的形の里山（9座）縦走

2022年07月30日(土) [日帰り]

• GPS: 03:55
• 距離: 10.5km
• 登り: 457m
• 下り: 457m

コースタイム

日帰り

• 山行: 3:59
• 休憩: 0:51
• 合計: 4:50

9:05 的形駅
9:30 9:38 坂の山
9:56 10:00 大日山
10:09 10:15 青の山
10:30 10:30 丸山
10:57 10:58 高坪山
11:22 11:24 燈籠地山
11:31 11:33 D岩
11:36 11:37 上部の岩場
11:41 12:00 木庭山
12:05 12:05 上部の岩場
12:10 12:11 Ｄ岩
12:20 12:21 燈篭地山
12:59 12:59 八家地蔵
13:12 13:16 行基が鼻
13:30 13:31 磯山
13:35 13:36 向山
13:53 13:53 的形駅
13:55 ゴール地点

天候

晴

アクセス

利用交通機関：

電車

山陽電鉄的形駅から巡回

コース状況／危険箇所等

播磨灘に面した的形の町は、その周囲を低い山でぐるりと囲まれている。
全て標高100m前後の小さなピークだが、地域ボランティア「的形ふるさと里山会」によって道標や道の草刈り、休憩ベンチ、樹木名の表示などよく手入れがなされていて、非常に歩きやすいファミリーハイキングコースとして整備されている。
小赤壁の海岸遊歩道については、落石のおそれがあり、遊歩道も波で倒壊しており、何年も前から通行止めになっているので立ち入らないこと。
その他、特に危険個所なし。
真夏のハイキングの際には、海岸には日を遮るものがないので、くれぐれも熱中症には注意すること。

写真

7/30 9:04

山陽電鉄 的形駅
無人駅です。

7/30 9:10

坂の山の登山口までは市街地を通るが「的形ふるさと里山会」の皆さんによって曲がり門には案内板が設置され迷うことはない。

7/30 9:15

左が孟宗竹、右が真竹の竹林を歩く。
今日は竹林歩きが多い。
竹林は涼しそうに見えるが実際は涼しくない。

7/30 9:20

シホウチク　少し小ぶりな竹
里山会の方によってコースには樹木名の表示が至るところにつけられている。

7/30 9:30

本日1座目坂の山 110m
駅から30分もかからず登頂できる。
的形の街が良く見え、今日のコースが一望できる。

7/30 9:44

カクレミノ
3裂した葉の形が、想像上の宝物の一つである「隠簔」に似ていることに由来する。
樹液中に漆の成分と同じウルシオールを含むため、体質によってかぶれることがある。

7/30 9:50

本日2座目 大日山100m
東屋がある。
ここも展望抜群

7/30 9:54

大日山山頂には、ベンチも設置されている。

7/30 10:01

ぬかるみそうなところには木道も設置され至れり尽くせりのハイキング道

7/30 10:02

カラスウリの花

7/30 10:09

本日3座目青の山 81m
西側に広がる姫路の工業地帯が見える。

7/30 10:17

サトキマダラヒカゲ
幼虫の食草は、ササ、タケ類
暗いところが好き

7/30 10:28

本日4座目　丸山81m
青の山から高坪山に向かう途中、縦走路（里山回廊）をはなれて立ち寄る。
かなり広い山頂

7/30 10:33

これは、ススキ
穂に種ができると白いのがススキ。茶色っぽくなるのがヨシ
葉の中央に白い線があるのがススキ。無いのがヨシ

7/30 10:33

ニイニイゼミ
「チー……ジー……」と繰り返し鳴く。

7/30 10:34

オニユリ
暑苦しい色だ。

7/30 10:54

丸山から縦走路に復帰。国道250号線を渡り
本日の5座目　高坪山106m

7/30 10:55

高坪山山頂はあまり展望はよくないが、北西方向に少しだけ展望がある。丁度、山と山の間に姫路城が見えている。

7/30 11:06

福圓寺（ 臨済宗相国寺派（行基創建））に降りる。
西国33か所の地蔵様があり、ミニ巡礼ができる。

7/30 11:17

福泊神社
屋台の収納庫もある。
福泊湊は、兵庫にも負けない湊町として栄えていた。

7/30 11:18

燈篭地山への登山口
案内標識がないが、この塀の横の細い道を上がっていく。

7/30 11:23

本日の6座目　燈籠地山54m　福泊構居跡である。
室町時代の応永年間、初代城主は恋の浜城（姫路市白浜）の城主の三木通近の孫・長尾通朝、二代目は通朝の弟の子重朝、三代目以降は不明。

