肘折温泉。ちなみに、若旦那は宿の言い伝えで理由は分からないけれども、月山に登ることを禁じられているらしく、登ったことがないとのこと。いろいろなしきたりがあるんですね。登山口まで林道を走って、8時半に登山開始。心配していた天候は、曇り空ではあるものの、もちそう。前回登ったのは、秋でしたが、今回は新緑。”わらび”や”みず”など山菜もあって、緑豊かな山というのがよく分かります。にしても、すごい湿気だ。汗が止まらない。これだけ汗をかくのは初めてかもしれない。猫又沢で顔を洗って、クールダウン。でも、また汗が噴き出てくる。赤砂沢で、水分補給。さらに汗が噴き出ると言う循環を繰り返し、3時間ほどで小岳へ。このあたりから、暑さも落ち着き、ようやく、月山が姿を現します。でかい。これを登るのかというイメージはしないようにして、どんどん進みます。午後1時に念仏ヶ原避難小屋に到着し、昼食。近くの水場の水はすごくおいしかった。念仏ヶ原の湿原は、ワタスゲとニッコウキスゲが咲いていて、秘密の花園のようでした。ルンルン気分もここまで。ここから200mほど下り、清川の橋を渡ると、いよいよ月山への直登が始まります。はじめの200mほどは、崩れている箇所があったりして、難儀しました。2時間ほどで千本桜という湿原に到着。ここは、念仏ヶ原で散っていたチングルマがきれいに咲いていました。勾配も落ち着き、雪渓から流れる沢のような道を進むと、最後の急登が現れました。しかも、雪がべったり残っています。チェーンスパイクくらい持ってくればよかったなぁと思いながら、気合いでキックステップを刻み、ガシガシ格闘すること20分。17時20分にようやく山頂小屋に到着しました。都合9時間、やっぱりかかりますね。山頂小屋は思いのほか、入っていましたが、個室を案内してもらえました。夕食・朝食ともに、山菜を中心とした評判どおりの料理。とてもおいしかったです。そうそう、日の入りもとてもきれいでした。地平線に沈む夕日は本当に神々しかった。誰ともなく、眺めていた全員で、自然と拍手していました。翌朝は、日の出を見ようと4時に起床。太陽は、あいにく雲に隠れていましたが、見事な雲海で、その上に浮かぶ、大朝日連峰や鳥海山もきれいに望むことができました。小屋に戻って、また一眠り。出発は、月山山頂神社が開く7時になっていました。神社にお参りして、湯殿山に下山開始。天気は、前日と違って、どんどん晴れてきて、快晴に。風もなく、ゆっくりと眺めを堪能しながら、下山することができました。ただ、月光坂は傾斜がキツい上に、もともと沢を下るようなルートだったところに雪渓の水が加わって、かなりの水量を下ることになり、最後の最後で難儀しました。湯殿山にお参りして、午前11時半に無事、下山。総距離22km、高低差2,000m稼ぎました。昔の人は、こうして参拝したのかと思うと、本当に大変だったと思います。ただ、湿原や雪渓、急登と様々に変化する道の様子は、歩いていて飽きることがありませんでした。いいルートでした。山頂小屋の料理、また食べたくなったら、登りに来ます。
山行記録
2023-08-03T03:29:48+09:00
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ウペペサンケ山
http://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-5600551.html
ウペペサンケ山(無雪期ピークハント/縦走/大雪山)日程:2023-06-12(日帰り)メンバー: blues55コース状況/その他周辺情報:糠平富士〜ウペペサンケ山頂までいくつか残雪箇所がありましたが、つぼ足で歩けます写真:ニペソツ山とトムラウシ山石狩岳、音更山名残惜しいですが、下山します十勝岳•オプタケシケ山•ニペソツ山いい稜線だなぁ然別湖糠平富士と阿寒の山々雄•雌阿寒岳稜線に乗っかった!十勝連峰稜線の向こうには十勝連峰雲が取れて糠平湖が現れましたタウシュベツ橋梁も見えました三国峠方面カルデラだねいい稜線だなぁ雲海に塞がれる糠平湖ウペ到着🛬下山後は、平和園のジンギスカン安くてうまい😋雪を被った、十勝岳•オプタケシケ山•トムラウシ山感想:東大雪、3日目この日は、ニペソツ山から見えたたおやかな稜線を湛える山 ウペペサンケ山へ夕方に帰りの飛行機を手配しているため、午後1時までの下山は必須ヤマレコでルートを計画すると20km近い距離 これは、日の出とともに出発しないと、間に合わないなということで、朝3時半前に宿を出発 登山口への林道は、糠平温泉からすぐのところでしたが、林道に入ると至る所で鹿が草を食んでいます さすがにこの時間は車も来ないので、のんびりしていたところを申し訳ないなと思いながら、3時半過ぎに登山口到着今回の山行は時間もシビアなので、スピード重視 ストックを持って、いざ出陣本来の登山口までの短縮路ですが、3カ所ほどの渡渉があるものの、倒木などを伝えば、それほど難しい渡渉ではありませんでした40分ほどで本来のルートへ ここからすぐに水場が現れます ただ、北海道の山は煮沸必須そのままスルーして稜線まで急登へ途中、糠平湖が見えてきたあたりで、お腹が空いたので朝食 道は良く整備されていて、勾配はきついですが、歩きやすかったです2時間ほどで、稜線へ ここから一気に視界が広がり、ウペペサンケ山までのルートがよくわかりましたハイマツの中を貫く登山道 つくづく気持ちのいい稜線歩きです1時間ほどで糠平富士へ ここからはニペソツ山のほか前日辿ったルートを望むことができました10分ほど眺めを堪能し、ウペペサンケ山へのなだらかな稜線歩きだぜ!