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2007年04月11日

山の3D画像を作成できるTerragen

山の風景画像を標高データから作れないか探していたら、Terragenというツールのページに辿り着きました。

このツール、出来上がった作品や名前は何度か聞いたことがあったのですが、いい機会なので少し遊んでみました。

まえの日記に書いたSRTMというNASAの標高データをTerragenに読み込んで、富士山を描いてみました。

1)標高データ入手
まず対象のデータをダウンロード&解凍します。
データはftp://e0srp01u.ecs.nasa.gov/srtm/から入手できます。
富士山だと「N35E138」にデータが入ってます。


2)データ変換
入手したファイルを3DEMというツールに読み込みます。
"File"->"Load Terrain Model"->"SRTM"から読み込めます。

読み込んだ状態で、
"Operation"->"F7 Patch Missing Data"を選ぶと、SRTMの欠落したデータを補正してくれます。

そのあと、"File"->"Save Terragen Terrain" で "Entire Terrain" (全地形図)か "Selected Area" (選択区域)から書き出します。


3)Terragenへ読み込む
今回はTerragen2のTechnology Preview版を使って作ってみました。
Terrainの編集画面で「Add Terrain」から上で書き込んだTerrainのファイルを読み込めば、標高データをもとに山を描いてくれました。
あとは曇や光源などの設定をして出来上がり。

↓パラメータを適当にいじっただけでこんな感じになります。
mtfuji.png

なお、Terragen2の使い方は「散歩ジャーナル」というページを参考にさせてもらいました。

ツールの使い方次第でかなりリアルな画像ができてすごいです。
でも使い道が思いつかない。。。
スクリプトで山の画像をリアルタイムに生成できるようなソフトがあればなぁ。


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投稿者 matoyan : 2007年04月11日 23:59

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