ダイダラボッチ(だいだらぼっち)
最終更新:2022-07-31 10:43 - jj1xgo
基本情報
日本の伝説・伝承に登場する、山や川・湖などの地形を作ったといわれる巨人。
山の解説 - [出典:Wikipedia]
ダイダラボッチは、日本の各地で伝承される巨人。類似の名称が数多く存在するが(後述)、本記事では便宜的にダイダラボッチと呼称する。山や湖沼を作ったという伝承が多く、元々は国づくりの神に対する巨人信仰がダイダラボッチ伝承を生んだと考えられている(鬼や大男などの妖怪伝承が巨人伝承になったという説もある。)。柳田國男が「ダイダラ坊の足跡」(1927年〈昭和2年〉4月、『中央公論』)で日本各地から集めたダイダラボッチ伝説を考察している。江戸後期の柳亭種彦による随筆、『用捨箱』には「大太発意(だいだぼっち)は大男を謗りいひしにて、一寸法師の反対なり」とある。南方熊楠は「大太ボッチ」の「大太」を「大太郎」の略であると推測している。