取材山行 1-1 仙丈ヶ岳とラムネ

2017年8月14日

今回から新企画連載の始まりです。
ヤマレコのスタッフが実際に山へ登り、取材を通して山の様々な情報や使用した商品のレビューをご紹介。
頻度は決まっていませんが、できるだけ多くの山へ登り、取材を通して様々な情報をお伝えできればと思っています。

第1回目の取材山行は8月4日（金）～5日（土）に南アルプスの仙丈ヶ岳と甲斐駒ヶ岳へ登ってきました。
今回は伊那市の仙流荘から南アルプス林道バスに乗って北沢峠まで行き、当日中に仙丈ヶ岳に登り、翌日には甲斐駒ヶ岳へ向かう行程。
プランの作成はおなじみの「ヤマプラ」です。
これを使えば簡単に山行計画を立てることができて、登山計画書も簡単に作れてしまう優れものです。
ルートをクリックするだけで、コースタイムまで表示されるのでとっても便利！

出典「山と高原地図ヤマプラ」
なお、今回のメンバーはヤマレコを普段からお使いのお二人、モデルの一般公募に応募いただいたOさんとUさん、そして筆者の3名です。

出発
仙流荘前のバス停は早朝にも関わらず、多くの人で賑わっています。
予定よりも多くの利用者だったのか、この日は通常便の他に3台のバスが増発され、定刻（5:10）より10分ほど早い出発となりました。

運転手さんから山の説明を聞きながら、南アルプス林道バスに揺られること1時間弱、仙丈ヶ岳と甲斐駒ヶ岳の登山口となる北沢峠に到着。
バスから降りればここには本日の宿泊先となる「こもれび山荘」があり、この時間から宿泊の受付を行っています。
（当日は予約者のみ宿泊可でした）
宿泊者カードに一通りの必要事項を書き終えて宿泊代金を支払えば、登山に不必要な荷物を置いていくことができます。
小さなことだけど、このようなサービスは嬉しい！

秘密兵器！
パッキングを終えればいよいよ仙丈ヶ岳へ向かうわけですが、ここで最近ガイドの仲間内で流行っている秘密兵器が登場。
とてもいい気分転換になるらしい！
おまけにエネルギー補給もできるらしいよ！
ある有名ガイドさんはケースで買い占めたらしいぞ。
そこでこれをお二人に配りました。

懐かしい森永のラムネ。
ちなみに製造は「おわら風の盆」で知られる富山市八尾町の浜田食品です。
このラムネ、なんとブドウ糖の成分率が90%！
登山のエネルギー補給に最適と思わせる含有率で、なんだか心の中の期待値が大きく跳ね上がります。
ブドウ糖は体内で即エネルギーに交換されるため非常に効率のよい栄養価のひとつで、しかも脳がエネルギーとして使える栄養価はブドウ糖のみなので、頭の活性化にもつながるはず！
そして何と言っても僕らには、子どもの頃を思い出させる懐かしい味なのだ。
直観的に「これは気に入ってもらえるはず！」
そんな訳で、これを今回の行動食のひとつにしてみました。

以下が2日間を通して行動食にしてみたお二人の感想です。

Oさん
あ・・・ラムネ大好きなんで。
さっぱりしていて口当たりもいいし、これからは常備したいくらい気に入りました。
とけたりしないのもいいですね。
これはアリです。

Uさん
わー懐かしい。
これを行動食にするとは思ってませんでした。でも美味しいですよね。
ラムネ味なんで口に変な甘さが残ることもないし、これはいいと思います。

とのことでした。

筆者が口にしてみた感想としては、やはりラムネなので口当たりがよくてすっきり！水が必要ないので、飴と同じ感覚で口に入れることができる。
1回に4粒づつ位でしょうか。
そして何より軽くて安価。
コンビニやネット通販で1本60円～70円前後で購入できる！
お財布にも優しいのです。
結果として、このラムネを行動食とすることは「アリでしょ！」ということで全会一致。

森永製菓ラムネ 29g×20個
 森永製菓ラムネ・ミックスフルーツソーダ味27g×20個
お手軽度★★★★★
財布に優しい度★★★★★
実際の効果？度★★★★☆