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produced by kamonokai
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体力度
10
2〜3泊以上が適当
GPS
31:25
距離
47.2km
登り
4,314m
下り
4,315m
歩くペース
標準
1.01.1
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

1日目
山行
10:05
休憩
0:19
合計
10:24
距離 15.4km 登り 1,837m 下り 666m
5:40
5:41
175
13:13
13:19
43
14:02
14:03
56
14:59
10
15:09
10
15:19
15:26
10
15:36
伝付峠
2日目
山行
7:44
休憩
0:28
合計
8:12
距離 13.2km 登り 1,302m 下り 1,310m
5:56
65
伝付峠
7:34
7:42
64
8:46
8:53
77
10:10
50
11:00
11:12
46
11:58
11:59
129
14:08
3日目
山行
7:29
休憩
0:21
合計
7:50
距離 12.4km 登り 1,158m 下り 434m
5:47
8
5:55
6:00
9
6:09
6:15
9
6:24
6:25
78
7:43
28
8:11
24
8:35
36
9:11
9:18
68
10:26
10:28
44
4日目
山行
3:51
休憩
0:00
合計
3:51
距離 6.3km 登り 18m 下り 1,906m
6:09
57
7:06
75
8:21
37
8:58
54
天候 四日間酷暑日。朝から昼まではカンカン照り、一日目は夕方小雨。
過去天気図(気象庁) 2024年07月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
奈良田と駐車場を利用
コース状況/
危険箇所等
始めの計画は、奈良田→別当代山→伝付峠→二軒小屋→蝙蝠岳→塩見岳→北岳→広河原だったけれど、途中くたばって笹山までの経路に変更。
一日目の西山温泉湯島からの別当代山ルートは全くのバリエーションルート。踏み跡、目印等皆無と思った方が良い。薮は少ないので通過困難な歩き難い所はなかった。
滑河内沿いの林道を行くと、吊り橋を渡って沢沿いの経路があるが、登山ルートは砂防堰堤の手前を適当に尾根に取り付いた。尾根に乗ると県道側から直接取り付くわずかな踏み跡があった。しばらく行くと岩交じりの大変急な斜面が出てくる。木の根や枝を掴んで登るが、かなりやばい感じ、ここがこのルートの核心だった。この急斜面を登りきるといよいよ踏み跡は不明になり、獣道も入り乱れる。あとはGPSを見ながら上へ上へ行くしかない。緩急繰り返すが、2050mを越え尾根がなだらかになると深いシダや倒木も沢山出てくる。もう前へ進むしかない。そしてせっかくたどり着いた別当代山、展望も、山頂標も、手書き看板すら無い超マイナーピークだった。この後南嶺ルートに出るまでも地図とGPS見ながら進む。最後古い作業経路と思われる明瞭な踏み跡に誘われあらぬ方向に行ってしまい、ヤマレコに叱られた。予定ルートに復帰、と言われても、踏み跡も何もなかった。
伝付峠は快適なテント場。古いトイレすらある。水場は順調に出ていた。この日は誰にも会わず。
二日目、伝付峠から二軒小屋区間は遊歩道であり、楽に歩ける。二軒小屋はロッジもキャンプ場も閉鎖。せめて水場やトイレくらいは解放すべきではないのか?ここは登山の重要拠点な拠点であり、勝手な都合でライフラインすら閉鎖する東海フォレストのやり方には怒りを感じる。
二軒小屋から蝙蝠岳を目指すが、徳右衛門岳の水場が無いと聞き、二日分の水を持って登り始め、かつ水の消費も控えた為途中で疲労困憊し、このルートは断念。伝付峠に引き返す事にした。その時お会いした方の情報では水場は復旧したとの事。そうであれば水を担がず軽い重量で行けたのかも。次回リベンジ出来れば。
三日目、伝付峠から笹山までは白根南嶺ルートなので道は明瞭であるが、奈良田越え南の大崩壊地は凄まじい。昨年通過した時よりも恐怖を感じた。常に崩落進行中である。落ちたらただでは済まない。くれぐれも慎重に。
笹山山頂は北と南があるが、眺望を見るなら北のピーク。テントを張るなら南のピーク。5張くらい張れる。ここに張って、日の出や日の入りは5分で着く北のピークに行けば良い。この日も伝付峠以降は誰一人会わなかった。
四日目、山頂でモルゲンロートの富士山や南プスの山を楽しんだら奈良田へは良く整備された登山道を一気に下山した。途中電池がきれたので、奈良田湖までの下半分は手書きルート。
その他周辺情報 奈良田の女帝の湯が有名だが、西山温泉の湯島の湯を利用。700円で源泉かけ流し。シャワーすら源泉を自分で水で薄めてたらいで浴びる原始の湯。
奈良田湖からスタート、少し下流の西山温泉まで徒歩で行く。
2024年07月30日 05:10撮影 by  iPhone SE (3rd generation), Apple
