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「ブックレビュー」オープン記念:選んで1冊モニタープレゼント :当選者の感想発表!


2008年9月に『山と溪谷社』の書籍からお好きな1冊をモニタープレゼントする企画を行いました。
その当選者から頂いたコメントを発表します!



tigersisao様
小生は二十数年前、地域の人たちの少人数のメンバーの仲間に入れていただき、里山巡りを月一で行っていましたが、ある日の山帰りの飲み会で、”百名山を目指そう!”ということになり、月一の里山巡りの帰りの飲み会で一万円ずつ出し合い積み立てを開始いたしました。
数年後に、”富士山を最初の百名山登山!”にして、それから年一で百名山登山が始まりました。
”大山!”、”御嶽山!”、”奥穂高!”を終えたときに、小生の転勤が発令されましてそれ以後の百名山巡りが頓挫し現在に至っています。
まことに申し訳ないことをしました。しかし、非常に短い高い山の登山でしたが、このたび読ませていただきました「ドキュメント 滑落遭難」にあるような「ちょっとした不注意、油断、甘さで生じる大ケガやばあいは死にいたるトラブル」に繋がるような経験を何度もしました。
幸いに危険を避けることができましたが何処にでも危険因子は潜んでいます。
そのことを常に描きながら、また、仲間同士で注意しあいながら楽しいそして素晴らしい思い出として、人生の元気健康推進役にしたいものです。
本当にありがとう!ございました。


tetsuyan様
普段自分が歩いているフィールドで滑落遭難事故があったことは新聞、雑誌、ホームページ等で知る事は出来るが詳細を知る事はなかなか難しい。
技術不足での事故、油断での事故、自信過剰での事故また道迷いからくる滑落がいかに多いのか驚いた。
本に紹介されている7件の遭難事故のうち5カ所は自分も歩いた事があるルート。
冬季富士山へ何度か足を運んでいるが自分が登った時に何度か滑落事故があったが人事のように思いながら登っていた。
その後の状況など見ていないので滑落した人はどうなったのかは新聞等で知る程度でしか無かった。
この本ではメディアでは知る事の出来ない状況を遭難生存者また携わった人のコメントでぞっとするような事実を知る事が出来た。
この本を手にした時と同時くらいにチベットのクーラカンリで雪崩により親しかったN氏が遭難死した。
知識もあり心身的にも強かった人でも山で命を落とす。
改めて山の怖さをこの「ドキュメント滑落遭難」と言う本と亡くなった知人N氏が再認識させてくれたと思う。
登山初心者もそうだがベテランの人にもぜひ目を通して貰いたい1冊の本だと思います。

