山へ、家の柱を選びに行く

2020年7月31日

こんにちは、スタッフHです。
松本は雨の日が続いています。梅雨明けが待ち遠しいですね!
私はおうち時間で、海苔を切ったりしています。

ヤマレコ海苔弁当(※非公式)

さて個人的な話ですが、いま安曇野市に家を建てる計画が進んでいます。
おうちからは、こんな景色が見えるといいなぁと思います。

パロディTシャツ(セブンイレブン安曇野インター北店にて販売)

そして先日は、新居の主要な柱を選びに山へ行ってきました。
お世話になるハウスビルダーでは、家づくりを盛り上げるため「選木ツアー」なるものを企画しています。
山で柱にしたい木を選び、その場で切り倒してもらうというイベントです。

一家にとって思い出深いイベントとなるところですが・・・
家族の都合がつかず、私1人で参加してきました。

原木選びが目的ですが、理科の課外授業のようでした。

ヒノキの森

訪れたのは、伊那谷のとあるヒノキの森です。
連日の雨でしたがこの時だけは晴れ、リスがちょろちょろと駆け回っています。

山守さん(※森林の管理をする職業の人)も、ハウスビルダーのスタッフさんも、
木曽駒ヶ岳のことを「西駒」と呼んでいます。地元感が溢れています。

山守さんは林業のあれこれをいくつも聞かせて下さいました。

間伐のことや、松くい虫、針葉樹の気孔線のことなど、とても興味深いです。

一本梯子

これは林業で使う梯子です。(写真は営業担当のお姉さんです、私も登らせてもらいました。)
携帯しやすいように脚は1本のみで、自立しません。木にぴったり固定して立てます。

4番を選択!

柱にする木は、間伐候補の4本から選びます。直感ですぐに決めました!

「受け口」を作る

伐採はまず「受け口」を作ります。
倒したい方向を決めたら、そこに向いた面をくし形に切り欠きます。

切り欠いた木片の樹皮を剥いでみます。
ナイフで切り込みを作り、指を入れてぐいぐいと剥がします。

皮を剥いだ直後の木片

皮を剥がした所は、たっぷりと水分を蓄えて濡れています。
つるつるとした質感で、プラスチックのようです。舐めてみましたが、味はしません。

追い口を作る

次に「追い口」を作ります。受け口の反対側から、切れ込みを入れていきます。


出典:フォレストコーポレーション

全部は切らず、「つる」と呼ばれる部分を残します。
このつるによって、倒れる方向が決まります。

ほどなく木はミシミシと音を立てて傾き始めます。枝先は隣の木にぶつかり、パキパキパキと鳴ります。


最後はドーン!と地面を震わせて倒れました。
見届けたい気持ちが強くて、写真や動画を撮る余裕はなく・・・

木と木の間に、きちんと収まるように倒れています。さすが、匠の技です。

切り株に木の先端を挿す

倒した木のてっぺんを切り、切り株に接ぎます。
皆で切り株を囲み、「いのちをいただきます」と合掌します。しみじみします。

帰路は、百メートルちょっとでしたが、道草をしながらです。

シロバナノヘビイチゴの実

個性的な形の葉を持つ桑の木

ヘビイチゴの実を見つけたり、桑の葉を観察したりと忙しく、

熊用の罠

これは、熊を獲る罠だそうです。今は使われていません。

 

ふだんと違った形で山に行くことができ、短くも心に残る山行でした。

皆さんの印象深い山行も、ぜひレコにしてお披露目してくださいね!
それでは失礼します。

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