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Yamareco

記録ID: 1806370 全員に公開 山滑走 白馬・鹿島槍・五竜

GW先取り 栂池〜雪倉岳〜白高地沢〜朝日岳〜木地屋

情報量の目安: S
-拍手
日程 2019年04月17日(水) ~ 2019年04月19日(金)
メンバー
天候4/17 晴れのち曇り 夜は雪
/18 晴れのち曇り 夜は雨
/19 雨のち曇り
アクセス
利用交通機関
電車バス、 車・バイク、 ケーブルカー等
木地屋除雪終了点から平岩駅 5.9辧
平岩駅 17:27 これで南小谷に来れば栂池高原行き村営バスに間に合う。18:21着
雨やみを待って出発したためその15:50に間に合わず。
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地図/標高グラフ


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コースタイム [注]

1日目
山行
8時間17分
休憩
53分
合計
9時間10分
S栂池パノラマウェイ 自然園駅09:2012:50船越ノ頭13:0814:25小蓮華山15:05三国境下2650m15:2017:20雪倉岳避難小屋17:4018:30雪倉岳
2日目
山行
5時間22分
休憩
1時間28分
合計
6時間50分
雪倉岳09:0009:30白高地沢1540m平坦地10:2012:001900m12:2013:50朝日岳14:0815:50B.C
3日目
山行
6時間20分
休憩
1時間38分
合計
7時間58分
B.C07:1007:30瀬戸川橋07:5008:38兵馬の平09:00兵馬の平東側尾根取り付き09:2010:00蓮華温泉10:2010:35ツアーコース分岐10:4512:35角小屋峠12:5514:20林道除雪終了点14:2815:08平岩駅G
コースタイムの見方:
歩行時間
到着時刻通過点の地名出発時刻
・平岩駅 1727(大糸線)1752 南小谷 1756(村営バス)1821 栂池高原
・平岩駅1550に乗りたかった。
・栂池高原行バスは1855が最終。平日のみらしいです。
コース状況/
危険箇所等
山は雪がまだまだありました。
その他周辺情報着替え持ってきていれば姫川温泉入れたなぁ
泉質が気に入っているので郷の湯へ。今年何度目だろう?
過去天気図(気象庁) 2019年04月の天気図 [pdf]