と思いきや、50m下っての登り返し さすが富士と言う名前が付いてあるだけあります40分ほどでウペペサンケ山到着 ニペソツ山にかなり近づきました そして、向こうには十勝連峰や大雪山系の山々 昨日も見たけど、改めていい眺めもう少し十勝の山々に近づこうと西峰へ おー、ここはよく見えるニペソツ山や石狩岳、かっこいいなぁと思いながら、名残惜しく下山開始登りの際、雲に隠れていた糠平湖でしたが、下山時には雲が取れてタウシュベツ川橋梁も眺めることができました何だかんだで11時前に無事に下山 やはりストックを使うと進みが早い糠平温泉で汗を流し、3時間かけて新千歳空港へ 途中に寄った焼き肉屋さん ジンギスカンが安くておいしかった前日の移動を含め、4日間の行程 雨が降ったりと天気と相談しながらではありましたが、東大雪の魅力を十分堪能することができました 機会があれば、紅葉の時期にまた訪れてみたいと思います
山行記録
2023-06-17T03:49:49+09:00
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ニペソツ山
http://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-5599462.html
ニペソツ山(無雪期ピークハント/縦走/大雪山)日程:2023-06-11(日帰り)メンバー: blues55コース状況/その他周辺情報:泥濘対策として、長靴を持参しましたが、不用でした一応、6.5kmを過ぎて、稜線に乗るまでの間が比較的ぬかるんでいる感じですが、ぐちゃぐちゃになるほどではなかったですゲイターはあってもいいと思います天狗岳に至る急登は雪渓歩きとなります雪が柔らかいので,ツボ足でも行けるかもしれませんが,アイゼンの方が安全かつ楽かと思います写真:石狩岳やニペソツ,クマネシリで形成される完璧なカルデラごちゃごちゃ言わず登るのさウペペサンケ山左から十勝岳,美瑛岳,美瑛富士,オプタケシケ山,トムラウシ山ニペどん石狩岳とトムラウシ山山頂到着少し曇ってきたクマネシリいい山だなぁ惚れ惚れしているうちに、目の前に迫る登り返しで我に帰る二ぺの険しさとウペペサンケのたおやかさウペペとニペどんトムラウシ山と十勝連峰ども、僕ニペどんです十勝〜トムラウシ〜旭岳への稜線を一望こうなると素直に歩きたくなる^^;トムラウシ山ニペソツ山とウペペサンケ山気がつけばカルデラだねぇニペとウペペ2クマネシリ山登りの熱量が上がっていくオプタケシケ山の存在感歩きはじめて2時間半ニペソツ山がその勇姿を現すとは言え,やっぱりかっこいい切れ落ちてるなぁニペから望む天狗岳後ろにカルデラを背負っていい感じ感想:[[YT:RRO7A1u2pI8]]東大雪二日目,天気も良くなったので,いよいよニペソツ山へ朝5時前に宿を出発 朝方は特に鹿が路上に出ているので,慎重に運転し,5時半前に登山口に到着 すでに3台ほど車が停まっていました支度を整えて,5時半に登山開始はじめは2kmほど林道を進みます にしても,背負っている長靴が異様に重い途中背負うのが嫌になって,手で持ちながら,進み1時間半ほどで三条沼へあれれ!? 噂の泥濘はそれほどでもないな と言うことで,ここで長靴をデポここからは身も軽くなり,道も平坦なので,すいすい進みます半分を過ぎたあたりから,若干泥濘が出てきましたが,難儀するほどでもなく,やがて見晴らしのいい小ピークに到着出た!ニペソツ山 ごつごつとした山肌に尖ったピーク 剣岳のような険しさを醸し出しています(実際,剣岳見たことないけど(^^;)左手を見れば,たおやかなウペペサンケ山 稜線がなだらかで,歩いたら気持ちいいだろうなぁ これもいい山 振り返れば,2つの尖がった山の影 通称おっぱい山と言われるクマネシリ山ですなこれはいい眺めだ 気分よく小ピークを過ぎるとここから天狗岳の稜線に乗るための急登が がっちり雪が残り,雪渓となっています雪は柔らかいですが,アイゼンを履いた方が楽だろうということで,素直に装着幸いすぐ先に先行者の方がいたので,トレースを辿って,9時半に天狗岳の稜線に乗ることができました稜線に乗ると旭岳やトムラウシなど十勝・大雪の山々が広がっています若干雲がかってはいましたが,見事な眺め展望を堪能しながら,先に進むとニペソツ山が目の前に いわゆる”ニペどん!”ですなんー,この存在感 かっこいい 惚れ惚れしながら,さらに先へ一旦下って,登り返し 天狗岳へニペが段々近づいてくる どんどんかっこよくなるしかしながら,ふと思ったけど,かっこよさとともに結構な登りだな,これは・・・いやー,まじか 最後,これかよ!!天狗岳からおそらく100mくらいは下って,300mくらいは登り返す感じまぁ,でもかっこいいから許す ごちゃごちゃ言わず登れと言うことで,前向きに向き合います10時半過ぎに山頂到着ニペに隠れていた十勝岳や美瑛岳・オプシタケ岳など十勝〜大雪までの稜線を一望することができましたそして東側を見れば,石狩岳やクマネシリ山・ウペペサンケ山などニペも含めたカルデラを望むこともできますここはすごい眺め 昼食を取りながらしばし堪能名残惜しいですが,11時半に下山開始そう言えば,ツクモ草を見てないなと思い,帰りは探しながら下りましたが,どうも見つけられない 実際に見たことないからなぁ 見過ごしてしまったのかもしれません雪渓を下ってからは,緩やかな下りで快適快適 勢いづいて一気に下り,15時半に無事に下山総距離23km 高低差1,800mと長丁場ではありましたが,ニペソツ山の勇壮な姿とともに大雪山系を一望できる充実したルートでした確かに,深田久弥氏も登っていれば,百名山にしたかも紅葉の時期は,さらにいいだろうなぁ 機会があれば,また登ってみたくなる山でした
