[GPS&カシミール&etcの情報交換コミュ] トピック | |
---|---|
2011年02月12日 09:45 教えて!「高度を標高に変換」というのはどういうこと? |
|
tak1155 |
諸氏の知見で無知な小生を啓蒙願います。 「・ルート図には GPS 747A+ のログ(高度は標高に変換済)をアップロードしています」との旨の記述がよくあります。たとえば常連dari88さんのGPSデータのコメント。 わかっていないで使っている小生にもわかるように解説願えると幸甚です。 私はHOLUXのm-241cのロガーを主に使っていますが取説にはこの種の記述なかったと思います。 高度=標高と思っているのですが。 高度のデータが精度悪いというか暴れが顕著なのであまり気にしていない面もありますが。 2011.2.12 |
コメント | |
---|---|
| 1 | | |
3件中 1-3件を表示 | |
2011年02月12日 14:07 1 |
|
tak1155さん、こんにちは。 ジオイド、楕円体高、標高で検索してみてください。 取り敢えず、ここで概念が理解できるかと思います。 http://vldb.gsi.go.jp/sokuchi/geoid/geoid/geoid.html GPSはいきなり標高を計算できないので、先ずは楕円体高を計算し、次にジオイドモデルに従って標高を計算する仕組みになっていると思われます。 ややこしいのですが、 ・機種によってはナビ用は標高表示だけど、ログは楕円体高だったりします。 ・ジオイドモデルはいろいろあるようで、国土地理院には日本の標高計算用の専用モデルが有りますが、一般的にGPSで採用されているのはこれとは違うと思います。 m-241の場合はナビ用もログ用も標高表示のようです。 こちらで確認して下さい。 http://www.gpsdgps.com/product/pr_holux_m-241.htm ですから変換の手間は不要ですね。 747A+のログは楕円体高です。楕円体高は日本では標高より数十メートル高い値になります。ですからPCにて国土地理院のジオイドモデルに従って標高に変換している次第です。 といっても、ボタン一発で変換できるので手間はかかりませんが。 標高データの精度が悪いということですが、それ程捨てたものではないと思います。 参考に昨日の裏磐梯でのGPSログをカシミールでグラフ表示したものを示しておきます。緑の部分が国土地理院の10mメッシュの標高データで、赤い線がGPSの標高です。 全体的に10mくらい高い印象ですが、実用にはなる程度と感じます。(用途によりますが) |
|
2011年02月12日 17:52 2 |
|
tak1155 |
dari88さん、早速のご回答ありがとうございます。 指定してしまったようで恐縮です。 勉強になりました。雰囲気というか概要だけは理解できましたが。 HOLUXはその辺知らなくても使えていたのですね。 標高測定は拙宅は約40mですが、m-241cでは80mと表示するときもあります。 ![]() パワーユーザー諸氏は惜しみなく経験・知見・薀蓄を垂れんことを切に望みます。 速度はどのように計算しているのでしょうか?衛星から送ってくるわけはないし・・ 前回からの移動距離から計算しているのでしょうね。 ![]() (努力が足らぬとはねつけられてしまいますかね。) |
2011年02月12日 19:19 3 |
|
tak1155さん、こんばんは。 ワハハ、パワーユーザーですかね? 所詮ネットで調べた程度の知識しかありませんので・・・ ![]() GPS衛星の命は地球を周回する軌道の情報と時刻です。衛星は100万分の1秒も狂わない原子時計なるものを搭載しているそうです。 でもって一斉に信号を地球に向かって発信するとtak1155さんのGPSに信号が到達する時刻が各衛星までの距離に応じて微妙に違ってきます。遠い衛星ほど到達時刻が遅れますね。 GPSはこの時刻差を利用して、伊能忠敬がやったような三角測量の原理の応用でGPSの位置座標を割り出しています。 GPS衛星の時刻は限りなく正確で、GPSが受信している時刻も相当に正確だと思われます。 あとは前回の座標から今回の座標までの移動距離と、時刻の変化、すなわち時間から速度を計算するだけですね。 GPSはなかなか奥が深くって面白いですよ。 極めて高度で高価なハイテクが登山の安全を安価に担保する。そんな時代が実現しつつありますね。 結構な時代だと思います・・・ ![]() |
|
| 1 | | |
3件中 1-3件を表示 |