4
7/30 5:10
奈良田湖からスタート、少し下流の西山温泉まで徒歩で行く。
滑河内の吊り橋を渡って沢沿いに歩く。
2024年07月30日 06:17撮影 by  iPhone SE (3rd generation), Apple
4
7/30 6:17
滑河内の吊り橋を渡って沢沿いに歩く。
ずっと経路はあるけれど、この砂防ダムまで来ると行きすぎ、その手前を尾根に適当に取り付いた。入り口のマークとかは無い。
2024年07月30日 06:21撮影 by  iPhone SE (3rd generation), Apple
3
7/30 6:21
ずっと経路はあるけれど、この砂防ダムまで来ると行きすぎ、その手前を尾根に適当に取り付いた。入り口のマークとかは無い。
尾根に乗るとこんな過去の林業遺構があり。
2024年07月30日 06:45撮影 by  iPhone SE (3rd generation), Apple
4
7/30 6:45
尾根に乗るとこんな過去の林業遺構があり。
やがて出てくる急斜帯。始めは緩やかなれど、だんだん斜度を増しこれが結構怖い。ここがこの日の核心部。
2024年07月30日 07:02撮影 by  iPhone SE (3rd generation), Apple
3
7/30 7:02
やがて出てくる急斜帯。始めは緩やかなれど、だんだん斜度を増しこれが結構怖い。ここがこの日の核心部。
丸い三角点。
2024年07月30日 08:34撮影 by  iPhone SE (3rd generation), Apple
4
7/30 8:34
丸い三角点。
2000m超すとシダの大群落になり、もうルートなど全く分からない。
2024年07月30日 12:19撮影 by  iPhone SE (3rd generation), Apple
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7/30 12:19
2000m超すとシダの大群落になり、もうルートなど全く分からない。
ここが別当代山か。何もない、全くつまらないピーク。
2024年07月30日 13:13撮影 by  iPhone SE (3rd generation), Apple
3
7/30 13:13
ここが別当代山か。何もない、全くつまらないピーク。
こんな倒木帯もあって、しっかり修行出来た。
2024年07月30日 13:44撮影 by  iPhone SE (3rd generation), Apple
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7/30 13:44
こんな倒木帯もあって、しっかり修行出来た。
伝付峠に無事到着。
2024年07月30日 15:43撮影 by  iPhone SE (3rd generation), Apple
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7/30 15:43
伝付峠に無事到着。
ここで一夜。だれもいない静かなテン場。
2024年07月30日 16:13撮影 by  iPhone SE (3rd generation), Apple
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7/30 16:13
ここで一夜。だれもいない静かなテン場。
翌日は閉鎖中の二軒小屋経由で。登山者の便宜を考えず、一方的にトイレや水場を閉鎖するやり方には憤りを覚える。
2024年07月31日 07:04撮影 by  iPhone SE (3rd generation), Apple
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7/31 7:04
翌日は閉鎖中の二軒小屋経由で。登山者の便宜を考えず、一方的にトイレや水場を閉鎖するやり方には憤りを覚える。
田代ダムが豪快放流中。前回はブルーの水を貯めていた湖が干からびていた。
2024年07月31日 07:07撮影 by  iPhone SE (3rd generation), Apple
6
7/31 7:07
田代ダムが豪快放流中。前回はブルーの水を貯めていた湖が干からびていた。
中電施設。何の施設だろう?発電所には見えないけど。
2024年07月31日 08:50撮影 by  iPhone SE (3rd generation), Apple
3
7/31 8:50
中電施設。何の施設だろう?発電所には見えないけど。
上から見た所。この先で力尽きて撤退した。暑さ、二日分の水の重み、控えた水摂取がパンチでくたばった。
2024年07月31日 08:58撮影 by  iPhone SE (3rd generation), Apple
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7/31 8:58
上から見た所。この先で力尽きて撤退した。暑さ、二日分の水の重み、控えた水摂取がパンチでくたばった。