山行記録
2023-06-17T08:16:16+09:00
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タウシュベツ川橋梁•北海道大分水点
http://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-5596118.html
タウシュベツ川橋梁•北海道大分水点(ハイキング/大雪山)日程:2023-06-10(日帰り)メンバー: blues55コース状況/その他周辺情報:大分水点は、沢を石づたいに登っていく感じです深さはほとんどありませんが、慣れていないと大変かも沢が終わるとそれなりの登り仮払いされていないので、雨上がりの葉露で濡れ濡れになりました写真:ぼろぼろだ天気が優れないので、ふとタウシュベツ橋梁のツアーに参加大分水点へトンネルの左端から入りますかっこいいなぁヒビが入っている三国峠からの眺め紅葉は黄色系らしい崩落も時間の問題ですね鹿の親子がのんびり草を食んでいましたここに300人ほどの集落があったらしい展望なく、正直ピンとこないいつぞやのJRのポスターはこんな感じかな左からユニ石狩岳、音更山、石狩岳三国峠のカフェ外側をコンクリ、中に石を詰めていたんですねソーセージカレー、おいしかった玉ねぎの甘みがすごい👍十勝三股の廃墟幌加駅跡Yの字ここにはかつて2,000人もの人が住んでいたらしい感想:[[YT:rC_MCGkBtRs]]かの深田久弥翁が日本百名山を書いた後に登り、「申し訳なかった」とコメントした言われる名山ニペソツ山。今年の春に、某テレビ番組で、この山を知り、ちょうどLCCのバーゲンをやっていたこともあって、今回、向かってみることにしました。新千歳空港からニペソツ山のある東大雪地域まで車で3時間。あいにく初日は雨天のため、登山は見送り。どうしたものかなぁと思って、泊まった糠平湖付近の観光スポットを調べてみると、「タウシュベツ川橋梁」と言う橋があるらしい。んー、ローマの水道橋みたい。なかなかかっこいい。ツアーじゃないと行けないみたいなので、予約。(後から知りましたが、盛況なツアーのようで、前日に予約を取れたのはラッキーだったようです。)午前9時前に集合、途中ガイドさんから「劣化がひどく、来年まで持たないと思う」と聞いて、(登山を止めてツアーに参加できた)幸運の雨だったなぁと思いながら、林道を抜け、糠平湖に沈むタウシュベツ川橋梁へ。幸い水が引いていて、橋梁の根元まで降りることができます。間近で見ると、確かにかなり劣化が進んでいて、いつ崩れてもおかしくない感じ。橋自体は立ち入り禁止で渡ることができないので、周りをぐるりと一周 いろいろな角度から写真を撮ってみました 本当に来年なのか分からないけど、確実に崩れるであろう橋を見ていると儚さを感じました。ツアーは、その後幌加駅跡へ。タウシュベツ川橋梁もそうですが、大正から戦前にかけて木材搬出のため、士幌線が整備され、糠平・幌加・十勝三股と言う駅があったとのこと。 厳密には、糠平湖に沈んだ駅もあったようですが、幌加にはかつて300人規模の集落 終点の十勝三股には2,000人ほどの人が住んでいて、映画館などもあったとか それが、今や幌加地区は無人、十勝三股地区は、1件の喫茶店を残すのみとなっています。ツアーの後に三国峠へ向かう途中、十勝三股にも寄りましたが、樹林帯から急に開けた土地があり、かつて集落があったことが忍ばれます。開けた土地で親子鹿がのんびりと草を食んでいる姿を見て、また儚さを感じました。三国峠は、平成6年とつい最近、全舗装された立派な道路で、道内でも一番標高が高い地点にある峠峠から眺める東大雪の景色は、雄大でこれが紅葉したら、すごいだろうなぁと感服しながら眺めていました ちょうど峠にカフェがあったので、カレーで昼食 主に聞くと、ここの紅葉は黄色系とのことまた来てみたいなぁ峠をまたぐトンネルを越えると、道内の水系を3つに分ける「大分水点」への登り口があります雨もあがっているので、登ってみることにしました勾配はそれほどではないものの、基本的に小沢を遡っていく感じ 沢を超え、稜線に出たものの道が仮払いされておらず、葉露でパンツがどんどん濡れる 展望もないし、大分水点だけを目的に修行のように進みます 1時間ほど到着 正直あまりピンときませんが、ここが日本海・太平洋・オホーツク海に至る水系の原点とのことで、何となく“北海道の中心で愛を叫ぶ???”的な感じになりました三国トンネルに戻って、宿で夕食を手配していなかったので、近くのコンビニ・・・と言うことで25km先の層雲峡を目指しドライブ 北大雪方面の道路も雄大で気持ちよかった 石狩岳や音更山・ユニ石狩岳などを眺めることができました山登りではありませんでしたが、東大雪の自然と文化を満喫できた一日となりました東大雪いいところです
山行記録
2023-06-17T11:39:54+09:00
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飯豊連峰;石転び沢雪渓〜丸森尾根