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haruhiko様
『山と渓谷』に連載された『生還』『誤解』『捜索』の三篇に本書のための書き下ろし『英雄』を加えた四つの物語が収録されている。
山岳捜査官・釜谷亮二と若手捜査官の原田昌幸が山で起きた事件を巡り、執拗に真実を追究していく。
リアルな山岳描写力と目の離せないストーリー展開に思わず引き込まれ、一気に読み上げてしまう。
それぞれ冷徹な事件を題材にしながらも、ふと読み終えた際に人本来の温かさに包れている、そんな作品群。
続編での更なる原田君の成長ぶりに期待したい。
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yama8289様
新・分県登山ガイドは「兵庫県の山」だけでなく既に「大阪府の山」と「和歌山県の山」も購入済みなのですがいずれの冊子も私の山行計画を立てるのに重宝しています。
特にこのシリーズは他のガイド本に比べて、ルートのチェックポイントが地形図とともに写真もタイムリーに掲載されているので、実際に入山した際も掲載されているチェックポイントの写真を確認しながら安心して山行を楽しんでいます。
またこの新・分県登山ガイドの執筆者はその土地に詳しい第一人者の方々が執筆されているので、他のガイドブックには余り掲載されていない穴場の山が紹介されているのが嬉しいです。今回モニターした「兵庫県の山」に紹介されている山の中では「瀞川山」、「藤無山」に魅力を感じ是非訪れたいと思っています。
この二山がある奥播但は氷ノ山や扇ノ山等の人気の山があるのでそちらに目を奪われがちですが、このような埋もれた山を知ることが出来ると楽しくなります。
他にも餘部鉄橋を望める久斗三山にも訪れてみたいです。
この新・分県登山ガイドでイメージ登山を楽しみながら来る日に備えたいと思います。
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ozu様
全都道府県のこのような本が出ていることが嬉しいです。
長野は全国屈指の登山県で、どんな山が掲載されているのか楽しみでした。
アルプスのような高い山から、里山まで網羅されていて良かったです。
全面カラーで読みやすく、写真も綺麗でした。
危険度、体力度、標高差、時間なども書かれているのも良かったです。
ただ目次が裏表紙にしかなかったのが、見にくかったです。
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chori様
テクニカルブックと言うだけあって、登山用具の説明から使い方、歩行・行動・生活技術や危険への対処の仕方まで、まさに「登山をはじめよう」という段階から丁寧に説明されており、今年からテントを担ぎだした私には必要な情報が盛り沢山でした。
全ての解説には常にわかりやすい写真や図の説明があり、活字の苦手な私にもすんなり内容が理解できました。
とにかく内容が細かくて”道具”だったらゴアテックスの素材の種類まで表記されていたり、パッキング技術にしても側面・背面の図が添付されていたりといった細部まで気遣いのある素晴らしい本でした。
また、興味深かったのが”1泊あたりのガス・ガソリンの所要量”の目安表が添えられていること。
今年の涸沢デビューでは、ガスをどれだけ持っていくか?でかなり多めに持っていってしまった経験があったので、もっと早くからこの本に出会っていれば、もうちょっとザックを軽量化できたかもしれません
(しかし、私達のガス使用量はこの本の2倍の量を消費してしまっていましたが・・・う〜ん、調理の仕方が悪かったのか?!)
”縦走”だけでなく、これから登山をはじめられる方に是非オススメしたいですね。
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FUBAR様
かゆいところに手の届く内容でした。
今まで良く区別できていなかったクライミングのジャンル(フリー、アルパイン、ビッグウォールなど)の説明も載っており、また用具の説明なども広く触れており大変参考になります。
ただし、ロープの結び方やビレイの際の図や写真が若干分かりづらい気がします。
写真や図に矢印を加えるなどの工夫があればよりよくなると思いました。
しかし、アルパインのの基本を知ったり登山技術のランクアップをするのによい一冊と思います
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koretika様
写真も書面版組みもきれい。
しかし、重い。写真はモノで紙ももっと軽いほうが良い。山行計画には向いているが、山には持っていけない。
写真も1度行けば想像できるので、その分軽く、価格を安くしてほしい。
それと細かいですが舟窪から針の木沢、黒部平ノ小屋のコースが見たかった。
冬の入門コースが載っていたのはうれしい。
あと一つ、小屋とテントサイトの詳細が欲しかった。特にテント場。
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nayuta様
読者のレベル毎にあわせた、コースのバリエーションを確認するのに良いガイドブックだと思いました。
地図だけでは分かりにくいコースや風景が丁度良い量で紹介されている為、山行同行者とのコースイメージのすり合わせにも使えましたので、次の夏山シーズンに向けた日程確認・コースシミュレーションに活用させて頂いています。
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rcha様
感想を大きく下記3つに分けて述べたい。

1.デザイン面
自分の好みだが本っていうもの(特に情報誌)は、見て(読んで)直ぐ分かる
デザインでないいけないと思う (この本は何を目的に何を伝える為に作られた本)。
しかし、今回のアルペンガイドはありふれた情報を 集めてそれを延々と述べている感じで、
ぱっと見て(読んで)ぱっと分かる本ではなかった。
(情報内容を増やすよりは必要な情報を写真と図に要約し分かりやすく、読みやすくしたほうが。)

2.内容面
山の表面的な情報、またはインタネットで直ぐ出てくる情報では読者の興味を引くには難しいと思う
(実際この本は計画段階の参考の為が、山行での参考の為かさえはっきりしていない)。
まず目的をはっきり決めてから、それに必要な情報を集めたほうがその目的層の読者に受けられるのでは。

3.携帯面
サイズは問題ないと思うが、厚さがかさばると思うので、もし山行時の携帯を目的にした本なら、
厚さを減らすが、2冊に分ける(もちろん工数がかかり価格は高くなるが)べきだと思う。
また全体コース図は別に必要では。
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