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[山でのルール・マナー] トピック
2011年10月15日 19:59 テント場以外でのテント泊（ビバークも含む）のマナーについて
calliope	通常テント場以外でのテント泊は禁止されています。しかし、仕方なくテント場以外でテント泊を余儀なくされる場合があります。その場合の基準とマナーについて少しご指導ください。

コメント
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2011年10月27日 11:41 21
tabio	ricalojpさん、calliopeさん、おはようございます。いつも、いろいろな資料の提供やら、意見、提案など大変参考になり、ありがたく感謝しています。ただ、残念なのは、この問題に関する参加者が時間が経ってもほとんど増えない、と言うことです。少しでも多くの人から色々な意見が聞ければ、違った視点からの方法論、解釈などいろいろ参考になる思うのですが。ちまた（日記の方）では熊鈴問題で多いに盛り上がっていますが、自分的には熊鈴よりこちらの問題の方がよほど重要で切実なのですが、ちと残念です。いっそのことこの黙認テント、闇テントのいままでのいきさつ、概略をまとめ日記の方に書いてみてはどうでしょうか？詳細はコミュをごらんください、的なリンクを張って。多分大多数のヤマレコユーザーの方はここでこのような論議がされていることすら、知ってないのでは？と思っています。また、ここにコメントをするためにはその前にコミュニティに参加する必要もあり、それをめんどくさがっている方もいるかもしれません。もっとオープンにして、色々な方の意見を聞きたいというのが今の希望です。ただ、実際にテント山行をしている登山者の割合は全体に比べてせいぜい2～３割かそれそれ以下でしょうから、山小屋利用の登山者からみれば、明後日の問題なのかもしれませんね。特に自分が提示した長期山行における黙認テン泊問題などなおさら一般からかけ離れた特殊な例なのかもしれません。ある意味、わがまま登山で、そのわがままがどこまで許されるか？黙認されるか？という問題なのかもしれませんね
2011年10月27日 14:53 22
calliope	tabioさん私も、言葉の定義と問題認識を共有するために、日記又は質問などで幅広く意見を聞く方が良いと思い賛成です。そして、私達は山行者ですから、基本禁止されているであろう黙認テン泊を上手く利用可能とし慣習として行えるようにしたいものです。だた、上手くハンドリングしなければ、無許可テント泊問題だけがクローズアップされ、成果が少ない状況になると藪蛇になりかねません。 tabioさん、ricalojpさん検討とアップを願いします。
2011年10月27日 16:44 23
リカロJP🐶	calliopeさん、tabioさん了解です。私は「違反テント（闇テン、無許可テント）」が、ルール・マナーの問題ではなく、原則法律違反である事をヤマレコのみなさんに知ってもらえるだけでも、意義があると思っています。なんたって、涸沢1200張りですから。慣習的に黙認されているテント泊について、私はやや厳しい見方をとっていますので、この点についてはcalliopeさんと意見を異にしています。まことにお骨折り申しわけないのですが（私がヤマレコにアップし出したのが最近でもありますので）、 tabioさんにお願い出来れば幸いです。 calliopeさんと微力ながらricalojpがバックアップします。よろしくお願いいたします。 calliopeさんと私は議論の経緯からも、tabioさんがアップしていただければ幸いです。 calliopeさんこれでよろしいでしょうか？
2011年10月27日 16:38 24
calliope	tabioさん、ricalojpさん私もtabioさんが適任だと思います。ただ、議論が収束しtabioさんが計画している長期間縦走にプラスに働くよう、課題の提起や議論のハンドリングが非常に重要だと思います。側面から捨て石になります。
2011年10月27日 16:46 25
tabio	あはは・・・言いだしっぺに周ってきてしまいましたか(笑) 自分はどちらかと言うとみなの全面で出て取り仕切ると言うより裏で糸を引いている方が、好きだし、本領を発揮できるのです。了解しました。僭越で申し訳ありませんが、日記の方にアップしてみます。言葉足らずになった時は後方支援よろしくお願い致します