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飯豊連峰;石転び沢雪渓〜丸森尾根(ハイキング/飯豊山)日程:2023-06-01(日帰り)メンバー: blues55写真:梅花皮岳、北股岳、門内岳今年もよろしくお願いしますやはり勾配あるなぁ梶川出合い門内出合い梅花皮荘と北股岳門内岳方面飯豊本山と大日岳正面に堂々と飯豊山大日岳、本当はここに登りたかった登りたいなぁ梅花皮小屋は見えず梅花皮岳と大日岳エブリ差岳二王子岳石転び沢雪渓と北股岳梅花皮岳と梅花皮荘感想:雪渓好きの私にとって、残雪と言えば石転び沢雪渓 平日にお休みが取れ、天気も良さそうなので登ってきました本当は、泊まりで大日岳を狙いたかったのですが、今年の5月は梅雨のように天気がすぐれません実際、近畿東海は梅雨入りしたそうですから、桜の開花とともに、全体的に2週間程度前倒している気がします高速道路の夜間割り適用のため、朝4時前に自宅を出発 途中、赤湯温泉のバイパスが通行止めとのことで、少し迂回し6時半前に倉手山登山口に到着 ここから、自転車で飯豊山荘まで例年ですと5月下旬には、冬季閉鎖が解除されるのですが、今年は少し遅いようです15分ほどで登山口に到着 ここからまずは、石転び沢雪渓に向かって林道歩き所々、太いワラビような山菜が生えています 食べられるのかな!?温身平を超えて、沢沿いをしばらく進みます1時間ほど歩くと、沢を雪が覆うようになってきましたやがて梶川出合に到着 雪の三叉路をまたいで、石転び沢へ三叉路をまたいだ後も、デブリや穴が覗いており、まだ安定していないので、再び夏道に戻ります20分ほど歩いて、乗っかれそうな具合なので、いざ雪渓へ結局、雪渓に乗ったのは、門内沢出合いの手前あたりだったと思います石転び沢雪渓は相変わらず、存在感抜群 この時点でかなりの勾配ですが、そこからせり上がるように伸びる雪渓は、本当に男前です取りあえず、雪渓の3割くらいまではつぼ足 その後の2割はつぼ足+ストック 更に2割がアイゼン+ストック 最後の3割がアイゼン+ピッケルという具合アイゼンとピッケルを新調し、試し履きも兼ねての山行だったのですが、とにかく足下が軽い雪も締まっていて、グリップも効くので、調子に乗ってどんどん進み、10時半過ぎに梅花皮小屋到着 都合4時間切り達成お昼を取って、北股岳へ ここも残雪があったので、アイゼンで北股岳からは飯豊本山・大日岳・二王子岳など高曇りで場あるものの、展望よく見通せました続いて、門内岳を経由して、地神北峰へ ここからのエブリへの眺めはいつ見ても素晴らしい泊まりだったら、躊躇なく頼母木小屋に向かうのになぁと後ろ髪を引かれる思いで、下山丸森尾根直下の雪渓は、2年連続で滑落しているので、ダガーポジションで慎重に下ります雪渓を降りた後は、虫がすごい 口が開かないよう気を遣いながら、2時間弱で無事に3時前に下山相変わらず、いい雪渓でした そのうち門内沢も と言いながら、なかなか足が向かないなぁ次回こそチャレンジしてみたいと思います
山行記録
2023-06-02T08:00:34+09:00
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谷川馬蹄_西黒尾根より時計回り
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谷川馬蹄_西黒尾根より時計回り(無雪期ピークハント/縦走/谷川・武尊)日程:2023-05-05(日帰り)メンバー: blues55コース状況/その他周辺情報:稜線上は一ノ倉岳〜茂倉岳,清水峠〜ジャンクションピーク,朝日岳〜白毛門付近で一部残雪があるものの,ツボ足で行けましたしかしながら,西黒尾根はラクダのコルを超えたあたりから雪と岩が半々で,アイゼン必須 ルーファイも含め,難しかったです幸い、登ってきた地元の方が,先導してくれたので、とても助かりました写真:左のピークがオキノ耳、真ん中が一ノ倉岳、右が茂倉岳茂倉岳からも立派な雪渓が延びているさて、登るかジャンクションピークから巻機山に延びる稜線手前からオジカ沢ノ頭、大障子ノ頭、万太郎山、仙ノ倉山、わずかに見える平標山ご一緒いただいた地元の方が3日前に歩いたらしい朝日岳と手前に重なる笠ヶ岳少し右にとんがっている雪のないピークは白毛門武能岳に向かう茂倉岳の下り半時計回りだとここがきついらしいジェントル…かな⁉︎肩ノ小屋から延びる万太郎山などの稜線歩いてみたくなったラクダのこぶよりモルゲンにギリギリ間に合った七ツ小屋山山頂よりシシゴヤの頭方面と言うか苗場山笠ヶ岳から歩いてきた馬蹄の稜線をパノラマで撮ってみた清水峠の鉄塔男気を感じる🥋俺が電線引っ張っとくからで感じで😏朝日岳から見る谷川岳は、少しジェントルを感じる 少しだけだけど今から歩くオキノ耳、一ノ倉岳、茂倉岳朝日岳から笠ヶ岳は細かいアップダウンがあり、ペースが上がらないトマノ耳に直接延びるマチガ沢の尾根一応、登れるらしいこれから歩く稜線朝日岳への登り、雪の状態はどうか⁉︎残雪と岩のミックストレースも薄くなっていて、ルーファイが求められる武能岳から眺める七ツ小屋山への稜線見事なゼブラ登ってきた西黒尾根変化のある極上の縦走路だ茂倉岳山頂よりここからいったん下り、左の武能岳に上がるここと一ノ倉岳の登りが地味にきつかった常人は西黒尾根で十分でしょうジャンクションピークより大源太山のジャンダルム具合が💦谷川岳からの馬蹄の稜線やはり茂倉岳から立派な雪渓が延びている苗場山 右手にうっすらと妙高の火打山が見える茂倉岳から見えた苗場山の奥にある平たい山が妙高山だと思っていたが、地元の方が妙高山は、苗場山の影回っていれば、そのうち出てくるよと言われ、七ツ小屋山付近でようやく見えましたおっしゃるとおりでした 