7/30 11:31

燈籠地山から木庭山に行く途中、小赤壁の岩場に少し降りることができるところがある。
瀬戸内海の展望が抜群。しかし高くて怖い。

7/30 11:35

木庭山（小赤壁展望所）の展望岩場
高くて怖い。

7/30 11:39

本日の7座目　木庭山61m
燈籠地山から木庭山の南の海岸線は小赤壁といわれる高さ50m、長さ約1kmの絶壁。流紋岩からなる景勝地として、小赤壁公園になっている。

7/30 11:39

正面に上島　右手に家島、その奥に小豆島が見える。

7/30 11:41

木庭神社
1615年（元和元年）に木場の長者であった三木九右衛門宋栄による創建と伝えられる。姫路市白浜町の松原八幡神社の別宮
このあたりは桜の木も多く春は花見の名所でもある。

7/30 12:07

海岸の遊歩道は落石や遊歩道倒壊のため通行止めとのことだが、階段を下り、海岸線まで降りてみる。
遊歩道の通行止め区間の前にある波切八幡

7/30 12:08

立ち入り禁止、通行できませんの看板が踏み倒されている。

7/30 12:09

看板の先を少しだけのぞかせてもらう。
波のせいで遊歩道が壊れているところが多い。
岩山が遊歩道の横にそびえ立っている。
仕方なくもと来た道を戻る。

7/30 12:55

福泊神社から福泊湊を八家地蔵に向かう。
途中で小赤壁に全貌を確かめる。
小赤壁の名前の由来は、『三国志』で有名な中国の赤壁に似ているということで頼山陽が命名したそうだ。
真ん中にオチカケ岩が見える。

7/30 12:55

燈籠地山とモアイ岩。
真夏なのでクライミングは誰もやっていない。

7/30 12:27

ハマナデシコ。多年草。本州〜九州の海岸に生える。葉は厚くて光沢がある。

7/30 12:25

ハマゴウ。 海岸の砂浜や礫の多い浜に群生する高さ30〜70cmの落葉小低木。全体にミントのような芳香がある。

7/30 12:58

八家地蔵
総高2m余あり石造地蔵像としては稀にみる大きな像
鎌倉時代から瀬戸内海を見つめている。

7/30 12:59

姫路市立遊漁センター
漁業とマリンレジャーの調和を目指す施設とのこと

7/30 13:03

猛暑の中、姫路福泊海浜公園(マリーンベルト)を歩く。
くらくらする。

7/30 13:14

行基が鼻

7/30 13:26

磯山山頂近くのパラグライダー離陸場

7/30 13:30

本日の8座目　磯山
東方向の展望があるが、太陽光パネルがたくさん並んでおり興ざめ。

7/30 13:32

本日の9座目　向山67m
広い山頂

7/30 13:39

今日最後の山頂をふみしめ的形の街におりていく。
お疲れさまでした。

撮影機器：

FinePix XP80 富士フイルム

装備

個人装備

お茶 氷 コンパス 地図 携帯 サングラス 携帯食 雨具 着替えのTシャツ

感想

マルヒコ

山と海の風景を一緒に楽しむことができる変化にとんだ面白いコースでした。
山：地元ボランティアの手によってよく整備されたハイキングコースで、樹木の名前が多く表示されているのがよかったです。
海：小赤壁展望台からの瀬戸内海の景色や荒々しい岩壁の風景がとてもよかったです。海洋性の植物も楽しめました。

ただし、気温が35度くらいあったのでバテバテです。