で、伝付峠に戻って、この日ものんびりキャンプとなった。
2024年07月31日 16:48撮影 by  iPhone SE (3rd generation), Apple
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7/31 16:48
で、伝付峠に戻って、この日ものんびりキャンプとなった。
ゆったりキャンプ。この日は三名がテン泊。
2024年07月31日 16:54撮影 by  iPhone SE (3rd generation), Apple
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7/31 16:54
ゆったりキャンプ。この日は三名がテン泊。
三日目は南嶺をテクテク歩く。目の前に蝙蝠岳、左奥に荒川。
2024年08月01日 06:21撮影 by  iPhone SE (3rd generation), Apple
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8/1 6:21
三日目は南嶺をテクテク歩く。目の前に蝙蝠岳、左奥に荒川。
自然に戻りつつある廃林道。
2024年08月01日 07:13撮影 by  iPhone SE (3rd generation), Apple
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8/1 7:13
自然に戻りつつある廃林道。
しかし、この大崩れは凄まじい。落ちたら終わりなので冷や冷やで通過。
2024年08月01日 07:55撮影 by  iPhone SE (3rd generation), Apple
5
8/1 7:55
しかし、この大崩れは凄まじい。落ちたら終わりなので冷や冷やで通過。
奈良田越。この先、林道は終わる。
2024年08月01日 09:00撮影 by  iPhone SE (3rd generation), Apple
6
8/1 9:00
奈良田越。この先、林道は終わる。
白剥山。静かな山。
2024年08月01日 10:19撮影 by  iPhone SE (3rd generation), Apple
6
8/1 10:19
白剥山。静かな山。
延々と誰にも会わない静かな道を歩き、ハイマツが出てきたらまもなく笹山南峰に飛び出した。
2024年08月01日 13:38撮影 by  iPhone SE (3rd generation), Apple
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8/1 13:38
延々と誰にも会わない静かな道を歩き、ハイマツが出てきたらまもなく笹山南峰に飛び出した。
笹山南峰を独り占め。とても良いテント場。ただ日照りで暑すぎて閉口したけど。
2024年08月01日 14:10撮影 by  iPhone SE (3rd generation), Apple
5
8/1 14:10
笹山南峰を独り占め。とても良いテント場。ただ日照りで暑すぎて閉口したけど。
最終日、笹山南峰からの夜明けの富士山の雲海。
2024年08月02日 04:52撮影 by  iPhone SE (3rd generation), Apple
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8/2 4:52
最終日、笹山南峰からの夜明けの富士山の雲海。
笹山北峰からの朝焼け富士。
2024年08月02日 04:58撮影 by  iPhone SE (3rd generation), Apple
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8/2 4:58
笹山北峰からの朝焼け富士。
笊が岳が雲海の彼方に。海に浮かぶ島の様。
2024年08月02日 04:58撮影 by  iPhone SE (3rd generation), Apple
8
8/2 4:58
笊が岳が雲海の彼方に。海に浮かぶ島の様。
塩見岳にも赤い朝日が差す。
2024年08月02日 04:59撮影 by  iPhone SE (3rd generation), Apple
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8/2 4:59
塩見岳にも赤い朝日が差す。
荒川岳も赤くなる。
2024年08月02日 05:00撮影 by  iPhone SE (3rd generation), Apple
5
8/2 5:00
荒川岳も赤くなる。
赤い塩見を指す鳥みたいな岩。
2024年08月02日 05:00撮影 by  iPhone SE (3rd generation), Apple
5
8/2 5:00
赤い塩見を指す鳥みたいな岩。
も一度南峰で富士の雲海を見たら下山。
2024年08月02日 05:49撮影 by  iPhone SE (3rd generation), Apple
8
8/2 5:49
も一度南峰で富士の雲海を見たら下山。