写真

待ちに待った晴れの休みです
2019年04月17日 09:49撮影 by Canon PowerShot G7 X, Canon
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待ちに待った晴れの休みです
船越にのった
小蓮華・雪倉 行く手は遠い…
2019年04月17日 13:22撮影 by Canon PowerShot G7 X, Canon
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船越にのった
小蓮華・雪倉 行く手は遠い…
稜線はクトーがあればスキー使えた。
テレの自分は半分シートラ
2019年04月17日 13:23撮影 by Canon PowerShot G7 X, Canon
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稜線はクトーがあればスキー使えた。
テレの自分は半分シートラ
小蓮華
あんなに天気が良かったのにもう崩れかけている。
2019年04月17日 14:36撮影 by Canon PowerShot G7 X, Canon
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小蓮華
あんなに天気が良かったのにもう崩れかけている。
白馬・杓子
2019年04月17日 14:36撮影 by Canon PowerShot G7 X, Canon
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白馬・杓子
携帯でもこれが撮れたのには驚いた!
2019年04月17日 15:05撮影 by iPhone XR, Apple
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携帯でもこれが撮れたのには驚いた!
1
カメラはアンダーすぎた
2019年04月17日 15:15撮影 by Canon PowerShot G7 X, Canon
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カメラはアンダーすぎた
一昨年滑りに行った猫又山
かなりいい感じですね
2019年04月17日 17:28撮影 by Canon PowerShot G7 X, Canon
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一昨年滑りに行った猫又山
かなりいい感じですね
時間切れから雪倉Pで幕営。富山の夜景が素晴らしかった。
夜は一時吹雪いたが、翌朝の景色たるや素晴らしかった。
小蓮華
2019年04月18日 08:32撮影 by iPhone XR, Apple
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時間切れから雪倉Pで幕営。富山の夜景が素晴らしかった。
夜は一時吹雪いたが、翌朝の景色たるや素晴らしかった。
小蓮華
白馬本峰・旭岳
柳又源頭も最高ですね
2019年04月18日 08:32撮影 by iPhone XR, Apple
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白馬本峰・旭岳
柳又源頭も最高ですね
現れました!
2019年04月18日 08:36撮影 by iPhone XR, Apple
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現れました!
今日の目的地、朝日岳
行ければその右側、五輪尾根も
2019年04月18日 08:38撮影 by iPhone XR, Apple
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今日の目的地、朝日岳
行ければその右側、五輪尾根も
かっこいいよなぁ
2019年04月18日 08:42撮影 by Canon PowerShot G7 X, Canon
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かっこいいよなぁ
海岸線がすぐそこに
2019年04月18日 08:42撮影 by Canon PowerShot G7 X, Canon
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海岸線がすぐそこに
朝日小屋方面の斜面もいいですな
2019年04月18日 08:46撮影 by Canon PowerShot G7 X, Canon
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朝日小屋方面の斜面もいいですな
ハンサムくん、撮らせてくれてありがとね。
2019年04月18日 08:47撮影 by Canon PowerShot G7 X, Canon
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ハンサムくん、撮らせてくれてありがとね。
4
初雪倉滑降!
蓮華から往復したいのもうなずける
2019年04月18日 09:00撮影 by iPhone XR, Apple
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初雪倉滑降!
蓮華から往復したいのもうなずける
白高地沢へ向かって滑る。
所々硬いので安全運転中
2019年04月18日 09:05撮影 by Canon PowerShot G7 X, Canon
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白高地沢へ向かって滑る。
所々硬いので安全運転中
赤男山
この斜面、何年か前登ったなぁ
2019年04月18日 09:24撮影 by Canon PowerShot G7 X, Canon
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赤男山
この斜面、何年か前登ったなぁ
白高地沢着
いいロケーションがあったので1550mくらいの木立のあった平坦地で幕営
2019年04月18日 11:10撮影 by Canon PowerShot G7 X, Canon
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白高地沢着
いいロケーションがあったので1550mくらいの木立のあった平坦地で幕営
BC設定後、朝日岳に向かう。
左がピーク。正面尾根今回は落とせるか?ラインを確認。
2019年04月18日 11:11撮影 by Canon PowerShot G7 X, Canon
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BC設定後、朝日岳に向かう。
左がピーク。正面尾根今回は落とせるか?ラインを確認。
気温高く、いまひとつか?
2019年04月18日 11:19撮影 by iPhone XR, Apple
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気温高く、いまひとつか?
なだらかな斜面が続く。
2日前ほどのシュプール残る。
2019年04月18日 11:30撮影 by Canon PowerShot G7 X, Canon
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なだらかな斜面が続く。
2日前ほどのシュプール残る。
直下ライン拡大
2019年04月18日 11:30撮影 by Canon PowerShot G7 X, Canon
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直下ライン拡大
こんなにいい天気ですが夜から荒れるらしい。
2019年04月18日 11:59撮影 by Canon PowerShot G7 X, Canon
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こんなにいい天気ですが夜から荒れるらしい。
新しい板はシール未購入のため安定の旧板で
2019年04月18日 12:12撮影 by iPhone XR, Apple
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新しい板はシール未購入のため安定の旧板で
五輪尾根上部
滑らなかったけれど行けばよかったかな?
2019年04月18日 12:13撮影 by iPhone XR, Apple
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五輪尾根上部
滑らなかったけれど行けばよかったかな?
朝日P直下は毎度こんな感じなんでしょうか?
2019年04月18日 13:31撮影 by iPhone XR, Apple
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朝日P直下は毎度こんな感じなんでしょうか?
段差はデカいです。
2019年04月18日 13:43撮影 by Canon PowerShot G7 X, Canon
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段差はデカいです。
到着。
やや風強く、一段下の岩陰で長い休憩
2019年04月18日 14:04撮影 by Canon PowerShot G7 X, Canon
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到着。
やや風強く、一段下の岩陰で長い休憩
妙高火打方面
頚城の山も上部はまだまだいけそう
2019年04月18日 14:05撮影 by Canon PowerShot G7 X, Canon
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妙高火打方面
頚城の山も上部はまだまだいけそう
本日貸し切り
2019年04月18日 14:50撮影 by Canon PowerShot G7 X, Canon
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本日貸し切り
激重ザラメ
でも最高!
2019年04月18日 14:57撮影 by iPhone XR, Apple
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激重ザラメ
でも最高!
1
本流で水が取れた。
雪壁高い。
2019年04月18日 15:02撮影 by iPhone XR, Apple
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本流で水が取れた。
雪壁高い。
幕営地付近から五輪尾根
2019年04月18日 15:45撮影 by iPhone XR, Apple
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幕営地付近から五輪尾根
雨の中、オモザラメをけって瀬戸川鉄橋へ
2019年04月19日 07:49撮影 by iPhone XR, Apple
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雨の中、オモザラメをけって瀬戸川鉄橋へ
兵馬の平
所々こんな感じ
2019年04月19日 08:38撮影 by iPhone XR, Apple
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兵馬の平
所々こんな感じ
クラシックルート故の風景
標識が飲み込まれました。
2019年04月19日 13:38撮影 by iPhone XR, Apple
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クラシックルート故の風景
標識が飲み込まれました。
結局、平岩駅までロード
温泉でも入って電車待ちしてればよかったかな?
2019年04月19日 16:25撮影 by iPhone XR, Apple
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結局、平岩駅までロード
温泉でも入って電車待ちしてればよかったかな?

