天狗山-弥陀ヶ原-美女平

2011年04月10日(日) [日帰り]

• GPS: 05:57
• 距離: 15.9km
• 登り: 596m
• 下り: 1,557m

コースタイム

弥陀ヶ原(国民宿舎立山荘前)9:59-11:10コル(2230m)11:30-12:33西天狗山13:01-13:22弥陀ヶ原13:56-14:17大観台-14:55滝見台-15:50美女平

天候

晴れ

アクセス

利用交通機関：

バス 自家用車 ケーブルカー（ロープウェイ／リフト）

ケーブルカー立山駅駐車場(無料)

コース状況／危険箇所等

天狗山へは右手カルデラ側が崖であり雪庇が出ていることに気をつければ、他に危ないことはない。
弥陀ヶ原への滑降は、下がりすぎて道路に来てしまうと面倒になるので、トラバースぎみに弥陀ヶ原の方角を目指せば良い。
弥陀ヶ原からの前半は広い雪原の緩斜面を(雪が軟らかくなければ)爽快に進める。基本は道路からあまり離れないこと。沢筋の通過は登り返しがなくて済むようなルート取りが良い。
弘法を過ぎると右手の崖が迫り、道路との間が狭くなる。
大観台を過ぎると自然に沢筋に入り、上ノ小平で道路がヘアピンしているところに出る。前回はいったん道路を歩いて200m位先で雪上へ、左手に浅い沢筋となるルートだったが、今回はここで道路に出ずに右手尾根へ登りかえすルートにした。前回のその先の登り返しより今回の方が楽だったと思う。
滝見台で一旦雪が途切れ、その先の雪壁が登れないので道路を歩き、300m位先で登れる場所を見つけて雪上に戻った。後は美女平の方角目指して、道路の場所を意識しながら進めばよい。美女平の約300m手前で道路に出て滑降(殆どクロカン歩きだがを終了した。
後半斜面が緩くなるほどペースは遅くなり、ルート取りが上手くないと登り返しで時間がかかるので、ルート経験者がいない時はGPSにウエイポイントを設けるなどそれなりの準備があった方が良いと思う。

写真

4/11 14:38

弥陀ヶ原から天狗山方面
最初は樹林帯斜面を登る

4/11 14:36

鍬崎山をバックに登る
遠くに白山も見える

4/11 14:36

稜線に出ると天狗山とその先が見えてくる
中央が今回到達した西天狗山
右端が国見岳
どこが山頂かよくわからない天狗山はその間

4/11 14:36

西天狗山近くになって剱岳が見えてくる

4/11 14:36

山頂近くはこんな雰囲気

4/11 14:37

天狗山斜面を滑る
広くて気持ちの良い斜面

4/11 14:37

弥陀ヶ原近くの樹林帯を滑る
木の間隔は広く、ここも爽快に滑れる

撮影機器：

μTOUGH-6020 オリンパス

感想

Nishiden

昨年に続きアルペンルート部分開通の日に天狗山から美女平のロングコース滑降を行った。一番バスが弥陀ヶ原に着くと報道陣が待ち構えていて、テレビや新聞に出られるかも知れない。
Sさんら3人は途中から別行動で、山頂まで来ずに2300m位から下り始め、弥陀ヶ原からはアルペンルートの左側にルートを取った。我々は右ルートで15:50に美女平に着いたが、彼らは40分遅れで着いた。左ルートの方が登り返しは多かったようだ。
美女平まで降りるのは5月でもできると思うが、標高の低い所から雪が無くなっていくし、雪があっても木の葉、木の枝で滑りにくくなるので4月中が良いと思う。