大変失礼しました日も明るくなってきたら、足元にイワウチワが咲いていましたこれから歩く馬蹄の稜線尾瀬方面奥が燧ヶ岳、右のなだらかな山が至仏山左のピッととんがっているのが、景鶴山男前だなぁ何度も見惚れてしまう一ノ倉岳から茂倉岳へ残雪の道を歩く歩いてきた稜線清水峠が近づいてきたあっという間にモルゲン終了にしても、すごい迫力だ前回登った時はガスガスだったので、その全容に圧倒される大源太山ジャンダルムみたい何回見惚れるんだ朝日岳と右端に笠ヶ岳登りきった、いわゆるジャンクションピークから朝日岳も地味に長い左の登りが一ノ倉岳、真ん中の登りが武能岳こうしてみるとやはりきつかったんだと思う武能岳ごつっとしてかっこいいこの辺の山は尾根が三角でもなく、完全に削られて丸っこいグローブみたい左からオジカ沢ノ頭、大障子ノ頭、万太郎山、仙ノ倉山、平標山いい稜線だ 歩いてみたい(発言2回目)七ツ小屋山に向かうたおやかな草原の右手には壁のような谷川岳が聳える見事な双耳峰だ感想: [[YT:k4dykmYDpt0]] GWも中盤に入り、コロナ禍を超えた世の中もいよいよ盛り上がってきました個人的には静かに人出のない山を登ろうと、前半は焼石岳などに向かっていましたが、せっかくのGW後半5連休少し遠出して、いつか歩いてみたい山を、じっくり堪能するのもいいかなと考え始めていました車中泊と言うツールを手に入れたので、とても気楽です 時間さえあれば、どこでも行けるただ、連休中は休日割引が適用されない 夜間割引はあるようなので、うまく使おう行ってみたい山は山々あるけど、日の長い今の時期となれば、日帰りのロングコースに挑みたいいよいよ"谷川岳馬蹄"だな これを日帰りでこなすのは、山を登り始めてから、一つの目標でした歩き抜く体力はもとより、日の上がる前から登り始める必要があり、前日入りが必須 それだけの時間はこの連休のタイミングしかないだろうと言うことで、今回挑んできました前日中に巻機山から起点となる白毛門登山口に移動 またもや車中泊前々日に夕方から深夜にかけて運転してきた影響もあり、晩酌後、即就寝翌朝2時半に目が覚めて、ぼんやりとコーヒーを煎れて、朝食を取ると、ようやく頭がはっきりしてきました支度を調えて、3時半に出発 4時に西黒尾根登山口に到着 まだ暗い中ではありましたが、登山開始30分ほど登っていると、明るくなってきました 1時間半ほどで展望が広がり、目の前にモルゲンに染まる谷川岳の絶壁が 前回登ったときは、ガスガスだったので、その迫力に圧倒され、しばし呆然眺めを堪能していると、登ってくる方が 地元群馬の方だそうで、3日前にも、平標山から歩いてきて西黒尾根を下山したとのことラクダのコルの先は、残雪と岩のミックスで、ルート取りに難儀している私を見かねて、先導してくれることに 大変ありがたい さらに、見渡せる山々を教えていただき、山行の充実度がグッと上がりました7時に、トマノ耳到着 お向かいには、今日中に歩くはずの朝日岳や笠ヶ岳 その向こうには尾瀬や皇海山などが広がっていました にしても、すごい絶壁だ 完全に切れ落ちている マチガ沢と言うらしい 世界で一番人が亡くなっている谷“一ノ倉沢”は、もう少し先オキノ耳を超えて、やがて“のぞき”と言われる場所へ ここが一ノ倉沢 傾斜はもはやオーバーハングしている気がする のぞき込むだけでも怖い こんなところ、どうやって登るんだ!? しかも、蛇紋岩ですべすべなはず 訳が分かりません呆れながら、先を進みます 目の前は一ノ倉岳 地味に急登 やっとこさ、山頂到着残雪が茂倉岳まで続いていますが、沈み込みもなくつぼ足で歩けます その向こうには前日登った巻機山、手前には今から辿る馬蹄の稜線がよく見えるんー、やはり難所は、清水峠から朝日岳への登りかなぁ 残雪がどのくらいあるか 勾配はそれほどではないように見えるけど、群馬の方はキツかったと言っていたし まぁ、取りあえず前へ8時40分に茂倉岳到着 ここで群馬の方と別れる 私の足取りを見て、きっと行けるよ!!と励まされ、気分良く先へ にしても、ここからいきなり下り 下る下る 結構下ったなぁ で,その先には登り返しここも急だ やっとこさ2回目、武能岳到着 段々、清水峠が近づいてくる 朝日岳への登りもここからまた下り蓬峠へ 蓬ヒュッテは冬季閉鎖中でしたが,なかなか立派な小屋 分岐があり土樽駅に降りれるらしい蓬峠から七ツ小屋山までの稜線は、残雪と草が織りなすゼブラの景観が素晴らしかった さらに右手には、谷川岳が男っぶりを見せつけていましたこの縦走路は、景色に変化があって、とにかく飽きることがありません 11時半過ぎに清水峠に到着 少し上がり鉄塔を超えたあたりで昼食をとって、いよいよ朝日岳への登りへ 所々残雪もあり、長かったですが、それほどへばることなく、登り切ることができましたこの段階で,谷川岳の向かいの稜線に取り付いた訳ですが、ここからは越後三山や尾瀬の三座、日光白根、皇海山、上州武尊、赤城山など百名山の山々が 何という景色!!贅沢な眺めを堪能しながら、雪原を朝日岳に向かって歩きます午後2時前に朝日岳到着 正面には谷川岳 これまた違う表情 険しさが少しマイルドになった気がするそんな気がしたのも,長い登りを乗り切って気持ちが落ち着いたせいかもしれません 合わせて体がバテてきたので、少し休憩にしても暑い でも、ここまで来れば、あとは下りだろうと高をくくっていたものの、笠ヶ岳まで細かいアップダウンが おまけに残雪もあり、歩きにくい雪で体を冷やしながら、1時間ほどかかって笠ヶ岳へ ここからは、今まで歩いてきた道筋を一望することができました眺めは抜群なものの、やっぱり暑い 冷たい水が飲みたいと言うことで、雪渓からの雪解け水で水分補給 普通にうまかった 残雪期だからこそできる水分補給 水場のない谷川馬蹄をしのぐこの時期ならではの方法かもしれません〔※大朝日や飯豊でも雪渓から水を汲んでいる小屋がありましたが、雪渓より上に雪渓がないことが条件 合わせて、重要なのは水の冷たさ ぬるいのは、ある程度沢を通っているのでおすすめしません あくまで目の前の雪渓から直接溶け出している水を汲んだ方がいいと思います〕笠ヶ岳からは結構な下り、そして残雪を緩やかに登って,午後3時半に最後のピーク白毛門到着いい縦走路だった 谷川連峰の魅力を噛みしめながら,ゆっくり下って、午後5時過ぎに白毛門登山口到着残雪期と言うことで、懸念もありましたが、結果的には稜線上はほとんど夏道 残雪があっても、西黒尾根以外はつぼ足で歩くことができました総距離24km超、標高差2,700mとロングコースではありますが,さすが名だたる縦走路 刻々と変わる景観は飽きることなく山登りの魅力を十分に堪能することができましたきっと紅葉の時期は今回とは違う表情を見せてくれるはず また伺いたいと思います
