GWはおうちで読書

2020年4月28日

こんにちは、ヤマレコ エンジニアのKJです。

今年のゴールデンウイークは、自宅ですごされる方が多いのではないでしょうか。
私も不要不急の外出は控えます。

おウチのなかでできること…。
それは色々あるかと思いますが、私は読書をするつもりです。
ここ数年めっきり読書時間が少なくなり、買ったはものの読まずに放置している本(いわゆる積読本)が増えてきてしまっていて、いい機会だしそれを解消しようと思っています。

まずは読書メーターというサービスを利用して、本の管理から始めてみました。

読書メーター

読書メーターでは、「読んだ本」「読んでる本」「積読本」「読みたい本」を分けて登録することができます。
こんな感じ。

読んだ本
https://bookmeter.com/users/1125080/books/read
読んでる本
https://bookmeter.com/users/1125080/books/reading
積読本
https://bookmeter.com/users/1125080/books/stacked

読んだ本をカテゴリごとに本棚にまとめることもできます。

ガイドブック(山)
https://bookmeter.com/users/1125080/bookcases/11559353

山関係の本を中心に登録してみました。
ヤマレコもそうですが、記録をつけるって楽しいですね。

技術や教科書的な本は、必要な箇所や興味のある部分をつまみ食い的に読むのでなかなか「読んだ本」に移動できません。
理解できなくても最初にザックリ通し読みしたほうがいいですかね~。

せっかくなので私のおすすめ本の話も。
みなさんの役に立つ山の本をご紹介…は力不足なので、独断と偏見、趣味全開で面白かった本を紹介します!


わしら怪しい探検隊 – 椎名誠
“本”と”アウトドア”と言えば、椎名誠さん!気の合った男同士、わいわいやってるだけっちゃだけの話ですがとにかく楽しそう。


スナーク狩り – 宮部みゆき
さまざまな文学賞を受賞している人気作家宮部みゆき作品の中では目立たないかもしれませんが、サスペンス物の名作です。
たった一日の出来事、バラバラな場所にいる登場人物、それぞれが抱える謎が一点を目指して収束していく。そのスピード感が最高。


侍 – 遠藤周作
藩主の命でキリスト教に帰依した侍と日本での布教をもくろむ宣教師ベラスコの物語です。彼らには禁教化の日本で過酷な運命が待ち受けています。
結末はどうあれ苛烈な情熱を貫いたベラスコの人生は羨ましくもありました。


ぼくんち – 西原理恵子
貧困地区に暮らす三きょうだいの日常が、毒交じりのギャグテイストで描かれています。ギャグがスイカにおける塩の役割になっていて、三きょうだいの悲哀をより引き立てます。
最初は笑っていたのにいつの間にか大号泣。


見仏記- みうらじゅん、いとうせいこう
堅苦しくなく楽しく仏像について知ることができます。


ドキュメント-道迷い遭難- 羽根田治
運動神経ととっさの判断力に劣る私にとって、遭難レポートは下手なホラーよりも断然怖い。でも怖がっているだけでは何もできないので、最近よく聞くフレーズのように「正しく怖が」りたいものですね。
そういうわけで羽根田さんの遭難シリーズを読みます。


アフガンの仏像は破壊されたのではない恥辱のあまり崩れ落ちたのだ – モフセンマフマルバフ
気軽におすすめできるような本ではないのですが、私の視野が広がった記念的な一冊です。
2001年のタリバンによる仏像破壊。文化財の破壊という怒りしか感じないような出来事ですが、そこに住むアフガニスタンの人々の苦しみには無関心なくせに文化財だけ惜しむのは何事かというお叱り本です。
当時若気の至りで「数百年残る文化財は人一人よりも貴重」という頭のおかしなことを考えていたので、ビンタをくらったような衝撃を受けました。

[おまけ]

予想どおりに不合理: 行動経済学が明かす「あなたがそれを選ぶわけ」
自分はまだ読んでないのですが、ヤマレコ内で好評価な本。「頼まれごとならがんばるが安い報酬ではやる気が失せる」のような、ちょっと合理的ではない、人間の行動パターンについて分析しているそうです。

山の本が少なくて恐縮ですが、いや~、本っていいですね。
ヤマレコ内にも今、「山の本」というコーナーがあるんですよ。
https://www.yamareco.com/modules/amaxoop2/
よかったらのぞいてみてください。

ではよいゴールデンウィークを!

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