砂防ダム(さぼうだむ) / 砂防堰堤
最終更新:2015-03-22 21:03 - gutenmrgen
基本情報
小さな渓流などに設置される土砂災害防止のための設備(砂防設備)のひとつ。砂防法に基づき整備され、いわゆる一般のダムとは異なり、土砂災害の防止に特化したものを指す。
山の解説 - [出典:Wikipedia]
砂防堰堤(さぼうえんてい)とは、小さな渓流などに設置される土砂災害防止のための設備のひとつ。砂防法に基づき整備され、いわゆる一般のダムとは異なり、土砂災害の防止に特化したものを指す。法的定義では「基礎地盤から堤頂までの高さが15メートル以上のものをダムと呼び、15メートル未満のものを堰として扱われる。」なお、似たような構造物に床固工(とこがためこう)があるが、両者の区分を便宜上、ダム高が10メートル以上のものを「砂防堰堤」といい、それ以下のものを「床固工」と呼んで区別することもある。目的による区別では、前者の目的は土石流の停止、流出土砂量の調整、地すべりに対して堆積土砂による押さえ盛土としての効果を期待するもの、河床の縦浸食の防止などを目的とするのに対し、後者は河床の縦断形状の安定を期待するものであることが多い。