感想/記録

 この山行のあとにメインの連休先取りをしていたが、この週は確実に晴れるのがわかっていたので、予定みっちりでも冬に行かなかった分を取り戻そうと気合で出かける。(結果、メインの連休は寒気の流入による悪天で6日も家にいる状態だった…)
 
 16日の天気はすこぶるよかったものの仕事に疲れ1日充電。ラストの日のみあまり良くないらしいが喜び勇んで出かける。前夜のうちに栂池着、車での寡民は不快。それでも初日にどこまで行けるかが勝負と思っていたためしっかり目覚められ、830のゴンドラに乗り込めた。ロープウェー山頂駅では薄曇りになりつつあった。3人の日帰りチームにぶち抜かれ、船越ダイレクトルートでオオバテこいて登る。あまり風もなく、金山沢の斜面が『おいでおいで』をしていたがグッとこらえ先を急ぐ。直前天気は夜に少し荒れるようで、信州側からの風も出てきてどんどん曇ってくる。稜線は一昨日までの雪もあってかスキーを外すことなく行けそうだ、と思っていたものの小蓮華の手前は斜面が固くシートラすることに。
 三国境まで登ることなく小鞍部で鉢山コル付近まで行ければと滑降準備する。スリバチ池側へは滑ったことはあっても、鉱山道側へはデータなし。地形図から判断すれば多分鉱山道側に滑りややトラバースすることで、避難小屋直下の沢を登れそうな雰囲気だったものの、先を急いでいるのではまることは許されない。小尾根上を鉢鞍部に向けて滑ると雪が切れてしまい、結構苦戦しながらなんとか鞍部に到着。ここから見る鉢山はなぜか大きく見えて、できれば楽したいという思考がはたらき、下りトラバースをしてから緩い尾根上を稜線に戻ることを選択する。結果、はじめに迷っていた斜面を滑ってもおおよそ同じところに出られたようだ。
 避難小屋に着くと驚いたことに扉が解放されていて内部に大量の雪が吹き込んでいるではないか。自分の予想した通りの時間展開で行程が進んでいることから、今日は絶対に白高地沢に入ると決め、1730でありながらも前進した。シートラで雪倉Pに到着すると、白馬岳方面から雪が舞い始めている。ただ富山方面は海岸線もはっきり見え、街の明かりもちらほらとしており不思議な景色だった。Pを早々に後にしたのだが、記録では北斜面がすぐに滑れるような記載であるにもかかわらず、思いのほか雪がなく、東側に張り出した雪庇状の下は確認はしなかったものの、ちょっと行けないのではと思ってしまった。目視で確認してしっかり雪が付いているところまで歩けば、もう暗くなってしまうと思ったので、風もあまり強くなかったこともあり雪倉Pから少し北側の砂礫地に幕営した。でもよく考えればこれだけ気も生えず雪もつかずの平坦地、これから天気が荒れるのに定石無視のことをしてもよいのだろうか?案の定、風が徐々に強くなり気圧の谷の通過を感じて眠ることになった。

17日 昨日結構頑張った感じがあったので遅めに出ようと思っていた。気が付けば無風快晴、出発前一旦ピークへ向かい大展望の記念撮影。ここでモデルの雷鳥男子がグェグェいいながら登場。しばらく撮影させてもらう。
 その後、滑走ルートを確かめるために雪倉の滝方面の雪庇状を覗けば、一面べったり雪が付いている。なるほどこれは昔から滑られているルートな訳だ。この雪は北側斜面へと続いていると予想し滑り出す。その予想は的中し夏は池になる斜面へと続いている。傾斜は適度でもシュカブラが多く、赤男山南コルからの沢と合わせたくらいからザラメで少し雪が重かった。天気がいいことを悪く言ってはいけないな。
 目的のB.Cは以前流れの出ているのを確認している1200m地点くらいだが、早く朝日岳に行きたい気持ちが抑えられず、若干の灌木があり平坦で眺めの良い地形図上の1538付近にB.Cを設定、白高地沢を朝日岳へ向かう。これだけいい天気でも明日は悪天らしい。さらに雪は重くなったものの、快適斜度の斜面をひたすら詰める。朝日東面を落とそうか往路を戻ろうか思案しながら登る。
 白高地源頭付近を行くと風が強くなっており、以前来たときと同様に残り200mの標高はデカいシュカブラだらけ。雪が固くないことが唯一の救いか。東面は気温が高かったので今回もパス、往路を戻ることにしたためシュカブラの影響のない斜面を探しながら朝日P到着。360度の展望でも風が強く寒いため、記念撮影のち一段低いピョコの陰で大休止した。
 滑降は夏道に近い側(稜線伝い)はシュカブラが少なかったように思う。白高地沢内はメロウな斜面でも重雪にてこずりながら下る。ただ今日も貸し切り斜面だ。五輪尾根も今回はパス、ここまで来たらやっぱり滑ったほうが良かったのかな。ダラダラ滑り、本流1580mくらいのブッシュがあるところに水流が露出していたので給水しB.Cに戻った。戻れば最高と思っていた天場は、ブッシュがあっても関係なく、結構風が強く壁を積んだ。夜は雲が多く風が強いものの月も出ており、本当に天気が悪化するのかが不思議なくらいだった。

