チベット・ラツェ→ダム→カトマンズ ヒッチハイク シシャパンマ展望
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- 距離
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コースタイム
3/11 ティンリー(定日)700→1200ダム→コダリ1300→1510バラビセ1510→1945カトマンズ
アクセス |
利用交通機関:
バス 自家用車
検問所からダムまではランクルをヒッチハイク ヒッチ代は250元 ダムからコダリは徒歩 コダリからカトマンズはバス |
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写真
感想
3/10
ネパール国境に向かう定期バスはないので、ダム方面へ向かう車を探す。しかし拉孜賓館の中庭でのトラック相手のヒッチ交渉は不調に終わった。
とにかく検問所の先のヒッチが可能とされるポイントまで宿から1時間程度歩く。検問所ではいったんつかまって、質問はされたものの無事解放される。
検問所の少し先の5059km付近の村でヒッチを開始する。
子羊を抱いた少女や子供が集まってくる。適当に時間をつぶすが、車はあまり来なくヒッチは不調。子供に菓子をあげたり、茶を買わないかというお姉ちゃんから、茶という名のお湯を買ったりして過ごす。やってきたおばちゃんに時計をあげると家に招待される。写真を撮ったり、チャン(どぶろく)にツァンパ(麦団子)、肉、ジャガイモをもらったりする。家のかわいい奥さんはシモネタが大好き。時々外に出てトラックが来ないか見に行くが、ヒッチはできず。もうヒッチは半分あきらめて、チャンを飲んだり、子供の相手をして過ごす。夕方、一緒に過ごしたみんなとお別れ。ラツェに帰ろうとしていると工事のおっちゃんに呼び止められ、明日トラクターでティンリーに行かないかと誘われた。
さらに子供たちと遊びながらラツェへの道を歩き始めると、なんとランクルをヒッチに成功。ヒッチ代は250元と高かったが、ラサに戻らずに済むことになり、喜んでランクルに乗り込む。
しかし峠越えのダート道は最悪なぐらい揺れて跳ねまくる。通過できるか心配していた検問所は無事通れた。しかし同乗のお姉ちゃんたちはパーミットがないとのことで、結局検問所で下された。検問所はチベットから離れる外人よりも、中国人に対しての方が厳しいのか?
真っ暗な中尼公路をランクルは飛ばす。チベットでの約2週間のゲームのような日々も終わりと感じる。
ランクルに乗っているみんなが泊まる宿に宿泊。
3/11
朝、まだ真っ暗闇の中、ティンリーを出発。チョモランマもよくわからない。
しかし道は前日に比べると意外といい。ヤルレ・シュンラ峠ではシシャパンマに朝日が当たり、最高の景色。しかし他の同乗者たちに遠慮して、車を少し停めて写真を撮るだけにした。ランクルは時々とんでもない道なき道をショートカットして下っていく。
ニェラムで同乗者のお姉ちゃんを降ろし、代わりにお兄ちゃんたちが乗ってくる。ニェラムからきつい坂道を下るうちに荒原からスギが崖に生えるようになり、まだ多かった残雪もやがて消え、さらに常緑樹も見えてくる。標高を一気に下っていることを実感する。
ジャンムーに入りランクルを降りる。食堂で両替するが、レートは最悪で失敗だった。食事を摂っていたが、ランクルはまだ先に行くと言われ、あわてて飯を弁当にしてもらう。
イミグレに行くと昼休みということで閉まってしまい、しばらく通過できなくなる。理不尽な中国に久しぶりに腹が立つ。昼休みが明け、さまざまな民族が行きかう税関を越える。そこでランクルを探すが一向にみつからない。仕方なく歩いてダムの町を下る。しかし道を間違えたり、犬にほえられたりで最低な気分。下り道に膝がガクガクしてきたころどうにか国境を越える。
コダリよりバス。むちゃくちゃのろくてよく止まる上に、途中結婚式の団体が乗り込みさらに時間がかかる。
バラビセでビールを買ってバスを乗り換え。このバスも遅く、カトマンズ近くまで来ると超満員に。インド製TATAバスは遅いし揺れるしで撲滅したい気分になる。カトマンズに入ると来なれた街であり、どこらへんを走っているかもわかりほっとする。そしていつも泊まっている安宿へ。タメル付近には新しい店ができ、ネットカフェもかなり増えていて、2年ぶりのブランクを感じた。
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