装備

個人装備
長袖シャツ Tシャツ ズボン 靴下 防寒着 雨具 ゲイター 日よけ帽子 着替え 予備靴ひも 昼ご飯 行動食 非常食 飲料 ガスカートリッジ コンロ 食器 調理器具 ライター 地図(地形図) ヘッドランプ 予備電池 GPS ファーストエイドキット ロールペーパー 保険証 携帯 タオル ツェルト ストック テントマット シェラフ ヘルメット

感想

当初の目論見の蝙蝠岳テント泊と、仙塩尾根の未踏を繋ぐ事、いずれも達成できなかったけれど、笹山の素晴らしい朝の光景が楽しめたので、それで良しとしましょう。当初の計画はいずれリベンジしたいです。

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コメント

ヤスさん、お久しぶりです。
頑張っている姿に刺激いただきました。
夏は始まったばかり、短い2ヶ月を楽しみましょう!
お疲れ山てした〜♪
2024/8/3 0:24
いいねいいね
1
YosshiT🦕さん、ありがとうございます。今年の夏は暑すぎて過酷です。この状況では、自分の実力を考えてもう一度計画しないといけませんね。
2024/8/3 5:38
プロフィール画像
ニッ にっこり シュン エッ!? ん? フフッ げらげら むぅ べー はー しくしく カーッ ふんふん ウィンク これだっ! 車 カメラ 鉛筆 消しゴム ビール 若葉マーク 音符 ハートマーク 電球/アイデア 星 パソコン メール 電話 晴れ 曇り時々晴れ 曇り 雨 雪 温泉 木 花 山 おにぎり 汗 電車 お酒 急ぐ 富士山 ピース/チョキ パンチ happy01 angry despair sad wobbly think confident coldsweats01 coldsweats02 pout gawk lovely bleah wink happy02 bearing catface crying weep delicious smile shock up down shine flair annoy sleepy sign01 sweat01 sweat02 dash note notes spa kissmark heart01 heart02 heart03 heart04 bomb punch good rock scissors paper ear eye sun cloud rain snow thunder typhoon sprinkle wave night dog cat chick penguin fish horse pig aries taurus gemini cancer leo virgo libra scorpius sagittarius capricornus aquarius pisces heart spade diamond club pc mobilephone mail phoneto mailto faxto telephone loveletter memo xmas clover tulip apple bud maple cherryblossom id key sharp one two three four five six seven eight nine zero copyright tm r-mark dollar yen free search new ok secret danger upwardright downwardleft downwardright upwardleft signaler toilet restaurant wheelchair house building postoffice hospital bank atm hotel school fuji 24hours gasstation parking empty full smoking nosmoking run baseball golf tennis soccer ski basketball motorsports cafe bar beer fastfood boutique hairsalon karaoke movie music art drama ticket camera bag book ribbon present birthday cake wine bread riceball japanesetea bottle noodle tv cd foot shoe t-shirt rouge ring crown bell slate clock newmoon moon1 moon2 moon3 train subway bullettrain car rvcar bus ship airplane bicycle yacht

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