山行記録
2023-05-08T09:34:54+09:00
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巻機山•牛ヶ岳•割引岳
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巻機山•牛ヶ岳•割引岳(無雪期ピークハント/縦走/甲信越)日程:2023-05-04(日帰り)メンバー: blues55コース状況/その他周辺情報:前巻機山への急登は残雪があり、アイゼンで登りましたなお、残雪脇に藪に隠れて夏道が…※躊躇なく下りは夏道写真:万太郎山と木に被った仙ノ倉山谷川方面、朝日岳近くから左側の稜線に乗り、巻機山まで来れるらしい谷川馬蹄のルート右の黒い壁が谷川岳その向かいの左側の手前のピークは笠ヶ岳もう少し左のピークが朝日岳万太郎山とその右、仙ノ倉山と平標山翌日に備えて、しっかり晩酌苗場山前日車中泊、朝はゆっくりモーニングコーヒー巻機山、最後の登り返し振り返れば苗場山と谷川岳、万太郎山などが広がっていた苗場山の奥に妙高山も見えた5.5合目あたりから雪が出始める下山後、土合に向かう途中の塩沢地区からこの度はありがとうございました苗場山前巻機山よりお向かいの巻機山、牛ヶ岳、割引岳も回ることにする五合目より万太郎山が見えてきた牛ヶ岳山頂より左が越後駒ヶ岳、右には平ヶ岳が見える翌日回る谷川馬蹄のルートがよく見える割引岳夏はこの雪渓となっている沢を登れるらしい感想: [[YT:kjqVR6At9SQ]] GW後半、谷川岳馬蹄と合わせて巻機山に登ってきました谷川馬蹄の稜線からつながっている道もあるくらい谷川岳から近いんですね前日夕方に出発、高速夜間割を活用して、午前1時に桜坂口に到着翌朝、車内でコーヒーを煎れて、ゆっくり朝食 車中泊もだいぶ板についてきた朝食を食べている間にも、次々と車が上がってきて、多くの人が山に向かっています なかなか人気の山のようです。私も負けずに予定よりも1時間早く、朝6時半に登山開始 天気は快晴案内板に日本百名山;巻機山とあります なるほど、人気がある訳だ 登山口からは既に山頂らしきものが見えているものの、多分違う 取りあえず、登り始めます淡々と5合目まで夏道を進むと右手の奥に尖った山が はじめ谷川岳かなと思いましたが、どうも万太郎山らしい 丸いイメージがあったので、角度によってはこんな山だったんだなぁと険しさを実感5合目から10分ほど進むと、残雪が出てきました十分つぼ足で登れるので、そのままどんどん進み6合目到着 正面に登山口から見えた山が聳えています 地図で確認すると”割引山”という山らしい いずれ巻機山から延びる稜線上にある山 あの位まで登るのかぁと思いながら、右に折れしばらく歩くと雪原が広がっています振り返ると、苗場山が目の前に いい景色だ さすが百名山景色がいいので、ここで小休止 鯉のぼりを背負った長野から来たという方と話をしていると、私を呼ぶ声がする なんと、地元の仲間内3人が登ってきた!! “なんでいるんだ!?”という驚きと、“なんで誘ってくれなかったんだ!?”という複雑な思いを胸に、一緒に登山再開やがて残雪の急登が アイゼンを履いてガンガン登る 右手の谷川岳や万太郎山がどんどん見えてくる 残雪を超えて、前巻機山まで来るとようやく目の前に巻機山が そして、例の右手には、翌日登るであろう谷川馬蹄のルート全貌を把握することができました巻機山へは、大回りをしながら鞍部まで下り、登り返す必要があるようです 目的地が目の前ですから、頑張れる そしてなぜか同じ山に登っている地元の仲間がいるから頑張れる巻機山に到着 尾根の向こうを見ると越後駒や中岳がいい形で聳えています越後三山、苗場・妙高、谷川連峰と名だたる山々に囲まれ、満足満足 さすが百名山せっかくなので、牛ヶ岳へも足を伸ばします 山頂からは,より越後の山々が大きく見える昼食をとって、来た道を戻ります 登山口から見えていた割引山も気になったので、少し寄り道 巻機山と比べて、展望の目新しさはなかったけど、まぁいいや終始、天気がよかったので、気分良くみんなでわいわい言いながら、午後3時に無事下山思いがけず、賑やかな山行となり、天候・展望にも恵まれ、楽しい山行でした花の百名山としても名高い山のようです 機会があれば、また登ってみたいと思います
山行記録
2023-05-08T12:32:47+09:00
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焼石岳
