先日の乗鞍山行レコに書いたが、三本滝駐車場で「車はここまで、この先は徒歩なんですね?」と、モチの高い(?)観光家族に質問された件。
モデレートしたら「でもネットで初心者向けとなっているし…」と。
…説明してお引き取りいただいた。
帰路、初心者とは?と考えた。
経験値を簡単に分類すれば、上級者、中級者、初級者。
初級者の手前が初心者=入門者なのかな?
ここで更に考えた。
入門する前の状態は?
未経験者だろうね。
なので、経験値の分類を更にするめると
上級者、中級者、初級者、初心者(入門者)、未経験者
となるのではないかな。
初級者って結構経験値ある分類なのじゃないかな。
特に「初級者」の表記…私のしる限りでは谷川岳やら常念やらも初級者向けとなってるんですよね。ランドレさんの仰る通り、初心者や未経験者の分類も必要ですよね。もっと数値的な指標が出来れば良いのにな、と思います。
私の考えは、登山に限った事ではありませんが
初級者=自分が何が出来て、何が出来ないかわからない。(自分の能力の評価が正しく出来ない)
中級者=自分の出来る事と出来ない事がわかっている。
上級者=自分が出来ない事に対峙した時、どうしたら出来るようになるか検討し実践できる。
だと思います。
なので、初級者でも登れると紹介されている山は言い換えれば、何かあってもインフラ(山小屋やエスケープルートの充実)や各種条件(他の登山者が多いなど助けが期待できるなど)が整っているので初級者でも可と言えるのではないでしょうか。
中級以上になると何事にも自力解決が前提となり、何が起きるかわからないバリエーションルートや厳冬期登山などは上級限定と言えると思います。
ここで問題なのは初心者、未経験者の方たちですよね。
所謂「説明書読まない人向けの説明書はどれだけ解り易く書いてもムダ」ってやつです。
先日のご家族もここに該当するワケでして、良く調べれば初心者向け登山適期は梅雨明け〜9月末までといった情報が見つかるはずなのですが。
どんなジャンルもはじめたばかりなら初心者ですよね。でも、その中で学ぶ意思や成長する努力があることで前に進める気がします。が、多分、ちょっと調べたらわかることを調べない人は何をやっても回数を重ねても初心者のままじゃないでしょうか。経験回数が多いだけの初心者が自分を中級者や上級者と思い込むのが一番厄介な気がします。
じゃり子さんへの返信にも書きましたが、己を知る事が出来た時が脱初級者なのかなぁ?と。
体力と勢いだけで難度高めの山に突っ込んで行って、幸運にも何事も起きず(または体力があれば力任せに切り抜けて)山行を成立させて、過信してしまっている方が居る気がします。
逆に、体力の無い上級者も居る気がしますね。
ヤマレコのシステムにケチつけるつもりではないけど、ステージ色分けも、勘違い初級者増殖の原因な気がします。
あ、偉そうに書いてますけど、ワタシ永遠の初級者ですのでw
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