18日 夜半から風向きがまるで逆となり、白高地沢下流方面から風が吹き上げてきていた。入口をこちらに向けて設定してしまったことが気になってよく眠れない。以前、GWの常念乗越で風上に入り口を向けて設定したことで、雨により大浸水をしてしまったことがあったからだ。かなりの強風、たまたまそれほど雨は降っておらず、やめばいいなととりあえず天幕撤収を残し、出発できる準備は終わらせ30分程度沈殿。この30分がのちに効いてくることになろうとは…
 やんだすきを縫って出パ、水分を吸いに吸った雪はかなり重く、パワー系の滑りとなる。ヒョウタン池の脇を抜け、ブッシュがしっかり隠れた斜面を鉄橋まで滑り下りる。鉄橋付近は小屋の人なのかいつも階段が切ってあり、感謝いっぱいである。
 兵馬の平まではあの急斜面をシール登行。重重雪でツボ足なら潜ってしまって進めないくらいな感じ。雨が本降りにならないうちにできるだけ進みたいと思っていたので頑張って登るが、冬の蓄積がないため足が雪以上に重い。登り切るといくらか割れているところもあるが、ど真ん中を突っ切り、その先は先人のトレースを追って緩い尾根に取り付く。稜線はガスっているが、この辺りの標高は視界良好でよかった。
 蓮華温泉までのこの尾根は、登りで終わる登山道なのであまりいい印象がない。でも、この時期のこの尾根はブナの疎林でいい雰囲気。結構好きな場所だ。さらに足が重くやっとこさっとこ蓮華温泉に到着。水をもらい除雪終了点の情報をもらって出発。この天気でも振子沢を戻った人たちがいるとは驚きだ。とりあえずツアーコースの分岐へ進みヤッホー平へ滑り込む。沢を渡ればすぐに登りに変化、登り切って林道復帰すると、もうここからは大糸線の時刻との勝負、小雨で何の展望もない重雪林道をひたすらに角小屋峠へ進む。峠までの斜面は雪がベッタリついており、登り切った先の樹林脇で休憩。ものすごい速さで雲が流れている。
 ここからは登りはないはず…ウド川に向かって滑り始めると、あまりの雪の重さに閉口する。傾斜が少ない所は止まってしまう。ウド川右岸斜面のトラバースは足が修行の極みである。ひたすら目印を追い、つづら折りの林道にでる。期待を裏切るようにメチャメチャ雪が重く、15時台の大糸線に間に合うかギリギリな感じだ。小屋の情報では木地屋の里の近くまで滑って行けるとのことだった。堰堤の見える開けた沢に近づき、いよいよ終盤だと思うや否やキャタピラの跡が…『げ!除雪されてる!』
自分が思うほどまでは下れず、例年と同じくらいのところまでしか進めなかった。電車の時刻を確認すると『15:50』と15時後半ということが判明。携帯の地図情報を確認すると駅までは3.6キロと出た。現在時刻は14:20、『これならいける!』とまるで休むことなくブーツ外装シートラに仕様変更し、駅へと急いだ。
 歩き始めてなんとなく思っていたのだが、駅までは5キロくらいあった気がする…再び地図情報を見れば『5.9キロ』。時刻は14:50、1時間ではいくら車道の下りだと言っても間に合いそうもない。結局、追い抜いて行った車は1台。平岩駅着はおよそ15:10。朝の出発待ち30分がここに影響してしまった。電車は1時間弱待ち。姫川温泉に行っても良かったが、また同じ服に着替えるのも嫌だったし…良かったことはといえば雨が強くなる前に駅に着いたこと、電車がまだあったこと、栂池に戻るバスがあったことだろうか。
 本チャン休み前にいいトレーニングができたと思っていたのになぁ…まさかここまで天気が悪いとは…今年は店じまいか??
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