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焼石岳(雪山ハイキング/栗駒・早池峰)日程:2023-05-01(日帰り)メンバー: blues55コース状況/その他周辺情報:終始、つぼ足で行けました写真:感想:ゴールデンウイークが始まりました。今年はコロナ禍の反動もあり、どこの行楽地も多くの人で賑わっているようです。山も同様に人出が多いかもなぁと言うことで、飛行機を使うような遠征も計画せずに、天候と人の具合を見ながら、対処療法的に登ることにしています。5/1(月)は連休の中日で平日ですが、休みが取れ、天気もよかったので、焼石岳へ中沼口まで車が通れるということで、向かってみることにしました。ガソリンを入れたり、手袋を忘れたと思って家に戻ったら、ポケットに入っていたりと、バタバタしながら、結局朝6時過ぎに出発。何だか朝がつまづいたので、これは慎重に行くべきだなと、ゆっくり走って朝8時過ぎに中沼口に到着。林道は、雪もなく、スムーズに通行することができました。8時半に登山開始。雪解け水が流れ込み、いつもよりも沢の水量が多いと感じました。30分ほどで中沼に到着。湖面上の雪はまったくなく、夏道である左岸の湖面沿いを歩いて行きます。中沼を過ぎたあたりから、雪道となり、夏道にとらわれることなく、歩くことができるようになりました。9時30分に上沼到着。こちらも湖面の雪はないものの夏道も出ていないので、ここから先は銀明水小屋にショートカットで直接向かうことにします。10時20分に銀明水小屋到着。昨年秋に来たときは、水の勢いがなくなっていましたが、流石にこの時期はしっかり流れていました。そのままスルーして、雪渓の登りへ。勾配はそれなりでしたが、雪質も柔らかく、つぼ足で登ることができました。やがて、勾配も落ち着き沢沿いの道に出ると、踏み抜きに注意しながら姥石平へ。ここでようやく焼石岳が姿を現しました。山頂の様子は、東側の雪渓は残っているものの、南側に伸びる夏道は既に見えており、雪渓を辿る必要はないようです。11時前に山頂到着。栗駒山はきれいに見えましたが、残念ながら、鳥海山を望むことはできませんでした。心配していた風はそれほどでなく、東側の岩陰でゆっくり昼食と昼寝をすることができました。昼食を取りながら、東焼石岳方面を見ると、2人組が六ツ沢山を超えて、金明水小屋の方に向かっていくのが見えます。周回するつもりなのかな!?それとも夏油方面から経塚山を越えて、こちらまで来たのかな!?周回であれば、金明水小屋直下の沢は雪が残っていて、迷いやすい気がしますし、何より降りきった後の渡渉がこの雪解けの状況では増水していて難しいんじゃないかな!?と少し心配になりました。取りあえず、私も六ツ沢山まで行ってみて、金明水小屋付近の状況を見てみることに。12時半前に六ツ沢山到着。それほどの雪ではないものの、やはり小屋の周りは雪で覆われています。沢は踏み抜きが嫌らしいかもなぁと思いながら、来た道を戻ります。帰りは、しゃばしゃばの雪質ながら、無理矢理シリセードを決行し、お尻を水浸しにして、2時半前に無事下山。駐車場の車を見ると、1台だけ当てのない首都圏ナンバーの車が。おそらく周回の二人組の車かなと思われます。まぁ渡渉できなければ、登り返して、金明水小屋で泊まって、帰ればいいので何とかなったとは思いますが。駐車場の車やスライドした方々から見るとこの日入山したのは私を含めて7人ほど。静かな山行となりました。
山行記録
2023-05-02T08:37:45+09:00
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鳥海山;中島台より
http://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-5408920.html
鳥海山;中島台より(雪山ハイキング/鳥海山)日程:2023-04-25(日帰り)メンバー: blues55コース状況/その他周辺情報:あがりこ大王から残雪が現れるまでの500mほどは、登山道や踏み跡もないため、地図を確認しながら進みました雪渓は沈み込みもなく、つぼ足で行けましたただ、七五三掛との合流手前あたりから勾配がキツくなり、朝の冷え込みもあったせいか、雪渓の表面はアイスバーン化していましたスノーシューを履いて凌ぎましたが、スノーシューよりもアイゼン必須でした写真:鳥海湖はまだまだ雪の下スノーパイプのようだお馴染みのアングル2海まで続いているようだ歩き始めて1時間半ようやく山頂が見え始めました七高山方面朝の鳥海山幻想的でいい山ですお世話さまでした月山もきれいに見えた七高山千蛇谷突入千蛇谷全貌すごい谷だ天然のゲレンデ山頂到着お馴染みのアングル感想:鳥海山で七五三掛を通り、雄大な千蛇谷を眺める度に、大雪渓となる残雪期にいつか登りたいなぁと思っていましたとは言え、総距離20km超、標高差1,800mにもなるロングコース地図を見ると七五三掛の合流地点から登山口の中島台まで遠く遠く谷が伸びていますここを登るのは、それなりの体力が必要だなとぼんやりと思っていましたが、この冬に虎毛山から見た鳥海山の姿が強く印象に残っていて、今回満を持して登ってきましたなるべく早い時間に登り始めた方がいいだろうと言うことで、前泊車中泊も考えましたが、結局は3時前に早起きして、3時半に自宅を出発すいすいと進み6時過ぎに中島台に到着 途中、庄内平野から見えた鳥海山がとてもきれいでした登山口には車が一台のみ BCに人気のコースのようですが、平日ですし、こんなものでしょう早速支度を調えて、6時半に出発あがりこ大王を超えても、雪が出てきません 獣道のような踏み跡もなく、地図を見ながら慎重に進みます500mほど進むとようやく残雪が出てきました しかしながら、雪上に乗ってもトレースらしいものもなく、変わった形のブナ林に囲まれながら、見晴らしだけは効くので、何となく尾根を辿って登っていきました1時間半ほどで樹林帯を超え、いよいよ千蛇谷へすごい眺めです 