2011年10月28日 20:07 26
tabio	広くヤマレコユーザーのみなさんの意見を聞くために日記に投稿した「黙認テント＆闇テントについて。」です。 http://www.yamareco.com/modules/diary/11711-detail-26515 予想はしていましたが、色々な意見、指摘、提案などあり大変参考になりました。結論は出ていませんが、「自己判断」と言う意見が多かったと思います。それと当たり前の事ですが、一般登山道では指定地以外のテン泊は認められないというのが大勢でした。コメントを投稿して頂いた方々に改めてお礼申し上げます。ありがとうございました。
2011年10月28日 21:34 27
リカロJP🐶	tabioさん、ほんとうに、ご苦労さまでした。
2011年10月28日 21:28 28
calliope	tabioさんお疲れ様です今回、「黙認テント＆闇テントについて」の課題をアップされる最も相応しい方がtabioさんだったと思います。意見を表明しなかった多くの方もtabioさんの山行記録を拝見し、深く重く課題を捉えたことと感じています。そう言う意味でも確実に第一歩を踏み出せましたし、成果は十分にあったと思います。なが～い課題になると思いますのでよろしくお願いいたします。
2011年10月29日 18:17 29
calliope	少し違った発想で山行テント泊を捉え、これまでの、議論やtabioさんの日記に寄せられたコメントから私なりに結論を出しました。内容は、現在行われているテント泊を追認するものとなっています。言葉は少し硬くなりましたが、一つのたたき台にしてください。 ■総論 ①基本的に人は、自由に自己責任において山行（移動）することができる。私有地への立入及び法律（ローカル・ルールは含まれない）により禁止されていない限り、マナー遵守を条件としてテント泊は認められる。 ②法律やルールは、山行者が合理的で豊かな山行が行える事が法益であり、そうでない場合において法の制限が適用される。（つまり、法律は、人の自由を保護するために存在し、例外として一定の制限を設けるものである。先に法律があり私達がそれに従属する訳ではないこと） ③登山者は身体保護のために、ビバークは如何なるルールより緊急避難として優先される。（山岳遭難予防から、基準は個人の能力とする） ④許可テント泊、ビパークテント泊以外の、黙認テント及び闇テントについての区別はない。つまり、テント泊の状態が不法行為か否かの問題に帰結する。 ■各論 ①長距離縦走、沢登り、アルパインクライミング、積雪期のテント泊は、マナー遵守において可能である。 ②オン・シーズン中、テント場を利用出来たにも関わらず、テント泊を行うことは不法行為である。 ③テント場を利用した場合でも、マナーを遵守できなければ当然不法行為である。 ④権利として山行の自由が認められている以上、不法行為により生じた問題（自然破壊、ゴミ捨て、標識など人工物の破壊など）は現状復旧の義務を負う。 ■今後の問題・課題として ①山行者（初心者・ベテラン登山者、観光登山者など違いを明示的にする） →一定の登山者資格を創設することも一案 ②テント泊議論の条件としてテント泊の議論は、先ずテント泊を行う山行者間で行うこと。（テント利用者と山小屋利用者の対立は正しい議論を生まない） ③テント泊のマナーの共通認識テント利用者、山小屋利用者、日帰り山行者のマナーについて認識を共有させる。（多くの問題は人と人の問題である） ④登山計画書の書式変更計画書に、テント場以外のテント泊記入欄を追加し、その理由も記載できるようにする。（仮にNGであった場合、本人に確認や注意が可能である）と、こんな内容になりました。ほぼ現状を追認する内容になりましたが、これにより議論の入口である問題・課題の共通認識へのアプローチになればと思っています。以上よろしくお願いします。
2011年10月29日 21:57 30
	(このコメントは削除されました)
2011年10月30日 07:44 31