天然のゲレンデ これが、山頂まで続いているのか登っても登っても全然山頂に近づいている気がしませんまぁ、でも沈み込みもなく、つぼ足でひたすら登ることができましたあと少しで七五三掛と合流だなというところまで来て、勾配はさらにきつくなり、つぼ足では心許なくなってきました朝の冷え込みもあり、雪渓の表面は所々アイスバーン化していますアイゼン持ってくるべきだったなぁと反省しながら、取りあえずスノーシューに履き替え足が重くなるけど、グリップは効くので、どんどん進み、いよいよ千蛇谷の詰まりへ4時間近くずっと登りっぱなしだったので、最後でこの勾配はキツかった這うように神社到着 お参りをして、最後の登りへ夏だと、ロッククライミングのように手を使うところも、雪の上をあっという間に超えて、11時前に山頂到着都合4時間半 修行のような雪渓登りでした山頂は、眺めは抜群だったものの、あいにく風が強めまぁ、それでもお昼を食べながら、眺めを満喫しようとバーナーでお湯を沸かしていると、どんどん風が強くなってくる結局、寒さで落ち着く暇もなく、カップラを掻き込んで、いそいそと下山開始下りは雪質もだいぶ緩んできて、アイスバーンはなくなっていました長い長い千蛇谷をヒップそりで下るのは、気持ちよかったですスキーなら、さぞ気持ちいいだろうなぁと思いながら、2時半に無事下山雪渓好きにとっては、たまらないコースです鳥海山の魅力をさらに感じた山行となりました
山行記録
2023-04-27T12:34:00+09:00
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船形連峰;後白鬚山〜三峰山〜船形山
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船形連峰;後白鬚山〜三峰山〜船形山(雪山ハイキング/蔵王・面白山・船形山)日程:2023-03-21(日帰り)メンバー: blues55コース状況/その他周辺情報:沈み込みもなく、チェーンスパイクで歩き切ることができました写真:月山と大朝日連峰先日登った大桧原山はどこだろう⁉︎後白鬚山の雪庇と三峰山右が去年3/30の様子やはり今年は雪が少ない月山と鳥海山、船形山後白髭山鳥居をくぐり抜けて,本日の山行に感謝三叉路から20分ほどで山頂へ北泉ヶ岳から延びる長倉尾根蔵王連峰三叉路に戻ってきたさて、登るか栗駒山から神室連峰へと続く稜線三光の宮より本日もありがとうございました三峰山と後白鬚山最上平野三峰山と泉ヶ岳蛇ヶ岳と後白髭山雪はだいぶなくなりました今日は特に長倉尾根がきれいに見える仙台平野を望む海まで見える蔵王連峰大東岳の威容さが映える月山とその手前に黒伏山船形山と三峰山これから歩く稜線船形山へ向かう途中千畳ヶ敷の道標まだまだ埋まっている広角で全望をショット山頂小屋と3ショット北泉ヶ岳と泉ヶ岳升沢はまだまだ雪の下蛇ヶ岳より雪庇が張り出している奥は三峰山後白鬚山より船形山の左脇にうっすらと鳥海山三峰山なかなか大きい立派な山船形山と栗駒山泉ヶ岳,三峰山,後白髭山の3ショットいつもの構図感想:[[YT:QoE4huS1kL4]]世の中はWBCの準決勝戦と言うことで,だいぶ盛り上がっていましたが,天気が良さそうなので,山を優先先日の新潟山行でご一緒した方から後白鬚山の雪原いいよーと言われ,素直に即実行朝6時に出発 升沢登山口までの道,今までどのくらい通っただろう これからどのくらい通うのだろうと思いながら,7時前に到着 2月に登ったときよりも除雪が進んで,通常の駐車場に駐めることができましたにしても,車が1台しかない こんなに天気がいいのに,おかしいな やはりWBCの影響か!?と思いながら,早速登山開始雪の沈み込みも少なく,チェーンスパイクでどんどん歩ける これはいいなと調子に乗って,1時間ちょっとで三光の宮まで来ました 2時間で蛇ヶ岳登頂,これは早い 早すぎる,夏道のように足下に気を遣うことなく,いわば道路の上り坂を上がっているようなものなので,このくらいのペースになるのかも展望はいい感じ 月山が大きく見える かすかに飯豊もこのまま後白鬚山へ ひと気もなく,風も落ち着いていて静かな山歩き山頂直下のブッシュ地帯で少し踏み抜きがあったものの,9時半前に登頂鳥海山がうっすらと見える 船形山とのツーショットを拝めるのは,この山だけいい眺めだ たまらん しばし堪能し,続いて三峰山へ40分ほどで登頂 山頂直下は踏み抜きが激しかった ここも展望良好 長倉尾根の全容がしっかり見えるその先には,栗駒山から神室連峰の山々も そう言えば,2週間前に登った須金岳も 向こうから船形がしっかり見えたので,今度はこちらから覗かせていただきました計画では,ここから来た道を戻る予定でしたが,時間がまだまだあるので,船形山へ本当にひと気がない 風もなく,快適に歩く 1時間ほどで,着いてしまったスノーシューを履かない雪上歩きは本当に早い ここでようやく3人ほどの方と出会った昼食を取って,12時半過ぎに下山開始 午後2時には下山升沢小屋まで10分って,我ながらどんなペースなんだ!?残雪期の船形連峰 思いがけず,たくさん歩くことができました記録を読み返してみたら,どうも去年この時期に同じコースを歩いていたようですすっかり忘れてた💦[[YT:x91R_67GvXs]]↑去年の様子https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-4125881.html
山行記録
2023-03-25T08:13:33+09:00