calliope	テント泊問題、追伸 tabioさんが日記の冒頭「この秋、涸沢では１２００以上のテントが張られたと言う日記や山行記録があるように、ここ数年の登山人口の増加以上に最近テント山行者が増えて来ていると思います」、とありまました。ここにもう一つ問題が提起されていたことを忘れていました。（私の読解力が低い事を反省）山岳におけるテント泊が主に自然破壊を理由として禁止されているとすれば。 ①いかにテント場と言えども1,200張りは、自然を破壊していないのか。 ②管理している山小屋は、数に対する管理責任は負わないのか。 ③テント場の制限は、自然破壊ではなく物理的場所の問題なのか。 ④小数のテント場以外でのテント泊とテント場での1,200張りを比較して、前者は後者より不法行為であると言えるのだろうか。との疑問が生じます。ですから、やはりテント泊問題は、山行と自然破壊を最小限に抑えることのバランスであると再認識しました。もし、1,200張りが非常に希な状況であることを理由に許可されているのであれば、テント場以外のルールを遵守したテント泊も認められても良いとの思いがあります。
2011年10月30日 09:18 32
calliope	ricalojpさんおはようございます。私も、ricalojpさんが、『「違反テントは、法律違反。」である事を知らなかった方が多いのではないでしょうか。それさえ知っていただければ、違反テントの急増は防げる・・・』と、言われていることは非常に重要で大賛成です。議論は、常にOKかNGかなどステレオ的対立を生むことが多くありますが、許す、許さないだけではなく、自然破壊防止という問題・課題に対して、無許可テント泊を減少させることが出来れば、結果大きな成果だと言えます。もちろん、現場で対面し注意することは、私達が考えている以上に大変でしょうし、ましてや人気の少ない場所では喧嘩になることさえあるのではと思われます。そう言う意味で、ヤマレコのような一般の方も閲覧可能な場所で正当に議論する意味は大いにあると知った次第です。人目があって良かったともいえます。熊鈴問題もしかりですね。追伸行政法の拘束力は少し勉強を予定していますが。いわゆる、法律と規則、ルール、ローカル・ルールなどとは異なると思いますので、使い分けが必要ではないでしょうか。前者は、強制力を持つと思いますが、後者であるローカル・ルールは、非常に弱いのではないかと思います。よく例えとして、「無断駐車した場合は1時間1万円申し受けます」との表示があり、運転手がこれを知りながら10時間駐車した場合、10万円を請求可能か」との話があります。民事裁判をしても、遺失利益として扱われますから、周囲の駐車料金（例えば500/時間であれば）＋慰謝料などとなり、せいぜい1万円までとなります。また、テント泊が行為なのか置かれた財産なのかによっても、強制力も異なってくると思います。（以上間違っていましたらご指摘ください）てすから、法律云々は、説得力は持ちますが、無許可テント泊者がビバークだと言い切れば、それを法律で覆すことは困難だと思います。また、富士山頂は当然テント泊禁止なので、多くの方がベンチでシュラフ野営（野宿）しているそうですが、この状況にも何か無理を感じます。やはり、ricalojpさんが言われるように、豊かに山行を楽しむ基本的マナーの周知ではないでしょうか。
2011年11月07日 10:11 33
calliope	少し違った発想で山行テント泊を捉え、これまでの議論や日記に寄せられたコメントから、私なりに現在行われているテント泊を説明する試みを行ってみました。言葉は少し硬くなりましたが、一つのたたき台にしていただければ幸いです。 2011年10月29日作成したものを追加・変更しました。 ■はじめに ①山行は、私達国民に与えられた自由権の一つであり、基本的に人は自由に移動できることが保障されている。 ②行為の制限は、違法性ではなく不法行為の視点から捉えることとした。 ③特別法は、その目的を大幅に超えて適用することや、法益保護が不明確な場合は不法性を阻却することができる。（例：日本国内の海では水泳を禁止する。ただし、海水浴場はその限りではない。 →これは法益保護である法律として有効かとの問題 →無人島で海水浴を行った事が不法行為として肯定できるのかとの問題） ④条例は、法律とは異にするが、法律として追認されている（最高裁判例）。 ⑤登山と言う特殊な行為（容認されていると仮定の下に）において、過失、緊急避難に対して一般的な相当性は有効ではない。 ⑥自己責任とは、自己の責任によって不法行為を行うことではなく、行動の自由の範囲内で社会通念より身体的高いリスクを負うことである。 ⑦山行テント泊問題は、山行者として観光登山者が増加したことにより、惹起された問題であり従来の登山者のマナーが悪化したことではない。 ⑧山行とは、基本的に自己表現の一つであり、大きな危険を伴う冒険とは一線を画すものである。 ■総論 ①基本的に人は、自由に自己責任において山行（移動）することができる。私有地への立入及び法律（ローカル・ルールは含まれない）により禁止されていない限り、マナー遵守を条件としてテント泊は認められる。ただし、自己責任は個人の自由を基本とすることであり、不法行為を肯定するものではない。 ②法律やルールは、山行者が合理的で豊かな山行が行える事が法益であり、そうでない場合において法の制限が適用される。（つまり、法律は、人の自由を保護するために存在し、例外として一定の制限を設けるものである。先に法律があり私達がそれに従属する訳ではないこと） ③登山者は身体保護のために、ビバークは如何なるルールより緊急避難として優先される。（山岳遭難予防から、基準は個人の能力とする） ④許可テント泊、ビパークテント泊以外の、黙認テント及び闇テントについての区別はない。つまり、テント泊の状態が不法行為か否かの問題に帰結する。 ⑤テントを利用しない野宿は、テント泊として規定するのか。（テント悪玉論として議論のすり替えとなる） ⑥テント場においても、管理能力を超えたテント泊は不法行為として肯定できるか。（1,200張りは再考する余地がある） ■各論 ①長距離縦走、沢登り、アルパインクライミング、積雪期のテント泊は、マナー遵守において可能である。 ②オン・シーズン中、テント場を利用出来たにも関わらず、テント泊を行うことは不法行為である。 ③テント場を利用した場合においても、マナーを遵守できなければ当然不法行為である。 ④権利として山行の自由が認められている以上、不法行為により生じた問題（自然破壊、ゴミ捨て、標識など人工物の破壊など）は現状復旧の義務を負う。 ■今後の問題・課題として ①山行者（初心者・ベテラン登山者、観光登山者など違いを明示的にする） →一定の登山者認定資格を創設することも必要 ②テント泊議論の条件として・テント泊の議論は、先ずテント泊を行う山行者間で行い、一定の条件をまとめ合意すること。（テント利用者と山小屋利用者の対立は正しい議論を生まない）・行政、山小屋、テント泊登山者の三者で、基準ルールを策定する。 ③テント泊の認可と制限についてシーズン中（5～10月）は、山小屋が整備されている地域について、ローカル・ルールとして一定の制限を行う。 ④テント泊のマナーの共通認識テント利用者、山小屋利用者、日帰り山行者のマナーについて認識を共有させる。（多くの問題は人と人の問題である） ⑤登山計画書の書式変更計画書に、テント場以外のテント泊記入欄を追加し、その理由も記載できるようにする。（仮にNGであった場合、本人に確認や注意が可能である） ■おわりに個人情報保護、自転車マナー遵守、スナップ写真の制限、Web上の個人情報の監視など、利用者が議論を先送りすれば、管理者側からの問題提起によりルールを作成し規制することが考えられる。それは、現場不在の規定となることが容易に予想されることにより、利用者側が積極的に関わる事が重要だと思われる。将来日本の人口、特に若い方の人数が減少し、嗜好の多様性によって、将来山行者の減少も予想されるなか、本来、テント泊の制限は、自然保護が主眼とするのであれば、山行者が減少したにも関わらず、ルールのみ厳格となり継続される事は不合理だと言えるのではないだろうか。と、こんな内容になりました。ほぼ現状を追認する内容になりましたが、これにより議論の入口である問題・課題の共通認識へのアプローチになればと思っています。以上よろしくお願いします。
2011年11月08日 09:01 34
calliope	いろいろと考えた末の私自身の結論です。私に取って、山行は自分の殻を破り、自己判断によって自由になる僅かな空間と時間を意味します。最も大切な事は自由に歩き、自らの限界を知り、思う場所で泊まり、そして癒されることです。これらの条件が満たされなければ、山行とは違ったものに姿を変えます。全てを自由に行うことこそが山行だと思います。ルールを遵守できない事は、すでに山行ではなくなっており論外です。山行は自由の一つの表現ではないでしょうか。
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